地理のお勉強(笑) | マサミのブログ Road to 42.195km

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「下北半島で斗南藩の足跡をたどる旅」のレポートをまとめたいと思いつつ、なかなか取り掛かれません。いろいろ用事が重なってしまって。とりあえず、地理的なことだけ先に説明させて頂きますね。

 

 

まず、青森県は日本のどのあたりにあるか、皆さんは正確に言えますでしょうか? いわゆる「東北6県」の名前と位置を正確に答えるのは、なかなか難問ですよね・・・

 

 

はい、ここですね。では、青森県をクローズアップすると・・・

 

 

 

こうなります。右側の「まさかり」のような形をしたのが下北半島。左側の「竜飛岬」があるのが、津軽半島です。青森県は、おおまかに言って津軽半島や弘前の街がある「津軽ゾーン」と、八戸を中心とした「南部ゾーン」、下北半島のある「下北ゾーン」の3つに分かれるそうです。そしてよく言われるのは、「津軽と南部は昔から反発しあっている」ということ。もともと青森県全体が「南部藩」だったのですが、そこから戦国時代に津軽藩が独立したので、対抗心があるんだそうです。戊辰戦争の時は南部藩が幕府側、津軽藩は新政府側につき、敵と味方に分かれて戦いました。

では下北はというと、距離的に津軽に近いこともあって、南部ほど津軽への反発はない・・・という説を読んだことがあります。

 

 

元ネタはこの本ですニコニコ マイクロマガジン社刊、鈴木士郎著『これでいいのか青森県』。今回の旅の前に買って読みましたが、いろいろ、とても勉強になりました。

 

 

で、今回私が訪問したのは青森県のどのあたりかと言いますと・・・

 

 

上の地図の青いところが、かつて斗南藩の領地だった所です(実際には、もっと南のほうの三戸、五戸のあたりにも、飛び地で斗南藩の領地がありました)。矢印のある、今の「むつ市」付近に斗南藩の藩庁が置かれ、藩知事がここに住んだこともあって、斗南藩に関する史跡の多くはむつ市内に集中しています。なので私もむつ市を目指しました。「斗南ヶ丘」という地名が地図の中にありますよね?こんなふうに「斗南」という名前は、今も下北半島には生きているようです。

 

 

 

斗南藩に関する史跡は、こんな感じ↑に、JR大湊線の終点になる「大湊」と「下北」の駅の周りにあります。私はこの地図を飯田橋にある青森県の観光案内所で入手して「これなら、歩いて回れるんじゃないか…?」と思いました。実際はどうだったのか。

 

 

 

 

 

 

さて、私が今回訪問した場所、だいたい地理的なイメージは持って頂けたでしょうか? 余談ですが、青森県は、全国の都道府県の中で、私がまだ一歩も足を踏み入れたことがない場所でした。それもあって、今回の旅は楽しみだったんです。日本地図をあらためて眺めながら、私がまだ訪問したことがない県を確認してみたところ、11月1日現在では、こうなりました。

 

■まだ一歩も足を踏み入れたことがない県

福井県

島根県

徳島県

高知県

鹿児島県

 

ほほう。あと5県ですか。私は六本木にあった編集プロダクションで働いていた頃、全国あちこちへ取材に行くのが仕事でしたから、それで各地を訪問させて頂く機会が多かったんですよね。あとは、若い頃にスキーであちこち滑りに行ったり、テニスの合宿をしたりで、行ったことがある県が多かったりします。

ただ、ここでは「数時間しか滞在したことがない都道府県」でも、いちおう足を踏み入れたことにしていますけれど、もうちょっと条件を厳しくして、「宿泊したことがあるかないか」で考えると、少し変わってきます。

 

■少なくとも数時間は滞在したことがあるが「宿泊」はしたことがない県

秋田県

富山県

埼玉県

岐阜県

和歌山県

山口県

佐賀県

 

これらの県は、仕事や何かで数時間~1日近く「滞在」したことはありますが、泊まったことはないです。このなかで異色なのはやっぱり「埼玉」ですねぇ。うーん。惜しいな。関東一円で言うと、千葉県にはテニスの合宿に行ったことがあるし、茨城県は最初に就職した会社の事業所があって何度も出張したし、群馬県と栃木県はスキー場が多いから頻繁に滑りに行ったし。山梨県は知り合いが経営するペンションが山中湖にあったのでテニスの合宿で何度も行ったし、静岡県は去年、掛川にある「ねむの木美術館」と「吉行淳之介文学館」を訪ねて泊りがけで訪問しましたしね。埼玉県だけがなぁ。いろいろ用があって数えきれないくらい訪問していますけれど、やはり近いから「宿泊」した記憶はないのです。

ちなみに「東京都」は、前述の編集プロダクションに勤めていた頃、会社の近くに部屋を借りて17年間、一人暮らしをしていましたので、私にとっては横浜についで東京、というよりも六本木が「第二のふるさと」という感覚があります。

 

 

 

ああ、早く「本編」のレポートを書きたくなってきました!でも早くても火曜の夜、遅いと木曜の夜ぐらいになってしまいそうです。もう少しだけ、お待ちくださいね~。

 

 

 

 

 

<どうでもいい話>

奈良県と愛媛県は宿泊したことがあるので上記のリストには出てきませんが、実を言いますと、奈良県は中学3年の時の修学旅行で、また愛媛県は高校2年の時の修学旅行でそれぞれ1泊、したことがあるだけなんです。でもまぁ「宿泊」したことは確かなのでてへぺろ