うぢまっちゃのゴルフ日記

うぢまっちゃのゴルフ日記

ゴリゴリ工業系理系男子アラフィフ
スコアアップにはさっぱり役立ちませんが
モヤっと解消にはちょっぴり役立つかもしれない
『ゴルフ 物理シリーズ』を気まぐれに更新中...
素振り! すぶりゃー!! スブリスト!!!

ゴルフ大好き まっちゃんのブログです よろしく

ども うぢまっちゃです(^^)/

 

さて 今回のテーマは

『短くクラブを持つことと短くしたクラブにすることが

同じなのか 違うのか 』 についてになります

 

ちなみに この議論は

野球のバッティングでもよく聞かれることですね

 

結論から申し上げますと 『違う』 ということになりますが

どう違うのかを 感覚以外の理由で説明したものが

見当たらなかったので 物理的に検討してみました

 

今回はドライバーと6番アイアンで

オリジナル(無加工)の重心距離と

1インチカット、2インチカット

および 2インチカットでバランス調整した場合の4種で

重心距離を計算し

短く握った場合と違いを比較をしてみます

 

検討方法としては

実際のクラブをカットしたり鉛を貼るのではなく

(手間とお金がかかる(>_<)ので)

うぢまっちゃお得意の簡易モデルを作成し

エクセルを使用したつりあいモーメント計算で

算出することにしました

 

検討ポイントは2つ

(1)シャフトカットによる重心距離の変化

オリジナルを1インチ短く握れば

グリップと重心位置は1インチ分短くなり

オリジナルを2インチ短く握れは

グリップと重心位置は2インチ分短くなります

しかしながら

クラブを1インチカットした場合や

2インチカットした場合 重心距離は

どの程度 短くなるのか?

 

(2)バランス調整(補正)による重心距離の変化

シャフトを2インチもカットすると

クラブのスイングバランス(D0とかC9とかいうやつ)が

大きく変わり いわゆるヘッドの効きがわるくなるので

通常は鉛を貼ったりするなどして調整をします 

この調整により 重心点がどれほど長くなるか?

 

以上の2点になります。

 

計算エクセルをグラフにしたものがこちらで

まずはドライバー(1W)から

現代のドライバーと昔のドライバーの比較みたいな感じですね

 

そして 6Iの場合がこちら

ちなみに6Iの2インチ短くすると

だいたいPWの長さになりますね

 

そして 最後に

計算結果をまとめた表がこちら

 

グラフの数字の羅列ではわかりにくいので

以下に解説します

 

考察その1

シャフトカットすると 短くにぎった場合に比べ

およそ65%程度しか重心距離が短くならない

ということになります

 

考察その2

さらにバランス調整すると 重心距離が長くなるので

ドライバーならほぼ30%

アイアンなら45%しか重心距離が短くならない

ということになります

 

考察その3

短く握ることで シャフトカットするよりも

効率よく重心距離を短くすることが出来る

すなわち

クラブの動きを併進回転運動と捉えた場合

短く握る方が より回転を効かせやすい

ということになる

すなわちレートヒットに有効と考えます

 

考察その4

前回のブログ③で駒回しの例をとって

併進→回転の流れがヘッドの加速

ヘッドスピードのアップにつながること説明しましたが

一般的には 短く持つ人はあまり多くないように思われます

ちなみに

先日息子のほぼ初めての打ちっ放しに行ってきましたが

短く握るどころかむしろ左手小指を遊ばせて握っていました

このことから

重心距離を短くすることには 何らかのデメリットが

あるのではないかと想定されます

 

そこで 試しに クラブのヘッドとグリップを逆にして

重心をグリップして振ってみました

振りこそシャープになりますが

ヘッドがどこにあるか 無感覚になることが感じられます

以上の理屈から

クラブヘッドの加速には 重心距離が短いことが有効だが

あまり短すぎると ヘッドが感じられなくなり

コントール性が低下するリスクがある

というのが今回の結論になりました

 

考察その5(おまけ)

重心距離を一定にするという観点から

Bデシャンボー選手が使用している

シングルレングスアイアンがありますね

市販もされていますが 一方で

多くの人はプロアマ問わず 1番手ごとに

0.5インチづつ長くなるフローする

従来の普通のものがほとんどなんじゃないでしょうか

これは推察ですが

長いウェッジに違和感があることと

短いミドルアイアンではヘッドスピードが稼ぎにくい

というデメリットが容易に想像されます

この問題を解消すべく うぢまっちゃは

長いクラブほど短く握ることで

重心距離を一定にするようにしています

(グリップにマークを入れ 長く握れないようにしたもので

 以前紹介した シングルグラビティレングスアイアンです)

結果 5IでもPWと同じ重心距離なる(している)ので

練習量を多くしなくても そこそこ打てるメリットがあり

おススメなんじゃないでしょうか

(ほかの人で 見たことも聞いたこともないですが...)

