早川義夫・原マスミ・宍戸幸司の【徳三】3マンライブでのことを、もう少し書きます。

開演前のこと、最前列の丸椅子に座ってらした女性がこちらを振り返って、“今日は誰を目当てにいらしたのですか?”と僕に話しかけてきてくれました。

僕は早川さんと原さんのファンで、宍戸くんは今日が初観戦です、と答えると、その女性は“私は宍戸くんをずっと追いかけているんです。割礼の頃から”と仰られた。

カツレイの頃?って何だろうと思って聞くと、割礼とは宍戸幸司さんのやっているバンドの名前だそうです。宍戸さんに関しては全く知識がなかったので、ライブ前にいろいろと教えて頂きました。

女性“(客席)年齢層が高そうですね”

僕“そうですね。でも原さんも早川さんも若い女性にとても人気があるみたいですよ。僕は男一人で観に来ましたけど”

女性“わかります。皆さん女性にモテそうですよね”


その夜に初めて観た宍戸さんの演奏は、ノリノリの音楽というよりはダルンとしていてズシンと重たく、こう言ってはナンですが決してキャッチーでない内容だったので、僕は“こういう音楽に女性ファンがつくんだなぁ”と感心したのです。

アンコールで早川義夫さんが宍戸さんとのセッションの際に

“(宍戸さんの)歌、ゆっくりだよねー。僕なんかせっかちだからさー。ガツガツしちゃう。じゃ宍戸さんはきっとセックスの方も・・・”

と言って客席の笑いを誘いました。

それを聴いた原マスミさんは“始まったー”と苦笑。

“楽屋ではずっとこんな話ばっかり”、と原さんがこぼすのに対して、早川さんが“原さんの歌は長いよねー。あっちの方も長いの?”と返したので客席は爆笑。“いや、短いピークを長時間に何回も繰り返して・・”と返事をする原さんも可笑しかった。


終演後、客席で出演者がお客さんと歓談する姿を見れるのも【徳三】ならではです。

サイン攻めにあっている原さんが一人の時に、僕もサインをお願いしました

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僕が家から持っていった原さんの著書「トロイの月」を出すと、原さん“うわー懐かしい”と言いながらサインしてくれました。

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目の前でさらさらとイラストを描いてくれます。嬉しい。

サインを書いている間、原さんに話しかけました。


僕は今日は静岡から来ました、原さんのライブは二年前の還暦ライブを東京で観て以来なのです、と言うと、原さん、

《クアトロのやつだね。あれはフルバンドだったからね。僕はギターが下手くそだから、あの形態の方がいいんだ》

とおっしゃられました。

いやいや、下手だなんてとんでもない。あんなギターを弾ける人は原さんしかいませんよ、と僕が言うと、ちっちゃく《いやいや》と首をふりました。

ほんと、原さんの弾き語りでのギターは素晴らしいですよ。あれは一見の価値がある芸です。弾けるものなら僕も原さんみたいにギターが弾きたい。

他にも、

《静岡はねー、昔はよく行ったんだよ。静岡をツアーの皮切りにして翌日名古屋とかね。今は静岡の街も空洞化しちゃって、聴いてくれる人がいなくなっちゃった》

と話してくれました。

僕がいますよぅ、と思ってみても、僕一人では仕方ない。でも、絶対に原マスミのファンは静岡に居ると思うし、静岡公演やってほしい。こんな素晴らしいパフォーマンスを一度でも観たら、次回からは引っ張りだこだと思うのだけどなー。そう思う僕の感覚はズレてるのかしら。

でも、ほんと、原マスミと早川義夫のステージはもっともっと大勢の人に観てもらいたい。心ある人は絶対に観るべきだと思う








マシス
5/13(土)名古屋の【徳三】にて、早川義夫、原マスミ、宍戸幸司の3マンライブ“ボクをぐにゃぐにゃにして”を観てきました

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ライブのタイトルは原さんの歌「天使にそっくり」の歌詞から取られたもの。集められるべくして集められた三人だなーってのが、見終えた感想です。とても楽しかった。

定刻19時を15分ほど過ぎ、場内が暗くなり、ステージに早川さん登場。

“今日は三人が一人ずつ歌って、休憩を挟んで、その後でセッションをします”

