父の日ということで、娘がベーグルとマフィンを買ってきてくれました。
僕は自分の親父に何も買ってない。そして今夜は一人遊びに行ってしまうのです。家族にはすまないと思うけど、お許し頂きたい。じぃじには出先で時間があったら何か見てみよう。何もなければノンアルのビールになる。

昨夜からの雨があがって、少しお日様が見えて来てます。天気は持ちそうで良かった。今日は午後イチに二俣の古民家へ行って、夜は久しぶりに静岡市へ向かいます。

二俣はこちらへ。
ハルノオトさん主宰のイベントです。二俣って、僕んちから行くと道中わりと空いてるので、なんだかんだよく出かけてます。二俣は面白いお店がいっぱいある好きな町です。森町もこんなお店があればいいのにって思う。

ギリギリまでレトロライブを観てから、その後は静岡市のライブバー【風の街】へ行きます。こちらは小山卓治と高橋研を観に行って来ます。
予習はしないつもりだったのですけど、今週はアルバム【ひまわり】をずっと家で聴いてました。「下から二番目の男」、「傷だらけの天使」、良いですね。



高橋研もYouTubeでいくつか聴いてみた。なんだかんだ「翼の折れたエンジェル」を聴いてしまう。中村あゆみとは歌詞が少し変えてあるのも面白い。

「傷だらけの天使」「翼の折れたエンジェル」、どこか通じるタイトルですね。今夜聴けたら嬉しい。男臭い歌世界を存分に楽しんで来ます。

ここから別の話。訃報のニュースが最近多くて、人様の不幸を日記のネタにするのは罪悪感あるので、なるべく日記では触れないようにしたいのですが、ブライアン・ウィルソンについてはやはり一言書いておきたい。僕はビーチ・ボーイズの遅れてきたファンで、三十歳を過ぎてようやくハマった音楽です。けど、もしブライアン・ウィルソンの音楽を知らずにいたら、と思うとそら恐ろしい。聴いたか否かでぜんぜん人生が違ったことでしょう。唯一無二の極上の音楽を産み出してくれたブライアン・ウィルソンに感謝。レスト・イン・ピース。

僕はビーチ・ボーイズよりブライアンのソロアルバムから聴いたクチです(『イマジネーション』は凄く聴いた)。なので、名盤『ペット・サウンズ』以外のビーチ・ボーイズ作品って、長らく聴いて来なかったけど、もし一曲、ビーチ・ボーイズを挙げるなら、「California Girls」を僕のファイバリットとして挙げたいです。これぞブライアン、これこそビーチ・ボーイズの世界だと思う。

イントロ最高。いや、全部最高。

アルバムでは『サンフラワー』を一番繰り返し聴いたものです。


そして作家フレデリック・フォーサイス。レスト・イン・ピース。「ジャッカルの日」は小説も映画も大好きでした。



マシス 
この週末は袋井市にある【東海道ど真ん中茶屋】、という休憩スポットで歌わせてもらって来ました。

6月7日土曜の朝、リラックスしきった雰囲気の中、ぜんぜん気構えることなくのんびりと時間を過ごさせて頂きました。お誘い感謝です。

【東海道ど真ん中茶屋】って、何度も前を車で通ったことがあったけど、実際に立ち寄るのは僕は初めてでした。
誘って下さったチャッピーさんとユカさんにご挨拶して、見渡せばすでに何人かベンチでくつろいでらっしゃる。良い感じの休憩場所です。

後から聞けば、茶屋から少し行った袋井宿というところで花マルシェが開催されていて、この日はそちらへ向かう通行人の方が多かったようです。

街を散策する人、お子様を散歩させてる途中の人、見ているそばから人がけっこう入ってきて、普通に休憩されてゆきます。天気にも恵まれましたが、ベンチに座ってると良い風が吹いてきて、気持ち良かった。
着いて休んでいると、まず最初に僕から歌うこととなりまして、ご休憩中されてる方々に混じって、そのままフワーッと始めました。
僕も、たまたま休憩しに立ち寄った通行人の一人、といった風情で。オイオイあの人歌い出したよ、って思われたかも。歌いに来たのに気恥ずかしいような、不思議な気分です。

演者は一組二曲ずつ、順繰りで二周、演奏してゆきました。





マシスの2周目はベンチに座らず、立って歌ってみました。

ステージなしマイクなしアンプなし。路上ライブの感じと似てるけど、通行人の足よ停まれー、と必死に歌う訳でなく、話し声の届く距離で、生声で目の前の人に歌いかけるのって新鮮。楽しかった。こういう歌も良いものですね。歩こうが、しゃがもうが、どこを向いて歌ってもいい、ってのは、ちょっとした開放感があります。

(演奏動画を追記しました)

↑歌っていて、皆さんの口元が一緒に動いているのが見えて、おーウケてる、喜ばれてる、と感じた一曲。ユカさん動画と写真をありがとうございます。

前日は仕事が急な変則シフトで寝不足でしたが、途中で眠くなることは一切なく、お茶と演奏をノンビリと楽しみました。ありがとうございました。

ど真ん中茶屋を後にして、お昼前だったので、そのまま僕も歩いてマルシェまで行って寄ってみました。何か食べるものがあるかと期待して。
ど真ん中茶屋から歩いて5分弱、【袋井宿】へ移動。
こちらも賑わってました。
フード販売の車やアクセサリーの露店がいっぱいあった。

こちらに来て、気温が急に上がってきた気がします。暑かった。

音楽イベントも演ってました。

ボードに知った名前がいっぱい。今日ここでイベントは全く知らなかった。

客席でハンバーガーを食べる赤い人。まさよしさんです。ステージ鑑賞されてました。熱中症に気をつけてとご挨拶。

僕も露店でデッカイ肉まんを購入。歩きながら食べて帰りました。途中でTARK&旅人夫妻とすれ違い、頑張って下さいねーとこちらもご挨拶。

帰宅して、部屋の床に座り込んだら意識が飛んで、夕方まで寝てました。日曜日は一日時差ボケしてた気がする(夜勤労働者の宿命)。うたた寝しては起きて、少し家のお手伝いをして、ちょっとレコードも聴いて、身体を休めました。


