今週末11月19日はフリーダムフォーク集会です。今年2022年、ラストの開催となります。一年が過ぎるのは早いものですね。


今回、ひさしぶりにマシスもキャンセル代役じゃなく、ちゃんとエントリーさせて頂きました。マシスは8月、9月、10月と人前で歌う機会がなかったので、できたら今年のうちにもう一回くらい歌いたいなーと思って、貴重な枠に滑り込みました。進行が出しゃばってスミマセンがお許し下さいませ。


11月19日㈯ 袋井市マムゼル【第181回フリーダムフォーク集会】
【時間】19時半開演
【場所】ライブカフェ mamselle
袋井市堀越1802-1 TEL 0538-42-6440
http://mamselle.sakura.ne.jp/
【料金】music charge 500円
【出演】
・Neko's B.P
・H2T2(初出場)
・ラフレシア
・砂風金
・H3音(初出場)
・マシス

素敵な演者さん達とご一緒させてもらいます。皆さんよろしくお願いします!



と、上記のフリーダム出演を決めたとたん、なんと12月のライブのお話をトントントーンと立て続けに頂きました。急に、今年のうちにもう一回、どころじゃなくなって、いっぱい歌えることになった。なんてありがたいことか。お声掛けくださってありがとうございます。


年末なので、防災訓練やら駅伝の警備やら何やら、諸々の予定とぶつかる?と心配しましたが、どのお誘いも、まるでしがらみ予定を避けるごとくスルスルと滑り込んで、奇跡的にひとつも被らなかった。どれもお断りせずに済んだ!つまり12月は予定がギューギューですが、嬉しい。



12月4日㈰ 磐田市 風の家【夢芽のクリスマス】
風の家は、名前は知ってたけど初めてのお店です。こちらは13時スタート予定だったかしら。午前中に地域の防災訓練を頑張って、午後はライブを楽しみます。
 

12月17日㈯ 掛川市【けっとら市】
 09:15① TARK
 09:45② 横山豊彦
 10:15③ マシス
 10:45④ エンドウマサキ
 11:15⑤ atk

けっとら市はずいぶんご無沙汰しておりました。前回出たのがいつだったか思い出せないくらい。12月の掛川の路上で歌います。当日は暖かく晴れてくれることを切に祈ります。

そして、午前中に掛川で歌ったあとは西鹿島の音楽食堂Mへ。

12月17日 音楽食堂M【三上バンド昭和の歌会】※追加
食堂Mの西田さんを通じて、三上さんよりお誘いを頂きました。ありがとうございます!この日はダブルヘッダーです。


12月18日㈰ 浜松 ツキクズとほし 【ののか生誕祭】
チャージなし投げ銭(要オーダー)
17:30 open
18:00-18:30 ユンヤオ
18:40-19:10 真弥
19:20-19:50 マシス
20:00-20:30 みっこちゃん

ツキクズとほし、というお店、実は浜松POPSCLUBのあった場所にオープンしたお店。たいへんお世話になったPOPSCLUBでもご一緒したののかちゃんがオーナーらしい。こちらはぜひご挨拶に行きたかったお店ですので、お誘い嬉しい。


12月25日㈯ 浜松市だいだい【maachan降臨DAY】
こちらは先日のエスケリータ68でライブ観戦した際、おなじくお客さんで来ていたmaachanにお誘いを直接もらいました。maachanとはガラケー仲間なので、メアド交換して連絡してます。他の出演者はまだ誰が出るか聞いていませんが、だいだいもすごく出たかったので、とても楽しみです。


実はすでに、来年の浜松でのライブのお誘いも頂いています。そちらも詳細未定。どちらも歌うのが楽しみなお店ばかり。どこで何を歌おうかと考えるとワクワクします。お店ごとにセットリストはがっつり変えたい。でもどこもベストを尽くしますので、ご都合の合う場所へ応援に観に来てもらえたらすごく嬉しいです。


思えば2022年、今年の始まりはまだ個人的な自粛期間中でした。1月、2月はひたすら大人しくしていて、子供の受験がなんとか無事に終わってくれたのをきっかけに、3月の掛川こだわりっぱ広場フェスから2年半ぶりに有観客ライブ再開。

4月に福田にてマイルストーンライブ。この時はマスクして歌うのが条件でしたっけ。

6月に法多山での雨の屋外ライブ、同日に音楽食堂Mにてライブ。どちらも初めての場所でした。

7月はやじ助さんのお誘いでお誘いで初参加、御前崎クックハウス椿にて、やじ土ライブ。おなじく7月にハルノオトさんからのお誘いで、浜松黒板とキッチンにて、作り人ライブに初参加。7月はフリーダムフォーク集会の一次会もようやく出演。

で、その後はこのまま歌わずに、今年も終わるかと思いきや、僕のスケジュールを知ってんじゃないかって思うほどに12月、身体が空いてる日時へポンポンお誘いをくださった。1ヶ月にライブ5本は僕にしては多い本数。毎月こんなペースで誘われたらたぶんどれかお断りしてる。

8月、9月、10月は歌ってなかったから、と家族に言い訳して、たまには良いでしょうと全部受けました。今年の12月は《出たがり月》と名付けます。でも、正直に言えば、ライブは月イチ〜三か月に一回くらいのペースが楽ですね。体力的にも気持ち的にも。

年末、風邪を引かぬよう、もちろんコロナもかからぬよう、乗り切ります。



マシス




子供の英語検定の二次試験(リスニング)が日曜日に浜松で行なわれました。早朝から浜松まで送り迎えをしてきたのですが、どうせ浜松まで行くなら、帰りに浜松美術館に刀を見に行こう、という話になりました。
ちょうど今、日本刀の展示が行われていて、刀剣乱舞(ゲーム)のファンの娘は気になっていた様子。送迎ついでに美術館に寄れるんなら嬉しい、試験終わるまでおとなしく待ってるぞ、と、娘の試験にかこつけて家族イベントにして、存分に楽しませてもらいました。

