ネットニュースの記事でチラッと見かけた、坂本龍一の訃報に対しての報道に関する話です。友人もSNSで呟いていたので、思ったことを書きます。


要は、いくつかのニュース番組にて教授の逝去を取り上げた際に「ライディーン」がやたら使われた、ってことらしいです。で、それを観て《「ライディーン」は高橋幸宏作曲だ!》と憤慨された方がいたそうで。YMOなら「ライディーン」でなく坂本龍一作曲の「テクノポリス」をせめて使うべきだろう、という声があがったとか、ライディーンが使われたことの是が非で論争になっている、という記事でした。



僕もFacebookで実際に《坂本龍一が!残念です。戦場のメリークリスマス、ラスト・エンペラー、YMOといえばライディーンだし...》と知り合いが書き込みしてるのを読みましたが、そこで《ライディーンは教授の曲じゃないだろ》と目くじら立てて指摘するのは、僕としてはちょっと違うと思いました。


何が重要かってことでは、《残念です!》の言葉に重きが置かれているってことこそ大事で、教授が亡くなって悼む心こそあれば、YMO=ライディーンって考えている人に対して《そこはテクノポリスだろ!》なんて声を荒らげなくても良いと、個人的には思うのです。そこで《わかってないやつは教授を語るな》って怒っちゃうのは、純粋な哀悼の意までも地に落としてしまう行為だと思う。


何より、そんな論争をされてるのを天国の坂本龍一が見たら、どっちの態度に眉をひそめることか。それを想像すれば、小銭稼ぎライターの煽りにまんまと乗ることなく、寛容な心でいる一択でしょう。追悼番組でライディーンが流れたことも、《YMOといえばライディーン》と書いた人のことも、教授は決して責めることはしないと思いますよ。



「Rain」が好き。どこがいいと説明できません。



マシス

コロナ以来(この書き出しも飽きてきた)自粛ムードによって行けていなかったコンサート、昨年暮れの友部正人さんを皮切りに少しずつ《行くぞ》《行きたい》の気持ちが僕の日常に戻ってきました。

最近になって、劇的に何が変わったってわけではないのですけど、もうチケット取っても大丈夫、コンサート楽しんでOK、という雰囲気が世間にも出てきたと思います。気のせいじゃなく、コンサートの情報もグッと増えてきた。佐野元春、山下達郎、浜田省吾のツアー発表、そして2020年にコロナで行くのを断念したギルバート・オサリバンの再々来日も決まった。ああいよいよだって感じですね。四月、新年度、出だしの良い雰囲気です

《行ける》の話ですと、一枚、チケット発券済みコンサートがあります。当日までもう一ヶ月をきったので言っちゃいますが、5月3日のザ・ストリート・スライダーズの日本武道館に行ってきます。コロナ以来(この書き出しも略)初の県外移動、連休に東京遠征。

スライダースが一夜限りの復活!との知らせに舞い上がって、抽選に申し込んだらアッサリ当たってしまった。日本武道館に行くのは角松敏生の解凍ライブ以来か。その時はステージより天井の方が近いって上の方の席でしたが、今回はアリーナ席です。武道館でアリーナなんて臨場感は申し分ないでしょう。

あとからWOWOWで生中継されることを知って、抽選に落ちたとしても結局放送で観れたなァとちょっと思いましたけど、実際に会場に行けて生で音を浴びれるのが何より。もちろん留守録予約して出かけます。永久保存版的イベントですから。アリーナでアホみたくノリまくる僕の姿が全国放送されないよう願う。

武道館は帰りの交通の便だけ心配です。角松ん時に駅までの混雑が凄くて懲りたので。ホント、終演後に掛川まで着く新幹線に間に合うのかしら。でもスライダーズの復活を待っていた全国のファンが集う中、同じ時間を過ごせるのです。ああもう来月なんだ。およそ30年前に浜松のフォルテホールで最前列で観た以来のスライダーズです。すごく楽しみ。
《行きたい》の希望筆頭でいうと、これはもう佐野元春ですよ。傑作アルバム『今、何処』を引っさげての「今、何処」ツアー2023がついに始まります。7月8日静岡市民会館の公演決定ヤッターと思ったら中ホールかい。けど、とにかくひさびさの静岡公演は嬉しい。
チケット販売はまだ先ですが、これは是が非でも取りたい。取ります。中ホールは入ったことないですけど、席数がきっと少ないですよね。ファンクラブ抜けちゃったので、チケット確保が少し不安。でも取れたら中ホールは最高でしょう。元春との距離が近いですもの。

とりあえず今何処ツアーは絶対に体験しなきゃダメだ!と、長年元春ファンをしてる僕の勘が告げてます。何がナンでも行きます。先行で静岡のチケット取れなかったら6月25日愛知公演の一般発売を狙う(愛知芸術劇場なら絶対に取れると信じて?)。町内会の集まりをサボってでも行くぞ。

浜田省吾も山下達郎も、今年のツアー、行けるものなら観ておきたい。しかしながらこのお二人はチケットが激戦区すぎて取れる気がしない。衰え知らずのこの集客力は大したものですね。達郎も省吾も静岡公演なしってのは淋しいけど仕方なし。申し込むだけは申し込む。


