岡山グルメ もう一度 | マサミのブログ Road to 42.195km

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岡山で食べた「えびめし」がすごく美味しくて、いまだに思い出します。「食べたくなったら、また岡山に行きます」などと記事に書きましたが、どうしても食べたくなって「あそこに行けばあるかも?」と思い、出かけました。こないだの土曜日は早番で出勤だったので、その帰りにこちらへ…

 

 

新橋駅のすぐそばに「とっとり・おかやま新橋館」という施設があるんです。

 

 

岡山県と鳥取県が合同で運営しているアンテナショップ。

 

 

1階は岡山と鳥取の名産品がズラリと並びます。野菜、魚、肉、加工食品、お菓子、お酒、民芸品、そのほか地元の特産物がどっさり。岡山の名産品として並んでいるのは…

 

 

はい。大手まんぢゅう、えびめしのたれ、ままかりなどなど。

 

 

2階には観光名所のパンフレットが並んだ観光案内所があって、旅行の相談にも乗ってくれます。私は岡山に向かう前に、ここで吉行淳之介さんに関する情報を仕入れたのでした。また、岡山・鳥取に移住して働きたいという人のための相談コーナーもあります。

 

 

おなじく2階には岡山・鳥取の名物料理が食べられるレストランもあります。私は「ここなら『えびめし』きっとあるはず!」と思い、確かめずに出かけたのですが…

 

 

休日用と平日用に分かれているメニューのどちらにも「えびめし」はありませんでした。理由を訊いてみたかったのですが、土曜の午後でスタッフさんが忙しそうだったので自粛。

でも「岡山グルメ デミカツ丼」があるじゃないですか!私は先日の岡山訪問時には食べそこなったので、これにしました。ラッキー!

 

 

これです!スープとサラダがついたデミカツ丼プレート1,500円。

 

 

ご飯の上に豚カツ、そしてデミグラスソース。茹でたキャベツが添えられます。豚カツがパリパリ&サクサクで美味しい! デミグラスソースなのでとんかつソースよりもどうしても重くなりがちな味を、キャベツがふんわり軽くしてくれます。そういえば「えびめし」もキャベツが付け合わせでしたね。

 

岡山市内では「デミカツ丼」が食べられるお店はたくさんあるそうですが、調べたら発祥は「味司 野村」というお店とか。「お父さんも食べた、お母さんも食べた カツ丼 のむら~」というCMソングは、岡山市民なら知らない人はいないそうです。岡山在住の方、本当ですか?ほっこり

ほかには「雅芳(がほう)」「食堂やまと」「讃岐の男うどん能勢」といったお店がネットでは紹介されていました。

 

デミカツ丼を食べられて満足です。これで「ローカルグルメ丼」に関しては、会津若松の「ソースカツ丼新潟の「タレカツ丼」に続いて3つめの体験になりました。どれも親しみやすい味で、大好き!

 

 

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お腹も一杯になったので、1階の物産コーナーでお土産を買って帰ることにしました。もう迷わずこれ一択です↓

 

岡山からの帰りにも買いましたが、新幹線のなかで急いでパクついたので、じっくり味わいたくてもう一度買いました。

 

 

個包装で4個入って389円。

 

 

帰宅してから、多治見で買ってきた志野焼き(のように見えるアセアセ)お皿に乗せてみました。

 

 

「皮」の存在をほとんど感じません。ほぼ、あんこの塊を口に入れる感じ。新幹線の中で食べた時は甘味がすごくほのかだったんですけど、今回は「こんなに甘いんだっけ?」と思うほどしっかりした甘味を感じました。やっぱり、美味しいです。

 

話がそれますけど、このお皿、志野焼きのように見えないことも無いけど、アップにするとやっぱり違うって分かっちゃいますね。本物の志野なら、全体に細かいひび割れのようなもの(貫入というそうです)があるはずだけど、それが無くてのっぺりしてるもんなぁ。

 

 

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ちなみに都内にはこういう各道府県の名物、名産品の販売と観光案内所を兼ねた「アンテナショップ」というものがたくさんあります。確かめていませんが、東京に近い神奈川・千葉・埼玉あたりを除いて、あとはおそらく全国すべての道府県が都内にこういう施設を開いているんじゃないかな。

 

なので私は、初めての場所を訪問する時は(初めてでなくても)、こういうアンテナショップでその土地の情報を仕入れてから旅立つことが多いです。これ、めっちゃ助かるんですよね!「るるぶ」とか買うよりずっと細かいことが分かるし、地元から派遣されているスタッフさんが窓口にいるので、貴重な“地元情報”をダイレクトに聴けたりします。

 

スタッフさんも地元愛が強いですし、地元をアピールするために派遣されているのですから、こちらからちょっと突っ込んだ質問をすると「待ってました!」みたいな感じで、嬉しそうに説明してくれます。レストランを併設している所が多いので、その土地のローカルグルメを味わうことも出来るのも有難いです。

 

ひと昔前は、有楽町駅前の「交通会館」という建物の2階に、こういう施設が集中して開設されていました。なので一つのフロアをぐるっと回ると、全国各地の情報がたちどころに集められたものです。でも各道府県が特色を出そうとしたのか、21世紀になったあたりから次第にそこを出て、道府県ごとに独自で各地にアンテナショップを開くことが多くなりました。

 

でもやっぱり中央区や千代田区が多いみたいですね。新橋・有楽町・神田あたりに集中しているような気がします。飯田橋にもあったっけ。意外に渋谷や新宿にはないみたいです。なぜだろう?

 

ともかく、都内にいて便利に思うことの一つは、これなんです。全国各地のアンテナショップが狭いエリアに集中していること。旅好きとしては、実に助かっています。次はどこに行こうかなぁスター

 

いま急に思いつきましたが、こういうアンテナショップをすべて制覇してみるのも面白いかも! うふふ~。やって見たくなってきました。