午前中だったせいか、美術館はそれほど混んでなかったけど、前日までは刀剣ファンとおぼしき女子が大量に押し寄せてたらしい。刀剣人気ってすごいらしいですね。

日本刀は正直、僕は興味が薄いのですけど、この目で実際に拝んだ刀身の美しさってのは、なかなかに迫力あるものでした。刺せば本当に人を貫けるだろうな、という雰囲気を放ってる(気がする)。なによりも、鎌倉時代に打った太刀がこれほど綺麗な状態で目の前にあるのだと思うと、感慨もひとしおです。娘は館内スタッフの解説を熱心に聞くほど楽しんでくれた様で良かった良かった。

刀も面白かったのですが、僕個人としては一階で展示していた浮世絵に魅了されました。おそらくは刀関連ということで、歌舞伎の役者絵(三方ヶ原の戦い)を展示していたのですけど、とにかく月岡芳年です。月岡芳年ってめちゃめちゃ良いですね。見る絵見る絵、ウワーかっこいいな、と、いっぺんでファンになりました。

月岡芳年という絵師、恥ずかしながら僕はこれまで全然意識したことなかったのですけど、明治の浮世絵師ということもあるのか、広重とかの江戸時代の絵師の描く絵とはぜんぜん違う。西洋画の影響とかあったのかしら。浮世絵なのに立体的というか奥行きがあって、立ち姿の構図がバシッとキマってる。描かれた人物の艶かしいことカッコイイこと。月岡芳年のポストカードが売ってたらきっとお土産に欲しくなったでしょう。安い画集とかないかしら。


先週は秋野不矩美術館に行って、今週は浜松美術館と、2週連続で美術館に行けてます。先週は連れ合いのお誘いで、今週は娘のお誘い。どちらも楽しくて堪能しました。美術館には僕は喜んでホイホイ付いていくので、連れ合いいわく《旦那さん(僕)を美術館に付き合わせることに罪悪感は全くない》とのこと。誘ってもらえて嬉しいですよ。


久しぶりに外食も出来て嬉しかった。美味いものを食べると良い気分になれますね。

今週もそうでしたが、ここのとこ、週末が用事で立て込んでます。年末が近づき、毎週なにか用事が入ってる。歌イベントのお誘いだったり、それ以外のしがらみ予定もどんどん入ってくる。コロナニュースがここんとこ静かなせいか?
↑静岡県庁前の写真。来月開催予定の静岡県市町村駅伝は、今年は僕は現地に行かなばなりません。写真撮影の部隊として選ばれたからです。コースの下見と称して静岡市まで連れて行かれたりしました。これも地域の役員のボランティア仕事で仕方ない。それに12月の地域の避難訓練では町内会長より頼まれごともされてます。


そしてそして、今月来月に、本当にひさしぶりにマシスとしての歌の予定も頂いています。7月以来、四ヶ月ぶりに人前で歌います。お声掛け頂いて、本当ありがたいです。

11月19日㈯ 袋井市マムゼル【フリーダムフォーク集会】
 詳細後記↓

12月4日㈰ 磐田市風の家
 詳細未定 分かり次第追記します。

12月17日㈯ 掛川市【けっとら市】
 09:15① TARK
 09:45② 横山豊彦
 10:15③ マシス
 10:45④ エンドウマサキ
 11:15⑤ atk

12月18日㈰ 浜松ツキクズとほし ※追加決定
 詳細未定 分かり次第追記します。

12月25日㈯ 浜松市だいだい【maachan降臨DAY】
 詳細未定 分かり次第追記します。


年末までに五本。とりあえず一番近いライブはフリーダムフォーク集会です。
第181回フリーダムフォーク集会
【日時】2022年11月19日(土)
    19時半開演
【場所】ライブカフェ mamselle
袋井市堀越1802-1 TEL 0538-42-6440
http://mamselle.sakura.ne.jp/
【料金】music charge 500円
【出演】
一次会(本編)演奏時間一組20分(転換時間抜き)

・Neko's B.P
・H2T2(初出場)
・ラフレシア
・砂風金
・H3音(初出場)
・マシス

二次会飛び入りコーナーはお休みです。途中換気休憩を入れます。よろしくおねがいします。

初出場二組!H3音は今回お店の方に連絡をいただき、おそらく初ステージ?そしてもう一組の初出場H2T2。こちらは実はフリーダムではおなじみのあの方々👍とても楽しみです。ラフレシアも久しぶりに出てくれますよ。


マシス




新しい車に乗り始めて五日ほど経って、ようやく走るのには慣れてきました。前の車より小さい車なので、身体のデカい僕は乗り降りの度に、膝を折ってヨッコラショ、って感じです。でも座っちゃえばきゅうくつさはそれ程気にならない。

車がやーっと来てくれて、何はともあれ嬉しいのですが、車の機能で予想外に驚くことがいっぱいありました。今の車って全部こんななのか?

CDプレイヤーが付いてないってのは事前に聞いて知ってたので、それはまぁいい。音楽はBluetoothで携帯のを飛ばすか、USBを差して聴くしかない(普段から携帯で音楽は聴かないのでUSBを差して聴いてます)。音楽以外のことです。

驚いたこと。
①暗くなるとライトが勝手に点く(自分で点けられない)
②車がやたらと喋る。警告音が頻繁に鳴る。モニターに指示がしょっちゅう出る。
③アクセルを緩めるとエンジンブレーキがかかる(ブレーキ踏む回数を減らすためらしい)。
④バックする時に真上からの俯瞰図がモニターに映る(ドローンで上から撮影してるかのよう)。

以上が、勝手にやってくれるんです。ハイテクだなーとびっくりしたけど、これって今じゃ驚くこともない普通のことなのかしら。子供の頃に読んだマンガに出てくる未来カーに乗ってるような気分。

いや、僕が子供の頃から見たら、今がまさにガチの未来なわけで。つまりこれってリアルな未来カーなのですよね。そうかオレ、未来カーに乗ってるんだな。

気になるのは②。《カードが挿入されています》《携帯電話をお忘れでないですか?》などなど、車がスゲー喋ってくる。エンジンかければ爽やかにシャララーン。止める時もシャララーン(カードの抜き忘れを毎度注意される)。ぶつかりそうな時やベルトをし忘れてるとキンコンカン、ほかセンターラインを踏んでもキンコンカンコンと鳴って、正直、ウルサイ。