申し込む、といえば、浜田省吾の渚園のライブ映画、4月17日の先行上映会の抽選に申し込みしてあります。評論家の田家秀樹さんが浜松に来てトークしてくれるとのこと。

来週結果がわかるのですけど、こちらはもしハズレても、映画は5月に一般公開を必ず観に行くので、このくじ運は佐野元春の静岡公演に取っておいてもいい。むしろそうして欲しい。

スライダーズ武道館が当たっちゃって、くじ運尽きたんじゃないか?と心配ですが、行けるものなら全部行きたい。そりゃそうですよ。観たいミュージシャンが現役でいるうちにしっかり観ておきたい。いつまでも観れると思うなミュージシャン。いや、マジで。

新年度になり、今年は僕は町内会の役が二つもあって(部農会長と体協理事)、町内会の行事のせいでコンサートいけないってのはありませんように。切に祈る。マジで。


話が変わりますが、佐野元春の完全予約生産のアルバム『SWEET16』アニバーサリーエディション。高額のため怯んで予約してなかったけど、あまりに世間の評判が良くって、ウワー買っときゃ良かったと思ったところ、タワレコで在庫を見つけちゃいまして、ちょうど会社からもらったVISAカードの商品券もあって、衝動で買ってしまった。

30年前に聴いて聴いて聴き倒して、どの曲も細部まで脳内再生できるくらい繰り返し聴いてきて、近年こそもうさすがにもうお腹いっぱい、と手に取らなかったけど、久しぶりに聴いてみたdisc1『SWEET16』はホントーに格好良かった。この感動は久しぶりに聴くせいなのか、リマスタリングされた音が良いせいか。音の良さってよくわかんないけど、素晴らしいリマスターのおかげなのでしょう。

僕的にアルバムの中で好きな曲ランキングがわりと低かった「レインボー・イン・マイ・ソウル」がまぁービシビシとキタ。今更ですが、こんなに格好良かったっけ?って驚いちゃって、マイッタ。なんて良い音と演奏なんだ!って痺れちゃいました。続けて畳み掛けられる「ポップ・チルドレン」ではあまりにもご機嫌過ぎて、運転しながらウォーッて思わず声をあげてしまいましたよ。さんざん聴いてきたはずなのに、こんなん鼻血が出そうな演奏ですって。褒め言葉ですが、ポップ・チルドレン(の演奏)は狂ってる。頭からケツまで奇跡みたいにぶっ飛んでる。

『SWEET16』で僕が一番好きな曲は「廃墟の街」で、それは今回改めて聴き返しても感動は変わりませんでした。キラキラした音と演奏の多幸感、それに反するかのやるせなさすぎる歌詞と呟くような歌唱、全部のバランスが最強。

「廃墟の街」が終わって「誰かが君のドアを叩いてる」のマンドリンのイントロが、まるでファンファーレのごとく鳴る瞬間のカタルシスがまたいいすね。「君のせいじゃない」のあとに鳴り響く「ボヘミアン・グレイブヤード」のバグパイプも同様のカタルシスあります。

おまけのディスク、disc2アウトテイクはコレクターズアイテムって感じで、興味深いけどこちらは一回聴けばマァ十分。残りのdisc3〜6まで4枚のライブCDはなかなかご機嫌です。僕は実際にSEE FAR MILES TOURのpart Ⅰとpart Ⅱ、浜松と静岡で両方2回ずつ観れたけど、まさに佐野元春 with The HEARTLANDの絶頂期の演奏の記録と言っていい楽しさ。

part Ⅱは『SWEET16』発表後の無敵ツアーで、ファンの間でもずっと評判の良かったライブです。が、CDで比べて聴いてみればpart Ⅰもまた良いのです。雑多なセトリのまとまりなさがかえっていい。元春が叫ぶ叫ぶ、声が上ずるくらいシャウトしてて存外興奮させられます。
Blu-rayのライブは、期待通りでそれ以上でも以下でもなく良品。特筆すべき目玉とすれば「彼女の隣人」の映像でしょう。噂には聴いてたけど、ついに観れたって気持ちです。感極まって歌えなくなる元春の表情は、元春自身は記録に残したくない姿だったかも知れないけど、ファンとしたら堪らないものがあります。泣いてる姿を観てグッとくる、ってのも変な話ですけどね。

出来たらCIRCLEツアーでの元春誕生日の公演、元春に完全サプライズで演奏されたという「二人のバースディ」もぜひぜひ映像化してほしい。

《あんなにステージで泣いてる佐野君は見たことない》by古田たかし。

その時のサプライズでの演奏では古田たかしがヴォーカルを取ったとのこと。しかも、リハーサルすると元春にバレるから本番一発勝負での演奏だったそうです。そんなのチラッとでもいいから観たいですよね。出してくれないかな。


で、最後に私事ですが、6月のイベントのフライヤーをいただきました。ちょっと早いですけど、情報公開。
まだ先の話ですが、お心にお留置きくださると嬉しいです。ツキクズとほし、楽しい夜にしたいです。


マシス
近年、僕は【新曲は何日か寝かせろ】と思うようにしています。出来たーと思うとつい人前ですぐ歌いたくなるけど、時間が経てば経つほど、後からあちこちと直したい箇所が出てくるもので。

そこで、発表するのをグッと堪え、ちょっとクールダウンする時間をおいてみて、それから見返すように少しだけ心がけてみる。すると、わりといい事あるものです。後からいいものが見つかることがある。