次のマシスの歌予定ですが、再来週6月22日(日)、豊岡のとれたて元気村で、こちらも朝から歌わせてもらいます。

元気村はど真ん中茶屋よりさらに我が家から近いのです。すぐ家に帰れる場所なら、ちょっと行ってくるねーと家から出やすいので、近場のイベントは大変ありがたいのです。よろしくお願いします。


追記。来週末は個人的に楽しみにしてるライブを観て来ます。
静岡行くの、ひさしぶり。初の風の街、楽しみ。


マシス

コヨーテ・バンドのアルバムって、実はどれも凄く良いと思う。もっともっと知られて欲しい。


元春の夏ツアーが近づき、普段は特に準備も予習もしないのですが、春先にコヨーテ・バンドのアルバムを全部ワーッと聴き返したことがあって、コヨーテ・バンドのアルバムってクオリティがやたら高いぞ!?と、あらためて思ったのです。

佐野元春のライブで聴きたい曲、となれば、多くのファンは元春クラッシックと呼ばれる昔の(特にハートランド時代の)作品を挙げると思います。それは僕もそうで、今年出た『HAYABUSA JET Ⅰ』は元春クラッシックの再定義、と銘打ったリアレンジ・アルバムでしたので、このツアーでは古い歌をいっぱい演ってくれるのだろう、と想像してます。

そういった再定義の作業もいいけど、僕としては早く『今何処』の次のシーンを観てみたい。あまりに凄かったアルバム『今何処』の完成度は《このバンドの到達点》、と元春が言うほどに満足したらしいから、今はおそらく全て出し切った状態なのかしら。ここはHAYABUSA JETのプロジェクトをやりながら充電中なのだ、と思って、次のフェーズの元春を待ちましょう。


コヨーテ・バンドのナンバーだって、すでにライブでご無沙汰の曲が多いです。僕は古い曲を聴けたらもちろん嬉しいけど、コヨーテのナンバーで今年のツアーでこれを聴けたら最高、って歌がいつもあるのです。


まずは、「白夜飛行」(アルバム『マニジュ』)

ライブで遭遇したのは過去一回だけ。「白夜飛行」はホント、コヨーテナンバーの傑作では五本指に挙げたいほど好き。今の気分は「ラ・ヴィータ・エ・ベラ」を抜いて一番好きかも。聴いてるだけで意識が何処かへ飛んでって身体が浮かび上がりそう。バンドの音の多幸感に満ち溢れてる。CDでもライブでも最っ高にアガる。何回でも聴きたい。毎回ライブで演奏して欲しい。

「キャビアとキャピタリズム」(アルバム『BLOOD MOON』)

これは2000年代に「コンプリケーション・シェイクダウン」に替わるダンスナンバーだと思う(アレンジは「ブルーの見解」のライブバージョンに近い)。ライブ遭遇は一回だけ。浜松の窓枠の観衆がこの歌でクシャクシャになってノッてたのを思い出します。絶対にライブ定番になると思ったのに、それ以来ぜんぜん演ってくれない。カッコイイのにもったいない。


「スーパー・ナチュラル・ウーマン」(アルバム『ZOOEY』)

ライブ遭遇ゼロ。でも、アルバム『ZOOEY』の発売イベントの配信で演奏してるのはパソコンの画面越しに観れた。これ、アルバムの中で今かなりお気に入り。ぜひライブで生で聴きたい。


あと、動画はないけど、この歌も大好き。「本当の彼女」(アルバム『BLOOD MOON』)

ライブ遭遇ゼロだけど 好きな一曲です。ザ・バンドの「WEIGHT」っぽい、実に良い歌だと思う。ライブでは聴いたことないな。これ聴けたら嬉しいなー。

 


「ヒナギク月に照らされて」(シングル「星の下路の上」) 

 記念すべきコヨーテ・バンドの最初のシングルの一曲目。ライブ遭遇は一回きり。大好き。《ここで俺は幸せにイカれてる / ここで俺は幸せにイカれてく / 月がとっても綺麗さ》。この歌の佇まいは僕の理想です。こういう歌がいつだって作りたい。



そして、今一番聴きたいコヨーテナンバー、「永遠のコメディ」(アルバム『今何処』)


 アルバム『今何処』の最重要曲だと思うのに、ツアーではついに演奏されなかった「永遠のコメディ」。元春はインタビューで、曲の持つ力が強すぎてセットリストに入れられなかった、との発言をしてた。確かに、この歌を演るのって「ロックンロール・ナイト」級の集中力が要るんじゃないか。だからこそ演って欲しいのだけど。



コヨーテバンドのナンバーも、そろそろ元春クラッシックの風格を備えた曲があると思います。そこで、僕の思う元春クラッシックになりそうなコヨーテバンドのナンバーを、独断で勝手に挙げてみました。☆の数は僕の好きの思い入れ具合です。☆3つが最高。



「ヒナギク月に照らされて」(シングル「星の下路の上」)☆☆

「星の下 路の上」(アルバム『COYOTE』)☆

「荒地の何処かで」(アルバム『COYOTE』)☆

「君が気高い孤独なら」(アルバム『COYOTE』)☆☆

「コヨーテ、海へ」(アルバム『COYOTE』)☆☆

「黄金色の天使」(アルバム『COYOTE』)☆☆

「世界は慈悲を待っている」(アルバム『ZOOEY』)☆☆☆

「ラ・ヴィータ・エ・ベラ」(アルバム『ZOOEY』)☆☆☆

「ポーラスタア」(アルバム『ZOOEY』)☆

「詩人の恋」(アルバム『ZOOEY』)☆☆

「スーパー・ナチュラル・ウーマン」(アルバム『ZOOEY』)☆☆

「境界線」(アルバム『BLOOD MOON』)

「本当の彼女」(アルバム『BLOOD MOON』)☆☆ 

「バイ・ザ・シー」(アルバム『BLOOD MOON』)☆

「優しい闇」(アルバム『BLOOD MOON』)

「私の太陽」(アルバム『BLOOD MOON』)☆

「いつかの君」(アルバム『BLOOD MOON』)☆☆

「キャビアとキャピタリズム」(アルバム『BLOOD MOON』)☆☆

「空港待合室」(アルバム『BLOOD MOON』)