モニターもウルサイ。運転席に座った途端、ここを押してエンジンをかけなさいと指示が画面に浮かび出る。ほっといてくれと思う。ちょっとイライラします。これ、もうちょい静かにならないものか。今度の点検の際にディーラーさんに聞いてみねばなりません。


子供の頃に観てた『ナイトライダー』という海外ドラマに、喋る車(ナイト2000。通称キット)が出てきたのをふと思い出しました。
人口知能KITTが搭載された万能自動車のナイト2000は、さながらボンドカーのように秘密兵器満載。主人公マイケルがピンチの時には、なんとKITTが自分の判断で勝手に動いて助けに来たりします。ナイト2000に乗ってみたい!とずいぶん憧れましたけど、いざ自分の車に喋られてみると、マジで落ち着かない。

これがもしナイト2000だったとしても同じだったかなって気もしてきます。ロック聴いてたら《その音楽うるさいので止めてくれませんか?》って文句言われたりしてね。

「ナイトライダー」は数年前にBSで深夜に再放送していて、今の目で観ても大変面白いドラマでした。機会があったらまた観てみたいですね。

そんなこんな、外見の地味さに反してにぎやかな僕の車ですが、踏めばスーッと道を滑るように走ってくれる、なかなか良い乗り心地の車です。狭いけどね。それもそのうち慣れるでしょう。自動車にそれ程興味のない僕でも、新しい車ってのはそれだけでテンション上がります。これから大事に乗っていこうと思います。


先の日曜日に近所の神社で車のお祓いをしてもらい、その際、500年前に彫られたという大黒さまの像が一般に公開してたので、ご尊顔を拝見してきました。


写真撮影は自由。SNSもどんどん上げてくださいと係の人が言ってました。いまこの写真をタブレットの待ち受けにしてます。御利益は大いに期待します。


お祓いを済ませたその足で、慣らしドライブがてら二俣の秋野不矩美術館へ。連れ合いが源氏物語絵巻の展示を観たがったので、僕も付いていきました。

大学で国文科を専攻してた連れ合いほどでなくても、源氏物語絵巻はとても見応えあって楽しめました。見応えありすぎてクタクタになって椅子に座ってたところ(連れ合いはお土産の絵葉書をせっせと選んでた)、そこでガングリフォンのニシムラユキさん&じゅんぺいさんご家族と偶然遭遇。おーなんと奇遇とご挨拶しました。

秋野不矩美術館は館内は撮影禁止ですが、入り口のこれは大丈夫でないかとパシャリ(大丈夫でなかったらごめんなさい)。

絵を描きつづけて八十余年
それでもまだ満足のいく作品が
描けないのが現実だが
私もそれ故に生きてゆく甲斐が
あるというものであらう
絵とは何であらうか
作家は自分の創作を期して表現にいどみ
一生を過ごすのが使命であり
それが本望である

一九九七年十月
秋野不矩



胸にズンとくるお言葉。


11月のフリーダムフォーク集会の出演者決定。皆さんよろしくお願いいたします。

第181回フリーダムフォーク集会
【日時】2022年11月19日(土)
    19時半開演
【場所】ライブカフェ mamselle
袋井市堀越1802-1 TEL 0538-42-6440
http://mamselle.sakura.ne.jp/
【料金】music charge 500円
【出演】
一次会(本編)演奏時間一組20分(転換時間抜き)

・Neko's B.P
・H2T2
・ラフレシア
・砂風金
・H3音(初出場)
・マシス

二次会飛び入りコーナーはお休みです。途中換気休憩を入れます。よろしくおねがいします。



11月になって、僕のガラケーがラインできなくなった。慌ててタブレットの方にもラインをインストールしたけど、過去通話は消えちゃいましてガックリ。困っちまいますね。



マシス
コロナ以来ご無沙汰してましたが、今年は10月のうちに2回もエスケリータ68に来れました。前回は友部正人さん。そして昨夜は中西こでん、ラブラブスパークの2マンライブでした。本当だったら長野のシンガーソングライターThe Endも含む3マンライブの予定でしたが、やむを得ないご都合により急遽2マンとなったとのこと。

前の日記にも書きましたが、僕はTheEndのファンで、浜松でTheEndを観れる!と日記やFacebookで騒いでしまって(結果としてなんか申し訳なかった)、観れないってのはマァそれは率直に残念だったのですけど、僕にとって初めてステージを観ることとなるラブラブスパークと中西こでん、この二組を存分に楽しみに行くしかないだろう、と出かけてきました。



開園前にエスケリータの名物ベーグルサンドを食べて腹ごしらえ。この写真を撮った直後に飲みかけのアイスコーヒーを倒して慌てました。

トップは中西こでんさん。
こでんさんは今年になってご挨拶することが出来た演者さんで、ステージをようやく観ることが出来ました。歌いっぷりもギターも楽曲も《これを喰らえ》と言わんばかりの男臭な迫力。「射る夜」なんて歌はタイトルのそれだけで詩情があって、AmとFmaj7を執拗に畳み掛けるギターに魅了されました。最後に歌った藻が流れる歌もジンときた。

そしてこちらも僕は初観戦。京都よりラブラブスパークの登場です。
エキセントリックなお名前に反して(?)楽曲も歌も物腰の柔らかなこのお兄さんがラブラブスパーク。一曲目にカバー曲といってお洒落に歌った《土曜の夜はサタデーナイト〜》には参った。軽快に跳ねるリズムとギターの指板をコロコロ転がるように飛ぶコードワークがかっこいい。三題噺から作ったというブルーバードの歌が良かった。トラッドフォークってこんなんでしたっけ?

