うぢまっちゃのゴルフ日記

うぢまっちゃのゴルフ日記

ゴリゴリ工業系理系男子アラフィフ
スコアアップにはさっぱり役立ちませんが
モヤっと解消にはちょっぴり役立つかもしれない
『ゴルフ 物理シリーズ』を気まぐれに更新中...
素振り! すぶりゃー!! スブリスト!!!

ゴルフ大好き まっちゃんのブログです よろしく

ども うぢまっちゃです(^^)/

 

もう ずいぶん前ですが パターグリップ変更&改造を記録しておきます

 

パターは2016年初頭以来 CAMERON GOLO3 を使っています

デザインは かつて石川遼選手が使っていた#9に似たタイプで

コンベンショナルなL字マレットですね

それまでは コンペの景品のL字を使っていたのですが

やぱりなかなか難しかったので なんかないかなぁと思っていたところ

中古であったのを一目惚れして買ったのを思い出しました

 

そもそもが前の持ち主がウェイトを標準より10gアップしてあり

少し長く重たい印象があったので

すぐに0.5inchカットし

グリップも前のL字と同じ SuperStoroke SLIM(現Tour)1.0

に交換して使っていました

 

しかしながら長年の使用で表面が加水分解でひどくボロボロになってきており

さすがに使用できる代物ではなく 交換することにしたものです

 

交換するにあたり 同じものでもよかってのですが

通常クラブのグリップをどんどん太くしてきたので

バランスの関係上 もう少し太めにしたいな

ということで 太さは一回り大きい 2.0に (形状は変えず)

できるならショートパットの際に短く握れる 長いものにしたい

との思いから 中尺パター用のXL+PLUS2.0を選択しました

 

なお 重さはカタログ上 71→77gとほとんど変わらないとのこと

お店に注文してから 待つこと 2~3か月

入荷して装着したのがこちら

 

 

 

振ってみると

従来よりもかなり軽く感じることから

ソールに鉛を貼って調整

1枚貼っただけでは物足りず

2枚貼って完成

 

重さは571g 重心点は1cmほどヘッド寄りに移動しました

純粋なヘッド重量はおおむね400g位と想定されます

 

これはうぢまっちゃの持論ですが

パターは重いほうが転がりが良くなります

二体衝突の計算グラフがこちら

パターはヘッドスピードが遅いので

ヘッド重量が500g程度までは 100gアップする毎に

10%転がりが良くなります

 

ちなみにドライバーでは 仮に100gアップさせて

仮に同じヘッドスピードで振れたとして(まず無理ですが)

230yが240yと数%アップするだけですので

重くするメリットがあるのは 多分パターだけだと思います

 

こんなに重いパターは世にはないじゃろ

と思ってましたが

ググってみると 以下の検索結果が...

 

ピンのパターの重さは、最近のトレンドとして増加しています。

最新のパターは、ヘッドだけでなくシャフトやグリップを含めたトータルの重量が重くなり、

ストロークの安定性が向上しています。

例えば、PINGの最新モデル『シグマ2』は、ヘッド重量が350gから400gに達するものもあります【1】【5】。

重いパターは、ストロークが安定し、ミスヒットに強いとされています【3】。

 

また 別の記事では 現在のパター重量は100g程度の幅があり

最近は重い側になってきているとのこと

 

かなり思いっきり重くしたつもりですが

現在のトレンドでは意外と普通だったりするようです

 

また

グリップの長さも こんな記事が

長さの点では

完敗です (;´Д`) 

(まぁ 長さの勝負ではないですが...)

 

使い心地は 長め(普通)に握ればウエッジ感覚

短く握れば オートマチック感覚と

握りの位置によって1stパットにも

2ndパットにも 両方いい感じになりました (^^)

 

早く芝の上で転がしてみたいもんです

 

それでは(^^)/

 

 

ども うぢまっちゃです(^^)/

 

『グリップの機能』三つ

① 把持機能

② センシング機能

③ ヒンジ機能

について 再開します。

 

はじめは①の把持 クラブと人を繋げるについて

二つ目は②のセンシング クラブを感じること

ついて考察しました

 

今回は最後の③のヒンジ機能について

考察してみたいと思います

 

ヒンジとは 蝶番(ちょうつがい)のことで

狭義ではドアの根本の部分の部品ですが

ここでは折れ曲がる構造の部品と定義し

いわゆる コック リストワークに関連するものです

 

リストワークを分解すると

(ア)金槌を打つ動き

(イ)うちわを仰ぐ動き

になろうかと覆います

 

実際には(ア)と(イ)のそれぞれの動きの量により

無限の組み合わせになると思いますが

 

量で言えば 少なければ ノーコック系

      多ければ  ゆるゆるグリップ系

 

方向で言えば (ア)が橘田さんの水平打法とかレッドベター系

(イ)はレイドオフやパッシブトルク系

といった感じでしょうか

 