で、この度、前回の日記で触れた《車の中で出来た歌》の歌詞を完成(?)させました。出来たァと思った詞を一週間いろいろ捏ねくり回してみた。結果あんま初稿と変わんなかったけど、自分の好きなものに近づけたと思います。

これで人前で演奏すると、また変えたいところが出てきたりするものですが、その時はその時。

「インターホン(宅配便)」はタイトル通り、宅配が来たけど今ちょっと出たくない、って、ただそれだけの歌です。ニ年前に「駱駝」を書けたおかげで、しばらくはちっさなテーマの歌をいっぱい作ってみたい。でも、ちっさくても、自分がこれまで聴いてきたいろいろな影響をいっぱい試そうと考えてます。

歌ってる動画を録って載せようかとも思ったのですけど、昨日久しぶりにお酒をいただいて、喉がガラガラで声が出ませぬ。お酒はどうもいけません。

「インターホン(宅配便)」

宅配便には今 出られない
宅配便には今 出られない
ちょっと今 手が放せない
ちょうど今 ほかに誰も居ないし

誰か何か送ってきたのかしら
誰か何か送ってきたのかしら
インターホンが鳴ってる
インターホンが鳴ってる
インターホンが鳴ってる

ひょっとして君が来たのかも
ぜんぜん知らない人が
宅配便のふりをしてるのかも
でもちょっと今 人前に出たくない
だってまだ着替えてもいないし

誰だこんな時間に訪ねて来て
誰だこんな時間に訪ねて来て
インターホンを鳴らす
インターホンを鳴らす
インターホンを鳴らす

玄関先に人がいる
玄関先に人がいる

誰だこんな時間に訪ねて来て
誰だこんな時間に訪ねて来て
インターホンを鳴らす
インターホンを鳴らす
インターホンを鳴らす

誰か何か送ってきたのかしら
何か最近自分で頼んだっけか
インターホンが鳴ってる
インターホンが鳴ってる
インターホンが鳴ってる
インターホンが鳴ってる


宅配便にはまだ出られない



2023/03/31/20:54


マシス

【追記】教授 R.l.P。ストリングスと教授のピアノだけのアルバム『1996』を唯一今でも所持していて、大変愛聴していました。中でも「RAIN」のゾクゾクする感じが好きで!そして「ラストエンペラーのテーマ」の美しいこと。




 もちろん、「東風」「テクノポリス」「戦場のメリー・クリスマス」だって何回も聴いたもので、教授にはずいぶん長いこと楽しませてもらいました。








 

僕の叔母にあたる方が亡くなって、この一週間はちょっとパタパタしていました。本当に大変だったのは従姉弟ですけど、僕も仕事を休むために作業を前倒ししてもらって、春の嵐の吹き荒れる中、お通夜に葬儀と、なかなか疲れたけど、滞りなく済んでひと息です。

葬儀の帰り道に、連れ合いがお金を卸したいというのでイオン袋井店へ。ならついでにと僕は書店でマンガの新刊を買ってきました。
「葬送のフリーレン」10巻。黄金郷のマハト編の話が決着するかと思ったら、次巻に決着を引っ張られた。フリーレン一行の絶体絶命の危機に、敵を解析していたフリーレンがようやく覚醒し勝機を見出す?こんなとこで終わって続きが読めないのは酷ですぜ。単行本2巻3巻の断頭台のアウラ編に続く盛り上がりを見せております(断頭台のアウラ編よりも既に話が長い)。

「葬送のフリーレン」は今年アニメ化されるそうで、奇しくもフリーレンと同様に魔法使いが主人公の小説「アンネームド・メモリー」もアニメ化されます。どちらも原作が大好きなので楽しみなのですが、主人公の声優さんが、どうやら二作とも一緒、種崎敦美さんらしいのです。アーニャ売れっ子ですね。



話は変わりますが、アビーロード浜松店の25%オフセールって今日まででしたっけ。確か3月26日までだった気がする。先日行ってきましたが、行けるならもう一回いきたい。

僕が行った時の戦利品は2枚。ルー・リードと笹倉慎介。
『ブルー・マスク』はルー・リードのアルバムの中でも『コニーアイランド・ベイビー』と並ぶ僕のお気に入りで、輸入盤CDで買って既に持っていますけど、あまりに好きなアルバムなので邦盤ライナー付きがあったら欲しいとずっと思ってたのです。25%オフはデカい。やあ買えて嬉しい。

笹倉慎介さんは、富士市出身のSSWで、以前に富士市で生ライブを拝見してます。歌声が本当に素晴らしい。やはり買えて嬉しいです。


アビーロード帰りの車の中で、半年ぶりに歌が出来た。出来たと言ってもまだ萌芽状態でぜんぜん固まってないですけど、久しぶりに《これ、作れるな》ってアイデアがポッと降ってきました。コロナ期間に歌を作ることで頭から吐き出し尽くしたアイデアの芽が、ちょっとずつまた貯まりつつあります。

僕は自分から《何か歌のアイデアはないか》と探すことは極力してません。作りたいものがない時は無理して作らない。いや、無理して作って良い歌ができる場合もあるので、ガツガツと作るのも好きなのですけど、基本はアイデアが降って来るのをボーっと待つやり方を取っています。寡作になるけど、アマチュアで締め切りもないので、じっくりやります。