 

なお 検証実験として

数年振りにうちっぱで検証したところ

5Iでもそこそこは打てちゃいましたので

たぶん間違いないと思ってます

 

今回 ちょっと長くなりましたが 以上です

それでは(^^)/

 

追伸

毎日暑いですね (;´Д`)

今日は会社メンバーとサッカーの試合です

どうしてもと言われて断れず...

やるからには

無理しないよう 迷惑かけないよう がんばりまっす(`・ω・´)

ども うぢまっちゃです(^^)/

 

昨日 息子と打ちっ放しに行ってきました

息子と行ったのは彼が小学生のころ一度キリで

15年くらい前のことになります

 

打ちっ放し場混むことが予想されたので

息子に予めスマホから予約してもらったので

ほとんど待つこともありませんでした( *´艸`)

(色々進化していますね)

 

2019年振りの梅里カントリーは 懐かしかったですが

ICカード化していたり システムをすっかり忘れていたりで

はじめ ちょっと戸惑いましたが

受付の接客・対応がとても良くて

スムーズに手続きすることができました

(ここは昔から変わらず 良いですね)

 

息子とは とりあえず球打ってみようということで

1時間打ち放題にして スタート

はじめこそ 上手く当たらないようでしたが

自己流ながら 振りはなかなかシャープでしたね

スライスとトゥシャンクしていたので

グリップを少し修正したところ

ときたまとてもいい当たりをしてました

これが思いの他楽しかったらしく

また行こうって言ってました

 

今日の作戦は大成功ですね( *´艸`)

 

その他びっくりした点は

弾道や飛距離がわかる『トップトレーサーレンジ』

ってのが導入されていたことです

これはキャリーやランといった飛距離にくわえ

ボール速度や着地角度など様々な情報がわかるもので

近年の設備の進化には驚かされました

(梅里は山の斜面に打っていくタイプで

 そのネガを完全に消す良い組み合わせと思いました)

 

自分も久々のマイクラブでの打ちっ放しで

かなり楽しむことができました

ウッド類は比較的何とか上手くごまかせることを

確認できました

一方 アイアン類は思ったより捕まらず

自身アイアンの下手さを感じましたね

 

最後の方は 身体も慣れてきたので

幼稚園児のように

ドライバーの飛ばしっこをしてました

ペストショットがこちら

 

先月のヘッドスピードは計測させていただいてましたが

今回は飛距離も把握することができ

久々の割には落ちていない(上がってる?)ことに

ちょっとびっくりしています

( *´艸`)

『物理シリーズ』が理屈だけでなく 

飛距離を伸ばすといった実践面でも有効だってことが

証明されたんじゃないかとおもってます(`・ω・´)

(たぶん)

 

自分も息子も仕事が忙しく (かみさんの機嫌もあり)

次回いつ行けるかわかりませんが

月一で 打ちっ放しに行けるようがんばりたいです

あと

また次回は娘もいっしょにみんなで行けたら

最高だなぁ

 

それでは(^^)/

自分自身の振り返りと再スタート(Seazon2 2024年~)

内容更新により 内容更新し目次を再掲載しておきます

(進捗に応じ 適宜更新予定)

 

*****************************
 

【シリーズ一覧】

◆物理シリーズ

 ◇物理シリーズⅠ 『クラブの動きと感覚』
 ◇物理シリーズⅡ 『衝撃のインパクト』

 ◇物理シリーズⅢ 『球筋の真実』 
 ◇物理シリーズⅣ 『へぇーそうだったのか材料』

 ◇物理シリーズⅤ 『加速理論』(進行中)

 ◇物理シリーズⅥ 『グリップの深淵』(仮)

 ◇物理シリーズⅦ 『確率と戦術~ドロー・フェード~』(仮)

 ◇物理シリーズⅧ 『二刀流スイング~横振り・縦振り~』(仮)

 

◆パッティングシリーズ

 ◇距離勘・転がり距離に関するもの(近日追加予定)

 ◇ライン・曲がりに関するもの(いまのところ完結)

 

◆クラブセッティングシリーズ(予定なし・永遠未完?)

