【量子力学×心理学】願いを叶え、幸せになる秘訣 高次元編
本エッセイは量子力学的な視点から、心理学やスピリチュアルを探究すべく、
きょんこさんと松岡学が協力して執筆してきました(共同執筆)。
< これまでのエッセイ >
いよいよ三部作の最後である今回、
「高次元編」ということで、 私たちの世界を超えた高次元の立場からみていきます。
それでは、
物理学と心理学、スピリチュアルが織りなす世界へ旅立ちましょう。
1.力を生み出す粒子
世の中、すべての物質は、
つきつめると素粒子から出来ています。
物質だけでなく、
物理的な「力」も素粒子のやりとりから生じます。
電磁気力を生み出す素粒子はフォトンでした。
(フォトンについては前々回のエッセイをご覧ください。こちらです)
それでは、他にも、
「力」を生み出す素粒子はあるのでしょうか?
身近な力として重力を考えてみましょう。
質量のある2つの物体に働くのが重力。
いわゆるリンゴが木から落ちるときに働いているのが重力です。
その場合は、リンゴと地球の両方に対して、
引き合う力(重力)が働いています。
ただし、リンゴと比べて
地球があまりにも巨大で重いので、
リンゴのほうが一方的に
地球に引きつけられる(落ちる)のです。
このような重力も物理的な「力」ですから、
素粒子のやりとりで生じています。
重力を生み出す素粒子は、
「グラビトン(重力子)」と呼ばれています。
リンゴが落ちる場合は、リンゴと地球が
グラビトンのやりとりをすることで重力が生じている、
ということです。
フォトンによって電磁気力が生じ、
グラビトンによって重力が生じる。
フォトンやグラビトンのように、
そのやりとりによって「力」を生じさせる素粒子のことを、
一般的にゲージ粒子といいます。
電磁気力を生み出すゲージ粒子がフォトン、
重力を生み出すゲージ粒子がグラビトン、
というわけです。
つまり、
物理学的な「力」というのは、何らかのゲージ粒子の交換によって生じる
というのが現代物理学の考え方なのです。
このような考え方のもと、現代の素粒子物理学はゲージ理論という大きな体系で記述されています。
ゲージ理論は数学の分野でも幾何学における大きな理論となっています。
2.グラビトンは未発見の素粒子
力を生み出す素粒子のことをゲージ粒子といいますが、
実は、グラビトンは未発見の素粒子なのです。
おそらくあるだろうと予想されていますが、
まだ発見されていません。
現代でも未発見の素粒子はあるのです!
フォトンと同様、グラビトンも質量が0で、
光速で移動すると考えられています。
ただし、「力」が極めて弱いため、
観測は現代の科学力では厳しいと言われています。
とはいえ、素粒子物理学全体でゲージ粒子という概念を導入し、ゲージ理論という壮麗な理論で記述されているため、
ゲージ粒子の1つであるグラビトンはおそらく存在するだろうと考えられています。
未発見のグラビトンですが、不思議な性質が予想されています。
それは・・・
グラビトンは私たちの4次元の世界だけでなく、
5次元以上の高次元にも移動できる
と考えられているのです。
そのように仮定しないと、
うまく物理学の理論が作れないのです。
もう少し詳しく説明いたしますね。
私たちは3次元の空間と時間を合わせた
4次元時空に住んでいます。
時間と空間を合わせて時空という言葉を使うのです。
ただし、4次元時空が世界のすべてではありません。
4次元時空を超えた5次元以上の高次元の世界が存在すると、
素粒子物理学では考えられています。
まだ予想の段階ですが、
素粒子物理学の最先端の理論では、
私たちの世界は10次元、もしくは11次元ではないか
と言われています。
(超弦理論で10次元、M理論で11次元)
すなわち、
5次元以上の高次元の世界の中に、
私たちの4次元の世界が存在すると
現代物理学では考えられている、
ということです。
夢がありますよね。
3.高次元の世界の中の私、という視点
それでは心理学やスピリチュアルの視点に移りますね。
現代物理学と同じように・・・
高次元の世界の中の私
そんな視点で考えてみてはいかがでしょうか?
