最近、才能ということについて考えることが多くて、、というのも、「脱洗脳」の次のムーブメントは明らかにआयुर्वेद(Āyurveda)だったのですが、その次のフェイズはTalent(才能)かなと思っています。
脱洗脳もĀyurveda(アーユルベーダ)も明らかに面白くて、これからもコンテンツはガンガン作っていくつもりですし、去年盛り上がっていた(いや、今も盛り上がっているw)気功整体ともどんどん混ぜていきたいとは思っているのですが、最近は特にTalentということについて向き合うことが多くなってきました。
(来年から、おそらく値上げするであろうw)パーソナルセッションでの最近の主要なテーマが「Talent」だからです。才能ということがテーマになることが多かったです。
面白いもので、シンクロニシティではないですが、同じテーマが繰り返し別なクライアントさんに現れることがあります。
整体のセッションでもそうですよね、やたら大腰筋が繰り返すとき、やたらとC0を使う時などのように、ブームのような、シンクロが起こりがちです。
ここ10年近く一貫したテーマは「脱洗脳」でしたが(是非、古い記事を漁っていただければ、脱洗脳は初期から大きなテーマです)、ここ最近はそこから逃れられそうな気がしています(気がしているだけかも)。次のフェイズへそろそろ行きたいのです。ヴァータ(風)ですね。
というわけで、明日からの美肌プロ養成スクールのテーマは「Talent(才能)」です。
透き通る肌の向こう側にその人の才能を見たいのです。
ナイーブすぎる意見かもしれませんが、すべての人がなんらかのTalentを持って生まれてきており(役割と言い換えても良いのですが、役割よりもTalentの方がピンと来ます)、それをまっすぐに開花させられると、本人にとっても社会にとっても(社会というのは他の人ということですね)幸運なことだと思います。
逆にそのTalentを阻害するのが、洗脳であり、洗脳がスコトーマを生じさせ、アルゴリズムを歪めると考えています。
ですから、Talentを考える上で、現実的には脱洗脳は避けては通れないのでしょう。
美肌クリームというのもまた長く愛された技術であり、そして一方で本当にきちんと使われることの少ない技術です。
誰も本当の美肌クリームをまだ知らない、、、( ー`дー´)キリッ
というような煽り文句でセミナーを開催したいくらいです(まあ美肌プロスクールは開催しますがw)。
美肌クリームほど盛大にばらまかれているのに、全く使われていない(もしくは使いこなせていない)技術もありません(まあ、ほかも似たりよったりでしょうが)。
まず孫弟子やその下で行われているらしき美肌クリームの「伝授」があまりに下手くそですし、もし万が一伝授ができていても、その後も使いこなせなていません。
期待値だけは高いのに、現実が追いつかない技術ではあります。
そもそもの設計図として、伝授しやすい技術No.1だったはずなのですが、、、。
現実は違うというのは皮肉なものです。
まあ、これに関しては、ずっと問題ですし、今回、新しく生まれる美肌プロたちが是非新たな美のエバンジェリストとして福音を述べ伝えて欲しいと思っています。
今回は特に肌に注目します。皮膚ですね。
アナトミートレインなどでも、「最も重要なFasciaって皮膚なんじゃね?」という感じになってきています(多分w、、、いや、言いすぎかも。言い過ぎですね)。
でも、実際に皮膚は大事です。
身体の可動性を考える上で皮膚の果たしている役割がとても大きいのです。
逆に言うと、皮膚というのは単なるラッピングではなく、全身の(心も含めた)写像なのです。
だから肌が綺麗というのは、大きいのです。
いや、アナトミートレインの文脈で言えば、皮膚を動かしてあげるとかなり深部まで影響があります。それはヴェッサリウスたちと同じようにホルマリンなどで固定されていない状態で見ないと分からないのです(とトーマス・マイヤーが言っていました)。
で、今回の美肌プロ養成スクールのイメージキャラクターはこちらです(勝手に決めましたw)
Youtubeの「The First take」のアブちゃんがあまりに綺麗だったので、イメージとして。
*火炎はTVアニメ「どろろ」の主題歌
*スコトーマだらけの僕らとしてはパウロのようなおしらさん(Youtube100万登録超えのボイストレーナー)の解説がありがたいです!