 

*****************************
 

【物理シリーズ詳細】

物理シリーズⅠ 『クラブの動きと感覚』
 その① クラブの重心とヘッドの重心の違い
     ~バトントワリングとハンマー投げの動き~
 その② リストワークがヘッドの加速に寄与する割合
 その③ レートヒットについて
 その④ ヘッドにかかる遠心力(100G)
 図シリーズ  ~2レバーモデル~
 その⑤ モーメントとリリースタイミング
 その⑥ ヘッドスピードの上げ方
 その⑦ 4スタンス理論別ダウンにおける力の入れ方
 その⑧ クラブの重心角とフェースターン
 その⑨ スイングプレーン 2タイプ
 その⑩ クラブの動きまとめ~レートヒットモデル~

物理シリーズⅡ 『衝撃のインパクト』
 その① 二体衝突の基本
 その② ヘッドの重量と飛距離
     ~ドライバー編 & パター編~
 その③ 力積の基本
 その④ 重心と打撃の中心の違い
 その⑤ フェースローテーションによる

      ヘッドスピードアップの寄与率
 その⑥ シャフトの動き:前編
     ~しなりによる飛距離アップの理屈~
 その⑦ シャフトの動き:中編
     ~トルクについて~
 その⑧ シャフトの動き:後編
     ~ダウンにおける三次元の複雑な動き~
 その⑨ バンカーショット
 補足  パターのヘッドスピードと転がり距離の関係

物理シリーズⅢ 『球筋の真実』
 その① フェースの開閉とスイングプレーン
 その② 手とヘッドの動きの関連性 2種
 その③ 手の振りと体の回転のバランスによる球筋の打ち分け
 その④ 著者の理想とするスイング
      ~旧飛球則と新飛球則~
 その⑤ シングルプレーンスイング
 その⑥ スイングのタイプ別分類
 その⑦ スピンと初速の関係
 その⑧ マグナス効果と実際の球筋
 その⑨ Dプレーン理論 入門編
 その⑩ Dプレーン理論 発展編
 その⑪ Dプレーン理論 具体例
 その⑫ Dプレーン理論 応用編
 その⑬ ギア効果
 その⑭ インパクト後のヘッドの下降の動きについて
 その⑮ ライ角 前編
 その⑯ ライ角 後編
 その⑰ 地面の影響
 その⑱ 補足~バックスピンの功罪~
 
物理シリーズⅣ 『へぇーそうだったのか材料』

 その① 材料の変遷
 その② 振動
 その③ 打感 全編
 その④ 打感 後編
 その⑤ トランポリン効果

 

物理シリーズⅤ 『加速理論』

 その① 手元の減速現象について
 その② ムチについて
 その③ 併進回転理論について(new)
 その④ 理論をスイングにどう生かすかについて(new)

 その⑤ 短いクラブと長いクラブを短く握ることの違い(仮)

 その⑥ レートヒットと超レートヒット(仮)

 その⑦ ドラコンスイングから学ぶ

      ~腰を切る&O点の移動に関する考察~(仮)

 その⑧ シャローイングと相撲の上手投げ近似について(仮)

 その⑨ ハンドファーストが飛ぶ!?(仮)

 

物理シリーズⅥ 『グリップの深淵』(仮)

 その① 握力と摩擦係数(公開日未定)

 その② グリップ径と発生トルク(公開日未定)

 

物理シリーズⅦ 『確率と戦術~ドロー・フェード~』(仮)

 (内容未定)

 

物理シリーズⅧ 『二刀流スイング~横振り・縦振り~』(仮)

 (内容未定)

ども うぢまっちゃです(^^)/

 

物理的にゴルフスイングを捉えることが

うぢまっちゃの物理シリーズですが

前回まではクラブの動きを併進回転運動としてとらえた場合

『コックをほどくな』・『レートヒットしろ』

『打ち急ぐな』・『インパクト後で最速に』などの格言が

ヘッドスピードアップにどう繋がるのかについて

考察したのが今回になります

 