(ア)の動きに注目するなら 手の平が対抗する

いわゆる 合掌 のイメージとなり

フェースをシャットにコントロールする ストロンググリップ

または オープンクローズに動かしやすい ウィーククリップ

となるのだと思います

 

 

(イ)の動きに注目するなら 動きの調整の点で

絞ってみたり (いわゆる 雑巾絞り握り)

逆に開いてみたり(いわゆる 下手握り)

となるような気がします

 

リストワークは それぞれのスイング最大の特徴であり

人の性格や指紋のよううに 人それぞれであり

正解はないように思います

 

時代の傾向としては

従来は(ア)を重視しており ベンホーガン モダンゴルフ

に代表されるような 左小指をしっかり握り 右小指は外す

 

(右利きの場合)

だったんだと思われますが

最近は道具の変化により(イ)の動きでも

上手くコントロールして 飛距離を得つつ

弾道もコントロールできるようになったんだろうと感じます

 

なお 『左小指をしっかり握り 右小指は外す』ことは

ヒンジの支点をグリップエンド側に安定させ

クラブを殻竿(からさお)のように使いやすくなる

昔(今も)の基本だと思います

 

 

 

以上は 『握り方』としてのグリップですが

『道具』としてのグリップにも言及したいと思います

 

一般的な傾向としては 太いグリップはリストを抑える方向

細いグリップはリストを使いやすい方向になりますが

手や指の長さなど 個人差があり

一律サイズで決まらないところが 面白いところです

 

近年の傾向では パターもテーパなしや

ショット用クラブ用でも『Plus4』など右手部分を

太くして テーパーを抑えた方向がトレンドと思いますし

大昔の革巻きのグリップ時代にくらべると

全般的にはかなり太くなってきているように思います

 

なお 太くなるほど 人は軽く感じやすくなるようで

パターが太くなるのはこの効果を狙っている部分も

あると思います

 

素材も昔は革巻きしかなかったですが

(何十年も前のお話ですが...)

ラバーが当り前になり さらには合成ゴムもあるようです

(水分前からありますが...)

なお 合成ゴムは基本ソフトなので 

摩擦係数や マメのできやすさ 耐摩耗や耐久性など

いろいろ違いはあるかとおもいますが

感触が違いすぎて 手が出ませんね...

 

結局のところ『握り方』のグリップが様々あるように

『道具』のグリップもとてもたくさんあり

迷うところでもありますが 

思想『握り方』と実体『道具としてのグリップ』

が一致することが 大切なんじゃなかろうかと思いますし

それ以外の正解はないのが グリップなような気がします

 

このテーマはほぼ一年かがりになりましたが

『いろいろあるけど 人それぞれ』

が結論となりました

 

お付き合いいただきありがとうございました

それでは (^^)/

 

補足

次回 最近交換したパターのグリップについて

ご紹介できたらと思います

なかなかの 変態仕様に仕上がりました( *´艸`)

ども うぢまっちゃです(^^)/

 

一年ちょっとまえ 12周年のブログを

もう一度再始動したものの また放置してました((+_+))

 

ひょんなことから

またこの古びたパソコンを再起動することになり

リハビリかねて また書き残してみたいと思ったり

いやゴルフブログなのに

まったくゴルフしてねぇし なんなら

素振りすらしてねぇだろって

自ら突っ込んでみたり (;´Д`)

 

まぁ ここ1年 いろいろとありすぎて...

自分の仕事のこと 同僚のこと 息子の病気こと

古い付き合いの友人のこと 実家のこと 

などなど...

もちろん 悪いことばかりじゃなく

メッチャいいこと うれしいこと もあって

その一方で

その反対のことが 同時にたくさん起こって

想定の範囲外の連続に

ただでさえ容量のちいさな己の感情の器が

あふらたり ひっくり返ったり

で 何か疲れていたり 頭が回んなかったり...

 

希望がなければ 絶望もしない

何もプランしなければ 落胆も反省もしない

ただただ

仕事の機械になって

ひたすらに無に逃げようとしても

やっぱり

出勤のない土日はやってくる わけで

浅い眠りと怠惰の中では

自分の中のなんか黒いものは どうしても消えない

消せないもんなんですよね...

 

ここ半年

自分の人生をいきることと 他人のために生きること

強くあることと 優しくなること

理想と現実が振り子のように振れまくって

ずっと目がまわっていたような気がする

生きることを学びと実践の呼吸と定義するなら

ずっと 息を止めて 潜水して

何かを探し続けていたいただけのような気がする

 

ブログに書くことは そんな自分を客観視させ

気づかせてくれるような気がする

ずっとずっとブログを続けている人って

ずっとずっと前に 気付いていたんだろうなぁ

 

一生懸命やったって やっぱり同じ過ちをしていたりするけど

それでも

配られたカードで勝負するしかなくて

比較優位を 世の中に示していくしかなくて

 

一見悪い出来事だって 何かに大切なことに

気付くきっかけだったりすることもあるわけで

 

ないものを 嘆くより

 生きていること あるものに感謝して

  大切に 磨いていくしかないわけで

 

