この2、3度のブログで日舞を思い出し、youtube動画をブログの一部として入れて

みたんですが、Netでいろいろ調べるうちに、京都の舞妓さん芸妓さんの記事を見つ

けました。

 

京都に舞妓さんがいることは知っていました。でも、僕、愛媛県の人、あの人たち京

都の人という存在なのです。今回、舞踊について調べているうちに偶然、舞芸妓さん

たちに関するいろいろな記事に出会いました。

 

疑問だった「舞妓」「芸妓」の関係など言葉の使い方をウィキペディアで調べてみま

すと、「舞妓」さんは修行中であり、一人前になると「芸妓」となるそうで、髪型も

着物も違っているということでした。

もう一つ、疑問に思っていたのは、じゃ、「芸妓」と「芸者」はどんなに違うんだろ

ということですが、ウィキペディアによると、

 

京都)「芸妓」となる前の見習が「舞妓(まいこ)」で、呼び方は芸妓は<げいこ>

    ですが、明治以降<げいぎ>いう呼称も使われているそうです。

 

東京を中心とする関東地方)

   芸妓を「芸者」と言い、見習を「半玉(はんぎょく)」とか「雛妓(おしゃ

   く)」と呼ぶ。

山形、石川)

   芸妓を芸妓(げいこ)、見習を舞妓(まいこ)と呼ぶ。

 

「舞妓」さんは京都だけじゃなかったんですね。

 

       

 

舞妓さんや芸妓さんについては、愛媛県に住む僕より、世界の人たちの方がよく知

っているかも知れません。

『メモワズ オブ ゲイシャ』というタイトルでアメリカ人作家が小説を書いてい

ます。英書読書会で読んだことがあります。貧しい漁村だったか、女の子が京都に

連れて来られ、一人前の芸妓さんになるまでの物語です。

 

一方、愛媛県の松山市なんですが、愛媛県民文化会館だったか、4000人収容の大

ホールで、各検番(=芸者さんたちの仕事に関する事務取扱とかだけでなく、様々

な活動や学術研究などもしている組織)が合同で日舞発表会を盛大に開催している

のを見たことがあります。

芸者さんたちが手踊りとかじゃなく、古典物の本格的な舞を踊っていました。

ちなみに松山市には「松山検番」「道後湯之町検番」をネットで見つけました。

 

しかし、それにしても、京都は組織が大きいです。「五花街(ごかがい)」といい、

鴨川を起点にして表現するより、僕たち京都から遠方の人間にとっては、JR京都駅

に近い花街という表現の方が分かりやすいと思いますが、「祇園甲部」「宮川町」

「先斗町」「祇園東」の花街(はなまち)があり、

地図左上、「金閣寺に近いところ」という方が分かりやすいと思うのですが、

「上七軒」という花街があります。

 

      

      (地図はネットからお借りしました。)

 

そして、それぞれの花街に多人数の舞妓・芸妓が所属していて、接客業以外にも

それぞれの歌舞練場で盛大な催し物を開催しているようです。

 

素敵な芸舞妓さんたちが踊っている作品はたくさんアップされているのですが、画

面が安定していないのが多く、この作品が一番、踊りを落ち着いて見られるので掲

載させてもらいました。

 

   

                上七軒歌舞会 ♪祇園小唄

   (YouTube  1.3万回視聴 2013年3月18日 製作者:IKEKITA Minoruさん)

 

舞妓さんの動画を探しているうちに、この作品を見つけました。この時までは

京都の花街は歌謡曲に出てくる「先斗町(ぽんとちょう)」しか知りませんで

した。偶然、この舞妓さんたちの所属する「上七軒」という花街の名称を初め

て知った次第です。