「東京スカイライン」(アルバム『BLOOD MOON』)☆☆☆

「白夜飛行」(アルバム『マニジュ』)☆☆☆

「純恋」(アルバム『マニジュ』)☆☆

「私の人生」(アルバム『或る秋の日』)☆☆

「或る秋の日」(アルバム『或る秋の日』)☆☆

「みんなの願いかなう日まで」(アルバム『或る秋の日』)☆☆

「エンターテイメント!」(アルバム『エンターテイメント!』)☆

「愛が分母」(アルバム『エンターテイメント!』)☆☆

「合言葉」(アルバム『エンターテイメント!』)☆☆

「さよならメランコリア」(アルバム『今何処』)☆☆

「銀の月」(アルバム『今何処』)☆

「クロエ」(アルバム『今何処』)☆☆☆

「植民地の夜」(アルバム『今何処』)☆☆☆

「永遠のコメディ」(アルバム『今何処』)☆☆☆


☆がついてない曲ももちろん、決して嫌いな訳じゃありません。


アルバム『マニジュ』からの曲が少ないですが、『マニジュ』って一曲一曲がどうと言うより、メロディがボヤッとした得体の知れない曲たちが、アルバムで塊として聴くとなんとも不思議で不穏なウネリを発する作品で、僕は最近では『マニジュ』を聴き返す頻度が一番多いです。そのうち「禅ビート」や「悟りの涙」とか元春クラッシックになるかも。

 

 アルバムで通しで聴きたい、と思う意味で『今何処』も少なめ。そして聴き直しであらためて思ったのは、コヨーテのファーストアルバム『COYOTE』の曲の粒の揃いが素晴らしいこと。「折れた翼」「呼吸」「壊れた振り子」「世界は誰のために」どれも大好き。




以下、マシスの今月の歌予定です。チャッピーさんお誘いありがとうございます。


こちらはPAなしの生音で気ままに歌うイベントらしいです。夜勤明けですが、お部屋で鼻歌を歌う気分でのんびり歌ってきます。


豊岡の元気村コンサートの詳細は以下↓カーペンター松井さんお誘いありがとうございます。
フライヤーでは少し出演者が増えましたね。マシスは朝の二番手で歌います。朝イチの野菜目当てのお客様の前で歌ってきます。観覧無料。こちらもどうぞよろしく。



マシス

昼間の雨があがって、夕方には窓の外で雲間から青空が見えました。今日は午前中に休日出勤してきて、帰ってから夏物と冬物の服を入れ替えしていました。

暑くなったかと思えば涼しかったり、衣替えのタイミングが難しいのですが、この空いた時間にパパっとタンスの中身を全部引っ張り出してやっつけた。洗濯帰りの服がここんとこドサッと床に置きっぱだったので、片付いて良かったです。部屋の床が広いぞ。普段からちゃんと片付けましょう。

作業BGMはボブ・ディランの『エンパイア・バーレスク』でした。今週はずっとコレをひたすら聴いています。
ディランのファンの間で、何かと評判がよろしくない(らしい)このアルバム。僕もその昔に一聴した時は、あまりグッと来ないな、と思って、これまであまり聴き返す事がなかったのです。が、

先日、たまたまネットで、パティ・スミスがボブ・ディランと一緒にやったツアーで「ダーク・アイ」をデュエットした時のエピソード記事を読みまして、

ディランから、一緒に演りたい曲があったら何でも言ってくれ、と言われたパティが選んだのが「ダーク・アイ」(本当に美しい歌詞なの byパティ)。ディランはこの歌は自分で思うように歌えない難曲と思っていて、それまでステージでほとんど演ってなかったけど、パティのリクエストを拒むことはしなかった、との記事でした。

ああ、「ダーク・アイ」ちょっと聴きたいな、と、久しぶりに『エンパイア・バーレスク』をかけてみたのです。そしたら、一曲目の「タイト・コネクション」から、良い。え、こんなに良かったっけ?!、とハマってしまいました。

「タイト・コネクション」のサビ《anybody see my love》の繰り返し、これはキャッチーで売れ線だなって思う。なるほどこれはシングルだ、と今はよく分かる。


やたら軽いと感じたザ・80'sなアレンジも、今聴くと一周回って悪くない。むしろ新鮮に響いて飽きない。いや、アレンジがどうのこうの言うより、曲がどれも出来がいいじゃんって思う。


「フォーリング・フロム・ザ・スカイ」とか、以前はブートレグシリーズのアレンジの方が百倍いいと思ってた。それは今もそう思うけど、このアルバムのアレンジだって案外悪くない気がしてきた。何より、このアルバムのディランの見事な歌声は、そうそう!この声だよ!とシビレます。そしてやはり近年のディランを聴き慣れた耳には、どの曲もポップに響く。



世間の評判とか我関せず。僕は『エンパイア・バーレスク』が大好きだと、遅ればせながらここに公言します。誰にバカにされようと、僕が好きなんだからいいじゃないか。ディラン再発見です。しばらく続きそうですね。聴き足りてませんもの。



ぜんぜん余談ですが、今回の『エンパイア・バーレスク』の前に大ハマりしていたのが、ダン・フォーゲルバーグの『ザ・イノセント・エイジ』でした。これ最高。大好き。
5月の連休あたりからか、ずーっと部屋のCDプレイヤーに君臨し続け、DISC1、DISC2と取っ替え引っ替えで、ハマりまくってました。

耳触りが良過ぎる音楽、と以前はダン・フォーゲルバーグを軽く聴き流してたけど、ただ耳に優しいだけじゃない。この甘口で爽やかなダンの歌が今、やたら心に染みます。

「懐かしき恋人の歌」を聴くと、ダンは本当に優れたストーリーテラーだと思う。ソングライターは小説家ではないので、歌詞にドラマティックな物語の要素が必ずしも要ると思いませんが、この歌の映画のワンシーンのようなラストの見事な描写には、誰もがジーンとすると信じます。

ダンの傑作『フェニックス』も途中混ぜて聴いて、でも最終的には『ザ・イノセント・エイジ』に戻ってきてしまう。曲はバラエティに富んでるわ、歌声も歌詞も抜群だわ、ああ、こう書いていてまた聴きたくなってくる。