人をどうこうしようとするよりも

 自分がしっかりしないと 他人を支え

  ひっぱっていけるわけもないわけで

 

あらためて しっかりした自分のなりたい様を描いて

 それに向けて一歩一歩 進むことが努力なわけで

 

『ここはゴールじゃなくて スタートしたばかり!』

 息子に励まされたってことで

また できる範囲でぼちぼちやってみようと思います

 

次回からは またゴルフブログに戻りますね

 

それでは また(^^)/

 

ども うぢまっちゃです(^^)/

 

『グリップの機能』三つ

① 把持機能

② センシング機能

③ ヒンジ機能

のうち 前回までは①の保持機について考察しました

 

今回は②のセンシング機能について

考察してみたいと思います

 

スイング中のゴルフクラブは アドレスを除き

目で見ることが出来ず 感覚によって制御され

その位置情報の多くは手からフィードバック

されていると思われます

手によって クラブの位置やスピードはもちろん

シャフトのしなりやねじれ具合

さらには シャフトのしなる位置(調子)などを

感じとっているということは

とても興味深いことです

 

この手は どれほどの感覚をもっているのでしょうか?

下図は ペンフィールドの脳内小人と呼ばれる有名な図です

顔と手が異常にデフォルメされた漫画のような小人が

脳で把握している人体の感覚ということになります

上図によると 運動野 感覚野とも 

顔と手が体全体がほぼ1:1:1で

グリップはほぼ最大のエリアを占めており

この図からも グリップの重要性が再認識されると思います

 

ところで機械系のセンシングの場合

たとえば Wiiのリモコンには

XYZ軸の併進と回転(いわゆる6Axis)について

変位 速度 加速度を計測することでセンシングしていると

思われますが

人間の体ではどうやっているのでしょうか

 

皮膚感覚には 触覚(圧覚)・痛覚・温覚・冷覚

があるようですが 触覚(圧覚)が主なのは

まちがいないと思います

さら調べたところ

手には3本の神経系があり

下図の分担となっているようです


右手グリップは②センシング機能を主とし

中指・人差し指・親指を支配している

正中神経を使っていると思われます

また

インターロックにしろ オーバーラッピングにしろ

小指の尺骨神経は意図的に感じないように

しているのだと思われます

 

以下の写真は

かのザンダーシャウフェレ選手のグリップ練習器具

になります

右手の握り手の部分が異形となっており

特に親指や人差し指部分

すなわち正中神経で制御される部位が独特な形で

正中神経が ヘッド位置やフェース向きを感じたり

制御したりしている証左と思われます

 

なお 左手グリップは①把持機能を主とすると

小指の尺骨神経を使っていると思われます

 

また ゴルフグローブが左手だけなのは

右手のセンシング機能をなるべく遮るものがないように

であることの証左であり

左手はなるべく少ない力で滑らないように

把持する機能が優位なのだと思われます

 

またここで

ゴルフダイジェスト 中井学さんの記事から

いろいろな形のグリップを転載させてもらいました

15の写真の中で1つだけ上級者のようです

(答えは元のweb記事で)

【グリップ大研究】#1「いいグリップ」とは手が余計なことをしなさそうな握り方 – Myゴルフダイジェスト (my-golfdigest.jp)

 

左手のグリップはなかなか違いが分かりにくいですが

右手のグリップはかなり差があるように思われ

右手がセンサとして機能しておらず

アクチュエータとして機能していることが感じられる

グリップもありますね

 

左手のグリップがしっかりしていない

または

右手主体でクラブを振ろうとすると

右手の握力が増し

感覚野よりも運動野が支配的となり

結果 精度の高い制御ができなくなる

すなわち

ヘッド(フェース)のコントロール精度や繰り返し精度が

下がり ミスショットを生む要因になっている

可能性が高いのだと思われます

 

ちなみに

ねじ回しの+ドライバーでは

『押す力が7、回す力が3ぐらいで』

と言われます

ゴルフのグリップに当てはめ

全握力の3割で握るのが理想とするならば

引張に対抗するのが2割

回転に対抗するのが1割

といった感じになるのだと思います

 

フェースコントロールのみに注視するならば

『ゆるゆる=1割くらい』という感覚は

このあたりから来ているのかもしれないなと思います

 

まとめると

『② センシング機能』でショットの精度を高めるには

 

・右手のグリップは軽く1割くらいで握る

 (とくに右手小指には力を入れない)

・右手 正中神経の中指・人差し指・親指で

 クラブを感じられるようにすること

 

の2点になろうかと思います

まあ

今回も当り前といえば当り前の結論だったように

思います

 

さて次回からは最後の『③ ヒンジ機能』

について考察してたいと思います

こちらもしばらく考えてみたいと思いますが

テーマとしては

なぜ左手小指は強く握り 右手小指は外すのかや

ストロング・ウィークグリップの特徴について

などについて

考察してみたいと思います

 

それでは (^^)/

ども うぢまっちゃです(^^)/

 