うぢまっちゃの考えとしては

ゴルフスイングで意図的に制御できる部分は

あくまでトップからハーフダウンまでであって

この間の部分が因果の『因』

ビジネスゾーンとかデリバリーゾーンと呼ばれる

インパクト前後の動きは意図的には制御できないので

因果の『果』

であると考えます

 

以上を踏まえ

『アーリーリリースとレートヒット』の『因果』

をまとめたのが こちらの図になります

 

 

この図を解釈すれば

レートヒットのメリットとしては

ビジネスゾーン(デリバリーゾーン)で

クラブの重心を中心とした回転運動が加わることで

ヘッドを走らせる(ヘッドスピードが上がる)

ことがわかると思います

 

アーリーリリースのデメリットは2つあり

一つ目は上記のメリットが得られない

(クラブの重心を中心とした回転運動が小さい)

ことになります。

もう一つ目は左上の図4-1を見ていただきたいのですが

ヘッドが打球方向と逆方向に加速(運動)していることが

わかるかと思います

すなわち 『逆走』のデメリットが加わることになります

 

詳しく言うと

ヘッドの運動をエネルギー量(1/2mv^2)と捉えれば

確かにエネルギー(スカラー)は増加していることは

間違いなく 『振ってる感』は生じるのですが

運動量(mv)と捉えた場合

ベクトル(向きの概念を持つ量)になるので

『無駄な努力』どころか

『ヘッドスピードアップを妨げる抵抗勢力』になります

 

まとめると

アーリーリリースは

『インパクト付近の回転によるヘッド加速が得られない』

『切り返しでの逆走によるデメリット』という

二重の損をしていることになります

 

一方 レートヒットは

『切り返しでの回転を抑える(または負の回転)』ことで

『インパクト付近の回転によるヘッドの加速』

を最大限教授した打ち方だと理解できると思います

 

これらの違いは駒回しに例えてみると

アーリーリリースは 駒を投げずに

いきなり駒を回転させようとするもの

一方

レートヒットは いったん駒を投げて(併進運動)

その後 紐を保持する もしくは引っ張ることで

最大の回転力を得ている

というふうに捉えられると思いますが

みなさん いかがでしょうか?

 

さて

ここでまでの議論で すでにお気づきの方が

いらっしゃるかもですが これらの議論は

『テークバックには触れていない』

極論すれば

『テークバックはどうでもいい』

ということです

もしテークバックの違いがあるとするならば

トップのポジションの違いになり

それらは

1レバー(トップでコックを抑える)

2レバー(トップでコックを入れる)

の別になろうかと思います。

 

以下は 特に元さんにお伝えしたいところでして

長くなりますが 追加説明をさせってください

 

1レバーはアーリーリリースの『逆走』が発生しにくい

というメリットがある一方

タメが作りにくいというデメリットがあります

ただ 1レバーでも タメが作れないわけではなく

ヘッドの慣性やリストの柔軟性を利用することで

2レバー同様にレートヒットが可能になります

 

上記を説明する図がこちら

 

以前の元さんは図9の動きをしていましたが

先月の元さんは図8の動きになっていたように

見受けられましたました

(『1レバー』宣言されていた際 特に)

『2レバーで』って振られていた際には

図9のようになって ヘッドが加速してました

 

ここから先は 立ち入った部分で

元さん個人の感覚の部分になりますが

もしかすると

切り返しでの腰の切れの部分と

リストのしなやかさを意識すると

良くなるかもしれませんね

 

それでは(^^)/

 

ども うぢまっちゃです(^^)

 

さて 今月(2024年6月)久々ゴルフとブログを数年越しに再開した際

たくさんの方からのいいねと励ましコメントをいただいて

とても嬉しかったです ありがとうございましたm(__)m

その中でも やはり物理シリーズなどの解析は

最もうぢまっちゃらしい内容なのかなぁと再認識し

また再開してみようかと思いました

 

まず再開にあたり 2017年6月以来 物理シリーズは久しぶりなので

目次を改めて整理してみました

なお 過去の物理シリーズの概要は

★物理シリーズ目次★に目次がありますので

お時間あるかたは そちらを参照いただければと思います

 

