フィギュアのべたつきに対し、中性洗剤への浸け置きでは一定の成果をあげたものの十分ではないという感想。

そこでさらなる検索を実施した、、、、!

そこにヒットしたワードは、、、。

 

「ベタトルV」

 

なる何やら怪しげな薬剤。。

しかもお値段が10㏄で2,000円前後という強烈なモノ。

てことは1リットルで20マン!

これはさぞかし効くに違いない。

念のため、amazonレビューを参照してみたがなかなか好評なようではありませんか。

心配なのは、この10㏄でどれだけのフィギュアを処理できるのかというところ。

試しにおひとつ下さいな。



買ってきた。

 




小さな袋に小さな容器がひとつにクロスが1枚。。。

質量的に非常に割高感を感じてしまうが、その効果のほどや如何に。

 



一応使用方法としては「気になる部分に塗布して、付属の布でふき取る」というシンプルなモノ。

中性洗剤では落とせなかったべたつきへの効力は、謳い文句ほどのものがあるのか。

気になる成分と言えば、、、



たったひとこと「界面活性剤」。

・・・てことは先に使用した中性洗剤と変わらんということ?????

すなわち効果も同程度なのだろうか?

もしそうなら、このお値段は恐ろしすぎる!

きっと絶大な効果があるに違いない!

既に購入して手元にあるお品物を疑っても仕方がない。為すべきことは、使って試すのみ!

 

早速一個やってみよう。

amazonレビューに「1滴を直接塗布して指で塗り広げる」という使用法が記載されていたのでそれを試す。

綿棒とかに浸み込ませるとその分無駄が生じる気がするし、べた付きに負けて毛羽立ちが付着したりしても嫌なのでのう。



一滴、垂らしてみた。

思っていたよりも固い液体のようで、多少傾けても流れて行ったりはしない。

こいつを指で全体に塗り広げていく訳だ。

べたべたな表面がヌルヌルになっていく。

そのヌルヌルがべたべたが結合して、手触りが変化していく、、、?

全体が微ヌルヌルぐらいになったら、付属のクロスでふき取ってみよう。

表面に残るといかんらしいので、細かいところは綿棒も使用してふき取る。

結果。



クロスや綿棒に色映りしているように見えるのは、べたべたの色なのかな?

表面からの色落ちは特に感じられなかった。

そして肝心のべたべた感の方はと言えば。。。

 

 

完ぺきに落ちている!

洗剤漬けのときには多少落ちたかな?くらいの感覚だったけど、こいつは明らかに効果がある!



うっすら汗ばんだような表面が、ドライでマットな質感に復活しているではありませんか。

効果絶大とはこのことか!

 

続けていくつかのフィギュアを処理、そのどれもがドライな表面を次々と取り戻していくのは感動的。



これが




こうだぜっ!



途中で飽きて56個の処理に留めておいたけど、1個に1滴で済むので想像よりも遥かに微量で済むみたい。

また、界面活性剤っぽい泡立ち的な現象も皆無で、拭き取りも簡単に感じた。

量が少ないのが気になるけど、恐らくこの一本で18個全ての「名鑑」の処理が出来そう。

材質によっても効果の違いはありそうだけど、少なくとも「名鑑」には効果絶大でした。

 

正直、べたつきが怖くてフィギュアを買い控えてたりなんてこともなくはなかった。

その恐れが払拭されてしまった今、わたくしの物欲が増長されないことを祈るばかり!