休日出勤からの帰り道、ギルバート・オサリバンの日本公演チケットをコンビニで発券できた。
一階席7列。結構良い席で嬉しい。僕が生でオサリバンを観るのは1993年の名古屋公演以来、32年ぶりです。こう書いていてると歳月の経過が空恐ろしい。でも大好きなオサリバンに会えるのは嬉しい。

93年の名古屋公演の時に、会場で物販を購入したらサイン色紙が付いてきました。
最新アルバムのジャケットにサインがあって、思わず色紙と見比べたものです。色紙の方はオサリバンの表記がくしゃくしゃですが、同じ筆跡だよなーと思いました。違ってなくて良かった。

あと一ヶ月もすれば、佐野元春のチケットも発券できます。ああ、早く席が知りたい。7月の清水マリアート公演、楽しみです。


以下、マシスの6月の歌予定のお知らせ。

🎵東海道どまん中茶屋 ミニ演奏会🎵
音楽を聴きながら、どまん中茶屋でほっと一息しませんか?

【日時】6月7日(土)10:00~12:00
【場所】東海道どまん中茶屋(袋井市袋井339)
【費用】無料
【申込】不要
【内容】ピアノ等によるミニ演奏会
【その他】駐車場は、袋井市役所駐車場をご利用ください。
【問合せ】東海道どまん中茶屋運営協議会 0538-44-8595
@tokaido.53.domannaka.chaya 
 #袋井市 #袋井観光 #東海道どまん中茶屋 #演奏会


そして、翌週は豊岡の元気村です。農家採れたての野菜が買えます。野菜目当てのお客様の横で歌います。



マシス


2025年5月25日(日)、ハルノオトさんが管理する東山ガレージにて、【語る会】と称した初のお喋りイベントが開催されました。第一回のテーマが《松本零士》というので、それは面白そう、と寄らせてもらいました。
この絵葉書、映画『銀河鉄道999』の公開当時のモノだそうです。

僕の松本零士体験といえば、世間の多くの人と同じく、TVアニメのヤマト、999、ハーロックからでして、ガチで好きな人からしたら何も知らないも同然。それでも今回は、“語る会”ですから、プレゼン用に原稿を準備していった方がいいかしら、とか、ちょっと考えたけど、気楽に来てねーとハルノオトさんが仰ってくれたので、ほぼノープランで遊びに行きました。
ガレージに集まったマンガたち。名作と名高い「男おいどん」があった。これは子供の頃に床屋でちょっと読んだ。完読したことないです。聞けば、最終回9巻の感動がヤバいらしい。いつかちゃんと読んでみたい。

ちなみに、僕も手持ちの松本零士作品を持っていきました。文庫版マンガ「キャプテン・ハーロック」「クイーンエメラルダス」「千年女王」、そしてコミックスの「ワダチ」を。

何年か前、手塚治虫や石ノ森章太郎らの初期の傑作マンガが一斉に文庫で復刻されて。同時期に買った松本零士作品を今回、久しぶりに引っぱり出してきました。
プロジェクターで映画999も流れた。懐かしい。


自分のターンの時、僕が喋ったのは「クイーンエメラルダス」の一編のことを。ずっと以前に日記にも書いたけど、僕の一冊はやはりこれです。


↑主人公の海野広の言葉に自分を重ねた、という想いが僕はずっと強かったのですが、最近は相手側のラメールの気持ちが痛いほどわかる気がします。いや、最初に読んだ時から分かってたと思う。クドクドと海野につっかかるラメールは、実は自分も宇宙に飛び出したいけども、それが叶わない哀しさ。自分を《温室の青白い草》と呼ぶラメールの姿もまた自分に重ねてしまいます。
置いてあった可愛い表紙の「トラジマのミーめ」を何気に読んだら、ヤバかった。これは胸が苦しくなってダメです。こんなの切な過ぎてとても読み進められない。

 

 

帰りに一冊、借りてきました。

「ザ・コクピット」松本零士。戦場まんがシリーズと言われる短編集です。有名な「スタンレーの魔女」が読みたくて借りたけど、どの物語も外れなし面白かった。いつか買おう。

 







途中、音楽の話に飛んだり、別の作家の話に脱線したり、なんだかんだ四時間ぶっ通し雑談してました。メーテルは何故ラストで鉄郎と別れるのか、の理由の見解なんて目からウロコだった。聞くだけでも面白いし、僕も喋り過ぎて引かれたんじゃないかと不安になるほど。途中でギターも弾いたり、楽しかった。


9月あたりに、また東山ガレージで歌う相談もハルノオトさんと進めました。あの人を呼びたい、あの人も聴きたい、と、交渉前からすでに楽しみ。詳細が決まったらまたお知らせします。

(追記。決まりました。2025年9月27日(土)、東山ガレージで18時からです。誰と共演かは後のお楽しみ)


そして、現在決まっているマシスの歌予定ですが、急遽、来週の土曜日、6月7日(土)に袋井市の【東海道ど真ん中茶屋】という休憩所で朝からちょこっと歌わせてもらえることになりました。チャッピーさんお誘いありがとうございます。
🎵東海道どまん中茶屋 ミニ演奏会🎵
音楽を聴きながら、どまん中茶屋でほっと一息しませんか?