『グリップの機能』三つ

① 把持機能

② センシング機能

③ ヒンジ機能

のうち 前回は①の保持機能の引張方向について

考察してみましたが

今回は回転方向(トルク)について

考察してみたいと思います

 

ゴルフクラブはスイング中はヘッドの偏芯によって

インパクトでは打撃のモーメントによってねじれ

このねじれの力が一般的なトルクですが

実際にはどのくらいのトルクが発生するのでしょうか

 

このトルク推定としては クラブのスペックとしての『トルク』

を考えてみたいと思います

 

クラブ(シャフト)の『ねじり剛性としてのトルク』は

チップ(先端)から40mm部分に

1Feet(30.48cm)のアーム(テコ)をつけ

先端から1040mm位置を固定し

アーム先端に1pond(454g)の錘をつけることで

トルクを発生させ

その際に生じたねじれの角度(deg・°・度)であらわしたもの

で定義されているようです

 

ドライバーの場合2~6°程度で4~5°程度が一般的なようです

アイアンの場合 スチールでは1~2° 

カーボンでは2.5~3.5°程度のようです

剛性とはいうものの 値が大きい方が ねじれやすい

という特性傾向になります

 

さて 高速度カメラの観察では スイング中のシャフトは

おおむね上記『トルク』の程度でねじれていると仮定され

当たらずとも遠からずと判断します

 

さて上記トルクですが Feet(フィート)やPond(ポンド)で

感覚がつかみにくいので 単位換算すると

1Pond=0.454kf重=0.454*9.8≒4.54N ・・・(1)

1feet=0.3048m・・・(2)

よって(1)×(2)=1.36Nmということになります

 

Nm単位もなじみない人も多いとは思いますが

M4ねじ(外径4mmの小ねじ)の基準締結トルクに

ほぼほぼ同じで 意外と小さいのではないでしょうか

 

ここでみなさんは

シャンクしたり トゥに当たったり ラフからやダフったり

いろんな原因で グリップが回ってしまった経験があると

思います

上記トルクでグリップが回らないための握力は

どれほどでしょうか?

仮にグリップ径を2.7cmとするならば

1.36Nm/0.0135m ≒ 100N ≒ 10kg

ということになります

 

男性の平均握力が40~50kg程度

女性でも20kg程度であることを考慮すると

トルクに対抗する握力は小さくて良いことがわかり

おおむね3割の力13~16kgの握力で握るのがベストと言えるのではないでしょうか?

 

なおグリップの径は時代につれ太くなる傾向があますが

トルクに関しては それほど律速的ではなく

単に『トレンド』と言えるのではないかと思います

むりやり考察するなら

昔のグリップは皮をらせん状に巻いたもので

硬かったことから 太いと握りにくかったですが

最近のゴムや合成ゴムの表面は柔らかい一方

中は固くしてあるので 太い方が少ない握力で

握りやすくなったのではないかと推察します

 

ちなみに上記 握力の程度の前提は

あくまでも通常スイングに発生する際のトルクであり

ミスヒットや地面の抵抗がある場合には

除外して考える必要があるのは

言うまでもありません

 

ここで 昔の格言で

『小鳥が逃げない(死なない)程度』

があり これについて考えてみたいと思います

先ほどの10kgの握力を仮に手の平の面積100cm2とすると

面圧は0.1kg/cm2になります

これは0.1気圧 0.01MPa=10kPa=1mH2Oでもあり

生き物がギリギリ呼吸ができる程度と想定され

まあまあ妥当な線ですが

『小鳥を柔らかく握る程度』は

弱すぎなような気がしますね

 

例1 呼気の最大圧力は10kPa程度らしい

例2 水深1mで忍者がすいとんの術が限界らしい

   (シュノーケルは1m以上は無理っぽい)

 

 

 

 

以上 前回と今回まとめると

①遠心力は強く すっぽ抜けるリスクがあり

 グリップの形は大切

 テコを利用して 3割程度で握れるようにしたい

②トルクで回ってしまわないためには

 最大握力の3割程度があればよい

 (通常のショットの場合)

③グリップを太くしても 滑り対策効果はわずかだが

 濡れたり 汚れたり 劣化して 摩擦抵抗が落ちると

 滑ったり 力んだりするので好ましくない

 (お手入れが大事)

 

といったところでしょうか

なんか 当り前といば当たりまえの結論になりました

 

次回は『② センシング機能』について考察してみます

しばらく考えてみたいと思います

それでは (^^)/

ども うぢまっちゃです(^^)/

 

前回 『グリップの機能』について

以下の三つに分解しました

 

①クラブをすっ飛ばさないこと

(把持機能)

②ヘッド位置やフェース向き シャフトのしなりを感じること

(センシング機能)

③ヒンジ(蝶番)としてクラブやフェースの動きに

物理的なバイアスや作動制限を与えること

(ヒンジ機能)

 

今回は①の保持機能について考察してみたいと思います

 