さて

先週なんと6年振りに打ちっ放しに行かせていただいたわけですが

やっぱり ゴルフの醍醐味は飛ばしだと改めて感じたわけでございます

また 50を過ぎれば プロならシニア 60超えればアマでもシニアで

おっさんからおじいちゃんの世界が見えてくるにつれ

身体はどんどん老いを感じるこの頃です(;´Д`)

(精神はいっこうに熟さず 夏坂健先生のことばをお借りすれば

 『飛ばしにこだわる幼稚園』なんですが...ばぶー(;´Д`))

 

んでもって 7年振りに再開する物理シリーズⅤ(←ブイじゃなくで五です)は

『飛ばすにはどうヘッドスピードを速くするか すなわちどう加速するかという視点』

でスタートしたもので あらためてタイムリーな議題だと思い

このまま再開することしました

 

さて 今回のテーマは併進 回転理論になります

簡単に言うと ゴルフスイングのクラブの動きを

クラブの重心と回転と捉える考え方です

 

とかくゴルフクラブはヘッドのみ意識が行きがちで

質点の力学と捉えがちですが

重心はヘッドにはなく その手前にあり

剛体の力学と認識することがまず第一段階になろうかと思います

 

今回はその定義と動きの部分の図の説明とし

次回 スイングにどう生かすかについて考察したいと思います

 

あらためて図の定義部分を以下に示します

(物理シリーズⅠで初めて図示したものより一部修正版)

身体との重ねた図と視点を以下し示します

 

ここで スイングのタイプ別にクラブの動きを示したのがこちら

 

典型的なものとして

アーリーリリース(図4)とレートヒット(図6)を

連続写真風に並べたのがこちら

 

併進回転理論は

赤色のの点で示される 重心の動き(併進)と

重心を中心としたクラブ全体の回転との組み合わせであると

認識するものになります

 

※細かいですが グリップエンドから14インチのO点は旋回中心であり

手ではないことに注意  

 

うぢまっちゃも その昔ゴルフを始めたころ

師匠であった大叔父から いろいろと教わった

『コックをほどくな』・『レートヒットしろ』

『打ち急ぐな』・『インパクト後で最速に』とかいった格言を教わったものの

まったく理解できませんでした

当時(ほぼ中学生)『力を込めて振るなら コックしようがすまいが

 アンコックが早かろうが 遅かろうが 何の影響があんの?』

て正直思ってました

 

ところが 物理的にゴルフスイングを捉え

クラブの動きを併進回転運動としてとらえた場合

非常に理にかなったものであると理解でき

これ以外に上記格言を上手く説明できないのではとすら思います

誤解を恐れず 極論するなら

駒回し理論といっても良いかと思いますね

とりあえず今回はここまでとし

次回 なぜ上記の格言が ヘッドスピードアップに繋がるのかについて

考察する予定です

 

それでは また (^^)/

ども うぢまっちゃです('ω')

 

さて 先日 関西方面出張にかこつけて

我が所属するシングルプレーン学会の創始者

元さん と ミシェルパパさんと食事会の機会をいただき

近況報告やゴルフ談義をすることができました

たくさん楽しいお話をさせていただいた中で

元さんとのお話からは なんといっても

ペブルビーチが印象的でした

夢を持ち続けることと叶える力をつけることを

学ばせていただきました

ミシェルパパさんは

ついにゴルフを教える仕事もスタートされたと伺い

ゴルフの力量はもちろん

思いやりのあるお人柄がチャンスを掴む秘訣なのだと

学ばせていただきました

 

何か月先かはわかりませんが

その節はまた是非よろしくお願いしますm(__)m

 

さて

自分は長らくゴルフがら遠ざかっており

打ちっ放しにも行けてなかったので

元さんには無理言って

食事会のあとに打ちっ放しをリクエストし

快諾いただきました

(後で調べたら なんと元さんと最後に行った梅里以来

6年振り(!)の打ちっ放しでした)

 

久しぶりに拝見した元さんのスイングは

昔と変わぬシャープなスイングでしたが

若干コンパクトになった印象がありました

1レバー・2レバーに関することや

ドライバー・4Iの間のクラブ

コントロールショット用のクラブのこと などなど

とても楽しい時間を過ごさせていただきました

お話や 打つのに夢中で 動画や写真撮りを

すっかり忘れてしまいました 反省です(;´Д`)

