東京で開催されたマリーナ博士による講座
『アドラー心理学のエッセンス』 に参加しました。
テーマは
「運動の法則」
これまでもアドラー心理学を学ぶ際、
運動という言葉はよく聞いていたのですが、
マリーナ博士は、運動の法則を中心に据えて、
アドラー心理学の理論を説明してくださいました。
気持ちは動いている
もう少し正確な表現をすると、
すべての精神活動は運動している
ということになります。
確かに、言われてみればそうなんです。
自然界で動いていないものはありません。
たとえ止まっているように見えても
地球自体が動いているわけですからね。
このことを核にして、
明快で、論理的に教えていただき、
アドラー心理学のエッセンスがしみ込んできました。
印象的だったのは、
Perfection
(完璧さ)
に向かい続ける精神の活動 ・ ・ ・
私はこのことを聞いて、
無限
が思い浮かびました。
普段、数学を通して、
無限の不思議さに触れているからです。
人はどこまでいけば無限に到達できるのだろうか ・ ・ ・
感慨深いです。
講座では講義だけでなく、
デモンストレーションやグループワークもあり内容が豊富でした。
「なるほど、そういうことなんですね」
「深いなぁ」
そう思いながら、
マリーナ博士のデモンストレーションに見入っていました。
特に私は、メタファーの使い方が参考になりました。
講座を通して、
アドラー心理学を誠実に伝えてくださる
マリーナ博士の情熱やエネルギーを感じました。
「そんな視点があったのか」
と斬新な構成で、
気づきにあふれた2日間でした。
2日間の講座が終わって、
「腑に落ちた・・・」
と心でつぶやきながら、
大手町駅から東京駅まで歩きました。
京都に帰り、
次の日、朝起きてからも余韻がさめず、
「強烈やったなぁ」
とつぶやきました。
本物のアドレリアンに触れて、
清々しい気持ちになりました。
マリーナ博士、ありがとうございました。
■ 講座の様子は、岩井俊憲先生の記事もご覧ください。
マリーナ・ブルフシュタイン博士の【アドラー心理学(困難を乗り越える心理学)のエッセンス】2日目
■ ペルグリーノ博士のアドラー心理学の講座に参加した時の様子です。
■ 松岡学による記事