足はどこから? | 気功師から見たバレエとヒーリングのコツ~「まといのば」ブログ

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四ツ谷にありますバレリーナ専門の気功整体「まといのば」のブログです。
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バレリーナらしい高度な動きをするためには、足はみぞおちからあると思うと効果的です。

股関節や骨盤をしっかり意識した上でみぞおちから長い長い足が始まるイメージを持ってください。

例えばフリーデマン・フォーゲルの長いアラベスクはまさにみぞおちからが足に見えます。身体意識としてはみぞおちからが正解だと思います。(もちろん胸椎の12番からと思ってもいいのですが、12番はイメージしずらいのではないでしょうか?)。
みぞおちから横隔膜、腸腰筋、股関節とつながっているので、実際に機能としてはそれらの部位は足のようなものです。ですのでみぞおちから足があるというイメージは解剖学的にもそれほど特異な考え方ではないと思います

バッチュもカプリオールなど空中で叩くパにせよ、アッサンブレにせよ、長い足をみぞおちで操作するイメージで動かすとレベルが上がります。
長い長い箸を使うようなイメージなので繊細に操作するイメージです。

ピケアラベスクでバランスを取るときもみぞおちから足があるイメージでピケもアラベスクもしてみてください。

日常で歩くときも同様です。みぞおちから足だと思うと突然モデルらしい歩きになります。ほとんどの人は股関節ではなく、膝が足の付け根かのように歩いています。だから短く見えます。使い方次第で足の長さの見え方は大きく変わります。

みぞおちをよく触ってください。臨場感が高まります。股関節も骨盤もよく触ってください。
みぞおちから足にしましょう。