この歳になると、葬儀の列席もいくつか経験します。いくら経験してもああいうのは慣れるものじゃない。久しぶりのお葬式、大したことしていないのにズシッと疲れた。でも、従姉弟が普段通りに、ずっと明るくのほほんと振る舞ってくれて、列席した親戚も皆さんいくらか心が軽く過ごせたと思います。僕より十歳以上も若いのに、従姉弟はとてもエラかったです。


5月のフリーダムフォーク集会、一次会出演者に僕の大好きな《あの人》が内定してます。久しぶりにマムゼルで会えるのは嬉しいです。まだ内定状態で、その時の事情によってキャンセルもあるのけど、出演願いを申し出たところ御本人より出たいですと言っていただけてああ嬉しい。本当に嬉しいですよ。あと二組は誰にしよう。楽しみだなー。
5月27日のフリーダムフォーク集会、皆さんぜひお運びくださいませ。

そして、こちらもぜんぜん先の話ですが、夏に、やはり、とーっても久しぶりの(大好きな)方とライブでご一緒することが内定しています。あくまで内定中、ですが。そういう話を頂いてます。場所はオープンしたての浜松市【猫の手】。ズートホーンロロの一階です。
お元気かな。あの歌声とあの歌世界はいまどんな様相だろう。いい感じにくたびれて、やさぐれて、優しくなっていたら最高だな。こちらも詳細が発表された際はお知らせしますので、ぜひ遊びに来てくださいね。


マシス
2023年3月18日(土)、袋井市のライブ喫茶マムゼルにて奇数月第三土曜日恒例のフリーダムフォーク集会が開催されました。お知らせが遅れましたが、今回の第183回フリーダムより二次会の飛び入りコーナーを復活させました。
コロナ騒ぎ以来、飛び入りは来場者の人数が読めなくなる、ということで、ずっとお休みしていたのです。そろそろ二次会の再開どうかな、とタイミングを見ていたのですが、今回の3月に予定していた出演者にトントントンとキャンセルが出まして、急いで出演者を募ろうかどうしましょとスタッフと相談した結果、どうせならこの際、一次会は4組のまま二次会を再開しましょう、と相成ったのです。
告知では一次会にマシスが入ってましたが、せっかく二次会やるなら、天ちゃんに一次会エントリーを譲って、僕は二次会に回らせてもらいました。ステージネーム天ちゃんは僕の娘です。出てみる?と聞いたら今回乗ってくれたので、一次会のメンツを急遽変更。

以下、出演者の皆さん。
【天(てん)】
緊張すると言いながら20分のステージを堂々と歌ってくれました。連れ合いはピアノに関して私よりもう上手いとの談。彼女の歌声もちょっと個性的で、僕も彼女の歌を聴くのは好きです。(学生ですので写真は後ろ姿で失礼)

【小栗祐司朗】
こちらも緊張すると言いながらの登壇。丁寧に丁寧に、しかし堂々と朗々と「3月9日」を熱唱。一生懸命の演奏は人を引き付けます。MCの自己紹介にて、僕、小栗くんのお名前の読みをずっと間違えてたことが発覚。祐司朗はユージローと読むのだそうで。長いことユーシローと呼んで失礼シマシタ。

【ラフレシア】
初々しい?演奏の続いたあと、夢華さんの歌いっぷりは素晴らしく貫禄が、いやいや場慣れ感に溢れていて、どの曲も安心して楽しませてもらいました。特に「卒業写真」でのハーモニーはシットリと落ち着いたもので、客席は静かに聴き入っていました。

【てぃあーず】
この日は大石さんに準備からPAまでお手伝いいただきました。二次会へのお声掛けもたくさんの方にしていただき多謝。風の「あの歌はもう歌わないのですか」はフォーク集会の良心とも言いたい素敵な演奏。オリジナル曲「風のメロディ」はステージを締める名曲の風格を携えてました。

一次会終了。ここから二次会の飛び入りコーナーです。

【高見さん】

【たっくん】

【マシス】

久しぶりに飛び入りをやったことで、あーフリーダムっぽい!とシミジミ思った夜でした。この敷居の低さこそフリーダムですよ。演者の皆さん、お客さん、マムゼルのマスター、お店の皆さん、ありがとうございました。

今回は急な飛び入りコーナー復活となったため、告知も直前となってしまって、飛び入りなら参加してみたい!って方にも告知が行き届かなかったことと思います。同日に他の音楽イベントもやってますし、そうでなくても貴重な週末は皆さん予定があって、急に言われてもちょっと無理、ってのは当然のこと。

そんな中、フットワーク軽く飛び入りしてくださった高見さん、たっくん(大川さん)ありがとうございました。これがきっかけになります。ここからコロナ騒ぎ以前の賑わいが少しずつでも戻ってきてくれたら、と思っています。

次回のフリーダムフォーク集会は5月27日。第四土曜日です。第三でなくて第四土曜日の開催ですので、参加される皆さんお間違えなきよう、よろしくお願いします。一次会の20分枠の出演者希望、二次会の飛び入りへの参加希望ドシドシお待ちしております。