古典物理法則として

スイング中には主にヘッドの重さにより遠心力が発生します

ここでドライバーで ヘッドスピードと発生する力を

まとめた表が以下になります

 

 

例を挙げると

一般男性ヘッドスピード40m/sの場合 20kg重

飛ばし屋ヘッドスピード50m/sの場合 32kg重

プロ並みヘッドスピード60m/sの場合 46kg重

となります

 

もともとのクラブが300g超であることから考えると

この値は 結構大きな値になろうかと思います

 

保持するためには遠心力以上のグリップ力が必要で

グリップ力をF、握力を N、摩擦係数をμとすると

F=μNになりますね

 

ここでゴムの摩擦係数は0.5~1であり

ベストな状態としてμ=1と仮定すると

必要な握力は遠心力とほぼ同じとなり

20~32kg重が必要ということになります

 

一般男性の握力は46kg重であることを考えると

原理上Hs60m/sまで大丈夫となりますが

摩擦係数にはバラつきが不可避であり

安全率がほとんどないことがわかりますね

 

ここで

ゴルフの格言として

『小鳥を握りつぶさない程度』とか

『ゆるゆるグリップ』が推奨され

力いっぱい握ることはタブーとなっており

上記の必要な力と矛盾が生じます

また 以前の筋肉の理論から

3割の力加減が理想とするならば

15kg重程度の握力で握れることが理想ですが

単純にグリップするならば

40m/s程度のヘッドスピードでも

クラブをすっ飛ばしてしまいますね

 

そこで

握力を使わずにしっかり握れるために

グリップの形が重要ということになります

では

どのように握力を使わずにしっかり握るか

その鍵を握るのが

テコの力ということになります

 

テコの力を説明しているものとして

かの有名なベンホーガン『モダンゴルフ』から

引用したものがこちら

図 ベンホーガングリップ①

左手 手の平の小指側の部分が力点

人差し指の部分が支点

ヘッド部分が作用点になる テコになりますね

 

ここで支点の部分は少々頼りないので

右手の小指を上手く絡めてしっかりさせるのが

ゴルフ独特の握り方である

オーバーラッピングやインターロックと言えると思います

(ベースボールグリップは上記対象外ですが...)

 

右手を握って完成したのがこちら

 

図 ベンホーガングリップ②

 

ここでテコを利用するには

グリップ①において クラブと腕に

若干の角度をつける(ハンドダウンする)必要があります

このズレによるテコの作用を模式図化してのがこちら

 

よってポイントは

クラブを手の平の斜めに握って

腕の角度とクラブの角度をつけつつ

左手の小指側のての平の厚い部分に

押し付ける形にすることで

しっかりと保持できることになります

 

上記ことから

左手小指をしっかり握ることが重要であり

右手に力が入りすぎて 支点がずれると

安定しない原因になることも理解できると思います

 

なお

テコを利用するグリップの場合には

左手が重要であり

グローブが通常左手しかない(※右利きの場合)

ことの理解にもなろうかと思います

 

以上がグリップの形に関するものですが

前述の摩擦係数のバラつきも無視できず

摩擦係数が最悪0.5になると

かなりの確率でクラブをすっ飛ばすことになりかねません

ですので

雨にぬれた場合にはしっかり拭いたり

劣化して硬化したグリップは交換するなど

準備や日頃の手入れも大切だと言えると思います

 

また

そもそもの握力を鍛えることも

ヘッドスピードアップの隘路をなくすという意味で

意味があることだと言えると思います

ちなみにプロゴルファーの握力を測定したところ

60kg重以上の人も多数おられ

これはリンゴやクルミ潰せるレベルのようです!

 

ちなみに

グリップについては

近年どんどん太くなる傾向にあり

前述のベンホーガンの形を真似ようとしても

よっぽど手の大きい人か細いグリップでないと

そっくりにはならないと思います

 

そういう意味ではグリップの『正しい形』というのも

見た目では判断できず

中身が大切だと言えると思います

特に 手指の長さや感じ方は人それぞれなので

『絶対的な正しい形』よりも

『その人のなりの理にかなった形』が大切

と言えるのではないでしょうか

 

今回は単純に遠心力のみ議論しましたが

実際に球を打った際には

ボールとの衝突による衝撃力が生じ

衝撃に伴うトルクが発生します

次回は これらについて考察してみる予定です

 

それでは(^^)/

 

 

 

ども うどまっちゃです(^^)/

 

今回から新シリーズ 物理シリーズⅥ

『グリップの深淵』

と題して自分なりにグリップに関する考察を

してみたいと思います(`・ω・´)

 

そもそも

グリップの定義はというと

『握り方』=様式

もあれば

『握り手の部分』=道具

とも言えます

 

握り方においては

オーバーラップ インターロック テンフィンガー

といった 両手の組み合わせ

ストロング ウィーク ニュートラル(スクウェア)

といった シャフト軸方向の位相関係

パーム フィンガー

といった 手とクラブの接する部分の違い

長く持ったり 短く持ったり

といった シャフト軸方向の絶対位置関係

そもそも

しっかり握るとかゆるゆるで握るとか

スイング中一定の強さとか 変えるとか

グリップの力感に関するものなどなど

本当に多くの視点があります

 

