『出口に近づいています』 | マサミのブログ Road to 42.195km

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その後の経過と現況の報告です。

 

4月の10日過ぎあたりに腰の痛みが出て、まずかかりつけの整骨院でグイグイ施術してもらいました。でも痛みが消えないどころか、痛くなかった場所に痛みが広がり、脚を引き摺って歩くようになってしまいました。

「これは治療の過程でどうしても出てしまう痛みで、これを我慢して治療を続けたらよくなるのかも?」とも思いましたが、考えた結果「いや、違う!」と決断し、別の整形外科へ。そこも、長年にわたりお世話になっているところです。その整形外科ではレントゲンの結果「脊椎と腰椎のつなぎ目付近にズレがある」と診断され、薬が出ました。

 

 

プレガバリン:神経痛を抑える薬。

カロナール:熱を下げ、痛みをやわらげる薬。

レバミピド:胃と十二指腸の薬。

エペリゾン:筋肉のこわばりを改善する薬。

 

要するに「痛み止め」なんですよね。根本原因の「脊椎と腰椎のズレ」を治す薬ではない。まぁ骨のズレを内服薬で治せるわけはないと思いますけれども。仕方なくこれらを飲んで3週間ほどになりますが、お陰様で薬がよく効き、痛みはほとんど気にならないぐらいになりました。

GW明けから少しずつリハビリジョグを始めています。爽やかで走るのに最適の季節だし、のんびり景色を眺めながら「走れる歓び」を感じられて嬉しい。まだ本当に「リハビリレベル」のゆるジョグですけれども。

 

 

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いっぽうメンタルのほうは・・・まだ回復途上です。実を言いますと、私がフォローしているブログ/Facebook/インスタグラム/X(Twitter)などの中で「これは、見たくなかったな」「読まなきゃ良かった!」と思うような内容のものをいくつか、立て続けに見てしまったんです。それがショックで、そういういわゆるSNS的なものから気持ちが遠ざかってしまいました。まだそれが尾を引いています。

 

他の人からしたら「この程度でそんなにショックを受ける内容ですか?」と言われるかもしれないけれど、何しろ私はガラスの心臓なもので。あれは、キツかったな。

 

それと、もっと大きいのは、前回の記事で書いた「懸案事項」です。私の人生でも最大級といっていいくらいの変化が私の暮らしに起きるかもしれない案件ですが、先送り先送りしておいても良くならないので、この際バッサリと荒療治的な方法をとるしかないのかなと思っているところ。

何もせず悩んでいても先へ進まないので、いろいろ調べたり動いたり、しています。すると「この手があったか!」と思うような方法に気がつき、それが可能かどうか、慎重に検討中です。

 

今はこんなふう。まだ気持ちが揺れていますから、ブログの記事を書いたり、皆さんのブログにお邪魔したりするのは、相当にペースダウンするかなと思います。ご理解ください。

 

 

ちょっと前の新聞広告で見た益田ミリさんの本の広告のキャッチコピーが身に沁みました。

 

 

 

うんうん。確かに「何もしなくていい時」ってありますよね。さらに「何もしないほうがいい時」もあるかもしれない。

ただ、ずっと何もしないですべてを先送りしていると、気がついたら手遅れになりかねないし。動くべき時は動かないと。

 

 

 

 

今日(5/10)のジョグで撮った写真を載せておきます。この時期は花が綺麗で嬉しい。

 

こういう景色の中を走って、帰宅してシャワーを浴びてから映画を観に行きました。バレエをテーマにした『レッドシューズ』という作品。その中で、鬼のように怖いバレエ・ミストレス(ダンサーの指導責任者)が、主人公の女性ダンサーとこんなやりとりをする場面がありました。

 

「今日の舞台、あなたのお友だちは観に来るの?」

「さぁ、どうでしょう。彼女はつらいことがあったばかりなので」

「そう。で、あなたはどうなの?」

「私は…出口に近づいています」

 

苦しいトンネルの中でもがいていた主人公が、やっと光を見つけようとしているシーン。「出口に近づいています」というのがいいセリフだなと思って、心に残りました。原語(英語)でなんと言っているのか聴き取れませんでしたが、よく使われる、決まった言い回しなのかなぁ。