[【女王蜂 - 火炎】最高音A5。3オクターブ奇跡の歌声が一発撮りに挑戦【リアクション動画】 - YouTube]
同じThe First takeで「BL」もかっこいいです。
この人は脚が非常に綺麗で(その秘訣についても、明日のスクールでw)、でもそれをあえて主張せずというのも良い感じです(ハイヒールで綺麗ですけど)。
アブちゃんって誰?という方は、女王蜂というバンドのほぼリーダーというか、作詞作曲ボーカルを担当しています。
最近で言えば、ドラマの主題歌や映画の主題歌などもやっていますが、我々にとって言えばなんと言っても映画「モテキ」でしょう。
(東京喰種のアニメと映画に採用されたり、映画「貞子」の主題歌にも)
*東京喰種(トーキョーグール)原作の石田スイさんとアブちゃんはマブダチだそうで。
*この映画「モテキ」の予告編の冒頭が女王蜂の「デスコ」です(女王蜂はカメオ出演も!)
c.f.世界の中心で愛(ランダムネス)を叫ぶ 〜プラトン主義の夢の終わり〜 2016年11月17日
女王蜂の火炎は「香水」と同じくピッタドーシャな歌です。香りはピッタの特長ですね。
c.f.♬でも見てよ今の僕を クズになった僕を 人を傷つけてまた泣かせても なにも感じ取れなくてさ♬(瑛人『香水』) 2020年08月16日
情熱の火は自分を燃やし尽くすことがあります。
だからこそ、その火を燃やす器というものが必要です。
それがダンスかもしれないし、お芝居や歌かもしれないし、学問や研究やもしかしたら政治かもしれませんが、自分の情熱の火を燃やす器が必要です。
(「え、結局、それって能力の輪でしょ?」っていうツッコミ歓迎ですし、そのとおりです)
タレブは火は風で消えるけど、炎は燃え上がると言います(火が脆弱で、炎は反脆弱)。
炎にするためには器が必要なのです。
風はろうそくの火を消すが、炎を燃え上がらせる。(ナシーム・ニコラス・タレブ『反脆弱性』)
女王蜂のアブちゃんの「アブ」とは「アダムとイブ」のハイブリッドだとか、すなわちメタファーとしての両性具有でもありますね。
♬アダムとイブのハイブリッド♬(女王蜂『Introduction』:映画『東京喰種 トーキョーグール【S】』の主題歌)
*ヘルマプロディートスは、ヘルメスとアフロディーテの子供にして、両性具有。
c.f.【8期1講・2講】永遠に女性的なるものが...ゲーテとヘルマプロディートス 2013年02月09日
『火炎』の冒頭では、こう歌われます。
♬Party is over
それでも踊りたかった
眠れないくらい情熱の火はいつしかいつの日にか♬
これについてご自身で解説をされていて、非常に興味深いです。
「私のなかで火のメタファーって、踊ることなんですよね。」
「10代の頃、エネルギーがあまりすぎて、極限まで疲れないと眠れなかった時期があって。」
「そのときに、ああ、火は踊り続けているんだって。宿した命の熱が冷めた瞬間、終わっちゃうんだなって痛感したんです。」
「人生終わってたしパーティは終わってたけど、それでも踊りたかったし、歌いたかった、下手でもいいから、曲を書きたかった。諦めきれなかったんですよね。折り合いがつけられなかった。もはや、諦めることを諦めた。」
もはや、諦めることを諦めた、、、、 僕らもそこからスタートしたいですね!
人生終わっているし、パーティーも終わり、バスも自分を置き去りにして、先に行ってしまっていても、、、諦めることを諦めて、「それでも踊りたかった」と叫びましょう(^o^)
歌い踊りましょう!
情熱の炎を燃やしましょう!
【美肌プロ養成スクール 〜透き通る肌の向こう側〜】
【日時】 8月22日(土)13:00〜18:00
8月23日(日)13:00〜18:00
【場所】 四ツ谷のセミナールーム(丸ノ内線四谷三丁目駅、都営新宿線曙橋駅が最寄り)
【受講料】 230,000円(PayPal決済可能です。請求先アドレスを記載してください)
*Zoomによるライブ受講やヴァーチャル受講も可能です!
【受講資格】 「まといのば」の開催するスクール修了生(もしくはメンター生・修了生)
【持ち物】 情熱とゴールと筆記用具
【お申し込み】お申し込みはこちら!!
〜8月、9月、10月のスクール予定〜
【美肌プロ養成スクール 〜透き通る肌の向こう側〜】(受講料23万円 8月22日(土)13時から、8月23日(日)13時から)
【メンター養成スクール --脱洗脳とゴール設定--】(受講料23万円 9月19日(土)13時から、9月20日(日)13時から)
10月はハワイ大学解剖実習のコロナ延期を受けて、「生きた解剖学」スクールの開催です!
10月に予定しておりましたハワイ大学医学部解剖実習はコロナ禍の影響のため、延期です!!
【まといのば主宰「ハワイ大学医学部解剖実習スクール」(受講料396,000円、10月2日(金)、3日(土)、4日(日) 〜ハワイ大学医学部現地集合、現地解散。飛行機やホテルの手配は別途必要です!)