道具のグリップにおいては

バックラインの有無 太さ テーパーの具合

硬さ さわりごごち 視覚的デザイン

などなど 材質や意匠の違いや組付け方により

無数のチョイスがありますね

 

今回の考察では握り方をメインに

道具のグリップについても少し考察してみる予定です

今回グリップをテーマにすることとした理由は

以下の三つです

 

一つ目は

再開した物理的考察の中で

レイトリリースによるヘッドスピードアップ

アイアンのダウンブローについてとりあげましたが

実行するには 適切なグリップ こそが 必須要素

ではないかと考えたからです

 

二つ目は

教本には『これが正しい』ってものが書いてあり

ゴルフショップにはグリップ形の練習器具がありますが

『なぞそれが正しいのか』を説明してあるものが

見つけられないないからです

 

三つ目は

名手のグリップといえど それぞれ千差万別であり

『これが正しい』という『一般解』はなく

自分にとってのベストという『特異解』が重要であり

そのためには 最終的に自分で見出す必要がある

と考えたからです

 

今回は

そもそもグリップ機能とは何か?

ということについて

ちょっとだけ考察してみたいと思います

うぢまっちゃが考えるに

『グリップの機能』とは

以下の三点ではないかと思います

 

一つ目は

クラブをすっ飛ばさないこと

(把持機能)

これはある意味当たりまえですね

 

二つ目は

ヘッド位置やフェース向き シャフトのしなりを感じること

(センシング機能)

これもたぶん当然のことだと思いますね

 

三つ目は

ヒンジ(蝶番)としてクラブやフェースの動きに

物理的なバイアスや作動制限を与えること

(ヒンジ機能)

これが最近とても重要でなないかと考えている機能であり

最も考察を深めたい項目になります

 

次回より 把持機能 から考察をしてみたい思います

それでは (^^)/

 

追伸

直近お仕事が忙しくなってきており

しばらく更新の間隔があいてしまいそうです

ぼちぼち考えながら アップしていく予定です

 

グリップって 一番個性的な部分であり

感覚の共有が最も難しい内容かもしれません

ブログのテーマとして難しいトライになるとは思いますが

自分の勉強のために取り組んでみたいとも思います

みなさんのグリップ『こだわり』や『知恵』などありましたら

コメントいただけると幸いです m(__)m

ども うぢまっちゃです(^^)/

 

今回は 加速理論の最後として

ハンドファーストについて考察してみたいと思います

 

まずハンドファーストを定義するために

以下の図から

 

ハンドファーストとは

言葉のとおりでいけば 

インパクトにおいて ヘッドより手元が

ターゲットに近い位置にあることになろうかと思います

また

ハンドファーストのもう一つの定義としては

ヘッドが手元を追い越す前でインパクトすることと

言えると思います

アーリーリリースの対義として

レイトヒットとかディレイドリリースなどなど

様々な定義(呼び名)があるようです

うぢまっちゃは シンプルに

アーリーリリース対し

レイトリリースと定義したいと思います

 

ハンドファーストは飛ぶ と巷では言われますが

レイトリリースの利点はなんでしょうか?

うぢまっちゃは以下の3点と考えます

 

一つ目は

ロフトが立ってインパクトすることで飛距離が出ること

 

これはとくに多くの説明は不要とおもいますが

仮に4°ロフトが立った場合 

アイアンで10~15ヤード程度飛ぶことになります

 

二つ目は

ダフらない ダフリにくい

 

これも特に多くの説明は不要とおもいますが

実際にラウンドした時に 実感する事象ですね

 

三つ目は

強いインパクトだと うぢまっちゃは考えます

 

これは特にアイアンで顕著な現象だと思います

この強いインパクトについて

詳細に検討してみます

 

まずはアーリーリースの場合のインパクトを

模式図化したのがこちら

パターを除くすべてのクラブは シャフトに対し

ヘッドがオフセットしてついているので

インパクトの際には

フェースが開く動きとなります(赤矢印)

この際

アーリーリリースではシャフトも傾き

この傾きによっても

フェースは開く動きとなります(太矢印)

 

これらのフェースの動きは

いずれもボールとヘッドの接触時間を減らすので

結果として ボールの初速が減る

(スマッシュファクターが減る)

ことになります

 

一方

レイトリリースの場合のインパクトを

模式図化したのがこちら

ヘッドがオフセットによる

フェースが開く動き(赤矢印)は

アーリーリリースの場合と同じですが

シャフトは起き上がる動きになり

これに伴いフェースは閉じる動きとなり

相殺される動きとなります

 

このインパクトの際にフェースが閉じる動きを

さらに効果的に使うことで

ボールとヘッドの接触時間を増やすので

結果として ボールの初速が増える

(スマッシュファクターが増える)

ことになります

 

