【MathMaMさんすう】
「算数」という切り口から、
思考力・表現力を培う。
子供の言葉を引き出す
究極の個別指導。
(算数×コーチング)
さんすうのある子育て。
(算数×ママ)
(小学校受験・中学受験対応。全国・海外よりオンラインにてご受講中。)
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子供の門限、悩ましいところです
さて、本日は、題名にも書きました、『図形センス』について。
このフレーズ、子育てをする中で、時々耳にする言葉かな?と思います。
実は、私もよく使う言葉です。
小さなお子様に対しては、
パズルや積み木のちょっとした置き換え、工夫ができる場合に使うことが多いです。
【センス】とは、なんとも便利且つ、ずるい言葉かもしれません。
【センス】と言ってしまえば、それ以上の説明が不要。先天的なもの・・・という努力では変えられない印象を与えるからです。
【ある】と言われた人はもちろんうれしい・・・
しかし、【ない】場合には、太刀打ちできない・・・
そんな印象ではありませんか?
もちろん、何事も、生まれ持ったセンスはありますね
運動が得意という事例は、
もちろん環境や本人の努力で向上させることができるわけですが、
生まれつき・・・な人も多い、わかりやすい分野です。
これと同じようなことが、当然勉強にもないとは言い切れません。
が、図形のセンス、数のセンス、算数のセンス。これは、環境によって、大きく伸ばすことができる分野です。
パズルが得意な子の特徴として、
【こうかな?】【ああかな?】と試す子、という点が挙げられます。
答えがわかっていて取り組む、というよりは、
取り組む中で道筋を見つけていくことが楽しい!と感じられる子がパズルにはまるお子様です。
自分でじっくり誰にも邪魔されずに取り組みたい子もいれば、
少し声をかけてあげることで、【トライ&エラー】のマインドを引き出せる子もいます。
パズルといいましたが、
パズルを通して学ぶ【置き換える】発想は、幅広く算数に使える思考の切り口でもあります。
小学校中学年以上の子供に対し、【図形センスがある】という表現を使うのは、
9割が【補助線を上手に引ける】場合です。
たかが補助線。しかし、補助線が引けるか否かが、図形問題の大きな分岐点です。
では、この補助線をひける子は、
【なんとなく】というセンスで引いていると思いますか?
答えは、NOです。
補助線をひくためにも、ある程度の予測が必要です。
つまり、出したい角度や面積に対して、どの角度や長さ等が出ていれば道ができるのか?その逆算から補助線の位置に目安をつけるのです。
この思考がパパっとできる子が、【図形センス】のある子 といわれる子。
しかし、本当は、これはセンスではなく、思考力ですね。
昨日も、受験塾に通う4年生さんと図形の学習をしました。
塾の範囲とは関係なく、この先、多くの図形問題に応用できるエンジンを作るための学習です。
昨日行った課題は、
90°、15°を持つ三角形について。
【二等辺三角形】【正三角形】の特徴を使って面積を求めていくという探求課題。
【二等辺三角形】でも【正三角形】でもない三角形に対し、これらの特徴を使うことで面積を出すための道筋を考えてもらいたい、そのための補助線を見つける課題です。
この問題が解けたからOKという学習は、レッスン内では行いません。
あくまでもつけたい力は汎用力。
自分で公式を導く力です
講師プロフィール
「思考する算数」指導者
算数子育てアドバイザー
MathMaM代表 田辺愛理
・公益財団法人日本数学検定協会認定
幼児さんすうインストラクター
・一般社団法人日本幼児さんすう協会認定
幼児さんすうアドバイザー
・マザーズコーチングスクール認定
マザーズティーチャー資格取得課程修了
【経歴】
早稲田大学在学中、某超大手中学受験塾にて講師採用され、4~6年生の受験算数クラスを担当。
大学卒業後、野村證券(株)に入社。本社投資情報部に属し、経済・投資セミナー講師として全国で講演を行う他、大学の外部講師、地方銀行員向け研修、顧客向け番組出演、月刊経済情報誌の執筆、日経CNBC出演他。
『難しい』と思われがちな経済の分野について、興味のない方にも“わかりやすく” “楽しく”伝えるにはどうしたらよいのか、この部分をとことん追求しました。