アンコールはYou Tubeで予習した「サンキュー」。これはThe Endと二人で歌う予定だったと言いながら演奏されました。


お二方ともステージでThe Endのキャンセルを恐縮されてて、その分自分たちが盛り上げよう!と《力が入りすぎたー》なんて仰ってて、確かにラブラブさんの序盤とか固いシーンも見られましたけど、その、なんというか、つんのめってひっくり返りそうな勢いですら素晴らしい演奏だと思いました。二人ともお疲れ様でした。

演者の突然のキャンセルって、ファンのガッカリと同じくらい、主催側も《マジか~》って思ってるに違いなくて、自分がもし演者だったら、こんな時どんな気持ちで演れましょう?とか考えちゃって、胸がキュッとなった。マスターの後藤さんも《必ず(The End召喚を)リベンジしましょう》と仰ってくれて、本当にそうなったらいいなと思いました。


この夜のお客さんにタカベヒロシさんがいて、おーお久しぶりですーとご挨拶出来ました。マシスこの人聴いたことある?ってオススメミュージシャンを教えてもらえた。倉地久美夫って聴いたことなかった。聴いてみなきゃ。そしてフルーキーさんとも再会。また何か一緒にやろーねとお話しました。

そしてそして、お客さんにはmaachanも居らしてて、こちらもお久しぶりですーとご挨拶出来た。お話してるうちに、maachanがBERだいだいで月イチ企画しているmaachan降臨DAYの12月(25日)に、なんとマシスも呼んでもらえるそうなのです。なんて嬉しい。ありがたいですね。頑張らないと。


そしてそしてそして昨夜のこと、11月のフリーダムフォーク集会の出演者も決まりました。こちらはPAよしひろさんに詳細連絡してから告知させてもらいます。11月の第三週の土曜日、19日は19時半からですよ。こちらもどうぞよろしく。


マシス




長野にThe Endというシンガーソングライターがいる、と知ったのは、友部正人さんの名著「ジュークボックスの詩人」で紹介されていたのを読んだことがきっかけでした。

友部さんが絶賛していたことで、長野のThe Endに興味を持つほどに、The Endのステージが観たくて観たくて、本気で長野まで観に行っちゃおうかしらと思ってた

友部さんも参加したThe Endのトリビュートアルバムを手に入れたことで、余計に観たくなりましたね。DISC1が本人の弾き語りワンマンライブの模様なのだけど、これが素晴らしくて参った。声もギターも歌も、とんでもなくいいんだ。

「チャーリーブラウンの死」「前回までのあらすじ」「グリーン」「あいつの奥さん」などなど。こんな面白い歌が自分で作れたらどんなにいいか。

面白い歌、というと、目の付け所だったり、歌う題材の奇抜さがポイントと思われがちですけど、The Endが何より秀でてるのは、何気ない言い回しを材料にポンポンと名フレーズを産める、ってことです。言葉の趣旨選択のバランス感覚がべらぼうに上手いし、ズルいくらい優れたメロディメイカーでもあります。

2019年3月19日、足助のかじやさんにThe Endが来ると知って、愛知県なら車で日帰りで行けるかも、と思い立ち、ひとりでカーナビ頼りに雨の中を運転して、愛知県豊田のライブカフェ足助のかじやさんまで遠征敢行。最前列の席を陣取って、初めてThe Endを観ることができました。

The Endこと桜井さんは、無愛想ではないけれど、演者としてステージでの愛想や愛嬌はそれほどでもなくて。それより何より、とにかく純粋に楽曲の良さ、歌の楽しさだけでお客さんを説得してしまいます。この日演奏した歌で、僕が知ってた歌は「引き潮」だけだったけど、コンビニの歌、中日ドラゴンズのファンの歌、知らない歌のすべてが楽しかった。この人のステージに予習なんて何もいらないと思った。


明日です。2022年10月29日、The Endが浜松のエスケリータ68に来ます。先日は友部正人さんを観たばかりなのに、友部さんのエッセイで知ったThe Endを同じ月に観れる。今年お会いした中西さんもついに観れてしまう。縁万歳。

(追記。The Endさんはご家族の事情により来れなくなったとのこと。29日はラブラブスパークと中西こでんさんの2マンライブになるそうです。おうー)

出勤前にせんねん灸で身体をメンテナンス。煙が部屋にこもって、服に匂いがついてしまった。連れ合いが悲しそうな顔をしたので申し訳なかった。服の匂いが早く取れるといい。

新しく来た車で、準夜勤に初出勤。BGMはThe Endトリビュート。usbが無事機能してとりあえず嬉しい。


マシス



#作り人
#鴨江アートセンター
#ハルノオト
#みっこちゃん
#中西こでん
#ラブラブスパーク
#TheEnd
#エスケリータ68
新しい車はまだ来てませんが、来週にようやく納車されそうです。で、今度の新しい車ではCDが聴けません。今や新車のカーステにCDプレイヤーは標準装備でないみたいなのです(車によってオプションで付けられることもあるとか)。

こういう事態に出くわしてしまうと、CDって、ホンットに売れてないのだな、って実感させられてしまいますね。自動車メーカーが《もうCDなんて誰も聴かない》って判断して切り捨ててしまったワケだから、切り捨てられたCDユーザー(僕)としては結構ガックリきました。

僕にとって車は一人ゆっくり音楽を聴く貴重な空間で、まーさか車でCDを聴けない日が来るとは思わなんだ。でも順応せねばならないので、USBに好きな音楽を取り込んで新しい環境への準備を始めてます。そう、これからはUSBでカーステを楽しまにゃならんのです。

アルバム一枚パソコンに取り込むのに5分足らず、昔カセットにCDをダビングしてた頃に比べると、ずいぶん作業は楽です。さあ何を車に持ち込むか?

まずは、今すごく聴きたいって音楽からとりあえず取り込み、次は、これが聴けないのは耐えられんって定番アルバムを。なーんてやってると、これがマァきりがない。やってるうちに頭がフワーッとしてきちゃって、あれもこれも入れたいモードになって、何を入れても足りない気がしてくる。

USBってよくわかんないのですけど、32ギガ?でMP3データで6千曲くらい余裕に入っちゃうらしい。アルバム1枚を20曲と多めに見積もっても、300枚くらいは楽にいける計算?。手持ちのCDアルバム全部は入れられないけど、片っぱしから入れてみる。で、頭フワーッってなって毎日取り込んでたら、あっという間にUSBの容量の半分を超えてしまった。おいおいぜんぜん足りないんですけど。

RCサクセションやらユーミンやらボブ・ディランやプリンスやスティーリー・ダンなどなど、思いつくままゴソっと入れたけど、まだ佐野元春もサザンもビートルズもストーンズも手持ちのやつ根こそぎ入れたいのに、もう入れすぎ?。

