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一般常識をコミュニケーションに役立てよう

「一般常識をコミュニケーションに役立てよう」のシリーズでは、知っておくと

いずれは「会話」に役に立ちそうなお話を紹介します。


今回は「科学技術」分野のトピックにします。

ではここで、さっそくいつものように例題を考えてみてください。



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(例題)
次の宇宙科学分野の用語について、関連する組み合わせとして正しいものを選びなさい。


①「きぼう」-「気象静止衛星」-「宇宙実験」
②「ひまわり」-「火星探査機」-「水の痕跡の発見」
③「はやぶさ」-「小惑星探査機」-「イトカワ」
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日ごろテレビのニュースや新聞、インターネットの情報などで耳にしたことのある、言葉が並んでいたと思います。

世界の宇宙開発と言えばアメリカの「NASA」が有名ですが、日本の宇宙開発事業についてもここ近年よくニュースに出てきますよね。

特に感動的なエピソードで話題になり、映画化もされたのが、③の小惑星探査機「はやぶさ」です。数々の困難を乗り越え、無事に地球に戻り、小惑星「イトカワ」の微粒子が入ったカプセルを持ち帰ったので世界中で有名になりました。

従って、正解はもちろん③ですが、その他についても用語を確認しましょう。

「きぼう」は、アメリカ、カナダ、日本、ロシアと欧州宇宙機関加盟国(11カ国)の合計15カ国で共同建設中の「国際宇宙ステーション」の「日本実験棟」の名前です。
地球上空400キロメートルに軌道を持ち、地球を約90分で1周します。

日本から朝夕と1日に2回、国際宇宙ステーションを肉眼で見るチャンスがあるそうです。

興味のある人はJAXA(宇宙航空研究開発機構)のホームページで確認してみてください。

「ひまわり」は「運輸多目的衛星(気象観測・航空管制)」で、日本上空に「静止衛星」として常に日本列島の方を向いて地球を回っています。「ひまわり」が太陽の方を常に向いていることから、このような名前が付いたと言われています。毎日天気予報などで目にする、日本上空の雲の画像は「ひまわり」の映像ですからなじみがありますね。

さて、今日の例題は「宇宙科学」についてですが、その他にも常識として知っておいていただきたい「科学技術」には、「医療技術」もあります。

最近特に話題性があるものの1つには「iPS細胞」の研究でしょうか。

京都大学の山中伸弥教授(2012年現在)のグループによる研究がされていますが、受精卵を使うことなくヒトの皮膚細胞から「iPS細胞」を作り出すことに、世界で初めて成功しました。「iPS細胞」とは、「万能細胞」とも言われ、体の様々な組織・器官に分化する能力を持つ細胞です。将来、病気の原因の解明や細胞移植などの再生医療への活用が期待されています。今後ますます注目を浴びていくでしょう。

公共のマナー2

次の行為のうち、一般的に電車内のマナー違反なのはどれでしょうか。

①友人同士、大声でしゃべる。
②立っている人がいるのに座席に鞄を置く。
③イヤホンからの音漏れ。
④混んだ車内でリュックが大きいのに背負ったまま立つ。
⑤優先座席に座って携帯電話でメールする。
⑥優先座席に座っていて、年配者などが乗ってきても無視する。
⑦ホームで乗る人が後ろにたくさんいるのにドア付近のポジションを
 死守しようと踏ん張る。
⑧降りる人がいるのにドア付近のポジションを死守しようとガードする。
⑨飲みかけのペットボトルを置き去りにして電車を降りる。
⑩風邪で咳が出るのにマスクをせず電車に乗る。


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そうです、全部マナー違反ですよ。

最後の⑩は「不快」を通り越してあなたが「感染源」になってしまい大迷惑です。特にこれから「インフルエンザ」などが心配される季節になりますから、『見た目が恥ずかしいからムリ~』、なんて言っていられなくなります。

『わかっているけれど、勇気がないからできない・・・』のは⑥でしょうか。譲りたい気持ちはあるのだけれど、声を掛けられない、という思考が働きますね。

実は一見、自分勝手に見える⑦⑧にも共通する葛藤があるようです。「自分が降りる時に『すみません(降ります)』と言うのが嫌だ(気後れする)から、乗り降りしやすいポジションを取ろう」と敢えてがんばってしまいます。

あるテレビ番組で得た情報ではあるのですが、電車の中では「自分の気配を消す」のだそうです。そうすることによってアカの他人と、近い距離で過ごさなければならないストレスを無意識に回避している行動だということでした。


