色と数の話 | 数学を通して優しさや愛を伝える松岡学のブログ

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こんにちは。


今回は色について考えてみたいと思います。



目で見える光のことを、


可視光線


といいます。



光は波のように振動しています。


波の長さを波長で表しますが、

可視光線を波長で表すと、


だいたい


380nm ~ 780nm です。


色でいうと、からとなります。


すなわち、虹色の


オレンジ


となります。



ここで、nm (ナノメーター) は、


1nm = 0.000001mm


つまり、


1nm は 100万分の1mm


すごく小さいですね。



虹の七色を波長で表すと、

だいたい次のようになります。

(見え方には個人差があります。)



紫の波長は、380~425nm

藍の波長は、425~445nm

青の波長は、445~500nm

緑の波長は、500~570nm

黄の波長は、570~590nm
オレンジの波長は590~620nm

赤の波長は、620~780nm






波長を見ると、


紫が短くて
赤が長い

ということが分かります。

1秒に何回振動するかを振動数といいますが、
振動数は逆の関係になって、

赤の振動数が少なく
紫の振動数が多い


となります。

つまり、

赤は長い波がゆっくり振動していて
紫は短い波が早く振動している


ことになります。



ゆっくりといっても、


赤の光は、1秒間に

4 かける 10 の14乗回も振動しているんです!


なんだかすごいですね。



色を数字から見ると、


なんだか不思議だなぁ、


と感じます。



今回は色のお話しでした。



 



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