と説明。そのまま早川さんの歌が始まりました。
(僕はきっと順番は①宍戸幸司②原マスミ③早川義夫、と年齢順に来るだろうと勝手に思い込んでいたので、早川さんがトップなのはちょっと意外でした)

例によって早川さん、歌い終えて曲のタイトルを言う以外はMCなし。サクサクと歌い進めて八曲を熱唱。一番手で気楽だったのか、早川さんの歌唱は以前聴いた時よりも肩の力が抜けた印象を受けました。

僕の好みとしては、早川さんが迫力たっぷりに唸り叫ぶところを聴きたいと思うけど、唸り過ぎない方が一般の方にはウケるのかも知れません。シミジミと優しく聴けた「青い月」「父さんの歌」が良かった。


二番手に出てきた宍戸幸司さんは、僕は今回が初観戦。いきなりテレキャスターを爆音でフィードバックさせて度肝を抜かれました。

宍戸さんの歌は何というか、ゆったりと凄く間を取った歌。楽曲のメロディーそのものが一音一音ゆったりしていて、歌い方も、声が口を開いて後からゆっくりと次いで出るみたいな感じ?

ギターも速弾きでなく音をドゥイィィーンと重たく鳴らして、なかなかカオスな演奏でした。

《間を取った》としても、《間延びせずに間を保たせる》というのはなかなか難しいことで、大変な技術なのです。


三番手は原マスミさん。宍戸さんはテレキャスターでしたが原さんはレスポールでの弾き語りです。僕が二年前に原さんのステージを観た時はフルバンドの演奏でしたけど、凄いと定評のある弾き語りをずっと観てみたいと思っていました。

《1986、1986、ハレー彗星がやってくるんだよ》

原さんの歌は全てが独特です。声も楽曲もギターの弾き方もこの人ならではのもの。一曲目からガッツリ掴まれてしまいました。

時に客席に目をギョロと向けたり、手を広げるコミカルな動き、ステージがあたかも一人芝居のよう。この人のパフォーマンスはやはりとんでもなく面白いです。この日は曲数が少な目でしたけど、摩訶不思議な原マスミの世界を堪能出来ました。


休憩を挟み、早川さんと宍戸さんで「埋葬」を、そして早川さん&原さんで「この世で一番キレイなもの」、三人で「からっぽの世界」と、早川さんの歌を三曲続けてセッション。

原さん宍戸さんのお二人とも、早川ナンバーとの相性が実に良いです。原さんが《僕、唖になっちゃった》と歌い出すところなんてハマりすぎですね。

「からっぽの世界」の間奏では宍戸&原のギターソロの応酬を聴けて、この夜のハイライトの一つと言える瞬間でした。

原さんがまるで水溜まりをピョコピョコ飛び跳ねるカエルような不思議ギターを弾けば、宍戸さんは墨汁をボタボタ垂らして墨絵を描くような居合い抜きギターで応える。物凄いモノを見れたと身体が震えました。

アンコールでは再び三人で「堕天使ロック」、そしてラストは「サルビアの花」でライブは締められました。

僕が客席から《よしお!》と声をかけると、《名前で呼ばれるのは嬉しいねぇ》と早川さんが笑ってくれました。アンコールでの早川さんは本編と打って変わり、ずいぶんとくだけたMCを連発して、ステージ上の二人を困らせてたのが可笑しかった。


《また演りたい》と原さんが言ってくれて、これは次もあるなら絶対観たいと思いました




マシス

 

 

 

 

名古屋より帰宅しました。いまだ興奮覚めやらぬライブの感想は、落ち着いてからゆっくり書きたいと思います。

実は【徳三】からの帰り際に、ちょっとした事件がありました。

店を出てすぐ、近くのコンビニに飲み物でも買おう、と立ち寄った時のこと。コンビニの入り口で、髪がロングでソバージュの小柄な女性と入れ違ったのです。

僕は一旦は店に入ったものの、ンッ?と振り返って、まさかと思いながらも再び外に出た。店の前でお連れさんと喋っていた女性に、“スミマセン”と恐る恐る話しかけてみました。


“ひょっとして、美奈子さんですか?”

見知らぬ僕からの唐突な質問に、女性は笑顔で

“そうですよ”

と答えてくれました。“うわー、こんなところで会えるなんて!”と僕は大興奮。

先ほど【徳三】でもらった《五月のライブスケジュール表》を見ていなかったら、おそらく気づかなかった。似てると思っても話しかける勇気は持てなかったでしょう。

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土曜日が早川さん達で、翌日が吉田美奈子さんって、豪華なラインナップの週末だな、って思っていたところ、まさか美奈子さんご本人に会えるとは。よく気づいた俺!


