



















コヨーテ・バンドのアルバムって、実はどれも凄く良いと思う。もっともっと知られて欲しい。
元春の夏ツアーが近づき、普段は特に準備も予習もしないのですが、春先にコヨーテ・バンドのアルバムを全部ワーッと聴き返したことがあって、コヨーテ・バンドのアルバムってクオリティがやたら高いぞ!?と、あらためて思ったのです。
コヨーテ・バンドのナンバーだって、すでにライブでご無沙汰の曲が多いです。僕は古い曲を聴けたらもちろん嬉しいけど、コヨーテのナンバーで今年のツアーでこれを聴けたら最高、って歌がいつもあるのです。
まずは、「白夜飛行」(アルバム『マニジュ』)
「キャビアとキャピタリズム」(アルバム『BLOOD MOON』)
「スーパー・ナチュラル・ウーマン」(アルバム『ZOOEY』)
ライブ遭遇ゼロだけど 好きな一曲です。ザ・バンドの「WEIGHT」っぽい、実に良い歌だと思う。ライブでは聴いたことないな。これ聴けたら嬉しいなー。
「ヒナギク月に照らされて」(シングル「星の下路の上」)
記念すべきコヨーテ・バンドの最初のシングルの一曲目。ライブ遭遇は一回きり。大好き。《ここで俺は幸せにイカれてる / ここで俺は幸せにイカれてく / 月がとっても綺麗さ》。この歌の佇まいは僕の理想です。こういう歌がいつだって作りたい。
そして、今一番聴きたいコヨーテナンバー、「永遠のコメディ」(アルバム『今何処』)
アルバム『今何処』の最重要曲だと思うのに、ツアーではついに演奏されなかった「永遠のコメディ」。元春はインタビューで、曲の持つ力が強すぎてセットリストに入れられなかった、との発言をしてた。確かに、この歌を演るのって「ロックンロール・ナイト」級の集中力が要るんじゃないか。だからこそ演って欲しいのだけど。
コヨーテバンドのナンバーも、そろそろ元春クラッシックの風格を備えた曲があると思います。そこで、僕の思う元春クラッシックになりそうなコヨーテバンドのナンバーを、独断で勝手に挙げてみました。☆の数は僕の好きの思い入れ具合です。☆3つが最高。
「ヒナギク月に照らされて」(シングル「星の下路の上」)☆☆
「星の下 路の上」(アルバム『COYOTE』)☆
「荒地の何処かで」(アルバム『COYOTE』)☆
「君が気高い孤独なら」(アルバム『COYOTE』)☆☆
「コヨーテ、海へ」(アルバム『COYOTE』)☆☆
「黄金色の天使」(アルバム『COYOTE』)☆☆
「世界は慈悲を待っている」(アルバム『ZOOEY』)☆☆☆
「ラ・ヴィータ・エ・ベラ」(アルバム『ZOOEY』)☆☆☆
「ポーラスタア」(アルバム『ZOOEY』)☆
「詩人の恋」(アルバム『ZOOEY』)☆☆
「スーパー・ナチュラル・ウーマン」(アルバム『ZOOEY』)☆☆
「境界線」(アルバム『BLOOD MOON』)
「本当の彼女」(アルバム『BLOOD MOON』)☆☆
「バイ・ザ・シー」(アルバム『BLOOD MOON』)☆
「優しい闇」(アルバム『BLOOD MOON』)
「私の太陽」(アルバム『BLOOD MOON』)☆
「いつかの君」(アルバム『BLOOD MOON』)☆☆
「キャビアとキャピタリズム」(アルバム『BLOOD MOON』)☆☆
「空港待合室」(アルバム『BLOOD MOON』)
「東京スカイライン」(アルバム『BLOOD MOON』)☆☆☆
「白夜飛行」(アルバム『マニジュ』)☆☆☆
「純恋」(アルバム『マニジュ』)☆☆
「私の人生」(アルバム『或る秋の日』)☆☆
「或る秋の日」(アルバム『或る秋の日』)☆☆
「みんなの願いかなう日まで」(アルバム『或る秋の日』)☆☆
「エンターテイメント!」(アルバム『エンターテイメント!』)☆
「愛が分母」(アルバム『エンターテイメント!』)☆☆
「合言葉」(アルバム『エンターテイメント!』)☆☆
「さよならメランコリア」(アルバム『今何処』)☆☆
「銀の月」(アルバム『今何処』)☆
「クロエ」(アルバム『今何処』)☆☆☆
「植民地の夜」(アルバム『今何処』)☆☆☆
「永遠のコメディ」(アルバム『今何処』)☆☆☆
☆がついてない曲ももちろん、決して嫌いな訳じゃありません。
アルバム『マニジュ』からの曲が少ないですが、『マニジュ』って一曲一曲がどうと言うより、メロディがボヤッとした得体の知れない曲たちが、アルバムで塊として聴くとなんとも不思議で不穏なウネリを発する作品で、僕は最近では『マニジュ』を聴き返す頻度が一番多いです。そのうち「禅ビート」や「悟りの涙」とか元春クラッシックになるかも。
アルバムで通しで聴きたい、と思う意味で『今何処』も少なめ。そして聴き直しであらためて思ったのは、コヨーテのファーストアルバム『COYOTE』の曲の粒の揃いが素晴らしいこと。「折れた翼」「呼吸」「壊れた振り子」「世界は誰のために」どれも大好き。



マシス

やたら軽いと感じたザ・80'sなアレンジも、今聴くと一周回って悪くない。むしろ新鮮に響いて飽きない。いや、アレンジがどうのこうの言うより、曲がどれも出来がいいじゃんって思う。
世間の評判とか我関せず。僕は『エンパイア・バーレスク』が大好きだと、遅ればせながらここに公言します。誰にバカにされようと、僕が好きなんだからいいじゃないか。ディラン再発見です。しばらく続きそうですね。聴き足りてませんもの。
5月の連休あたりからか、ずーっと部屋のCDプレイヤーに君臨し続け、DISC1、DISC2と取っ替え引っ替えで、ハマりまくってました。






途中、音楽の話に飛んだり、別の作家の話に脱線したり、なんだかんだ四時間ぶっ通し雑談してました。メーテルは何故ラストで鉄郎と別れるのか、の理由の見解なんて目からウロコだった。聞くだけでも面白いし、僕も喋り過ぎて引かれたんじゃないかと不安になるほど。途中でギターも弾いたり、楽しかった。
9月あたりに、また東山ガレージで歌う相談もハルノオトさんと進めました。あの人を呼びたい、あの人も聴きたい、と、交渉前からすでに楽しみ。詳細が決まったらまたお知らせします。
(追記。決まりました。2025年9月27日(土)、東山ガレージで18時からです。誰と共演かは後のお楽しみ)












「おいでよ」という歌は言葉の再発見だと思う。ちっちゃな嵐が目の前を駆け抜け、客席を吹き飛ばしてゆきました。






























レフティ、ミニギター、で検索したら上記のマーチンのミニギターが出てきた。マーチンだとこれくらい価格しますよね。これでもお得な値段でしょう。


マシス


