 

自分で意外だったのはHsが昔とほとんど変わらず

ドライバーで44~46m/sだったこと( *´艸`)

部屋で太極拳のような素振りしかしてなかったので

嬉しい誤算でした

まあ

力んでドライバーをチョロしたり

アイアンをダフったりひっかけたりするところも

相変わらずでしたが

お借りしたPINGのクラブが素晴らしく

まぐれ当たりしたときの気持ちよさは

ゴルフならではの快感を実感することができました

ありがとうございました

 

自分のゴルフライフはまだまだトンネルの中ですが

彼方の先に 少し出口が見えてきた気がしました

ゴルフをするのにふさわしい力をつけることと

できることをコツコツやっていこう決めました

 

ブログやラインを通じて

またお会いできる機会が得られたことや

素晴らしい先輩方お二人に出会えたご縁に感謝ですね

重ね ありがとうございました

またの機会

また是非是非よろしくお願いいたします

 

長くなったので

打ちっ放しでいろいろ考えたり 感じたりしたことについては

また今度の機会に...

 

それでは (^^)/

 

このブログを書き始めてから約12年間

自分にとってのゴルフで変わったものってなんだろう

変わらないものってなんだろう って考えてみた

 

見る側で言えば

あんなに大好きだったマスターズすら見なくなり

本当に選手がだれが誰だかわからない..

LIVだかなんだかあったり

男子も女子も 国内も海外もよくわからない状態ですね

とにかく 上手いし強いのは間違いないんですが

やはり 見に行かないと凄さがわからないですし

(なかなか見に行けないいし)

メディアも有料チャンネルやWeb系になったり

過度に専門的になりすぎてついていけてない感満載ですね

サッカーもそうですが

利権がいろいろ複雑な世の中になったもんですね

 

ルールで言えば

パターの旗竿刺したままでOKになったり

ドロップのやり方がまたまた変わっていたりするので

いつかラウンドするときには改めてルールブックを買って 

アップデートしないと 大変なことになりそうですね

 

道具で言えば

フェースにAIの技術が導入され 具現化してるのにも

かなりびっくりしたなぁ

パターやドライバーフェースのバックデザインは

到底人間の理解を超えていて

理屈はよくわからないけど『正解』なんでしょうね

 

三次元成形機製作したアイアンも具現化し

限定ながら 実際に販売もしていたりするようですね

この新たな製法は さらなる新たな設計思想の変化や

新たな道具の出現を予感してしまいますね

 

変わってなさそうで変わっているアイアンは

ロフトは7Iで31度なら寝ているほうで

27度前後のも当り前になっているらしい

たぶんシャフトの長さは変わらないとすれば

長さが短くなることの易しさを享受しつつ

打ち出し高さひ初速が得られる設計なんだろうなぁ

一方で

PWからウェッジのギャップは広がる一方で

セッティングのハードルは むしろ上がっているかも

今後はまた大昔みたいに

ドライバーからSWのフルセットに戻るかもしれませんね

ただ 昔と違って

スイング動画を送ったり

センサー類がついた専用ボディースーツやクラブを振って

アラカルト方式のセミオーダーなんて時代も

来るかもしれませんね

 

ボールも糸巻きやカチカチの2ピースから

ウレタンカバーが主流で あまり変わっていないかな

ただ今後 スモールボールがラージボールになったように

未来には ボールの規格自体も変わるときが

来るかもしれませんね

 

常識で言えば

かつて当ブログで噛みついていた 『飛球則』も

数年まえまでは『旧飛球則擁護説』も見かけたが

今や完全に『新飛球則』になった気がしますね

(ま そりゃそうだ)

『旧飛球則詐欺被害者』の一人としては うれしいことです

だだ 新飛球則も完全ではなく

7~8割程度がフェース面 (裏を返せば 2~3割は軌道)

なので 今後 真飛球則 とか言い出す人も

予想されますね

 

時代や変わるものの一方で 

相変わらず変わらないなぁと感じているものの一つが

ゴルフ理論のの多様性ですかね

 

ゴルフを始めたのが かれこれ40年前からで

熱量の多寡はあれど ずっと理論は追ってきたつもり

確かに 弾道やクラブや体の動きは格段に計測分析

できるようになったものの

結局のところ 『人がやること』なので

道具ほどには新しいものはなく

その大本は何も変わっていないような気がするのは

自分だけですかねぇ

 