“ああ、あした【徳三】でライブなんですよね!”

“そうです。前乗り(ライブ前日に現地入り)して来たんです”


“ああー、あの声だぁ”と喋る声にもいちいち反応してしまう。握手してもらって興奮している僕の様子を見て、美奈子さんもお連れさんも笑ってました。今思えば一緒にいたのは、おそらくは美奈子さんと一緒に演奏するミュージシャンの方達だったかも、と今になって気づきました。

いやいや、すっかりミーハーになってしまいました。美奈子さんに遭遇した、と僕が言っても何の証拠もないけど、本当なんですよ。サインでももらっておけば良かったかな。でもあまりにも急な出来事だったので、図々しくサインなんて言えなかった。握手をせがむので精一杯。


ちなみに、【徳三】に入る前に見かけた原マスミそっくりだと僕が思った人は、ステージに上がった原マスミを見て、“あー、本人だったんだ”と確信しました。原さんライブ前に外で何やってたんだろ?



マシス
お昼頃は結構な雨が降っていたけど、今は落ち着いたようです。僕はいま名古屋に来ています。

名古屋のライブハウス【徳三】に入場したところです。

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これから早川義夫、原マスミ、宍戸幸司の3マンライブを観ます。原マスミは二年前に東京で観た還暦アニバーサリーライブ以来(とても素晴らしいライブでした)、早川さんはここ徳三での四年振りです(その時は山本精一との2マンライブ。もちろん素晴らしかった)。開演前のワクワクで今フツフツと興奮しています。


入場前に徳三のお隣りにある【ワイルドハニー】でアホなほど中古CDを買ってしまいました。

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だって、涎が出そうなCDが涎の出そうな値段でゴロゴロあったのですもの。断捨離もクソもないですよ。今月はもう給料日まで何も出来ない仕方ない。買って悔いなぞあるものか。


僕が停めた駐車場のすぐそばで先ほど、原マスミそっくりな人がフラフラ歩いてたけど、まさかねーと思ってたら開場前の徳三にスッと入っていった!本人なのか?どうなんでしょうね。

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ステージの前の右側の壁際、良い席に座れました。背もたれもあるしテーブルもあるし、早川さんの歌う顔もよく見える位置です。


19時より開演です



マシス
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娘が最近、百人一首に凝っています。

五年生になってから、クラスでトーナメントの試合をやっているとかで(決められた二十首を取り合う簡単なルールのようですが)、勝ち抜き戦の一位は名人と呼ばれるらしい。毎日張り切ってるのです。

坊主めくりなら我が家でも時々やってましたが、上の句かるたは確かに面白い。けど難しいですね。。

百人一首は学生の頃に暗記させられた、という話もよく聞きますが、僕はそんな経験がなくて、知っている句なんてせいぜい“田子の裏に~”とか、“花の色は~”くらい。超弱いです。

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ちなみに連れ合いは高校一年の時に百首暗記させられたらしい。“本気で強くなりたいなら教えたげます”と娘に宣言したのは先月のこと。以来、毎晩のように二人でかるた取りに励んでいるのです。

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最初は“一字決まり”の句(むすめふさほせ)を覚える所から始まり、《下の句を挙げたら上の句を答える》って遊びを嬉々とこなし、今では五十首並べて二人で試合してます。

全く相手にならない僕は札を読み上げる係です。上の句を口にした瞬間に娘がパァンと札を払うと、おお凄いと感心。

百人一首、読み上げるだけでもなかなか情緒あって良いモノです。上手に読めると気分が良いし、少しですが暗唱できる句も増えた。いくつか好きな句もできました。

娘は“今はただ~”がとにかく好きで、“今はただ~”を相手に取られると悶絶して悔しがります。

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歌の内容が好き、との娘の言ですが、この句はシブいと思います。


連休中に『名探偵コナン~から紅のラブレター』を観に行きましたが、競技かるたがテーマの割に、漫画『ちはやふる』ほど百人一首の面白さに突っ込んでなかった。から紅のラブレターも雰囲気だけじゃんって気がしました。