スピリチュアルの分野では、
「高次元の自分自身」のことをハイヤーセルフといいます。
ハイヤーセルフは、
人の魂の中の潜在意識に存在すると考えられています。
ハイヤーセルフと、いつもつながっているわけではありませんが、
つながることでインスピレーションやアイデアが降りてきたりします。
インスピレーションだけでなく、
感情面であなたに降り注ぐこともあります。
たとえば、、
急に心が慈愛で満たされて、
人に優しくすることができるなど。
ハイヤーセルフとつながることで、
高次の自分からギフトを受けとることができるのです。
現実思考の人はハイヤーセルフは
心の奥底の潜在意識の声だと考えるといいでしょう。
ハイヤーセルフが存在するかどうか
ということに気を取られるのではなく、
潜在意識からのメッセージを受け取り、
豊かな人生を送ることが大切なのです。
4.実践するには?
では、実践について考えてみましょう。
高次の中に存在する「私」という視点から、潜在意識の声を聴くにはどうすればいいのでしょうか?
それはズバリ瞑想です。
瞑想というと、ちょっと身構えたり、自分には難しいなぁと思われる人もいらっしゃるかもしれません。
でも、そんなことはないのです。身構えないでくださいね。
ここでは、私(きょんこ)なりに実践している瞑想の基本について、お伝えさせていただきます。
瞑想というと、無になるイメージがあるかもしれませんが、無にならないとダメなわけではありません。
私は瞑想をする時、特定の存在(大天使や女神など)にアクセスしたり、高次の自分にアクセスしたりします。
アクセスというとイメージわかないかもですが、自分のハートの中に対象の存在を思い浮かべて、質問をするって感じです。
まず
① グラウンディングする(足の裏や床に接してる座面から地球に繋がってることイメージし)
② センタリングする (頭上から糸が出て、宇宙と繋がっていることをイメージする感じ)
③ そして、深く呼吸をする(息を吐ききって、吸いきっての繰り返し)
グラウンディングとセンタリングができて、深い呼吸ができると、瞑想はすごく簡単です。
穏やかな状態になることで、だんだんエゴや思い込みが消えていきます。
高次の自分自身(ハイヤーセルフ)と繋がるとは、余分な思考がないフラットな状態、ニュートラルな状態の自分と繋がることなんだと思います。
そこで、ハイヤーセルフに質問したり、アドバイスを請うと、答えが浮かんできます。
ちゃんと答えは返ってきます。返ってくるというか、思い出していくという表現の方が近いかもしれません。
皆様も、瞑想をすることで、ハイヤーセルフとつながり、豊かな人生を送っていただければと思います。
というわけで、本エッセイでは「願いを叶え、幸せになる秘訣」と題して、3回連続で発表させていただきました。
いかがでしたか?
あなたが何かを感じ取っていただけたなら、幸いです。
それでは、あなたが潜在意識の声を聴き、幸せに包まれることを願って、本エッセイを終わりたいと思います。
最後までお読みいただき、
ありがとうございます。
■執筆者
きょんこ(セラピスト)、松岡学(数学者)
【プロフィール】
■きょんこ
セラピスト、願望実現スペシャリスト
心理学×量子力学×スピリチュアルを織り交ぜてセッションするなど、 兵庫を拠点に関西で活動をしている。
その人の「魂の声」にアクセスし、本来の自分と繋がり、 生きる目的や前に進むサポートをしている。
「自分自身を大好きな人を増やす」
というモットーで、
自分の波動とエネルギーで願いを量子力学、物理学的に叶える方法を伝えている。
心理カウンセラー9年のレイキティーチャーであり、霊能者の曾祖父、僧侶の父を持つ。
また、クリスタルボウル音浴、
胎教・ベビーマッサージインストラクト、
エンディングノートセミナー講師、
自分を癒すレイキーヒーラー養成講座などを行っている。
◆ インスタグラム
■松岡学
数学者、博士(学術)
高知工科大学 准教授
大学で研究や教育に携わる傍ら、一般向けの講座を行っている。
アドラー心理学の造詣も深く、数学の教育や一般向け講座に取り入れている。
最近は、スピリチュアルへの関心が高い。
音楽(J-POP)を聴くのが趣味。
ファッションを意識し、自然な生活を心がけている。
出版物:『数の世界』ブルーバックスシリーズ、講談社。
『5歳からはじめるいつのまにか子どもが算数を好きになる本』スタンダーズ社。
『キララな恋愛や結婚生活を送るエッセンス』CLAP。
詳しいプロフィールはこちら
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