前回紹介した「ウルトラ怪獣名鑑」シリーズのフィギュアたち。

あまり空気に触れさせないほうがよかろうと、ビニールに入れて保管していたんです。

でもそれ、よくなかったんですね。。。。



すげえべたつきwwwwwww汗かよwwww

分解して作品ごとにビニールにいれてあったものを取り出して、組み立てるだけで手がべったべたに。

これはやべえ。

気持ち悪いだけでなく、ほこりがついたら取れなくなってしまう。

これが、形あるものに必ず訪れる終焉というものか。

いままでどうもありがとう。

一通りの写真も撮って記録もばっちりなので、捨ててしまいましょう。

 

 

 

 

 

というのはあまりにも惜しいので、なんとか復活出来ないか方法を模索。

師匠はいつものグーグル先生だ。

調べたところ、こいつは「加水分解」というやつとは違うらしい。


その原因は水分ではなく、フィギュアの材質に含まれる「可塑剤」なるものの分離なんだとか。

通常は素材から表面に滲み出た可塑剤も、空気の流れなどで乾燥?していくものらしいんだが、長時間空気の流れない場所で保管しているとこれがうまくいかず、表面に蓄積してべたつきを起こしてしまう、というメカニズムなんだそうな。

わたくしの保管方法がまさにコレ。

一切空気の流れない場所で、あまつさえお口にチャック出来るビニール袋での長期間保管、である。

こどものおもちゃのように、毎日触っているようなものには起こりにくい現象なんだそうで、とりあえず全部袋から出して棚に陳列。

だがこのべたべたのままではいずれ埃が溜まって更にひどい状態になることは目に見えているっ。

どうにかこのべたべたを落とせないものか方法を検索する。

結果、薄め洗剤浸け置き法がヒット。

方法は極めて簡単で、その名の通り薄めた中性洗剤に一晩浸け置きしておくというもの。

これなら簡単っ!即実行!!



効果がわからないのと適切な容器が確保出来なかったのでまず4体ほどを浸け込んだ。

これでベタつきが落とせるならお手軽なもんだぜっ。

 

~丸一日経過~

 

浸け込んだフィギュアを取り出して水洗い。

ベタつき、落ちて、、、、、る、、、、?、、、か??

確かに洗い始めの手触りは、洗剤のぬるぬるさらさら に変化してく感じなんだけど、洗い流した水が乾くとやはりべとべとが多少なりとも残っている気がする。。。

まあそれでも元の状態よりは随分改善したんだと思うんだけど、なんかこうパーフェクトじゃないんだよな。。

例えばこの台座の、タイトルロゴの横から立ち上がっている段差の部分とか。



乾燥のためにエアブラシ用のコンプレッサーの風を当てると「ヌルっ」と動くwww

やはりただ浸けこむだけでは全快とはいかぬか。。。

洗剤に浸けながら柔らかい筆とかで軽くこすったりしないとダメかな?

いや、洗剤の濃度が薄すぎたのか?(20倍くらいにはしたと思う)

原液を付けて洗うべきか?

それとも時間を長くするべきなのか?

 

 

そして選ばれた第三選択肢は次回に続く。。。