余談。【フォークソングの定義】

帰り道の車の中で、天ちゃんが、フォークソングってどんなものかわからない、と言ってました。そう言われて、僕もちょっと返答に迷ったのです。確かに。フォーク集会を主催をしておきながら、僕も日本におけるフォークソングの正しい定義を十代のお嬢さんにわかるように説明するのは一言では出来ません。

自分だけの考えを言えば、70年代に生ギター(やピアノ)の弾き語りで自作自演してた方々を《フォーク》とすべて一緒くたに呼んでた、そういう時代があったのだ、と認識してます。だから日本におけるフォークは音楽のジャンルというより、その時代のムーブメントの呼称というのが僕の考えです。《フォークムーブメントの渦中に生まれた音楽》を総じてフォークと呼んだのだろう、と。

とある御仁から聞いた話。ずっと前のこと、某フォークイベントにて《フォークソングを演奏してください》とそこの主宰者に言われ、自分の演奏予定だった曲にNGを出されたとか。で、セトリを変えて参加してみれば、別のグループがそのNGにした歌を堂々と演奏してたそうで。あれは何だったのだ、と言ってた。それを伺って僕は、フォークの定義ってその程度のもの?と思ったものでした。

ことアマチュアのフォークイベントにおいては、お客さんが一緒に歌える曲ならOK、って雰囲気があると思います。どんなに良い歌でも、誰も知らない歌はみんなぽかんとしちゃって空気を読んでないって扱いになる。逆に、「木綿のハンカチーフ」「心の旅」「涙そうそう」なんて、それフォークソング?って言われることなく歓迎されるのです。みんなが知っててシンガロングできるってことが大事なのでしょうね。


マシス
2023年3月11日(土)、浜松市にあるアメオト舎というお店にて【雨亭 その五】というイベントに参加させてもらいました。

アメオト舎、僕は今回初めて訪れましたが、名前のイメージ通り、店内には雨に関する書籍や絵本、カラフルな傘などが飾られていて、とても可愛らしいお店でした。上島から萩丘へ店舗が移転して間もないとのこと。リニューアルオープンおめでとうございます。
《雨亭その五》この日の演者は、マシス(僕)、古木路子さん、クロキユウタ君の三組。

17時開演という早い時間のイベントで、明るいうちからお客さんがたくさん集まって来てくださいました。
けして広くない店内が、たちまち椅子が足りないほどの盛況に。なんということでしょう。落ち着いて平静に、と自分に言い聞かせながらも、いっぱいのお客様を前にしてスッカリ舞い上がりました(嬉しかった)。とても地に足が付くモノじゃない。本番ずっとフワフワ。

予定時間を10分ほど押して、僕【マシス】よりイベントスタート。
写真は只ツさんのTwitterより拝借。フワフワしてたらあっという間に持ち時間が過ぎてしまった気分。もっともっと歌いたかった。歌ってる途中、背後のドアから遅れて来てくれたお客さまが入ってきたりして、その都度ちょっとドキドキしました。

二番手は【古木路子】さん。

歌い出した途端、その歌声の迫力、そして次々と畳み掛ける歌の世界に圧倒されました。どうしたらあんな歌を作ろうと思えるのかしら。ギターの開放弦を叩きつける轟音、何かが憑依したかの絶唱。聴いていて、ああ男ってのは女性に絶対敵わねぇ、とボンヤリと思った(?)。喋ってる時の穏やかな口調とのギャップも魅力です。

最後を締めるのは【クロキユウタ】くん。

以前よりお名前だけ知ってましたが、ようやくステージを観れました。カッコいい。そのオリジナル曲は若いのにいっぱい音楽を知ってるなーと感心する楽しさ。余計なことを言わず、ただ真っ直ぐに歌と演奏を届けるだけでこんなにもカッコいい。あっちーらもーこっちらもーお祭り騒ぎー。会場大盛りあがりでした。
(僕のために歌ってくれた?ポール・サイモンのカバー超ヤバかった。クロキユウタ最高)

楽しかったです。素敵なお店で、素敵な演者さん、いっぱいの素敵なお客さんとご機嫌な時間を過ごせました。呼んでくれた主催のポテティ中村さん、アメオト舎さんありがとうございました。そして古木路子さんクロキユウタ君、ご一緒出来て嬉しかったです。お二方のステージを観て、僕ももっともっとウマくやれたらよかったと思った。次回はきっとモアベターに演る。ヤリタイ。

(追記。↑クロキ君とマシスの筆跡が似てると連れ合いから指摘があった。言われてみれば確かに)

後から聞いた話ですが、この日、駐車場がいっぱいで入れなかったお客さんもいた、と知って
、あああ僕が一台分使ってるからゴメンナサイと大反省。せっかく来てくださったのにホントに申し訳なかったです。聴いてもらいたかった。重ね重ねゴメンナサイ。

終わってからもフルーキーさん、だあこえさん、ニシムラユキさん、スリックスの中村さんご夫妻、柳茶屋の吉良さんとお話できて嬉しかった。来てくれてありがてぇな。


余談。ステージ中にも喋ったのですが、前日の仕事中に僕、右手の人差し指の爪が割れてしまって、プラプラしちゃって、ウワーこれギター弾けるかしらと焦りました。人差し指の爪って弦を直撃するので。絶対痛いじゃん。

