2025年6月15日(日)、この日曜日には二件、ライブ鑑賞をしてきました。天竜レトロライブと、小山卓治・高橋研のツーマンです。一つずつ備忘録を書いてみます。

まずは午後イチに天竜区二俣へ。古民家を利用したハルノオト企画【天竜レトロライブ】の、記念すべき第一回目を覗いて来ました。
最寄りの駐車場から歩いてくると、カズさんが声をかけてくれました。僕は会場の家をウッカリ通り過ぎるところだった。全く気づいてなかった危ねえ。
一見、本当に普通のお家なので、フライヤーが貼ってあっても見過ごすところでした。

家の中に通されると、すでにお客様がいらっしゃってました。
この雰囲気です。蒸し暑い外から来て中はエアコンが効いてて涼しい。BGMはビーチ・ボーイズの『ペット・サウンズ』。古民家っぽくないけど、良いですね。

カフェ対応に追われてたハルノオトさんにご挨拶。なにせ夕方の静岡は17時開演なので、途中で抜けるかもごめんね、と。ジンジャーエールを頼んで着席。

定刻13時に、タカラショウ君よりスタート。
ハルノオト曰く《例えるなら日光東照宮のよう》な?タカラショウ君。
以前に東山ガレージで観た時はマイクなしで動き回り、エネルギーをまき散らすかの豪快なステージでしたが、この日は椅子に座って丁寧なピッキングを披露。シリアスなテーマを歌った「火花の種」が印象的。折坂悠太のカバーも聴けました。

二番手はshimeさん。
ハルノオト曰く《例えるなら秋野不矩美術館のよう》な?shimeさん。
人前で歌うのは五年ぶりとのこと。《スイカ買ってきたよ》《ねぇ、ママ、ママ》といったシンプルな一節が心を掻き回してくる。この真っ直な歌声を《透明感ある》などと軽々しく称してはいけない気がします。青白い火が朴訥にチロチロと揺れるかの歌唱、楽曲たちでした。

三番手はcamisole君。
ハルノオト曰く《例えるなら床の擦り切れた古本屋のよう》な?camisole君。
古民家で歌う、と聞いて、camisole君の歌は合うだろうな、とすぐ思った。そしてバッチリハマってた。CD音源で聴くとこの人は若いのになんて老成した才能か、と驚くけど、そのステージはぶっきらぼうな青さが辿々しくホンノリと滲み出て、“年齢以上に老成した”、と歌う本人とのアンバランスさが面白い。ちょっと太宰っぽい。

過ぎる日々を惜しむことなく/僕らは踊るのです
いずれ忘れてしまう日々を/僕らは踊るのです
(サマーダンス/camisole)

四番手はハルノオトさん。
《自分を建物に例えるなら、、東山ガレージ!》ハルノオトさん。
古民家に一番ハマってた、というなら、この日のMVPはハルノオトでしょう。古民家というハコを完全に自分の味方につけてた。新曲の二曲も見事に機能してたし、何よりここで歌う「座敷わらし」の破壊力よ。もう芝居小屋の出し物ですよ(ハルさんが妖怪に見えたもの)。時間切れで最後まで観れなかったのが残念。

実家で歌ってるみたいだ、と誰か仰ってたけど、古民家、という場所が演奏会には特集な環境ですので、座敷でギター持ってマイクの前に座って、って風景はちょっと普通じゃない、異空間なわけです。観てる側にしたら、そんなストレンジな状況の中で歌う皆さんの緊張が伝わってきて、みんなきっと戸惑いながらも、ここで何を歌ってやろう、とワクワクしたのだろうな、と伺えて、面白かったです。演りにくくもあったろうけど、楽しかっただろうな。

皆さんお疲れ様でした。天竜レトロライブ第一回開催おめでとうございます。途中退場してホント失礼しました。二回目もあるといいですね。(ジンジャーエール飲みそびれた)



古民家を出て、車を走らせ静岡市へ。ライブバー【風の街】へ、小山卓治&高橋研ツーマン開演時間の15分前に滑りこみました。そちらの感想は次の日記で書こうと思います。

↓今週末の告知フライヤー。

お座敷で歌ってるのを観たから、マシスも自宅のお座敷で歌った動画を紹介します。



マシス