手を振れ 手を振るな

体重移動しろ 移動するな

足を蹴れ 足は蹴るな

ボディーをターンしろ ターンするな

ゆるゆるに握れ しっかり握れ

頭は動かすな 頭は動いてより

グラブを立てて下ろせ 寝かせて下ろせ

手首を使え 手首は使うな

フェースをターンしろ ターンするな

1軸だ2軸だスタック&チルトだ

4スタンスだ 地面反力だ パッシブトルクだ 云々云々

 

とにかく たくさんあるし 矛盾もしているし

時代は繰り返す感のあるものや

バズり狙いとしか思えないものも...

 

ゴルフは一種の哲学や量子力学の一種なのかもしれないと

最近思うようになりましたね 

(諦め)

 

だれに いつ 何を意識するか が大切で

例えば 下痢している人に 便秘薬は むしろ毒なように

何が有効かは見極めが最も大切で

結局のところ 誰から教わるか ってのは 大事なんだろうな

(結局は人か...)

だた AIがどんどん進化すると

いつか人すら必要になくなるのかもしれませんね

(楽しみなような 恐ろしいような...)

 

自分としては

たとえ間違っていようと 自分が納得してやりたい派なので

意識してやっていること と 結果としてなっていることが

ごっっちゃになっていたりするものや

『こうやれば上手く見える』とか『美しいスイング』とか

主客転倒 プロセスの目的化は 気を付けつつ

楽しみながら探求していきたいところです

 

さて 近況と言えば

娘は駅の近くのレッスン場に行くことにしたらしい

形を大切にする 彼女らしい選択

一緒にと 誘われた息子は 断ったようだ

楽しくなけらばやらない やるなら自分で考えたい

彼らしい選択

すべてにおいて 『正解』はなく

『選択』が人格や人生をつくっているのだなぁ

と感じた一コマでした

 

自分のゴルフはまだ

た-まに素振りをする程度にとどまっています(汗)

とにかく クラブが重く Hsはかなり下がっただろうなぁって

なんとなくわかりますね...

 

最後に

前回 めちゃめちゃ久々にブログを書いたら

コメントいただけたのはとても嬉しかったですね

そして

来週がすごく楽しみです (結果またブログで)

 

長くなりましたが

ではでは(^^)/

 

 

 

 

どもども うぢまっちゃです(^^)/

 

気づけは12年前 2012年4月にブログはじめてました

すべてが虚無のあのころ かみさんのススメで

かつて大好きだったゴルフについて

気の向いたときにに好き勝手に書き始めたのがきっかけ

 

今読み返すと何だか恥ずかしいものばかりですが
恥ずかしくとも読み返すことが出来ることが価値であり

生きた証といえるのかもしれません

 

干支は12年周期ですが人も12年周期で一回りするようで

また無性にゴルフがしたくなってきました

ブログも前回2021年5月に記事書いて以来 3年振りで

本当に久しぶりな感じがします

 

なんでまたゴルフしたくなったかと言えば

数か月前くらいから 社会人数年目になった娘が

『ゴルフをしてみたい』と言い出したのがきっかけ

 

その時はそれほど本気とは思ってなかったのですが

ついに今日 ゴルフウェアを2着も買ってきて

『やると決めたらやる』と言っており

どうやら本気のようです

娘は息子にも『ゴルフしよう!』って言ってて

息子もまんざらではなさそうです

 

ゴルフに対し

かみさんはほぼアンチだし 息子はまったく無関心だったので

『家族とゴルフ』はまったく想像すらしていなかったのですが

まさか娘がきっかけになろとは...

余裕があるわけじゃないんで アレですが

まずは できることから (素振りからかなぁ...)

そして

どんな父親であり どんなゴルファーであるべきか

今一度 考えてみようかなぁと思っています

目指すのは 夏坂健さんの小説の世界観かなぁ

とにかく

ウンチく 教え魔野郎だけにはならないよう

ブログに残しておきます

(未来の自分へ)

 

それでは(^^)/

 

p.s.

