【MathMaMさんすう】

 

「算数」という切り口から、

思考力・表現力を培う。

 

MathMaMメソッド 

 

子供の言葉を引き出す

究極の個別指導。

(算数×コーチング)

 

さんすうのある子育て。

(算数×ママ)

 

 

(小学校受験・中学受験対応。全国・海外よりオンラインにてご受講中。)

 

 

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こんばんは~
本日も、朝から元気にオンラインレッスンしていましたよ✨


夜のレッスンが先程終了しました!

夜のレッスンでは、5年生さんとダイヤグラムを学びました✨
受験塾で習う際に、混乱するだろうな、と予想されるポイントだけを、先にしっかり意味から学んでいきます☺





 


 
さて、またまた前ブログの続き、

 

本日は、

◆『理解できていない』ことにより間違いが多いお子様の場合。についてです。







◆『理解できていない』ことにより間違いが多いお子様の場合。


厳しい言い方ですが、算数力を育成するという観点で考えた場合、『この問題』の解き方を教えることには、意味がありません。

 

『解き方』として“覚えた”ことは、 

形を変えて出題された時に応用が効かないだけでなく、よほどの反復練習を積み、完全に習得しない限り、おぼえたはずの『解き方』すら忘れてしまいます。

 

ここで大切なことは、『何が理解できなくて』この問題が解けなかったのか?の解析です。

 

例えば、『お財布にあるお金の半分を使い、鉛筆を3本買いました。残りのお金の1/3でチョコレートを買い、さらに残ったお金の一部をつかい、アイスクリームを買いました。アイスクリームの値段は、チョコレートの半額です。すると、お財布には180円残りました。鉛筆一本の値段は?』という文章題を考える時、

 

『教える(解説する)』とすると、

大人が図を書き、順に買ったものや残量を整理していく、『こうなるよね?ここまでOk?』という方法で答えの出し方を見せていくことができますね。


当然聞いているお子様は、『うんうん』と頷き、

同じ問題や、数を変えただけの問題は解けるようになります。

 

しかし、この『解説』方法では、1番大事な『わからなかった』原因の究明ができていません。

 

・話の流れがそもそもわからなかったのか?

・『残りの1/3』等の表現が理解できなかったのか?

・『180円残った』部分からの逆算ができなかったのか?

・分数を割合として理解していないのか?

・図にする方法がわからなかったのか?

・考えるまでもいかずに諦めたのか?

等々、躓いたポイントとして、考えられる可能性はたくさんあります。

 

大人がしてあげることは、

主導的な『解説』ではなく、

まずは、子供が進めなくなる場所を探ってあげることです。

 

これは、対話を通して、また、子供に自ら進ませるよう風を送ることで炙り出すことができます。




この作業は、

万人に同じパターンで対応できる『解説』とは異なり、

子どもごとに異なる対応が必要となるため、

いはゆる『集団授業』で解決することが難しい部分です。


また、例え一対一で指導できたとしても、

大人側が子供にしっかり向き合う気持ちがなければ、見つけることは困難です。

このブログにも時々書いていますが、『個別指導』という表記だけで安心してはいけません。中身の見極めがとても重要です。


よって、親御さんが行う、もしくは、きちんと見極めた個別指導塾や家庭教師に依頼することが必要です。




 

意外かもしれませんが、

『分数の計算式は解ける』のに、

『割合として分数を捉えることができない』お子様がとても多いです。


計算式が解けているため、“丸付け学習”では、分数が“できている”ように思われます。

しかし、蓋を開けてみたら、分数の本質的な意味は理解していなかった!ということが躓きポイントだったりします。


一見、できているように見えるからこそ、『小さな穴』はたくさん見落とされているのです。

 

 

 

またのケースでは、

『混乱しやすい何パターンかの類似問題』を比較させることで解決できるケースもあります。

 

例えば、

『Bの3%がA』です。A=300円のとき、Bを求めましょう。という課題を考える際、どうしても9円と答えたくなる子が続出します。


ここでは、

300円が『なにかの3%』なのか?、または『300円の3%』がなにかなのか?の区別がぐちゃぐちゃになる子がとても多いです。


要するに、

①『Aの3%がB』  

②『Bの3%がA』

こ2点の縦分けが必要です。


混乱しがちな項目が2つ以上想定されるときには、

出題された問題だけを何度も解き直しても意味がありません。

混乱するであろう項目を同時に見せ、

それぞれを区別し整理することです。

 

 



 

 

分数や小数、大きな数が出てきたことで話が複雑化しているケースでは・・・



長くなりますので、また次のブログで更新します。




皆様、良い週末を〜☺


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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講師プロフィール

「思考する算数」指導者

算数子育てアドバイザー

MathMaM代表 田辺愛理

 

・公益財団法人日本数学検定協会認定 

 幼児さんすうインストラクター

・一般社団法人日本幼児さんすう協会認定 

 幼児さんすうアドバイザー

・マザーズコーチングスクール認定

 マザーズティーチャー資格取得課程修了

 

 

【経歴】

 早稲田大学在学中、某超大手中学受験塾にて講師採用され、4~6年生の受験算数クラスを担当。

 大学卒業後、野村證券(株)に入社。本社投資情報部に属し、経済・投資セミナー講師として全国で講演を行う他、大学の外部講師、地方銀行員向け研修、顧客向け番組出演、月刊経済情報誌の執筆、日経CNBC出演他。

 『難しい』と思われがちな経済の分野について、興味のない方にも“わかりやすく” “楽しく”伝えるにはどうしたらよいのか、この部分をとことん追求しました。

 

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