【日時】6月7日(土)10:00~12:00
【場所】東海道どまん中茶屋(袋井市袋井339)
【費用】無料
【申込】不要
【内容】ピアノ等によるミニ演奏会
【その他】駐車場は、袋井市役所駐車場をご利用ください。
【問合せ】東海道どまん中茶屋運営協議会 0538-44-8595
@tokaido.53.domannaka.chaya 
 #袋井市 #袋井観光 #東海道どまん中茶屋 #演奏会


そしてそして、こちらも朝から。豊岡の元気村で歌わせて頂きます。農家直送の採れたれ野菜が売ってますよ。
カーペンター松井さんお誘いありがとうございます。マシスは二番手で朝の9時55分からの出演予定です。日曜日ですので、お時間のある方はお買い物がてら寄ってみて下さいね。


マシス
夕飯を食べた後、家のトイレの電球が切れてることに気づいたのが19時45分。急いでホームセンターに行けば20時に閉まるギリギリに間に合うか、と飛び出したところ、駐車場に入って降りようとした途端にお店の電気が落ちました。本当にタッチの差で間に合わなくてガッカリ。

どうしよう、手ぶらで帰って明日買う?、と一瞬考えて、えーいドンキまで行っちゃえ、と思い切ってドン・キホーテまで足を伸ばしてみた。めったに利用しないドンキですが、さすがドンキは営業してた。無事に電球を買えました。ドンキ偉い、ドンキありがとう。

平日に、仕事が終わって帰って飯を食って、一息ついてしまうと、そこからまた外出するってシンドイ。けど、電球を付け替えたばかりのトイレがめちゃ明るいので、買いに行って良かったなと思います。
こちらも平日の話。aroさん、ユータ君、飛知和恵次(Lilly)さんの3マンを月曜日に観て来ました。

aroさんは2019年にPOPS倶楽部で、ユータ君は2024年にビストロサーカスで観た以来です(今はどちらの店もない涙)。

二人とも初めて聴いた時に、なんて才能だ、若いのにこの完成度?!このままいったらどうなってしまうんだろ、と思ったものです。

そんな演者さん達が一夜に集うとあらば、ましてやその日がたまたま夜勤じゃない日だったなら。何より、先月に靭帯を伸ばしたという飛知和恵次が、どのくらい復活してるか様子が見れるとあらば。

家族に、月曜日に帰るの遅くなっていい?と前もって外出許可を頂き、5月20日(月)仕事帰りに直で出かけて来ました。こちらも久しぶりの音楽食堂Mです。
残業を終えてから向かって、開演ギリギリにお店へ飛び込みました。

マスター西田さんにチケット代を払ってると、Lilyさんの一曲目が聴こえてきた。飲み物を片手にそーっと観客席へ移動。

一番手は【飛知和恵次】
靭帯を伸ばしたのは左足だそうで。元気そうで良かった。
これだけたっぷり聴くのは久しぶり。
お客で来ていたさとりんと共演。二人でアップテンポな初めて聴く歌。かっけえ。

二番手は【ユータ】君。
ザラついた声が素晴らしい。
歌われる《君》も《僕》も、生きるのに不器用な人たち。君、を肯定する歌たち。
ユータ君は伏せ目に歌うけど、たまに上を向く時がハンサムだと思う。もし同世代のミュージシャンとの共演だったら、この夜とまた違うテンションのステージを見せてくれたに違いない。

三番手はツアーミュージシャン【aro】さん。
歌を降ろすシャーマンのよう。
一人芝居の舞台を観てるような歌も。

「おいでよ」という歌は言葉の再発見だと思う。ちっちゃな嵐が目の前を駆け抜け、客席を吹き飛ばしてゆきました。


ライブ観ながらいろいろな言葉が頭をグルグルしてました。グルグルの言語化は難しいのだけど、aroさんもユータ君も、二人とも僕の想像してたのとちょっと違う形でこの夜のステージを観せてくれて、それが面白かったのです。

以前に観た時は、楽曲、歌唱、表現と全方位に強くて、こんなん無敵じゃん、って印象をお二人に受けて、多少の欠けた部分があってもモノともしない勢いと存在感があった。

なので、次に観る時は、きっと二人は欠けた部分を補って、より完璧な真円に近い形のステージに進化してるのでは、と思っていたのです。そらおそろしいな、と。

ところが、ユータ君は欠けた部分は欠けたまんまスケールを大きくしたかに見えた。aroさんに至っては、せっかく丸く整っていた部分をわざわざ突き破って伸びてゆき、自らいびつな形になろうとしてるみたいだった。じゃあLilyさんは、というと、Lilyさんはもとよりいびつで、バランス良く整えようなんて鼻から思ってない、ずっと、繊細なのにゴツゴツした印象。

いびつな円の三人。圧倒的な歌と演奏を聴きながら、なんて不器用な人たちか、でも、生きるのに器用な人の作った歌なんか誰が聴きたいと思うだろうか。などと、勝手ながら頭に浮かんで思ってました。本当に勝手な妄想ですスミマセン。それにしても極端な三人だ。えらいものを揃えた夜だ。

グルグルそんなことを思いながら、たまにはこういうライブを観ておかなければな、と、心から思った次第です。たまには、です。これを知ってるってだけで、自分がまたシャンとできる。皆さんお疲れ様でした。Mのカレーは空きっ腹に染み入る美味さでした。





マシスの歌予定ですが、カーペンター松井さんから、来月のイベントのお誘いを頂きました。豊岡の元気村で日曜日に朝から歌わせて頂きます。
先月に獅子ヶ鼻公園でのイベントで松井さんにご挨拶してから、本当にすぐに誘ってくださったのです。優しいお方です。元気村は買い物によく行くので馴染みがある場所で、頑張って勤めます。楽しみです。

そして、この日の音楽食堂Mで、飛知和恵次さんより歌のお誘いをもらいました。ありがたすぎる。詳細が分かったらまた告知させて頂きます。


マシス
土曜日は朝から強い雨が降っていて、お昼に雷まで鳴り出した時は《これじゃ今日は外出するの大変だ》と心配しましたが、夕方よりポツポツくらいの小雨になり、ちょっと一安心したものです。

奇数月第三土曜日はフリーダムフォーク集会の開催日。2025年5月17日(土)、第196回のフォーク集会が開催されました。

この日の一次会(20分枠)の演者さんは以下の通りです。

【旅人】
コロナ以来の久しぶりの出演となった旅人さん。「睡蓮」「ロックの氷」といった旅人さんのオリジナル曲に加え、「夢の途中」「若葉のささやき」といったカバーも披露。旅人さんが歌うとカバー曲も旅人さんのオリジナルに聞こえてきます。相も変わらぬ凛々しい歌声で、お酒のグラスを片手に格好良く演奏してくれました。

【TARK☆】
ギターにぜんぜん触ってなかった、と仰りながらTARKさん、一曲目の「アメイジング・グレイス」の第一声からいきなり、流石ァ、と聴き入ってしまう。こういった太く艷やかなバリトンの声を出す人って実はなかなかいないです。オリジナルの「ナチュラル」が僕は大好き。客席の笑顔を呼ぶ「天浜線」はこの夜も存分に威力を知らしめ、最後は「茶っと飲みない」で締めてくれました。