そんなに入れてもどうせ聴けやしないって、わかってんですけど、でもダメですね。頭フワーッな状態ですから。おっとこれも急に聴きたくなるかも知れないぜ、って手に取っちゃう。THE 貧乏性モードです。

USBに詰め込みすぎはカーステで動作バグが出る怖れもあるそうなので、ここらで一旦やめておく。うーん、二つ目のUSBが必要かしら。

いっぱい取り込んだけど、USB内でジャンル分けフォルダを作って、聴きたいアルバムをちゃんと探しやすくしましたよ。果たして、実際に車でUSBを差してどうなるか?楽しみです。上手くいくといいな。


ちなみん、最近の僕的に旬な聴きたいアルバム、となると、チープトリックです。昨年出た新譜を買ったら、とっても気に入ったのです。
今年チープ・トリックが日本公演をやるとニュースで知って、買ってみたのです。チープトリックのアルバムは相変わらずチープで楽しくて何が悪いんだ翳りも深みも二の次だぜ、って勢いが清々しく気持ちいいですね。コレ、輸入盤しかないのはちと淋しい。日本のレコード会社がチープトリックの応援しなくてどーする。

来日公演、気になってます。うぉーチープトリックだ何がなんでも絶対!というほどでもないですけど、おうチープ・トリックか、ちょっと観たいな、というくらいの気持ち。チープトリックまだ生で観たことないですので。

ベテランバンドの元気な姿、演奏を観れるまたとないチャンスですし、チープ・トリックなら絶対に楽しいに決まってる。コンサート観覧に対してのコロナ偏見も落ち着きかけた今なら、とも思います。

実のところ、公演チケットが東京しかソールドアウトしてないらしい。これがなんとなく、今チープトリック観とけー、って天に言われてる気がします。どうしようか。ギリギリまで考えて、チケットがあるようならフラッと名古屋行こうかしら。

最近聴き返していたUNISON SQUARE GARDENのアルバムも、USBに入れ切れなかった。次回は是非。
これだけ準備したのに入れてないUNISON SQUARE GARDEN。

来月11月19日のフリーダムフォーク集会に、またまた初めましての演者さんが一組、エントリーいただきました。お店の方へエントリー希望をいただいて、今日連絡させてもらいました。スゲー楽しみです。新しい風が入ってくれるのはありがたいことですね。どんどん新風が吹いて風通し良くなるといいと思う。

11月フリーダム、マシスも出ちゃおうかしら。


マシス 

  

 






来週の10月22日(土)、ラフレシアが久しぶりにステージに立ちますよ。
ラフレシアが人前で歌うのは、おそらく2020年の浜松POPSCLUB以来、約二年半ぶりだと思います。コロナ以降の世界にゆっくりボチボチと再始動です。

出演者が素敵な面子なので、僕もスゲー観たいけど、連れ合いが外出してる際は僕はお家でお留守番。行ける方はどうか応援してあげてくださいね。


実は、本当だったら、9月のフリーダムフォーク集会にラフレシアも出てもらうはずでした。でも、都合で開催日が一週ズレたため、二人の予定が合わず断念。ラフレシアの再始動一発目はマムゼルでなく星座館に持ち越されたのでした。

ラフレシアは、Heart Warm Companyの夢華さん(Vo)とMJの佳美さん(p)からなる二人組ユニットです。二人はマシスが作った歌をいっぱい歌ってくれるのでありがたいです。

今年の夏頃より、ラフレシア星座館にお呼ばれしたよー、との話を聴いて、久しぶりに活動するなら新しい歌とかあるといいな、と思い立ち、ラフレシアにあげる曲をここ数ヶ月、ずっと考えていました。
↑2020年に作ったこのCDには、これまでのレパートリーが入っています。

収録曲中、「ナチュラル」「長距離走者」「紅茶とブックカバー」は、もともとお披露目のあてもなく作ってあった未発表曲を《二人が歌うと良いんじゃない?》と提供したもの。僕が純粋にラフレシアのためだけに書き下ろした歌って、実は「心ひそかに」「マイ・イデア」の二曲だけだったりします。

↑この動画のライブでは「マイ・イデア」以外の四曲を歌ってくれてます。


で、今回の件。イチから新しい歌を書き下ろせるかは怪しかったので(試みつつも)、また未発表の歌の中からいくつか候補曲を選んでたりしてたのです。

が、そんなことをしてるうちに、ポッとメロディが浮かんで、オーこれに歌詞をつけて二人に聴いてもらおう、と取り組むことに。僕は歌詞を書くのがとにかく遅いのでいっぱいいっぱいでしたが、「鏡(仮)」という歌が書けました。

やあ書き下ろしが一つ出来た、と悦に入り、早速デモ音源を録って二人に送りたかったのですが、DTMの操作がまだ未習得でして。新しくて慣れないパソコンアプリの操作がもどかしく作業が進まない。ああ、思いついたものをサッと録れるほどDTMに精通出来たら!

これまで使ってたアナログ機材で録れば、確かにすぐ出来るんですけど、それやったらいつまでも新しい機材を覚えないよ、と連れ合いに諭されて、ごもっとも!と思い、意地でも新しいのでやることにした。やりますよ。せっかくパソコン買ったんだもの。

二人が我が家で練習してる時に、新曲作ったよーと報告したところ、二年もブランクがあってとても新曲やる余裕ない、慣れた曲で徐々にステージ慣れしていきたい、と言うので、ならデモ音源は急がなくていいな、と、途端に怠けモードになった。

その数日後、もう一曲「リスタート」という歌が出来ました(仮タイトル「クレッシェンド」)。これは何年も漠然と頭にあったメロディに、試しに作詞を挑んでみたら、苦しみつつもなんとか形になったのです。前の一曲を書いて、歌詞を書くスイッチが入りやすくなってたのでしょう。ニ曲も書き下ろしてしまった。出来る時はそういうものか。

歌詞スイッチが入ったおかげで、その後にマシスの新曲「じだらく」まで書けた。ラフレシアきっかけで、マシスも新曲の恩恵を受けました(書いたのは自分ですけどね)。ありがたいことです。


