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マラソンランナー日記

マラソンの話ばかりじゃないよ

世界三大名画って知ってますか?

ディエーゴ・ベラスケスの「宮廷の待女たち」と

レンブラント・ハルメンス・ファン・レインの「夜警」と
エル・グレコの「オルガス伯爵の埋葬」

です。

ボク自身もスペインに行く前は知らなかった。

このうち二つがスペインにあり、見てきたのだ。

一つはトレドのサント・トメ教会にあるエル・グレコの「オルガス伯爵」だ。

撮影禁止なので本を複写した。


マラソンランナー日記
エル・グレコの「オルガス伯爵」


大変な絵なのだそうだ。

教会に生前多大な寄付をしたオルガス伯爵が埋葬されるシーン。

すぐ上方で伯爵は天使になって生まれ変わるという構図という。

ガイドさんの説によると天使の出てくるところが秘密。

雲のような形が女性の両脚と秘所をあらわすというのだ。


それはともかく、サント・トメ教会にはこの絵を見るためにだけに人々は入場する。


マラソンランナー日記
これがサント・トメ教会の入り口


数分間、絵を鑑賞してから帰るという、”一点画廊”といえる。

ちなみにサントトメのトメはわが母の名と同じ。だからこれだけはすぐ記憶できた。


もう一点はベラスケス。

これはマドリードのプラド美術館にある。


マラソンランナー日記
ベラスケス「宮廷の待女たち」


これも大変な技術を駆使した作品という。

説明できないが、プラド美術館を見たある日本の青年が胸を打たれ「私は日本に帰らず、いまからスペインに住む」といったそうだ。

そして工科大学で学ぶ予定が美術学校に入ってしまった。

幸いボクはそうならずに帰国できたが、感受性の鋭い人にはたまらないらしい。


最後の一点の「夜警」はアムステルダム(ベルギー)にあるという。

もし世界三大名画を「二大名画」とすると「夜警」が外れるということだ。

スペインが名画の宝庫ということが分かる。

マドリードが大変なことになっていた。

ローマ法王のスペイン訪問と日程ががっちあってしまったからだ。

カトリック教徒の世界大会「青年のつどい」が開催中で、それに参加するための訪問らしい。

各国から集まった若者たちが、街にあふれかえっていました。


焦ったのは、私たちを案内するガイドさん。

明日、大規模な交通規制が行われるため、予定の施設が見学できるかどうか心配そうでした。


だから「スペイン広場」前を通ったとき、急きょ見ようということになった。

ただ、見学時間はわずか5分だけ。

写真を撮影したら「はい、おしまい」といった調子でした。


マラソンランナー日記-スペイン広場
駆け足で見たスペイン広場。塔の下に見える

のはドンキホーテ像。


上の写真が夕暮れのスペイン広場。

あまりにも滞在時間が短かったせいか、逆に記憶としては鮮明に残っているのがしゃくではあります。



みなさん。カトリック教徒と聞けば敬虔な信徒を想像してしまうが、実はとんでもない。

スペイン広場ではドンキホーテ像によじ登ってはしゃぎ、警官に注意されていたのを見た。

また夜間、赤信号にもかかわらず、道路のど真ん中に出て自動車を止めようとする者も見た。

「人が跳ねられるところを見たくない」と目をそむける人もいたくらい、危なっかしい場面でした。

そんな連中が公園や道路わきに野宿しているのを想像してください。


かといって、彼らは観光者に脅威を与えることはありませんでした。


マラソンランナー日記
市内は若者でカトリック教徒の青年でいっぱい


楽しい旅行が変な方向に行ってしまったけど、これも神様がおつくりになった偶然。

得がたい経験と言えるかもしれません。


スペイン旅行のお土産は何がいいか。

免税店で買うブランド品を除いて紹介しよう。

意外に良かったのはアンダルシアの白い街ミハスで買った「オリーブ石鹸」。


マラソンランナー日記-sekkenn
手前がオリーブ石鹸、後ろはカタツムリクリーム


ミハスのお土産やさんならどこでも売っていた。

家に帰って、使ってみたら意外といい。

「もっと買ってくれば良かった」が感想だ。

泡立ちがとてもいいし、なめらか。

日本の(安い)石鹸は泡立ちが悪いので、コエンザイムQ10を使っている。

風呂ぐらいせめて贅沢したいから。

このオリーブ石鹸なら引けをとらない。

小型が一個2・6ユーロ、大型(写真)が3・6ユーロ?。

ともに5個買うと1個おまけ。

少し高いけど高級感はある(セールスする気はありませんので念のため)。

「カタツムリクリーム」はトレド近くのお土産店で買った。肌のしわが取れるということだが、未使用のため効果は不明。


そして、ヨーロッパはチョコレートがおいしい。

夏場で不適切とは思ったがやはり買ってしまった。


マラソンランナー日記-チョコ

上から3つはヌガー系、下の二つはチョコ


チョコより多少は溶けにくいだろうと今回、ヌガー系も買ってみたがけっこうおいしい。

(写真の)上の2つが地方のドライブインで、下の3つは空港のショップで買った。

持ち運びがいやだから、帰りの空港で大半は買うが、価格は旅先の売店の方が安い。


そのほか、ネクタイ、Tシャツ、口紅、フラメンコ用カスタネット、ピアス、エプロン。

ドンキホーテの文鎮、マグネット、絵はがき、ウイスキー…(安物ばかりでスイマセン)。

空港で、生ハムが片足ごと売ってたけど持ち返る勇気はなかった。(規則的にはOKだと思う)

ちなみに、帰国後の日本はやはり暑かった。

チョコは保温袋などに入れて運搬することになったが、「義理もの」はこれに変わる名品はないと思う。