で、ふと、瞬間接着剤だ!と思いついて、帰りにアロンアルファ買って、プラプラしたとこをくっつけて応急処置してみた。
(写真はプラプラ部分を切っちゃった後)結果としてくっついたけど、瞬間接着剤はあまり上手い処置ではなかったです。塗るのが下手すぎて表面がボコボコ。ギター弾いてて爪が弦にガリガリ引っかかって、本番中ヤベーヤベーと心で焦っておりました。なんとか最後まで演れてホッとしましたよ。

帰ってからクロキユウタ君のCDを聴いてます。

一回聴くとつい口ずさみたくなる歌たち。他のCDも買っておけばよかった。

さて、もう次の土曜日はフリーダムフォーク集会です。こちらにも気持ちを切り替えて頑張ります。

第183回フリーダムフォーク集会
【日時】2023年3 月18日(土)
    19時半開演
【場所】ライブカフェ mamselle
袋井市堀越1802-1 TEL 0538-42-6440
http://mamselle.sakura.ne.jp/
【料金】music charge 500円
【出演】
一次会(本編)演奏時間一組20分(転換時間抜き)

・エンドウアキラ
・千冬
・?
・小栗祐史朗
・てぃあーず
・ラフレシア

二次会飛び入りコーナーはお休みです。途中換気休憩を入れます。演者の皆さんよろしくお願いします!(砂風金こと山本先生はお仕事の都合でキャンセルとなりました。ただいま調整中ですが、マシスか、もしかして娘が出てくれるかもしれません)



マシス
まる二日、ひっくり返ってました。ここ数週間の疲れが日曜日に一気に出たようで、動けなくなってしまって焦った。胃が疲れてしまったのか、食べ物が受け付けない。液晶画面を見ると吐き気がして、タブレットも開けなかった。けど、ようやく復活の兆しです。復調して良かったですよ。3月はまだ予定がいろいろあるので。

3月最初のイベントとして、3月4日(土)、掛川プレイヤーズ・フェス2023の初日に参加させてもらってきました。ひさしぶりのこだわりっぱ広場です。
掛川プレイヤーズ・フェスは3月、4月の頭まで毎週土日にこだわりっぱ広場にて開催されます。週替りでたくさんの演者さんが出演します。どうぞ皆さんお時間のある時にお運びくださいませ。

PAはお馴染みon-taiさん。菅原真代さんが初日の進行を勤めてくれました。

オープニングは獅子舞(岡田寛行さん)が広場を練り歩きました。ちびっ子がイヤーと悲鳴をあげてました。僕も獅子舞に噛まれてみたかった。

一番手は僕【マシス】から。

【児玉商店】

【エリリン&サトリン】

【nordy】写真が小さくてごめんなさい。

【菅原真代】withサトリン。

【むらしん】

【斐梨】

【岡田寛行】獅子舞からひょっとこ面まで。エンターテイナーです。


暖かい日和の中、たくさんの皆さんにお立ち寄り頂き、聴いてもらえました。わざわざ来てくださった皆さんもいて嬉しかった。ありがとうございました。Facebookが観れる人はこの日の模様が配信アーカイブで観れますので、そちらも探してみてくださいね。
 


これ↓お気に入りの写真。むらしんさんありがとう。
《掛川城とマシス》


さあ、今週末3月11日(土)は、いよいよアメオト舎に初訪問です。
3/11(土)アメオト舎ライブ「雨亭 その五」

16:30~開場
17:00~17:40 マシス
17:50~18:30 古木路子
18:40~19:20 クロキユウタ

共演者の面子を見ても、こちらも万全の体調で挑まねばなりません。早く復調して、元気に歌いに行きます。よろしくどうぞ。



マシス
3月です。3月といえば奇数月第三土曜日恒例、フリーダムフォーク集会の開催月ということで、最初にまずそちらの告知をさせてください。
第183回フリーダムフォーク集会
【日時】2023年3 月18日(土)
    19時半開演
【場所】ライブカフェ mamselle
袋井市堀越1802-1 TEL 0538-42-6440
http://mamselle.sakura.ne.jp/
【料金】music charge 500円
【出演】
一次会(本編)演奏時間一組20分(転換時間抜き)

・エンドウアキラ
・千冬
・小栗祐史朗
・てぃあーず
・ラフレシア

二次会飛び入りコーナーはお休みです。途中換気休憩を入れます。演者の皆さんよろしくお願いします!(砂風金こと山本先生はお仕事の都合でキャンセルとなりました。ただいま調整中です)

飛び入りもそろそろ、と思いますが、とりあえず今回の3月はまだお休み。またスタッフや皆さんと相談して開催方法を検討していきたいと考えてます。皆さんご協力のほどよろしくです。



そして、一番近い予定から順繰りにいきます。今度の土曜日、3月4日は掛川プレイヤーズフェス2023の初日です。掛川城下のこだわりっぱ広場にて今年も歌わせて頂きます。
掛川プレイヤーズ・フェス 2023
3月4日(土)
10:45 OP 獅子舞い(岡田寛行)
11:00 ①マシス
11:30 ②こだま商店
12:00 ③さとりん
12:30 ④nordy
13:00 ⑤菅原真代
13:30 ⑥むらしん
14:00 ⑦斐梨
14:30 ⑧岡田寛行
15:00 ex 岡田寛行×菅原真代×イノウエタカコ