これが ハンドファースト(=レイトリリース)が

飛ぶと呼ばれるメカニズムだと

うぢまっちゃは考えます

 

また

これらアイアンのインパクトの挙動の違いが

アマチュアに好まれる 大きく長いヘッドか

プロや上級者に好まれる コンパクトで短いヘッドか

選択の違いにもつながると考えます

 

初心者やアマチュアの多くは

アーリーリリースであり

インパクトでのフェースの開きを抑えるには

シャフト軸周りの慣性モーメントの大きい

大きく長いヘッドが有利になります

 

一方 プロや上級者は

重心距離が短いモデルを採用することで

フェースを開くモーメントを小さくできるとともに

インパクトでフェースを閉じる動きを邪魔しない

シャフト軸周りの慣性モーメントの小さい

コンパクトで短いヘッドが有利になると思われます

 

ちなみに

ドライバーでは

①ロフトはすでに立っている

②ティーアップしているのでダフらない

のにくわえ

重心深度がアイアンに比べ圧倒的に深いので

インパクトでの劇力によるフェースの開きが小さいことや

若干のギア効果もあるので

あまりハンドファーストにする意義がないのだと

想像されます

 

うぢまっちゃは

芝の上からボールを打つ機会が少ないのですが

たぶん きちんどハンドファーストに捉えられておらず

アーリーリリースの悪癖が残っているのは間違いないでしょうね

 

ドライバーをかっ飛ばすのも 確かにかっこいいですが

切れのあるアイアンショット(広義のアプローチ)こそ

パーを取ったり ロースコアで上がるための

必須要素であり 最大の課題だと思っています

 

最後に

本シリーズ(物理シリーズⅤ 加速理論)では

様々な観点から 『飛ばし』を考えてきましたが

重要な点は リリースであり

それには 『グリップが深く関与しているのでは』

との結論に至りました

次回以降は

グリップについて

うぢまっちゃなりの見方や考え方で

掘り下げてみたいを思います

 

いかがだったでしょうか

 

それでは(^^)/

ども うぢまっちゃです(^^)/

今回は グリーンキーパーさんのリブログをさせていただきました

 

「スウィングは指紋と同じ、あなたの打ち方は世界に一つしかない財産なのですよ」――ハーヴィー・ペニック

 

先日 久しぶりにテレビでゴルフ観戦し

(とはいっても オリンピックのゴルフですが...)

とても素晴らしいものを見させていただきました

 

最終日途中までのラーム選手のプレーは素晴らしく

『金メダルはラーム選手で決まりかな』と思いきや

シェフラー選手の爆発力は圧巻で

ランキング1位 かつ 金メダルにふさわしいものでした

 

また

松山選手の活躍と銅メダル おめでとうございました

あと一歩 惜しいところもありましたが

ボギーを打たず 我慢のゴルフは

とても日本人らしさを感じさせるプレーでした

 

個人的にはフリートウッド選手の

パンチショットを多用したプレーもかっこよく

いいなぁと思いましたね

 

世界にはいろんな素晴らしいゴルファー

がいることを改めて知ることができました

そした

その一人一人がとてもユニーク(唯一無二)であり

まさに 上掲の言葉どおりなのだと感じました

 

そんな折 ちょうどGreen Keeperのブログを拝見し

リブログさせていただきました

 

最近のオリンピック競技を見ていると

従来の陸上や競泳に代表される タイム・数値系競技

サッカーやバレー バスケ テニス等のゲーム系競技に加え

スケートボードやブレイキンに代表される ストリートアート系の

競技がずいぶん増えてきた印象があります

 

その世界にはその世界のことがあるので

あまりしゃしゃったことは言えませんが

採点競技 の場合 難易度や完成度を数値化するわけですが

どう判断するのかや それがフェアかどうかは

だれにも判断できず 正直違和感しかないです

 

もし ゴルフがダンスのような採点だったら

シェフラー選手の足さばきは減点対象にかるかも( *´艸`)

 

どんなスイングだろうと 少ない打数で上がればよく

シンプルなところが ゴルフのいいところだろうと思います

 

ゴルフ仙人と呼ばれた老ゴルフ教師H・ペニックは、「難解なスウィング理論によって多くのゴルファーが破壊された」と嘆き、レッスン書を「ゴルフの薬」と比喩して、「ゴルフのクスリは劇薬です。ビンの中身をすべて飲み込むような真似だけはやめてください。ほんの少し飲んだだけでも副作用が出るのですから」と言った。レッスン書の読み方次第でスウィングは破壊されると警告していたのだ。

 

それにしても ゴルフスイングに関しては

大昔から あーでもない こーでもない と

哲学や宗教的なものが多くあり 迷わされるものですね

また

運動経験といった背景や言葉定義からくる

人ぞれぞれの感覚は 共有することはしょせん無理であり

簡単に理解したり 教えたり教わったすることができないのだと

感じます

 

ちょっと おもしろいのは

「副作用があるから、飲むのは少しにしろ」

つまり 薬を全く飲むなと言っているわけではなく

少しがいいと言っている点

(屁理屈な読みかもしれませんが)

 

できる限りの 自分のペースで

たとえ

間違っていたとしても  自分の頭で考え 判断し

『心からゴルフを楽しみましょう』

ってことを目指していきたいと

改めて思いました

 

それでは(^^)/

p.s.