そうすると、電車内で『席をどうぞ』『すみません、降ります』と声を出すことは、他人の注意を自分に集中させてしまい、一気に「自分の気配」が生まれてしまうのではないでしょうか。ストレスになるようなことをわざわざしたくないために、『なかなか言い出せない』『ドア付近死守の行動』に出るのでしょうか。

思いこみで間違いやすい外来語

先日、日本人の国語力が低下していることが話題になっていました。
そこで今一度、自分の知識を再確認してみましょう。

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(例題)
次の外来語、カタカナ語のうち正しい方を選びなさい。


<ア> ①紅茶の「ティーバッグ」
    ②紅茶の「ティーパック」

<イ> ①「アボガド」
    ②「アボカド」

<ウ> ①シュミレーション
    ②シミュレーション


正解は、<ア>は①、<イ>は②、<ウ>は② がそれぞれ正しい表記です。

その他、間違えやすい外来語としてよく挙げられる言葉としては、
×「アタッシュケース」
○「アタッシェケース」、

×「ブタペスト」
○「ブダペスト」(ハンガリーの首都)、

×「レクレーション」
○「レクリエーション」    などがあります。

年齢が上がっていくに従って、このような外来語、カタカナ語は間違えてしまう人が多い傾向にあります。是非若くて頭が柔らかいうちにしっかり覚えておいてください

電話応対のマナー

営業課の佐藤さんの電話応対として次のケースの時、どのように受け答えするか。

「 (ア) 」に適切なものを選びなさい。

<ケース>
中村課長(出張中・明日は出社予定)
山田主任(電話中・佐藤さんの直属上司)

キー商事株式会社(取引先)の鈴木専務から山田さん宛ての電話があった。
●鈴木専務:
「お忙しいところ恐れ入りますが、山田主任をお願いしたいのですが。」
●佐藤さん:
「主任の山田でございますね。恐れ入りますがあいにく山田は只今ほかの電話に出ております。」
「  (ア)   」

①「のちほど折り返し、お電話させるように致しましょうか。」
②「のちほど折り返し、お電話していただくように致しましょうか。」
③「のちほど折り返し、お電話させていただくように申し上げましょうか。」


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正解は、①です。

この「電話の取次ぎ」の例題に関しては大事なポイントが1つあります。

★同じ会社に所属する人は、社外の人に対しては、
「身内」として同じ立場である、ということ。


つまり、「敬語」の用い方がポイントになります。
例題のケースでは、佐藤さんにとって山田主任は上司なので、敬語を用いるべきだと考えがちになります。したがって、②のように山田主任の行為「電話する」を「電話していただく」と尊敬語を用いたくなります。

また、③は、「電話させていただく」というのは山田主任の立場から鈴木専務への謙譲語、「申し上げる」というのは佐藤さんの立場から山田主任への敬語表現として謙譲語を用いてしまっています。結局「誰に対しての敬語表現なのか」がわからない状態ですね。

公共のマナー

今回は誰も教えてくれない高教のマナーについてご紹介します。


(例題)

 Aさんは学校が終わった後、アルバイト先に向かうため、電車で移動中です。本当は軽く食事を取って行きたかったのですが、勤務時間ギリギリに到着しそうだったため、駅前のファストフード店でハンバーガーセットを買いました。

 車内は窓一列に横並びの座席タイプで、空席もチラホラあり、そんなに混んでいません。

ホッとしてフライドポテトをつまみ、ハンバーガーをかじり始めました。
周囲の乗客の中にはAさんのことをチラっと見る人もいて、気にはなりましたが、

「別に迷惑をかけるわけではないし、まあ、いいか」と開き直りました。

Aさんはいくつかの判断ミスをしていますが、一番の問題点は何だと思いますか。
自分の考えに近いものを選んでください。

①そもそも勤務開始時間ギリギリになること
②ハンバーガーセットを買ったこと
③そもそも電車で飲食してはいけないのに遅刻しそうだから食べたこと
④開き直ったこと
⑤そもそも別に迷惑をかけていないのでマナー違反ではない。

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マナーに「正解は1つだけ」ということはないのですが、考え方を示してみます。
キーポイントは、実は「におい」です。

フライドポテトやハンバーガーってお腹が空いているときはたまらなく食欲をそそりますが、それだけ強烈に「におい」を電車内に充満させてしまいます。

人は空気を吸わなくては生きていられませんのでAさんは他の乗客に「強制的」にその「におい」を吸わせていたのです。「不快」に感じた人にとっては逃げ場がありませんので我慢したことでしょうね。

だから「おにぎり」か「菓子パン」程度だったらそんなにそれほど迷惑にはならなかったかもしれません。

「におい」に関して同様に、「過剰な香水」「アルコールのにおい」なども案外、見落としがちですので、気をつけたいものですね。