元さん きっかけをありがとうございます

いつか また一緒にラウンドできることを目指して

かんばりまっす

 

ども うぢまっちゃです(^^)/

 

元さんから特別にエクセルデータをいただきました( *´艸`)

 

自分のパッティングに関するギモンを

いただいたデータを活用し検証してみました(`・ω・´)

 

一つ目は曲がりは二次曲線(放物線)なのか

というギモンです

元さんの計算データに近似曲線(二次関数)を引いて

一致を見てみたのがこちら

完全に一致とは言えませんが 当たらずとも遠からずのようです

 

次のギモンが打つ位置によって

どれくらいの『ずらし角』になるかということ

(ここでは実際のカップと仮想カップのズレの角度として『ずらし角』と定義)

 

エクセルデータから三角関数で角度を割り出し

プロットしたのがこちら

 

上りから水平にかけて 曲がり量が増え

その後はほぼ一定で

45度したから完全に下りにかけては急激に減ることがわかります

 

今回の結論は『やはり下りはむつかしい』ということ

 

過去の検討で

下りのパットはまずタッチが繊細になるむつかしさがあります

(打ち出し速度によって転がり距離が大きく変化する)

 

今回の検討でタッチの難しさに加え

曲がりについても大幅に変化する領域であり

ラインの読みも難しくなる(ばらつきやすくなる)ということですね

 

経験値でいっても

下りバットでは たまーに『ラッキーパンチ』はあるものの

3パットの確率が高いと思いますね

 

やはりパット上りのほうが圧倒的に楽なのが

データで裏付けされた形となりました

 

いわゆる 下から 手前から ってやつですね

(※補足 : 受けグリーンが圧倒的に多いので 手前からだと上りが残りやすい)

 

あらためて元さん データありがとうございましたm(__)m

 

ではでは(^^)/

 

 

 

ども うぢまっちゃです(^^)/

 

パターの転がりに関しての理論

『抵抗の加速度』のアイデアはさすがですね!

 

理論派としてのうぢまっちゃとしては

数式として解いてみました

 

計算としては

速度の式 V = Vo - at ・・・ ①

移動距離の式 (①を時間積分したもの)

       y = yo + Vot - 1/2 a t^2 ・・・ ②

の二つの運動方程式より

①と②の式から時間tの項を除去してよって aで解くと

 a = Vo^2 / (2 × y)  ・・・ ③

この③式に

 初速Voが1.83m/s  転がり距離yが9ft=2.74m

をそれぞれ代入すると

a = 0.61が得られます

 

ちなみに元さんの値では

「転がり抵抗係数 = 転がり抵抗による加速度」
9feet:  0.63

なのでほぼほぼ一致で良いと思います
 

また

11feet: 0.513のことですが

うぢまっちゃ計算式では

a = 0.50なので これもほぼ一致

変化具合もほぼほぼ一致と思います

 

なお誤差は数字丸め方や計算方式によるもので

とくに問題ないと思います( *´艸`)

 

参考までに

時間と転がりの関係をグラフにしてみました

標準的なグリーン速さ9ftでは経過時間3秒で止まりますね

 

グリーンの速さが変わっても 到達距離までの転がりの

平均速度が変わらないところが面白い点ですね( *´艸`)

 

上のグラフを簡易にして近似曲線を入れたのがこちら

イメージとしては

速いグリーンは後からダラダラと転がっていくようになっており

実際のイメージと合っているように思いますね( *´艸`)

 

ちなみに標準的なグリーン速さ9ftで

いろいろと初速(強さ)を変えた場合がこちら

 

スティンプのボール初速1.83m/sの2倍では約11m

3倍だと約25mですね

 

スティンプ初速ではショートパットの基本距離とし

2倍速の11mをミドルパットの基本距離

3倍速の25mをロングパットの基本距離とすると

いい感じになるのかなぁと思いました

 

あと 上記の基本距離でいくと

ショートパット 3秒

ミドルパット  6秒

ロングパット  9秒

とだいたい3秒毎に区切ることで

パット強さのイメージがつきやすくなるかもと思います

 

上記はエイミングとは話が逸れますが

強さイメージについて補足してみました(`・ω・´)

 

パッティングのイメージは強さ(転がり)といい

曲がりといい

すべて放物線が支配しているように思いますね

 

放物線イメージを描くことは

パッティング技術向上に有効に思います

(グリーンキーパーさん いかがですか・・・・( *´艸`))

 

ではでは (^^)/