加速理論 その③ 併進回転理論について | うぢまっちゃのゴルフ日記

うぢまっちゃのゴルフ日記

ゴリゴリ工業系理系男子アラフィフ
スコアアップにはさっぱり役立ちませんが
モヤっと解消にはちょっぴり役立つかもしれない
『ゴルフ 物理シリーズ』を気まぐれに更新中...
素振り! すぶりゃー!! スブリスト!!!

ども うぢまっちゃです(^^)

 

さて 今月(2024年6月)久々ゴルフとブログを数年越しに再開した際

たくさんの方からのいいねと励ましコメントをいただいて

とても嬉しかったです ありがとうございましたm(__)m

その中でも やはり物理シリーズなどの解析は

最もうぢまっちゃらしい内容なのかなぁと再認識し

また再開してみようかと思いました

 

まず再開にあたり 2017年6月以来 物理シリーズは久しぶりなので

目次を改めて整理してみました

なお 過去の物理シリーズの概要は

★物理シリーズ目次★に目次がありますので

お時間あるかたは そちらを参照いただければと思います

 

さて

先週なんと6年振りに打ちっ放しに行かせていただいたわけですが

やっぱり ゴルフの醍醐味は飛ばしだと改めて感じたわけでございます

また 50を過ぎれば プロならシニア 60超えればアマでもシニアで

おっさんからおじいちゃんの世界が見えてくるにつれ

身体はどんどん老いを感じるこの頃です(;´Д`)

(精神はいっこうに熟さず 夏坂健先生のことばをお借りすれば

 『飛ばしにこだわる幼稚園』なんですが...ばぶー(;´Д`))

 

んでもって 7年振りに再開する物理シリーズⅤ(←ブイじゃなくで五です)は

『飛ばすにはどうヘッドスピードを速くするか すなわちどう加速するかという視点』

でスタートしたもので あらためてタイムリーな議題だと思い

このまま再開することしました

 

さて 今回のテーマは併進 回転理論になります

簡単に言うと ゴルフスイングのクラブの動きを

クラブの重心と回転と捉える考え方です

 

とかくゴルフクラブはヘッドのみ意識が行きがちで

質点の力学と捉えがちですが

重心はヘッドにはなく その手前にあり

剛体の力学と認識することがまず第一段階になろうかと思います

 

今回はその定義と動きの部分の図の説明とし

次回 スイングにどう生かすかについて考察したいと思います

 

あらためて図の定義部分を以下に示します

(物理シリーズⅠで初めて図示したものより一部修正版)

身体との重ねた図と視点を以下し示します

 

ここで スイングのタイプ別にクラブの動きを示したのがこちら

 

典型的なものとして

アーリーリリース(図4)とレートヒット(図6)を

連続写真風に並べたのがこちら

 

併進回転理論は

赤色のの点で示される 重心の動き(併進)と

重心を中心としたクラブ全体の回転との組み合わせであると

認識するものになります

 

※細かいですが グリップエンドから14インチのO点は旋回中心であり

手ではないことに注意  

 

うぢまっちゃも その昔ゴルフを始めたころ

師匠であった大叔父から いろいろと教わった

『コックをほどくな』・『レートヒットしろ』

『打ち急ぐな』・『インパクト後で最速に』とかいった格言を教わったものの

まったく理解できませんでした

当時(ほぼ中学生)『力を込めて振るなら コックしようがすまいが

 アンコックが早かろうが 遅かろうが 何の影響があんの?』

て正直思ってました

 

ところが 物理的にゴルフスイングを捉え

クラブの動きを併進回転運動としてとらえた場合

非常に理にかなったものであると理解でき

これ以外に上記格言を上手く説明できないのではとすら思います

誤解を恐れず 極論するなら

駒回し理論といっても良いかと思いますね

とりあえず今回はここまでとし

次回 なぜ上記の格言が ヘッドスピードアップに繋がるのかについて

考察する予定です

 

それでは また (^^)/