3月の屋外イベントです。マシスは11時からです。天気予報は今のところ良さそう。寒くないといいな。掛川城下のお散歩がてら、ぜひお運びくださいね。


そして、その翌週の3月11日㈯、浜松市のアメオト舎にて、ポテティ中村さん企画【雨亭】。クロキユウタさん、古木路子さんとご一緒させていただきます。
3/11(土)アメオト舎ライブ「雨亭 その五」

16:30~開場
17:00~17:40 マシス
17:50~18:30 古木路子
18:40~19:20 クロキユウタ

初めてのお店、初めての演者さんとの共演、楽しみでしかない。アメオト舎はもともと気になってたお店だし、お二人の素敵な演奏を聴けるのが楽しみです。僕も早く歌いたくてなりません。来てくださるお客さんに面白がってもらえるよう頑張ります。ぜひのお運びをよろしくです。


で、この翌週3月18日が、一番に告知をした第183回フリーダムフォーク集会、19時半からです。お馴染みにお久しぶりに新しい顔ぶれと、にぎやかなラインナップですよ。コチラももちろんよろしくのお運びをお願いします。


告知はここで終わり。ここからは別の話。ライブ観戦記です。

前の日記にて、土曜日(2月25日)に参加した二つのイベントのことを書きました。大変楽しい土曜日となったのですが、実は翌日の日曜日も(2月26日)、もう一つイベントを観てきてました。
藤原コータさん主催のイベントです。藤原さんとはこれまで直接ご挨拶したことなかったけど、メッセージにてダイレクトでイベントへのお誘いを頂きまして、ハル(ノオト)さん出るじゃん、聡美ちゃんもいるのかー、と思ってたのです。(聡美ちゃんは都合によりキャンセル。黒川浩和さんが入りました)

でも、土曜日も一日家を空けて遊んできて、さらに日曜日も外出、となると、お父さん一人で遊び過ぎ!と家族の視線が気になり出してしまう。でも、ツキクズは今年まだ行けてないし、ハルさん以外の演者さんはお名前は聞いたことあれどステージを観たことないとあって、ちょっと興味が湧いたのですね。

で、聞いたら《行けばー》って言ってもらえたので、日曜日。連れ合いが掛川花鳥園でのイベントを終えて、帰宅したのと入れ違いに、浜松のツキクズとほしまで出かけてみました。

開演時間より少し遅れてツキクズに到着。一番の【なみりーず】のステージが既に始まってました。

半分しか観てないので、全貌は伺えなかったけど、なんて不思議な芸でしょう。ウクレレと歌のステージなのに、掴みどころ無さすぎ。お客さんに楽しんでもらおうという気概はおそらく満タン。ポカンと口が開いてしまいました。

【ハルノオト】

会う度に新しい歌を作ってきて楽しませてくれるハルさん。余計なことをせず、誰にも何も強要せず、ただスッと演奏して、歌だけをそこに置いてゆきます。とびきり美しい三曲目のバラードも、僕に向けて歌ってくれた新曲も、みんなしっかり客席で受け取ってたと思う。

【黒川浩和】

お名前と写真はいろんなところで伺ってましたが、ついに黒川さんの生のステージを拝見出来た。うめぇや。あれこれ言う事なにもなし。なにか言うとかえって野暮になっちまう。安心して楽しめた。お見事でした。

【藤原コータ】

こちらもお名前とお顔は存じてたけど、初めて生歌を拝聴出来た。「浜松餃子の唄」が生で聴けた。本人が狙ったステージアクションよりも、狙わずとも溢れ出てしまう素の部分の方がなんかウケてた気がする。青臭さと情熱は音楽の推進力です。


この日の余談。

一番手が終わって次の演者が準備している時、客席から予定にない闖入者が出まして、そういう突発のアクシデントも、僕だったらごめんなさいね駄目ですよと断るところだけど、主催の藤原さんが良しとしたのなら、まぁ良しなのか。顔見知りからの頼みだと余計に断りにくかったかも知れませんが。

こんなこともあると、観る側としては、まぁ面白いっちゃ面白いとも言えるけど、闖入者の乱入も一興、とはちょっと思えない。楽しめるアクシデントとそうでないアクシデントがありますよ。藤原さんの優しさに甘えといて、やり散らかして他の人のステージを観ずにさっさと帰ったのは如何なものか(やった後で居た堪れなくなったのか?)。せめて最後まで観て行けば良かったのに。素敵な演者を聴かずに、勿体ない。

なんとなくこの日のイベントがイビツな印象になってしまって、ちょっと勿体ない気がしました。でも、何度も書くけど、藤原さんが良しとしたのだから、この夜はそういう催しだったのだ、と思うようにします。まぁー変わったものを観たなって意味では貴重な夜だった。演者さんは良かったですよ。この日の演者さんは皆さん客席を楽しませようと頑張ってくれてました。皆さんお疲れ様でした。

終わりにグチグチ書きましたが、皆さんお疲れ様でした。土曜日も日曜日も、刺激をいっぱい頂いた週末でした。3月もいっぱい刺激をもらいたいです。


マシス
この週末は音楽にいっぱい浸かる週末。2月25日(土)、お昼ご飯を食べてから西鹿島の音楽食堂Mへ。三上バンド主催の昭和の歌会にお誘いを頂き、参加させてもらってきました。

Mの西田さん、そして三上さん、呼んで頂いてありがとうございます。

一番は主催の【三上バンド】から。
「なごり雪」から「いちご白書をもう一度」まで。この日のベースは関口さん!