次回は ハンドファーストについて

自分なりに考察してみます

ども うぢまっちゃです(^^)/

 

前々回にガルシア選手の超レートヒットについて

取り上げてみました

今回は

シャローイングについて考察してみたいと思います

シャローイングはトップからクラブヘッドが

下回りで降りてくる動きと言われてます

上の切り返しの視点を変えて

後方から見たのがこちらになります

 

シャローイングはヘッドスピードアップに

有効だと言われているようです

そのメカニズムは大きく二つあり

物理的な意味と身体的な意味があると思います

具体的には

一つ目はダウンでの経路を伸ばすこと(物理的)

二つ目は全身の筋力をより多く使うこと(身体的)

のようです

 

今回 それぞれについて考察してみます

 

まずはダウンでの経路を伸ばすことですが

以下の模式図を見ていただきたいと思います

円弧が60°の場合

直線的に移動する場合に対し

中心からの距離は15%増しになり

(2/√3)

移動距離は5%増しになります

(π/3)

 

物理的な仕事(エネルギー)は 力×距離 ですので

力が一定である場合 距離が伸びた分だけエネルギーが増えます

運動エネルギー は1/2mv^2ですので

√1.05≒1.025 となり2.5%だけHSが稼げます

仮に50m/secだとすると 1.2m/sec となります

 

この1.2m/secをどう評価するかですが

ほぼほぼ無視できる量ではないでしょうか

よって

一つ目はダウンでの経路を伸ばすこと(物理的)

については

ほとんど意味がない(当てはまらない)考えます

 

シャローイングの最大の特徴は

二つ目の全身の筋力をより多く使うこと(身体的)

であると考えます

 

ここで模式図で比較してみたのがこちら

まず オンプレーン(シングルプレーン)の場合

テークバックとダウンの経路はほぼ同一面上にあり

回転中心の移動も多くないものになります

 

一方 シャローイングだとこちら

シングルプレーンとシャローイングの特徴的な違いは

1)トップからダウンへの大きな沈み込み

2)(ヘッドの動きに反して)腕の縦振り

3)腕とクラブのねじれのトルク

になろうかと思います

 

1)はトップからダウンへの沈み込み

この動きですね

正確な測定は出来ませんが 10cm近く

沈み込んでいるように見えます

 

前回の運動連鎖で体重移動について触れました

体重移動は一般的には左右(横)の動きですが

縦でも同様の効果が得られるはずです

 

左右の動きよりも インパクトの再現性が高い

(ミスショットが出にくい)と言えますし

この縦の運動量を腕の縦の振りに移管することで

クラブの併進加速を増やしていると思います

 

2)は少し意外かもしれませんが

クラブヘッドは寝て降りてきているのに対し

腕は縦に振られていることが注目ポイントとなります

腕の振り方とクラブの動きのズレ(ねじれ)が生じることが

その後の力の入れ方に繋がります

 

3)はパッシブトルクと言われる動きになるのでしょうが

うぢまっちゃ的には 相撲の上手投げに近い動きとで

必ずしもパッシブ(受動的)ではなく

アクティブ(能動的)な側面もあるのではと考えます

 

日本相撲協会さんのHPの決まり手から拝借したものに

動きの補助図を入れたものがこちら

左手を引き下げつつ 右手で押っ付ける動きに

重心を動かし(併進)

片足になったところから転ばす(回転)

というゴルフスイングとの類似点を感じますが

いかがでしょうか

 

シャローイングのトータル的には

テニスのフォアハンドのサーキュラースイングとも

相似関係があると思います

 

テニス界のレジェンドであるロジャーフェデラー選手の

フォアハンドから

高い位置から沈み込み

面を伏せてテークバック

左手でリードしつつグリップエンド先行し

ハンドファーストのインパクト

(頭はボールより後ろ)

このあたりはテニス経験者しかわかりにくいかもしれませんが

ラケットの自然な動きは ホリゾンタル(水平)よりは

サーキュラー(円)なんだと思います

 

まとめると

シャローイングは

ダウンの経路を伸ばす効果よりは

全身の筋力を上手く使う方法だと言えること

 

クラブ(ヘッド)の動きはフラット(シャロー)だが

切り返しでの沈み込みや腕の縦振りなど

身体の使い方としては 左右より上下方向であり

この点は少しの参考になるのではないかと思います

一方

ヘッドの動き方と体の使い方の違い

グリップ(手)の動き方と

ヘッドの動き方の違い(真逆)であることから

習得の難易度が極めて高く

限られた(一種の天才的な)感覚を持つ人に許された

スイングであり

万人向けではないんだと思います

 

みなさん いかがでしょうか?

 

それでは(^^)/