(解剖実習のみは定員のため、キャンセル待ちを受け付けています)。
*10月のハワイ大学医学部解剖実習はアメリカ本土のコロナ禍の影響を受けて、延期です。
ただいずれにせよ必ず開講しますので、お楽しみに!
【動画紹介】
*どろろオープニングテーマ:女王蜂『火炎』
(引用開始)
――「火炎」というタイトルについてですが、どのようなイメージから付けられたのでしょうか。
アヴちゃん 私のなかで火のメタファーって、踊ることなんですよね。
10代の頃、エネルギーがあまりすぎて、極限まで疲れないと眠れなかった時期があって。ある夜、眠れなくてじっとロウソクを見つめていたら、だんだん炎のなかに人間の影が2人見えてきて、ずっとくるくる踊っているんですよ。最後はロウソクが尽きて、ジュッと消えて。
そのときに、ああ、火は踊り続けているんだって。宿した命の熱が冷めた瞬間、終わっちゃうんだなって痛感したんです。それから、炎をモチーフにした曲を書くことが多くなって。その最古参の子が「火炎」の雛形だったりします。
本当、不思議なんですけど、「火炎」というタイトルもお話をいただく3,4日前に決まったんですよ。あと、設定資料をいただいて「百鬼丸には魂が炎として見える、嫌なやつは炎の色で分かる」と知って、本当に驚きました。「ガード固いんだけど漏れてた?」って(笑)。
(略)
――言葉のチョイスもそうですが、歌い回しにも遊び心を感じました。炎のメタファーをもとにした曲に対し、どういった心情を乗せて作られたのでしょうか。
アヴちゃん 女王蜂というバンドを結成して10年になるんですけど、義務教育よりも長く、好きなものと向き合い続けてきて言いたかったのが「Party is over それでも踊りたかった」ということで。
私は神戸出身で混血児なんですけど、阪神大震災を経験したり、百鬼丸とタイマン張れるくらい大変なことがありすぎて「人生、終わってんじゃん、あっちゃ~」って絶望していたんです。でも、なぜ、女王蜂を始めたんだろうって考えたときに、人生終わってたしパーティは終わってたけど、それでも踊りたかったし、歌いたかった、下手でもいいから、曲を書きたかった。諦めきれなかったんですよね。折り合いがつけられなかった。もはや、諦めることを諦めた。
バンドというアウトプットに出会わなかったらと思うと、ゾッとします。私の内包する灼熱のエンジンと熱量をそのまま置けたのがバンドという表現方法だったから。
破壊力もあって格好良くて、なにしでかすか分からない危ない感じも残せるグループって、バンドかヤンキーくらいだと思うし。勇気がいることだったけど、バンドをやることを選んだのは英断だったと思います。(引用終了)
引用元:[女王蜂・アヴちゃん 『どろろ』OP曲「火炎」について語る|虫ん坊|手塚治虫 TEZUKA OSAMU OFFICIAL]
【書籍紹介】
最近のTalent(才能)がらみのパーソナルセッションで紹介しているのはこちら。
少しのことにも、先達はあらまほしき事なり(徒然草)
です。
よく子供には偉人伝を読ませろなどと言いますが、大人も同じでしょう。
「美の法則」と「愛なんて大っ嫌い」はA面B面みたいなものでセットで読みたいです!
シャラポワは「才能」とその磨き方を考える上で、分かりやすく素晴らしい自伝です!(ルー・タイスのような部分があり、それもメンタースクールで取り上げたい!)
アガシについては、以前にも紹介しました!
(引用開始)
アンドレ、君を変えようとは思わない。これまでも、誰も変えようとしたことはなかったからね。変えるのなら、自分を変えるだろう。だが君に講義したり、君が達成したいと思う青写真を授けたりすることはできると思う。農耕用の馬と競技用の馬との間には違いがあり、それを同じに扱うことはしない。同等に扱うことの大切さについての話はよく聞くだろうが、同等が同じを意味するのかは疑問だ。僕にとって、君は競技馬である。競争する馬として君を扱うだろう。僕は確固とした信念を持っているが、フェアだ。指導はするが強要はしない。僕は感情をはっきりと表現するような人間ではないが、今はこのことは知っていてほしい。始まったということを。始まったのだ。僕の言っていることがわかるだろ? 僕らの戦いは始まったのだ。そして君は、戦いの最後まで僕を頼っていい。空のどこかには、君の名前の付いた星があるだろう。君がそれを見つけるのを手助けできないかもしれないが、僕にはかなり頑丈な肩がある。君がその星を探している間、僕の肩の上に立っていい。聞いているかい? 君が望む限りは、僕の肩に立って、その星をつかむんだ。(pp.237-238 アンドレ・アガシ著『OPEN アンドレ・アガシの自叙伝』)
c.f.なぜかと言えば、この私にだってわからないからで、そもそもほんとうにわかっている人などどこにも 2019年03月26日