そして今週のこと、ラフレシアのためにもう一曲、書けました。ホントに先日のこと、ふと思いついたメロディにすぐ作詞を試みて、「春の電車(仮)」完成。これで三曲です。三曲書き下ろせた。寡作の僕にしてはかなり頑張ったと、自分で自分を褒めたい気分。とりあえず連れ合いと娘に《三曲も書いたにー》と自慢しました。採用されるといいな。


そして、11月のフリーダムフォーク集会に、ラフレシアがエントリーしてくれてます。他のミュージシャンは決まり次第お知らせします。新曲も早いとこ、二人の演奏で聴いてみたいし、お客さんにも聴いてもらいたい。まず、二人に聴かせねば。パソコン触らにゃ。


歌を作るって作業は、自分にとって格別に楽しい娯楽なのだと、今回改めて思いました。メロディや歌詞を考えながら、ここどうしよう、とか、もっと長くしようか、ってアレコレ悩んでいる時間は心から楽しい。色んなことがままならなくても、歌を作れてるうちは自分は大丈夫、って何となく思えてくるのです。


散歩していると、ご近所のいたるところで金木犀が香ってきます。なかなか良いものです。




マシス

今日から地元の祭典です。久しぶりに山車と一緒に一日歩いてきました。

山車の引き回しはコロナ以来、三年ぶり。お酒も食べ物もなしで、安全対策に気を配る祭り青年団、皆の苦労は見るからに大変です。心よりご苦労さまと言いたい。

おかげで、というか引回しのスケジュールがユルくて、山車に付いても身体が楽チン。アルコールを入れずに済むのも身体が楽チン。明日も一日頑張ります。


で、昨夜、2022年10月7日、浜松のエスケリータ68にて友部正人さんのライブを観て来ました。プロのコンサート観戦をするのもコロナ以来で、実に2019年以来。口火を友部さんから切れるってのがいい。よくぞ歌い続けてくださった。再会をそれはそれは楽しみにして来ました。
ユミさん(奥さま)はこのフライヤーのように黒の御召し物が多いですが、昨夜のユミさんはとても可愛い服でしたよ。


【2022年10月7日 友部正人at エスケリータ68】

[一部]

01 船長坂

02 ただそれだけのこと

03 一月一日午後一時(高橋さん)

04 明日になれば(新曲)

05 小林ケンタロウの家中華(新曲)

06 6月の雨の夜チルチルミチルは

07 夢のカリフォルニア

08 地獄のレストラン

09 こわれてしまった一日


[二部]

10 風がこんなにも(新曲)

11 陸前高田のアヴェ・マリア(新曲)

12 銀座線を探して(新曲)

13 弟の墓

14 ブルース

15 乾杯


[encore]

16 ぼくは君を探しに来たんだ



この新曲の多さ!三年ぶりだから余計に驚かされました。前半が9曲、後半6曲にアンコールを加えて、計16曲。足りない。もっともっと聴きたいって思う。弾き語りのライブでこれほど求心力があるって、とんでもないことです。


友部さんの弾くギターのストロークが、やたら気持ちいい。僕なんかが弾くのとはぜんぜん違う。何が違うのかわかんないけど、ギブソンの低音の弦がお腹にズンズン来て、ただシンプルに刻むエイトビートがとにかくご機嫌。この日は声もよく出ていて力強かったです。


二部の冒頭で歌った新曲「風がこんなにも」を聴きながら、もし吉田拓郎がこれを聴いたら《友部がこんな歌を作ってるのに、引退している場合じゃないだろう》って思うんじゃないか、って考えてました。《君のマスクを外したい》ってフレーズ、これは拓郎が思いついても良さそうなフレーズだと思ったのです。


「小林ケンタロウの家中華」はいいですね。聴いていて楽しかった。「ニレはELM」では風邪に効くモノを歌詞に連ねてたけど、この歌は料理本に出てくる食材が次から次へと押し寄せて来た。こんな歌を聴いたら誰だって小林ケンタロウのことが気になってしまいます。


「銀座線を探して」は出色の出来!。歌詞も曲も、過去の友部クラシックと比べてもぜんぜん遜色ない、まさに友部正人ここにあり、って一曲。感動しました。


余談ですが、終演後に友部さんとちょこっとお話した時に、僕が《今日は新曲がいっぱい聴けて楽しかった》とライブの感想を言ったら、横からユミさんが《(新曲)つまんない曲も多いよー》と仰って、その場にいた全員が固まった(!)。でもすぐ《でも「銀座線〜」は良いよ》と仰ってました。これが名プロデューサー&敏腕マネージャーの卓見か。


懐かしい歌では「夢のカリフォルニア」良かった!。ジャック・エリオットの話も相まって良かった。ランブリング・ジャックの愛称の由来が、ジャックがステージでのお喋りがあまりにも長いからってエピソード、可笑しかったな。


この日の「弟の墓」の演奏は格別。胸にズンと来ました。どうしてこの日歌ったのかしら。ひょっとして弟さんの命日が近かったとか?それはわからないですけど、そう感じるほどに良かった。CDで聴く何倍もグッと来る演奏でした。


で、この日のハイライトと言うなら、やはり本編最後に歌った「乾杯」でしょう。先だっての安○元首相の国葬の日に《歌詞の内容がピッタリだから》とリクエストをもらってこの歌を歌った、と言うMCから「乾杯」のタイトルを告げられた時は、思わずマスクの下で《オオオッ!》と声が漏れてしまいましたね。


名曲「乾杯」を、エスケリータの至近距離で聴けた至福。これまでずっと抜かれずにいた名刀がついに抜かれた!って印象です。その切れ味の凄さは客席にいた全員が感じたに違いないです。丁寧に丁寧に歌ってくださってるのが伝わってきて、目頭が熱くなりました。


久しぶりの友部正人ライブ、もっともっと聴きたいと思ったけど、「乾杯」を生で聴けたと思えばそれだけでお釣りがくるってものです。ああ来れて良かった。



ライブ終演後、物販を買うファンにサインをする友部さんを横目に、だあこえさん、ポテティ中村さん、フルーキーさんと雑談お喋り。そして客が掃けた後は、なんと僕らの隣のテーブルにユミさん友部さんがいらして(!)、お食事されてる御二人とお話することが出来ました。フルーキーさんはユミさんに《フラワーカンパニーズの圭介くんに話し声がそっくり!》と言われてた。なんか羨ましいぞ。