【杉田哲康】
こちらもお久しぶり杉田さん。ライブ事前にSNSでセットリストを公開するのって凄いと思う。本番にそれらを絶対に仕上げて披露する、って意気込みですものね。この夜は女性ヴォーカル曲を含むJ-POP4連弾。ドリカム「やさしいキスをして」の歌い出しのイケメンヴォイスなこと、久保田「Missing」のイントロのハンマリングのなんと洒落てたことか。名曲、難曲を見事なギタープレイで熱演してくれました。

【砂風金】
おなじみ砂風金の一曲目はマーマレードの「Reflections of my life 」から。TARKさんの「アメイジング・グレイス」に応えて、と、西岡恭蔵の「グローリーハレルヤ」を熱唱。岡林の「チューリップのアップリケ」では僕のとなりで聴いていた娘が《(歌詞の内容が)しんどい、しんどい》と洩らしてました。締めのGARO「僕は死なないだろう」。これは難しいメロディだけど改めて良い歌ですね。


ここで少し休憩を挟み、二次会の飛び入りコーナー(10分枠)へ。この夜の参加者は8組!以下、写真とお名前のみご紹介。

【カーテンレイザー】

【ななしの】

【パンゲアーノ】

【浦野和彦】

【田中裕二】

【ケイヤ】

【由美(withかっちゃん&寅ノ助)】

【すてぃろ】
飛び入り8組!たくさんの参加、ありがとうございました。皆さんのご協力あって順調に進行出来ました。遅い時間までお付き合いくださってホント感謝です。

二次会ならではのコラボも楽しくて良かった。マイクを追加準備してなくて、演奏をお待たせして大変失礼しました。焦ったけど、何とかなって良かった。貴重な経験をもらいました。
足元の悪い中、たくさんの参加者のおかげで賑やかに開催出来ました。二次会に初参加の方もいらしたし、たまたま来店されて最後まで残って聴いてくださった、ってお客さまもいらした。ありがたいです。まさか杉田さんの盟友のあの方までいらしてくれるとは(お喋り出来なかった残念!)。演者の皆さん、観覧してくださった皆さん、ありがとうございました。


次回、7月のフリーダムフォーク集会は7月19日(土)開催予定となってます。こちらはすでに一次会は出演予定者が決まってます。二次会はいつも通り募集してますので、皆さんぜひまた遊びに来てくださいね。

余談。今回の瓦版アンケート、回答数は過去最高人数でした(お題目は【花の歌】)。皆さんご協力ありがとうございました。奇しくも今回の瓦版で第120号。瓦版を始めてちょうど20周年でした。これを作ってもう20年かー、と一人で感慨深くなってます。



マシス
GWも終わり、今日の午後から準夜勤に行きます。連休ラストの日曜日は良いお天気に恵まれながら大人の遠足へ。夢芽グループ主宰、天浜線アコライブツアーに参加させてもらってきました。お誘いありがとうございます。

天浜線(天竜浜名湖鉄道)の電車の中で走行中に演奏する、ってイベント企画は、これまでもいくつか話に聞いたことあったけど、まさか自分が体験できるとは。
電車でのライブは夢芽グループとしては初の企みだそうで、準備から当日からそれは大変だったことと思われます。お世話になりました。
貸し切り電車は外装が可愛らしかった。

電車に乗り込んだ途端、ツワモノたちは早々にビール焼酎ワインを飲み始めてた。明るい時間からお酒、電車の旅ならではですね(僕はずっと珈琲とお茶)。
天浜線の掛川駅から出発して、新所原駅まで行って帰って来るという、およそ片道2時間半の行程。行きと帰りで演者は一回ずつステージが回ってくる、というタイムテーブルだったようです。

実際は少し予定が押したため、行きは二曲、帰りは一曲で回してました。
白浜家の準備中写真。

演奏するスペースが僕の席の背面だったため、座ったままだと演奏の様子は凝視できません。演者の皆さんの全ての写真は撮れませんでしたが、とりあえず、写真は演奏の順番バラバラに、撮っただけ貼ります。
うな&やまさん。ニール・ヤングの「孤独の旅路」を熱演。

KIYOKO&EMIKO。オカリナと歌で「もののけ姫」を披露。

てぃあーずのお二人は敷地駅からの乗車でした。

デリバリーズのお二人の演奏は初めて聴きました。

チャッピーさんと、稲垣合唱団。一生懸命のピアノに合わせてお仲間の皆で童謡を歌います。ピアノを弾いてるお母さん、ずっと僕の隣の席だったので、道中にお話をいっぱい聞きました(お菓子ももらった)。

飲めば飲むほどに泉谷が憑依する桑原さんでした。

わがんせのお二人はオープニングにアカペラでの歌唱。一日お世話になりました。

ライブなのに、雰囲気がもう普段のイベントとはぜんぜん違いました。初対面の方もいっぱい乗り合わせて、日帰り旅行のツアーパックに申し込んだみたいな、ツアーパックってこんな雰囲気だよな、と思った。まさに日帰り旅行だったのですけど。

旅行なんだからテキトーに気を緩めちゃう?演奏があるから気を締めとく?などと、最初は考えたけど、すぐ考えないようにしました。なるようになれ。羽目は外さないけど、緊張しすぎなくてもいいや、と。これはもうツアーパックだ。

車窓から見る景色、山とか川とか、線路の脇に赤いスイートピーが咲いてて、オオッと思ったり、普段行かない駅や見慣れない風景が走り過ぎるのをただボーっと眺めて、すこぶる気分のいい道中でした。

各駅停車でないけど、途中休憩では駅に降り立つことも出来た。
右上の写真、第3村駅とは天竜二俣駅のことで、映画エヴァンゲリオンの第3駅のモデルとなった駅です。エヴァファンの聖地巡礼の地として、ファンサービスと経済効果を狙って?看板を変えてしまってるとか。

《第3村って何!?二俣でしょ?なんで?》と三人くらいに聞かれ、《エヴァンゲリオンの映画で使われて云々、、》と教えてあげました。僕も映画を観てないので、エヴァファンでも何でもない。何も知らないに等しいのですけどね。

