きみが向かっているのは
なにだったのかきみは知らなかった
きみにはわからなかった
なにも見えなくなるまで
きみは消えてしまった
夜の静けさ あるいは
怒りのはじける激しさに
消えてしまった
まだ きみが語るゆめを
聴いていたかったのに
聞こえるだろうか
わたしの心が
深夜 きみに語りかけているのを
見えるだろうか
わたしが超えたことを
きみも知らなかった時を
そこからは空は
あおく凍えている
さくさくと歩く きみの足音
星のくだける時を
きざむ
その音を聞きながら
生きる
きみの死に
とどくまで