《マシス、久しぶりなんだから(友部さんと)話しをしなよ》と中村さんが促してくれたけど、そんなん言われてもしどろもどろ。三年ぶりに聴けて嬉しかった、と告げたら、このコ見覚えある、とユミさんよりお言葉を賜ってしまった。なんてこったありがたや。


あとは本当に、色々な雑談を横で聞いて、たまに合いの手を入れて、ファンとしてはとても貴重な時間を過ごさせてもらいました。ユミさんと友部さんが《すごく面白い》と話題にした本「戦争は女の顔をしていない」は、タイトルと内容に聞き覚えあるなーと思ったら、連れ合いが所有してて我が家に有りました。これは読むしかないな。


そうそう、新曲が聴けて嬉しかった、って僕のライブ感想のあとにユミさんが、先だって友部さんが初めて入院された時の話をされて、ユミさん曰く、《友くんにもし後遺症が残って歌えなくなったら、今ある新曲たちはこの世から消えてしまう》と、気が気じゃなかったそうです。


《だって、私はこれらの新曲をもう聴いていて、その存在を知っているのに、とも君がもし歌えなくなったら、全部消えちゃうんだよ?!。とも君が入院したっていうのに、真っ先にそんなこと考えてた》んですって。これは夫婦というよりもう、アーティストの才能を文化遺産のように守ろうとするプロデューサー&マネージャーの目線です。


で、退院してすぐレコーディングの手配をして、新曲の5曲を急いで録音したという。ため息しか出ないお話。これも愛の形。


この夜は23時をまわったところで、エスケリータを後にする友部さんたちをお見送りして、僕も帰路につきました。友部さんお疲れ様でした。来年は三回来てくれたら本当に嬉しいですよ。


帰る前に、10月29日のThe Endのエスケリータ公演の予約をしてきました。The Endをついにエスケリータで聴ける!中西こでんさんも出演されるのは嬉しい。ということで、10月はもう一回エスケリータに来れます。楽しみすぎる。



マシス


 

 


 


 


 

先週の台風で冠水に水没した我が愛車は全損。そしていまだに代車は来ません。足がない状況でもう一週間。ないものはないので仕方ないですが、とても不便です。一刻も早く保険会社さん代車プリーズ。
(追記 : 明日の月曜に来ると連絡来た!)

車の中って発声練習の場でもあるので、この一週間はそれどころじゃなかったけど、早く車でガンガン音楽をかけて大声で歌ってみたい。車で好きな音楽を聴けないのはストレスです。

そんな、車と共に泥水に浸かったCDたちを、昨日は水道で洗ってみました。
水でザブザブと泥を落として、盤はメガネ吹きで吹いてキレイにしました。至るところ泥でヌルヌルして手強かった。

濡れたケースと歌詞カードは一日陰干しをしたのです。紙ジャケットとか歌詞カードは、残念だけど絶望的な状態。泥が接着剤となって、カピカピにくっついてしまってる。CDを取り出そうと口を拡げただけでベリベリと破けてしまって。これはモウどうしようもない。盤(音データ)が無事ならOKと思うしかないですね。

泥水はクセモノです。車から救った残留品は軒並み、泥のすえた臭いが付いてしまって、消臭剤をシュッシュしたけど、こりゃ捨てちゃって買い直したほうがいい、って品も多い。諦めも肝心です。

とりあえずは、CDが乾いたらパソコンにデータを入れます。聴きたい大事な音楽はデータ化して準備しとかなきゃなりません。懇意にしてるセールスのお兄さんに聞いたところ、恐ろしいことに、いま新車を買うとなるとカーステってもう純正装備じゃないらしく、CDが車内でかけられないらしい(!)。マジなのか。これから新しい車が来たとして、僕の趣味の中古CD買いに行っても、戦利品を帰り道で聴けないってことです。

家に帰ってUSBにダビングしてからしか聴けないなんて、なーんかカセット時代に逆行してる気すらするけど、CDにまだしがみついてる僕が少数派なのでしょう。少数派は淘汰されるのが常。悲しい。

週明けには持って行かれるというので、連れ合いと娘を連れて、最後の車の中の後片付け、持って帰りたい物を回収しに行ってきました。が、あえて持ち帰る物も特になく、お別れだけして帰ってきた。家族との思い出に17年付き合ってくれた車なので、メリー号との別れのように名残を惜しみました。
事故現場の写真で見ると、後輪が温室のコンクリに引っかかったおかげで、大きな距離を流されずに済んだのがわかる。よく見ると僕の車の向こうに続けて流された車が見えます。


と、ここまで書いたところで保険会社さんから電話が来た。ようやく明日に代車レンタカーが来るそうな。ヤッター。たいへんお待たせしてしまって、と電話口で担当者さんが恐縮されてたけど、今回の被害の大きさでは致し方なしです。落語の「淀五郎」ように、ウ~ン待ちかねたァって言ってやれば良かった。

これで夜勤へは家族を起こすことなく、心置きなく行ける。金曜日にエスケリータ68へ友部正人さんを誰の力も借りず観に行ける。ホッとしました。


落語、といえば、6代目三遊亭円楽さんがお亡くなりになりましたね。僕はいまだ楽太郎のお名前の方が馴染みが深いですけど、とても残念です。師匠の落語は、、僕は正直なところそれほどお上手と思えなかったけど(スミマセン)、テレビで観るそのタレント性は好感だった。落語家に珍しい端正なお顔立ちで、あれだけフラ(その人から滲み出る愛嬌、可笑しみ)を持ってらしたタレント性、笑点での桂歌丸師匠との悪口の応酬で培われたものと思います。近年ではプレバトでの志らく師匠への憎まれ口が楽しかった。楽さんの御冥福をお祈りします。