マシスの歌ってる写真も頂きました。
座ってたら演奏してる姿を見てもらえない、と思って、一曲だけ立って歌いました。電車の音にかき消されたけど、ちょっと試してみたくなったのです。
大変失礼しました。

ミニギターが活躍しました。車内にはPAが結局持ち込まれてあったので、いつものギター持ってくれば良かったのですけど、てぃあーずのやっこさんにも、ミニギターいいねー欲しくなる、と言ってもらえた。

レフティ(左利き用)のミニギターっていくらするかねー、と聞かれて(やっこさんは左利き)、どうなんでしょうねー、Yairiの普通のは16,000円くらいだそうですけど、レフティのミニギターってあるのかな、などとお話してました。

 

 

 

 

レフティ、ミニギター、で検索したら上記のマーチンのミニギターが出てきた。マーチンだとこれくらい価格しますよね。これでもお得な値段でしょう。

チャッピーさん、楽しい企画をありがとうございました。



いよいよ今週末は第196回フリーダムフォーク集会です。
第196回フリーダムフォーク集会 
 【日時】2025年5月17日(土) 19時半開演 
 【場所】ライブカフェ mamselle 袋井市堀越1802-1 
TEL 0538-42-6440 http://mamselle.sakura.ne.jp/ 
 【料金】music charge 500円 
 【出演】 一次会(本編)演奏時間一組20分(転換時間抜き) 
・TARK☆
・旅人
・杉田哲康
・砂風金

 二次会(飛び入りコーナー)演奏時間一組10分 


飛び入りにもすでに何人か参加表明を頂いています。初参加の方も申し出てくださって嬉しい。皆さんよろしくお願いします。


マシスの歌予定では、今後のイベントもいくつかお誘い頂いてます。詳細がわかり次第お知らせします。



マシス

私事ですが、4月29日が結婚記念日なのです。が、かといって毎年、特別に何かをしたり、どこかへ行くということもなく、せめてご飯くらい食べようか、と、例年お昼食べたりお茶したりしてます。今年は残念ながら当日は仕事だったので、一週間遅れのGWでお祝いをしてきました。

《喫茶店でゆっっくり本が読みたい》

連れ合いが日頃よく言っている台詞に便乗して、我が地元の森町に昨年オープンしたというブックカフェ【本と喫茶 畔(ほとり)】へ出かけて来ました。
以前から、一度行ってみたい、と連れ合いがチェックしていたお店です。僕も初めて来ました。古民家を利用したカフェで、店主の女性が一人でやられてるお店だそうです。
暖簾の刺繍がかわいい。

土間で靴を脱いで店内へ。
カフェスペースには自由に読んでいい本棚があって、入室早々に我らは本棚のラインナップに釘付け。入り口には販売用の本棚もあったけど、どちらにも僕の知ってる作家がほとんど置いてなかった。棚に店主の趣味とこだわりが見えて楽しい。
畳に障子、ガタつくガラス戸、柱時計、本当に昔の家って感じです。そうだそうだ子供の頃の僕んちもこんなんだった、と、わけもなく嬉しくなりました。
居心地が良すぎて、ゴロ寝したくなる。背もたれが席にあったらウッカリ寝ちゃってたかも。

なんにも珍しくない、懐かしいというにはあまりに生々しい、この空間を自分はよーく知ってる、という、かつてはいつだって周囲にあった、肌に馴染みすぎている空気が心地よい。

落ち着くわー、いつまでも居れるわー、と連れ合いと話してました。
柱時計の刻む音、そして珈琲とケーキと本。もう他はなんもいらん。うるさくない音楽(ボサノヴァや大貫妙子など)を耳の端に聴きながら、讀書が進むこと進むこと。銀英伝の最終巻のクライマックスまで一気に読めた。

ああ、終わった。ついに読んじゃった。まだ外伝の五冊が残ってるけど、そちらはとてもすぐは読めそうもない。銀英伝本編エンディングのこの余韻にしばし浸ります。


ここで音楽イベント出来ないかしら、とつい考えてしまうのは性ですね。この空間で歌を歌うなら、それこそマイクもアンプもいらないな。叫んだり煽ったりせず、語るように歌う人がいい。穂乃実さんが来て歌ったら素敵だろうな。comisole君とか絶対バッチリだな。忘れちゃいけないハルノオトさんも。この三人では昨年の作り人、の再現ではないか。


マシスだったら、例えばこんな歌を歌おうか。

↑自分の家でミニギターにて、加工なしの生音演奏です。近年の自分の歌の中で気に入っている歌です。


あっという間に100分を過ごして、帰りに販売の本棚から自主出版の小本を手に取りました。
モノ・ホーミーという作家の、鉛筆画のイラストに短い一文を添えた本。独特の絵がちょっといいな、と思いました。
値札を探すと、これが結構お高い値段で。えーって思って、連れ合いに値札を見せると、自主出版本ならそんなものでしょ、とアッサリ。

記念に買っちゃおうかと思ったけど、この値段だと尻込みするなぁ、と僕が言うと、連れ合いはパラパラとページをめくって一言、

いいじゃない、これの発売日、結婚記念日だし
↑2024年4月29日発行とある。ホントだ。こんなことってあるんだ。たまたま結婚記念日のお祝いにお茶しに来たお店でコレは、もう買うしかないじゃないか。

本と喫茶 畔は素敵なお店でした。またゆっくり本を読みに来てみたい。


世間に遅れて始まった僕のGWも、もうあと2日、終盤です。名残惜しい。

GWの最終日は音楽仲間と電車遠足。明日行ってきます。

来週はフリーダムフォーク集会ですよ。
第196回フリーダムフォーク集会 
 【日時】2025年5月17日(土) 19時半開演 
 【場所】ライブカフェ mamselle 袋井市堀越1802-1 
TEL 0538-42-6440 http://mamselle.sakura.ne.jp/ 
 【料金】music charge 500円 
 【出演】 一次会(本編)演奏時間一組20分(転換時間抜き) 
・TARK☆
・旅人
・杉田哲康
・砂風金