【すぎちゃん】
ALL 吉田拓郎!

【たっくん】
ALL 小椋佳!

【マシス】僕
関口さん写真ありがとうございます。昭和の歌会ですので、僕もオールカバーソング。

【てぃあーず】
風ナンバーからなごみーずetc..。

【ICHIMI】
昭和歌謡からオリジナルナンバーまで。

ひさしぶりの方、おなじみさん、はじめましての方、聴く人も演奏する人も、演奏を楽しんでやろうって気持ちがお店にフルに溢れていて、いいお湯にゆったり浸かっているような、とても気持ち良い午後のイベントとなりました。皆さんと音楽の雑談が出来て楽しかったです。お世話になりました。


で、昭和の歌会が終わったあと、夜、この日はもう一つのイベントを観ようと、車を浜松へ走らせました。
フルーキーさんの初主催イベント【ゆるゆるロック】を観に、浜松市の【TEHOM(テホム)】というライブバーに初めて訪れました。
開演前にはお客さんがいっぱい!

一番は主催の【フルーハーツ・ピロロ】から。

ゆるゆるロック、なんて言いながら、歌いだせば本人はド本気の熱演!。いやいや、感動しました。本当に。一生懸命って胸を打つものですよ。

【だあこえ&たかぼう】

お約束の曲から新曲まで流石のお手前。人の匂い、のフレーズが印象的なミドルテンポの歌が刺さりました。アンコールで歌ったトンガラカスのナンバーは特に歌声が力強く鳴ってて、オオッと思いました。良い声だ小枝さん。

【亀山純輝】
とにかく良い曲を作る、とだあこえさんに言わしめる亀山くん。お客さんのヤジも笑顔で流し(愛されキャラです)、良い曲をただただ淡々と歌い上げ、ド直球に会場を持っていきました。

【ニシムラユキ】
独特の空気感だねー、って軽々しく使われがちな感想は、ユキさんぐらいのステージでないと使っちゃダメだと思います。美人がこんな歌を書いて、何より歌声が圧倒的。イベントの締めに、あー面白いものを観れた得した!と思わせてくれました。


とても楽しかった。参加した全員が良い気分になれるようなご機嫌なイベントでした。フルーキーさんの人柄に集った演者さんとお客さん、店に居た全員が仲良くなったんじゃないかと思った。愛されキャラのフルーハーツ・ピロロの人徳です。フルーキーさん凄いぜ。いっぱい演奏を浴びて良い刺激をもらいました。DJの鳴らしてくれる80‘Sのヒットナンバーに包まれて、いつまでも皆と飲んで騒いでたかった。


今日2月26日は掛川花鳥園でのイベントにラフレシアがお世話になってます。僕はお留守番ですが、きっとそちらも良いイベントになったことと思います。僕も来週、再来週はまたマシスとして歌ってきます。頑張ります。

掛川プレイヤーズ・フェス 2023
3月4日(土)
10:45 OP 獅子舞い(岡田寛行)
11:00 ①マシス
11:30 ②こだま商店
12:00 ③さとりん
12:30 ④nordy
13:00 ⑤菅原真代
13:30 ⑥むらしん
14:00 ⑦斐梨
14:30 ⑧岡田寛行
15:00 ex 岡田寛行×菅原真代×イノウエタカコ


3/11(土)アメオト舎ライブ「雨亭 その五」

16:30~開場
17:00~17:40 マシス
17:50~18:30 古木路子
18:40~19:20 クロキユウタ



マシス



僕がFacebookを始めた際に、一番最初の投稿が
確かこの日記だったと思い出しました。
松本零士先生R.I.P

僕の高校時代の友人は、
映画「我が青春のアルカディア」での
アルカディア号の主砲の音が堪らなく好きだ、と
言ってました。アリスエ君げんきでしょうか。
アルカディア号とクイーンエメラルダス号では
どちらが優れた船なのでしょう。
どちらの船も、船の意志で
時々勝手に動いて乗組員を助けに来たりする。
どちらに乗りたいか、という問いなら
僕はアルカディア号に乗りたい。
そこは迷わない。
乗組員がいっぱい居て楽しそうだし、
ハーロックにお前も乗れと言われたら
断われるものじゃない。
ハイ乗りますと言ってしまうでしょう。
クイーンエメラルダス号ではそうはいきません。
エメラルダスと二人きりになる緊張感は
想像するだに怖い。
正直に言うなら、
どちらの船にも乗りたくない。
今の人生をすべて投げ売って
新しい旅に踏み出す勇気、
そんなものとてもとても。
果たして
若い時なら出来ただろうか。
時間は有限。
新しい旅、とはなんて甘美な
響きの言葉だろう。
男なら旅をしろ、
夢を諦めるな、
という松本零士の言葉は
なんて強い憧憬を孕むことか。
家でゴロゴロしながら
日常をあくせくしながら
本を読んで
映画を観て
歌を歌って
心だけ旅空へ飛ばす。
この先も
有限の時間を目一杯まで使う。


《素手の相手には素手で闘いなさい。男なら》