その『ちはやふる』を面白いと言って娘が最近ようやく読み始めました

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最新刊に辿り着くまでしばらく楽しめることでしょう。


自分の弱点を突然告白しますが、僕は逆さまの字がとっさに読めません。パッと見て何が書いてあるか瞬間に判別できないので、昔から喫茶店で大勢でメニューを見る時に難儀してます。ですので百人一首は敵陣は全く無視。自陣のみで勝負することになります。

この手の空間把握能力は訓練で読めるようになるものなのかしら。


今週末は名古屋にひさびさに行きます。早川義夫と原マスミを一緒に観れます。すごく楽しみです


マシス
このGWはマシスもラフレシアも歌イベントにお呼ばれがないので、めちゃめちゃノンビリさせてもらってます。
(とは言え、歌わない時は家の雑用で忙しいのですが)

我が家のGWイベントとして、今年は明治村に行ってきました。

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テレビCMにて、明治村で探偵ゲームのイベントをやっているのを知り、行ってみたいと娘がずっと訴えていたのです。

しかし、広かった。まともに観ていちゃとても一日で回りおおせない。歩きっぱなしの六時間半。足が筋肉痛です。

はいからさんな方々もチラホラ見かけました。

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僕はチビの頃に明治村に来たことあるらしいのですが、その記憶は全くなくて、気分は初訪問でした。GWイベントとしてはちと地味かしら、と思ったけど、行ってみたらこれがなかなか楽しかった。

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建物がどれも洒落ていて、こういうのは連れ合いも僕も好き。帝国ホテルとかザビエル聖堂とか、観て入って、実に面白かった。お土産の“竹久夢二のマグネット”やら“我が輩は猫である缶バッジ”には顔がにやけてしまいました

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移動にSLや昔の市電、バスを利用できます。敷地内をSLが走ってるって、どんだけ広いんだか。

GWとあって、明治村側もお客さんを楽しませようと力を入れてるのが分かりました。探偵ゲームは娘もかなり楽しかったみたい(難しさが三段階あって、初心者用は簡単過ぎるとボヤいてましたが)。

屋台もたくさん出ていて、チープなお皿に盛られてんだけど、食べてみるとどれも美味しかったです。

僕個人的としては、夏目漱石と森鴎外の家に入った時が一番アガりました

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夏目漱石の机に座って、文豪気分の記念写真。


帰りは近場の大型浴場でサッパリ。ご飯食べて今回の遠出イベント終了です。明治村はまた行っても良いと思いました



マシス
連休に入り、家の片付けをあれこれしていたのです。午前中は庭の木の枝を落とした木片や、草刈りした草を燃やしてました。

枯木や竹をバキバキ折って、火にくべていたら、途中あれっ?と違和感があった。竹だと思って折ったら、手袋をしていた手がチクチクする。

ナンジャコリャ?と僕が呟くと、横にいたお袋が “そりゃガラスだろ”  と言いました。

枯れた竹にしか見えなかったそれは、細かなファイバー繊維をプラスチックでコーティングした棒で、親父が農作業に使っていたモノらしい。折ったはずみで、目に見えない繊維が手のひらに刺さってしまった様子。

作業後、“冷や飯か油粘土をよく手で揉め”とお袋は言い、油粘土をくれました(お袋が内職で使っていたモノらしい)。油粘土に触るなんて何年ぶりだろう、と思いながらモミモミしてました。

そうしているうちに、手のひらの違和感は完全に消えないまでも、ちょっとは刺さったヤツが取れたような気がします。

私も遊ぶ、と娘が余った粘土で遊び始めました(けして遊んでるワケじゃない)。

何を作って欲しい?と僕に聞くので、

僕《ペンギン?》

娘《無理》

僕《天狗》

娘《もっと無理》


最近、森見登美彦の「ペンギンカフェ」を読み、娘には「夜は短し歩けよ乙女」を読み聞かせしているので、その辺りから連想したリクエストです(天狗は登場人物の樋口さん、もしくは「有頂天家族」より)。

