音楽だったらどこへでも… 林ももこさん・marinaさん@赤坂(10月23日) | まるゆいのおと日記(ですよ)

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本業は天気屋の私、まるゆいの'行動記録'的なもの。もっとも、多いのはライブレポ♪、次に旅のはなし(でありたい...)。
どうぞごゆるりとお楽しみください。
※コメントは承認制にしております。ご了承くださいませ。

先日、大分の実家の父君から「今度の年末年始鏡餅は(帰省するのか)?」と訊かれ、「いや、行かない手(パー)」と答えた筆者。
なんでも、「もうおせちおせちの予約をやってるから、どうするのか早く決めてほしい」んだそうでして。秋も深まってきたとはいえ、ちょっと気が早いなぁ…という感はあります。

ようやくというか、やっとというか、新型コロナウイルスの猛威が落ち着きを見せ、いろんな制限が緩和される方向になってきています。それ自体は良い動き。とはいえ、感染者数が減ってきても、万一自分が感染すれば、“保健所の監視のもとで”強制的に隔離生活になるのはそれまでと同じ。これまで言われ続けてきたリスク自体が軽減されたわけでもなし。

そして、地方へ行けば“周囲の目えー”という脅威がのしかかるのもまた事実。まぁ、ワクチンは接種済みですし、念には念を入れてPCR検査等々で陰性を確認しておけば大丈夫なんだとは思いますが、どれだけ対策を施しても“万が一”が起こってしまうと、噂があっという間に広がってしまうのは容易に想像がつくところ。筆者は、実家のある街の住民になったことはありませんが、親の故郷であって親戚も何軒かはありますので、「まるゆいさんちのお父さんが(コロナを)うつされららしいよ…」となったら、さぁ大変!!


そんなわけで、まだしばらくは、都市部中心の“おと”や“ぶたい”であるとか、“お忍び旅”を休日の主要アクティビティにしておこうかと思うこの頃であります。



もっとも、ステージでのお題の話であるならば、そしてそのステージの上でのパフォーマンスが向かう場所であるならば、行き先はどこへでも…。10月も後半に入った23日は土曜日、赤坂のとあるライブハウスでは“宇宙船ロケット”が客待ちをしていました。。




当日記では、これまでは平均するとほぼ年1程度の登場となっていた、林ももこさんとmarinaさんのツーマンライブ。このお二人が運航する宇宙船の名は「marimomo号」。この宇宙船、これまでにも何度か飛行しているそうですが、筆者が搭乗するのは初めてになります。


ちなみに、ももこさんにmarinaさん。お二人の当日記での前回ご登場はこんな感じ…
さきほど、平均で年1くらいと書きましたが、ことしはお二人とも2回目になります。

(林ももこさん:2021年9月18日@川口)
https://ameblo.jp/maruyui-otonikki/entry-12699576678.html

(marinaさん:2021年6月5日@川口)
https://ameblo.jp/maruyui-otonikki/entry-12681445469.html


そして、“発射台”も当日記では久しぶりの東京都港区赤坂。



昨年開業したnaney floorさん。青系統の海中を思わせる内装が印象的ですが、“宇宙”ではお飲み物にも気を配るということか、ライブハウスのドリンクにしては珍しいメニューが目立ちます。筆者の手元には、このような「コーヒーゼリーシェイク」が置かれますジュース




そうこうしているうちに、約20人の聴衆という名の乗客を乗せた宇宙船「marimomo号」が、発射されていきますアップ


そう、あえて“発射”。宇宙船としては和み系のお名前がついているけど、発射。

そこは、うたという名の燃料で飛んでいく宇宙船の中で繰り広げられる、可愛らしさと凛々しさと、たくさんの笑い?に包まれた空間でした。まぁ、ちょいちょいネタが結構があったということですね(笑)。どちらかといえばこれまではクールな印象があるお二人のステージは、想像以上の笑いからスタートしたのでしたてへぺろ


本編先攻はももこさん。サポートギター渡辺さんとの2人編成のステージです。
この日は着席スタイルでしたが、構造上はスタンディングでも大丈夫そうな、青い空間。その中を飛んでいく宇宙船ということで、まずは2曲、駆け抜けていきます(Starfish→UNLOCK)。白系アースカラーと青緑色のビビッドカラー系のお衣装と相まって、颯爽とした空気感に包まれます音符

だけど、やっぱり和み系のこの宇宙船のお名前。そのせいなのかどうかはともかく、合間には笑わせてくれるところもたくさん。お題に「まるっと…」などとついていたりするステージが結構あるももこさん、その雰囲気は宇宙船の中でも存分に発揮されています。この間に「恋するマルゲリータ」→「君に贈る歌」と続いていくわけですが、一気にラウンジ感覚になったというところ。marinaさんとサポートピアノの山本佳祐さんも、この雰囲気を作る大事なひととして、話題に登場してきますチョキ

宇宙船は、再び加速して(HERO→笑顔の行方)、後攻のmarinaさんへと飛行士が交替…。



後攻のmarinaさん。上述の通り、山本さんのピアノとの2人編成でのステージです。
こちらもまずは2曲駆け抜ける感じでのスタート(shooting star→優しい歌)。もっとも、ピアノサウンドとともに届けられる歌は、先攻のももこさんに比べると幾分まろやかな感じではあります。

で、これまでは年1程度のお見かけでだった(←申し訳ございません…アセアセ)筆者のmarinaさん評としては、ももこさん以上にクールな印象がまず出てくるのですが、過去の当日記の記事、そしてご本人のブログ等々で告知されるこの先のスケジュールを見ていると、ちょいちょいと(笑)マークが見え隠れするお題のステージが紛れ込んでいたりします。この宇宙船も、まさしく(笑)が紛れ込む空間。「永遠」→「通り風が吹いたら」と飛行していく間は、こちらもやっぱりラウンジ感覚。終演後に訊いてみると「なんでかな~??」らしいのですが、こういう意外性、筆者的には推しポイントです。

もっとも、締めはきっちりと。「見上げた空に」→「Eden」と続く2曲はかなりしっとりとしたもの。一段とゆったりした感覚で着陸態勢へと向かいますチョキ



さて、“宇宙船”ではなくて“飛行機”であれば、着陸態勢の際は結構長時間、ベルト着用義務があったり、しばしばミュージックサービスも途切れたりしますが、この「宇宙船marimomo号」の場合は、一段と賑やかになる着陸シーンが展開されていきます。お互いの曲を1つずつ(marinaさんの「ねがいごと」、ももこさんの「君とロケット」)コラボして歌っていくセットですが、まぁ、大量のネタがありつつの“和みっ子選手権”が一緒に執り行われました(笑)。随分とやわらかな名前の宇宙船だな…と思っていたら、やっぱりそうである所以があったみたいです。「楽しかった~!!」とは、演者さんのみならず、場内全体の一致した見解ですね。


ということで、“次回の運航予定”を見ているうちに、今度はそれぞれのワンマンライブという名の“単独運航の宇宙船”にも乗ることになりましたOK。どちらも11月の運航と、空気が澄んでくる時期の飛行。いっそう綺麗な景色を見つつ、和やかな雰囲気に浸れるかな。

それでは、これからもよろしくお願いいたします。