そして、アントニオ猪木です。僕はプロレスは詳しくないけど、そんな僕ですらコブラツイストのかけ方は知ってます(卍固めは無理)。野球に興味の薄い僕でも王貞治選手には憧れたように、佐山聡のタイガーマスクとアントニオ猪木は僕の子供の頃からのプロレスヒーローです。高校生の時はブラスバンドのお手伝い(ラッパの人手不足)で野球部の応援をして、何回「イノキ・ボンバイエ」をトロンボーンで吹かされたことか。燃える闘魂の御冥福をお祈りします。




昨夜は栗ご飯。
栗は毎年この時期、ご近所からいっぱいもらうので、あの手この手で食べてます。僕は蒸して潰して丸めて作る栗茶巾が好物です。

とんだこともあったけど、日常が少しずつ戻ってきて、僕も家族も元気にしてます。なので今回の台風ネタを日記に書くのはこれでお終い。たくさんのご心配のお言葉ありがとうございました。


マシス
静岡で被害が甚大な今回の台風、僕もとんでもない目に合いました。不幸自慢はお目障りかと存じますが、稀な経験なので備忘録として残しておきたいと思い、公の場を失礼します。

ざっくり言えば、台風の日の深夜、準夜勤の帰り道に運転してた僕の車は、冠水に突っ込んで、そのまま車ごと水に流されました。あっ、と思った時には前輪が浮いてしまって、為す術もありませんでした。


いくら9月だからって、オフコースの「I Love You」がこのタイミングで流れたらギャグです(とても笑えない)。

流されてー流されてー、幸いにも数メートル先(後で温室の敷地と知りました)に乗り上げ、流されるのは停まりました。でも、ドアの外は見渡す一面、泥水の沼。遠くに街灯は見えども、周囲のどこに何があるか水で視界がきかない。

深夜一時、携帯は持っていたけど、助けを呼ぶのは無理。こんな危ないところへ家族も誰も呼べないし当てにならない。自力でどうにかするしかない。車を捨てて脱出を試みます。

エンジンを切る前に運転席の窓を開け、ドアが水圧で開かない時のための脱出口を確保。とりあえずの貴重品だけ肩バッグに詰め込んで、いざドアを押してみたら、やはり動かない。もう一度、力いっぱい押すと、ゆっくりと開いた、と同時にドアの隙間から水がドッと流れ込んできた。ドアの隙間に身体を押し込んで、なんとか車外へ脱出。水の深さは腰くらい。

車を放置するのに、このまんま乗り捨てていいのか、まだやっておくことはないか、と一瞬だけ考えたけど、一刻も早く安全なところへと、車を背に、元の道路を目指して泥水を踏み出しました。

数歩進んで、いきなり胸までズボッと水の深さが来た。両手の荷物は濡らすまいとバンザイ状態。前に行くのは危ないと後ずさり、一歩ずつ深さを足で確かめながら浅い方へ浅い方へと移動。そのうちにふいに高い場所に出て、ここだとばかり道路へ向かうと、それが農業側道で正解。いつもの通勤路のアスファルトを踏みしめました。

アスファルト路ですら、膝まで水がきていて、濡れたジーンズでそこを進むのは難儀でした。そんなこんなで冠水地帯を抜け、県道まで出てひと息。家まで残り1キロの道は特に何もなく帰り着きました。

家に着いて濡れた服を脱ぎ、目を覚ました連れ合いに事情を説明。風呂に入って110番をかけ、警察に自分にいま起こったことを説明しました。僕は110番って初めてだけど《事件ですか?事故ですか?》って聞いてくれるのですね。自力で脱出して車に取り残されてはいない、と告げるとオペレーターも《それは何よりでした》と言ってくれて、レッカー車の手配を僕に指示しました。

で、そのままJAFへ電話。事情を説明したところ、レッカー車はどんなに早くても昼以降だと仰る。何卒よろしくと電話を切り、この夜は3時半に就寝。


数時間後、土曜日の朝です。現場に行くと、昨夜の水は引いていて、自分の車発見。それと、僕の後に流されたであろう車があと二台、計三台が痛々しく停まってました。てっきり水田の真ん中に刺さってるかと思った僕の車は、ビニールハウスの前にキチンとバックで停車したかのようにそこに在りました。エンジンは残念ながらかからない。

ビニール袋にドロだらけになったCDを集め、その他の車中の備品も運べるだけ回収。朝10時にお世話になってる車屋の営業マンに電話。事情を言って保険会社の手配を頼みました。

はたして、昼を過ぎてもJAFから連絡が来ない。電話をしても全然つながらない。あとで聞けば、被害が多すぎて、静岡県内のレッカー車とレンタカーは軒並み出払ってしまって、手配の目処が全くつかない状態だったらしいです。

待ってても今日はレッカー車は来ないだろうと、気持ちを切り替え、家の車を借りて、マムゼルのフリーダムフォーク集会へ向かいました。

こんな時に音楽なんて、と思うよりも、もう、とにかく気分を変えてほしかった。自分が主催じゃなかったらさすがに欠席しただろうけど、結果として行って良かったです。《イヤーひどい目にあったよー》と人に話せたことで、ちょっと楽になった。なによりも、皆さんの歌を聴いてる間は車のことは忘れてました。

翌日の日曜日。車が停まってしまった敷地の持ち主のお宅にご挨拶。レッカー車が来なくていつまでも放置してることを菓子折り携えて謝罪。この日、ようやく保険会社と連絡が取れ、電話で話せました。レンタカーの手配は目処がつかず、県外の業者に手配しているとのこと。お金の説明をいろいろ聞きつつ、お昼前より、娘の部活のコンクールを観に行く。忙しくしてると怖い体験も忘れます。


月曜日、僕は職場まで家族に送ってもらって出勤。そしてようやく今日、レッカー移動されたそうです。僕の愛車はディーラーさんのところに運ばれました。ホッとしました。


今回泥に水没した僕のCDたち

今何処/佐野元春コヨーテバンド

Softly/山下達郎

Inherit The Life/角松敏生

ドリヴン/ギルバート・オサリバン

ランゲージ・オブ・ライフ/エブリシング・バット・ザ・ガール
ジーザス・オブ・クール/ニック・ロウ
ガラスの動物園/甲斐バンド


時間が経つほどに怖くなってきます。運が良かった。怪我もなく無事帰れて、良かった。


マシス

週末になるとやたら雨が降る、という僕の歌。