結局は好きに粘土遊びを始めた娘を隣に、さんざんモミモミして柔らかくなった粘土で、僕も創作。


作品名【天狗】

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「可愛い!上手!」と娘に誉めて頂きました。

森見登美彦の天狗というよりは、みうらじゅんの考案したキャラ《テングー》のイメージで作りました


午後からは自分の部屋の片付けをして、本やCD、DVDの断捨離を敢行。ブックオフに売っぱらって、いくらかスッキリしました。

で、売った小銭で帰りに結局本を買ってしまった。

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本を50冊売って2冊買ったから、ちょっとは断捨離出来たか。どちらも読みたい本で買って悔いなし



マシス
今日は11年目の結婚記念日です。先ほど連れ合いに教えてもらったのですが、なんでも11年目は“鋼鉄婚”というのだそうです。

コウテツ?更迭でなくて、ハガネの鋼鉄?と思わず聞き直してしまいました。そんな呼び名は聞いたことなかった。何でも名前をつけるものですね。

ガッシャガッシャと鎧を着た夫婦が思わず頭に浮かんだ。フルメタル・アルテミスト(鋼の錬金術師)ならぬ、フルメタル・マリッジ。

聞けば、鋼鉄婚は金物を買うと縁起が良いそうなのです。連れ合いは先日包丁を買ったので、“これでいいかね”と仰りました。刺しつ刺されつな夫婦です。


結婚記念日だから、何か食べに行こうか、と聞くと、“ラーメン食べたい”と連れ合いが言うので、森町に最近出来た【もりへい】でお昼してきました

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あっさり味でおいしかったです。

そういえば昨夜のMステ、矢野顕子&上原ひろみの「ラーメン食べたい」は凄い演奏だった。トータスと林檎ちゃんデュエット目当てで録画したけど(カッコイイ曲でした)、「ラーメン食べたい」の印象に全て持っていかれました。

上原ひろみのピアノは音だけでなく映像で演奏を観るとその迫力がより伝わってくる気がします



マシス
あのアルバムが聴いてみたい、あの本をいつか読んでみたい、という個人的なリストは常に頭にあります。

いまの御時世、ネットで探せばそこそこのブツは手に入りそうなものですが、CD化されてなかったり、されてても廃盤で再発されてなかったりと、ままならない品も多いのです。

はたまたAmazonで買える品でも、よほど希求して辛抱堪らない!って品でないのなら、急がずにフラッと立ち寄ったお店の棚で見つける可能性を残しておきたいってのが人情でしょう。

お目当ての品があると、それだけで本屋やCD屋を訪れるのが楽しくなります。行く度に、ひょっとして今日はアレが見つかるんじゃないか?と期待してしまう。

さんざん地元の思いつく店に足を運んで、探しに探して、どうしても見つからないとなると、これは今後も店頭に並ぶ見込みは薄そうだぞ、と、そこでようやく、ネットで買おうと踏ん切りがつく。

そんな次第で、一冊手に入れました

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「シカゴ詩集」/カール・サンドバーグ

今年リニューアル再発された松本隆の対談集「風街茶房」の巻末に、松本隆と高田渡のおまけ対談がついていた。そこで二人が「シカゴ詩集」について絶賛していたのです


高田渡“たとえばサンドバーグの・・・”

松本隆“「シカゴ詩集」!あれは良いよね!”

高田渡“あれ最高。あの中に○○ってあるでしょ・・・”


こんな一文を立ち読みして以来、「シカゴ詩集」がやたら気になって仕方なかったのです。

本屋へ行く度に岩波文庫の棚へ走って、「シカゴ詩集」を探す日々。これがまた、どの本屋も申し合わせたかのように、サッパリ置いてない。岩波文庫の棚が充実している大きな書店に行っても、「シカゴ詩集」の番号《赤の318-1》はスッポリ抜けてる。

もう、あまりに気にかけすぎて、岩波文庫の棚に来れば迷わずに赤の300番台にピンポイントに視線を飛ばすようになってしまった。そこまで思いつめて探したのに、なかった。

で、モタモタしててAmazonでも買えなくなったらヤだから、注文しちゃったのです。これからゆっくり読みたいと思います。


ちなみに音楽では最近HMVでキャット・スティーブンスのCDを見つけて、思わず店頭でガッツポーズしてしまいました。あとはロイ・ウッドの『マスタード』が見つかれば言うことなしだけどなぁ



マシス
1991年4月25日、尾崎豊が亡くなった時、僕は21歳でした。ということは、あれから26年も経つのか。なんか不思議な感じがします。

先日のこと、家族で買い物をしている時にふと、尾崎豊の「存在」が頭の中で鳴り始めて、歌詞をどれくらい覚えているだろう?と思いながら歌を脳内再生してみた。すると、これがフルコーラスつるっと歌えまして。結構覚えているものですね。