 二次会(飛び入りコーナー)演奏時間一組10分 


飛び入りにもすでに何人か参加表明頂いています。皆さんよろしくお願いします


マシス
島村楽器で安いギターストラップ(800円)を買ってきました。
おうちで弾くために買った中古のミニギターがあるのですが、今度、お外で歌うのに持って行こうと思いまして、ストラップを付けてみたのです。
肩紐の長さを調整するため、ひさしぶりに部屋で立ってギター弾いてたら、存外楽しくなってしまって、マシスの《作ったけど人前で歌ってない歌》を思いつくまま歌ってみた。おおこんな歌もあったな、と、歌詞の手直しとかしたりして、しばらく歌ってました。家で立って歌うなんていつ以来だろう。楽しかった。良い練習になりました。

連休はじめに、このミニギターを抱えて、ハルノオトさんの東山ガレージへ昼カフェに寄ったことがあって。そこにたまたまyopyさんがご友人(相方)を連れて来店されて、居合わせた僕と連れ合いと歌ったりお喋りしたりと、密な時間を過ごさせてもらったのですね。

《最近って新曲、作れてます?》という会話から、互いに新しい歌を歌い合ったりして。この日の刺激が余韻のように残っていて、帰ってからもミニギターを弾きたくなったという訳です。
yopyさんのユニット【story book house】(SNSに写真はNGとのこと。加工失敬)。カーペンターズのナンバーを歌うヴォーカルのケイコさんの歌声がとってもKarenしていてシビレた。思わず好きな歌をリクエストしたらサラッと応えて歌ってくれて、嬉しかったな。
(7月のフリーダムフォーク集会に出演を快諾してくれました!)

さあ、次どうぞ、と、マシスが演奏のバトンをもらいました。

目の前にyopyさん、ハルノオトさんが居るもので、緊張してトチリもしたけど、この二人に聴いてもらって歌のキャッチボールが出来る、と思ったらフツフツと高揚してきて、楽しくなってしまった。

yopyさんがマシスの拙曲「駱駝」と「マイクとアンプ」を覚えていてくださって、過分なお言葉をくれたのには恐縮しました。マイクなし生音でその二曲と、手直し中の一曲、計三曲をド真面目に歌わせてもらいました。遊びなのに、歌い終えたら普段のライブより体力を削られた気分。

僕からバトンは管理人ハルノオトさんへ。
ハルノオトさんはまず僕が《あれ演って。“フェリーニの絵”の歌を聴きたい》と言ったのに応えてくれて、「冬景色」を。季節外れなのに演ってくれました。歌ってくれてありがとう。ナイロン弦の響きとハルさんの声で、世界は水墨画になったりセピア色にもなる。「雨蛙」はどんなに晴れた日でもガレージの外を濡らしてしまう。東山ガレージのイメージソングだと思う。

その次にバトンが渡ったyopyさんは、僕のミニギターを手にして歌ってくれました。
ピアノでなくアコギで自作歌をつまびくyopyさん。すげー良い。すげー良い。すげー良い。最近作ったという新曲もバンドで演っていたという曲も、アコギ一本で歌われることで、言葉とメロディの輪郭がクッキリ立って迫って来る。うわカッケー、カッケー、と、ただただ格好良い歌が立ち起こるのを目の当たりにしました。音楽仲間にウケる曲、といって歌ったアレとか、ヤバかったな。どの歌も日本語なのに湿っぽくなくて、乾いた風が吹くかの演奏でした。


この後、《PRACTICE!(練習)》と言いながらケイコさんがピアノの弾き語りを披露。カーペンターズとはまた違ったキュートな歌唱でした。連れ合いは譜面を持ってきてなかったけど、ミニギターを抱えて少し演奏。皆が順繰りに音を鳴らしました。楽しかったです。

演奏後もyopyさんと普段喋らないようなことを話したりして、《歌を作る人同士だから聞いてみたいこと(yopy談)》がいっぱいの、濃いぃ時間でした。


今週末に参加する天浜線アコライブ遠足が、どうやらPAなしアンプなし、生音での演奏になるとのことで(!?)、ならいっそギターはミニギターでいいや、と思ったのです。だからギターストラップ買ってきたのですね。
生音の演奏ともなれば、静かな声で歌ってたら電車の音に負けて聴こえないだろうから、もういっそ、電車の中を練り歩いて歌うか、などと思案中。どうなることやら。他の皆さんはどうするのかしら。まぁ連休最後の日のイベントなので、楽しく歌ってきます。


連休明けの一週間後にはフリーダムフォーク集会があるのです。飛び入りにすでに参加表明をいくつか頂いてます。ありがとうございます!

第196回フリーダムフォーク集会 
 【日時】2025年5月17日(土) 19時半開演 
 【場所】ライブカフェ mamselle 袋井市堀越1802-1 
TEL 0538-42-6440 http://mamselle.sakura.ne.jp/ 
 【料金】music charge 500円 
 【出演】 一次会(本編)演奏時間一組20分(転換時間抜き) 
・TARK☆
・旅人
・杉田哲康
・砂風金

 二次会(飛び入りコーナー)演奏時間一組10分 



おまけ。某オーディションの応募用に縦長の一分以内の動画を作りまして、せっかくなのでここに貼っておきます。先月歌ったばかりの「赤と茶の混沌」。




これは全くの余談。ずいぶん前のことですが、僕が2019年にミニギターを中古で買って、それをSNSで報告した時に、

《S・Yairiのギターなんて僕は認めてません。YairiギターはK・YairiこそYairiです》、

とのコメントを唐突に頂いたことがあります。よほど僕がS・Yairiギターを買ったのが許せなかったのか、一言言わずにいられなかったのでしょうね。ぜんぜん認めてもらわなくていいのですが、人が買ったギターにわざわざ言うんだ、と。ハァ、そうですか、と思ったものです。

そんな、たまたま中古で見かけて数千円で衝動買いしたモノに、そんなの認めねぇと言われてもね。一応は、あなたの意に反するモノを買ってスミマセンでしたね、と対応したような、もう忘れてます。

まぁ、どうぞご自身のYairi愛をこれからも信じていればいい。僕は目の前のちっちゃなギターが手元で調子良く鳴ってくれてたら、ブランドは特に気にしません。


マシス