唐突に尾崎を思い出したのは、数日前に買った雑誌に影響されてのことでしょう。

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当時のバンドメンバーや小山卓治、息子の尾崎裕哉のインタビュー記事が載ってます。なかなか面白かったです。

尾崎裕哉は親父の歌を歌うよりも自分の歌を歌ってる時の方が、当たり前だけどイキイキしてて良いです。「27」って歌をテレビで聴いたけど結構良かった。そしてギターが上手ですね。ギターだけなら親父よりはるかに上手いと思いました。

インタビューでも、裕哉君はかなり地に足の着いたことを喋っていて、僕はこれを読んでだいぶ彼への印象が変わりました。頑張ってほしいとか無責任なことは言えないけど、この先に大きく才能が開花するよう化けてくれたら良いなぁと思います。


思えば、僕は尾崎豊を“十代の教祖”としてはそれほど興味なかった。歌詞の内容に共感とか、全くしなかったです。

じゃ何が好きかって、僕は尾崎豊があの男前な顔で、あの歌声で、ドロップアウトした側の心情を歌ってシーンに登場した、ってのが見ていてとにかく面白かったのです。尾崎豊の曲はポップで、一緒に大声で歌うのが気持ちいい歌だったから、愛唱歌になった。そこが大きい。
 
よくよく聞くと、尾崎の歌はメッセージの強いものって、実はそれほど多くない。尾崎自身ドロップアウト組ということで、何を歌ってもドロップアウトした者の叫びと取られたから、メッセージシンガーみたいに思われるけど。実際、メッセージソングの作り手としては尾崎はあまり巧みではないと僕は思ってます。そのかわり尾崎の編む散文詩の美しさは抜群です。
 
僕としては歌詞の内容がはっきりしたメッセージソングより、彼の散文のポップスが好きでした。「群衆の中の猫」とか「Forget-me-not」みたいな。

三枚目のアルバム『壊れた扉から』あたりで、僕の高校時代の友達(音楽ファン)はすでに“尾崎豊は若者の代弁者の次に何をやるつもりなんだろね”と話してました。いつまで“本当の真実”や“答え”を探し続けるんだろうと。

僕も正直、「FREEZE MOON」を歌っちゃったら、もうこれ以上言うことないじゃんって思った。「FREEZE MOON」って尾崎番「ロックンロール・ナイト」でもあるけど(尾崎番「悲しきレディオメドレー」とも言える)、ドロップアウト組からのメッセージ総集編みたいな内容でしたから。

もし次の一手があるなら、その手がかりは、僕が尾崎の歌の中で最も好きな「誰かのクラクション」あたりにあると思っていたのです。
 

「誰かのクラクション」はとてもシェイプが不格好な歌です。成り立ちがよくわからないし、ゴツゴツしていて危うい感じがする。そこがいい。歌詞は散文詩のようでメッセージのようで、何を言いたいかは明確でないのに何かが伝わってくる。そこのバランスが絶妙です。
 
《ピアノの指先のような街の明かりの中》

これとか凄く綺麗なフレーズで、とても良いのだけど、これは頭をひねれば浮かぶ性質の言い回しだと思うんです。凄いのはその後の一節

《ほら、街に産まれよう》

これですよ。これは絶対に尾崎、とっさの勢いで口について出たんだと思う。考え抜いて出るフレーズじゃないもの。反射神経の賜物のような名ラインです。

こういう別路線の歌で《若者の代弁者》からの脱却を、と試行錯誤してるようにも見えました。「彼」とかもそうですね。「彼」は散文が過ぎてちょっと苦手ですけど、試みは解る気がする。

十代のカリスマの次の段階はこっち方面か、と期待したのですが、
 
結局、その後も尾崎はファンの望む通り"真実"を探し続け、自分は聴き手に何を伝えられるかって使命に追われ続け、奮闘迷走疾走していったわけです。
 
アルバム『誕生』の中の「永遠の胸」と「誕生」の二曲は、尾崎なりの《探していた答え》なのだろうと思ってます。
 

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ライヴCDを聴いていたら、ついつい昔みたいに大声で一緒に歌ってしまいました
 
 
マシス