夏音ピクニック … 立石純子さん・小野亜里沙さん・上野まなさん・ゆうぐれなさん@8/13ちはら台 | まるゆいのおと日記(ですよ)

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本業は天気屋の私、まるゆいの'行動記録'的なもの。もっとも、多いのはライブレポ♪、次に旅のはなし(でありたい...)。
どうぞごゆるりとお楽しみください。
※コメントは承認制にしております。ご了承くださいませ。

”おと日記ルンルン”に分類されるべき稿であるにもかからわず、結構な割合で”鉄電車”な雰囲気が混じっているものが、当日記では時折ございます…。

たとえば、だいぶん前ですがこの回…

(2010年1月10日 伊達恵子さん@印西牧の原)
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1386005520&owner_id=1875020

そう、とにかく運賃が高額なことで有名な北総線沿線が会場だった回であります。


千葉周辺には、なぜかこのような“高額鉄道”がいくつか点在していまして、そういえば、地下鉄東西線と直通しているはずの東葉高速鉄道も、勤め先のどなたかが“東葉高額鉄道”などともじっていたような(笑)。


そんなわけで、今回は「ちはら台」であります。ここに到達する“高額鉄道”とは、かつては「千葉急行電鉄」だった京成千原線。あまりに乗客が少ないせいか、だいぶん前に破綻して京成に吸収されたという経緯から、千葉から15分くらいの乗車時間で、運賃が400円くらいします。昔々に一度だけ乗った記憶がありますが、その時のちはら台は、駅前にはほとんど建物らしい建物がなく、ここはこれから一体どうなるんだろう??と思ったような。。。

実際のところ、2019年8月時点でのちはら台も、多少マンションが建ってはいるようですが、寂しい駅前であることには変わりがありませんでした…。






本当は、小湊鐵道までつながる予定だった跡が、この姿。




さて、普段は神奈川~東京~埼玉をメインエリアとする唄い手の皆様が、本当にこんな所でパフォーマンスをされるんだろうか?と、若干いぶかしみつつ、筆者宅からおよそ1時間かけてきますと、駅前というよりはロードサイドのショッピングモール車という感じで、この日の舞台、ユニモちはら台が見えてきます。






3連休明けの火曜日の13日。筆者は、勤めている会社の株主総会(あ、あくまでも人足としての参加ね)の代休で、最近では珍しく平日のお休みでありました。お盆期間中だからか、平日の昼間ではあるものの、それなりに現役世代の大人の姿もあります。その13日を彩ったのは、こちらの4組の唄い手さん。ゆうぐれなのお二人が、当日記では初登場でありますNEW。30分くらい前に到着すると、すでにリハーサル中。2回し5時間というスケジュールだからか、フリーライブとしては念入りなリハーサルのようです。




(これから書く順で、13時からと16時からの2回、30分ずつのステージが展開されました。)

まずは立石純子さんから。先月のバースデーワンマン以来になりますが、この日はシンプルな青色のワンピース姿でのご登場。もちろん、渾身のワンマンライブでの光景も綺麗なものがありますが、こうしたシンプルな出で立ちでは、可愛らしさが前面に出る感じです。結構キュンとしたりしてラブ

普段よりももっとカミカミな?ところはご愛嬌。最新アルバム「page」を出されたばかりですので、その中の曲がおよそ半分といったセット。もっとも、2回しのセットで曲被りはなく、ラストを最初期の「あまのじゃく」で締めていかれるのが、多少都心からは遠いこの地であっても、伝えたいものに揺らぎがない証拠のようです。上階まで吹き抜けの場所でのパフォーマンスに、普段ならばあまり聴衆にはいないであろう中学生の姿まで見えるのが、そのことを物語っていますキラキラ


続いて、ゆうぐれなのお二人。ギターとピアノによるデュオ、かつコーラスワークも多彩というスタイルは、当日記筆者の推しアーティストでもあったRYTHEM(リズム)に通ずるところがあります。同級生でこそないみたいですが、それぞれの出身地(埼玉と山梨だそうで)での活動も重視しているそうです。

“みんなに酸素を届けますクローバー”というキャッチフレーズのもと、みための可愛らしさだけに注目していると、心地よく裏切られていきます。そう、キャピキャピ感が思ったほどはありません。失礼を承知の上でいうと、ちゃんと整えられたデュオだということ。人気があるのが分かりますグッ
2回しで7曲ほどのセットは、どちらかといえばアップチューンという感じではありますが、とにかく聴かせてくれる雰囲気。最新のミニアルバムをお持ち帰りにして改めて聴いてみると、軽めの「おしゃれ女子」あたりから、しっかりとした土台のある「終わらない夢(みらい)」に至るまで、上質のおとで包んでくれるようですキラキラ


3番手に上野まなさん。だいぶんご無沙汰しておりまして、前回はこのあたり…

(2016年9月25日@高田馬場)
https://ameblo.jp/maruyui-otonikki/entry-12205715354.html

最近は、時にウクレレを手にされて、癒し系を前面に押し出されているまなさん。ウクレレですから、大まかにいえばハワイアンという感じになりますが、そこは唄い手さん。ご自身のオリジナリティーとうまく融合させているようです。
もっとも、出来立てホヤホヤというニューアルバムのタイトル「Pono」も、ハワイの言葉からとったもの(「ありのまま」とか「うれしさ」等々をいうそうな)。事実、そのとおりの癒し空間が場内に広がります。加えて、この日のお衣装が、そのアルバムジャケットのものと同じだったそうでして。グリーン基調のそのお衣装も、癒しの感覚をさらに増してくれるアイテムになっているようですブルー音符。いかにも世間は夏休み…という雰囲気に包まれました。



最後に登場されたのは、小野亜里沙さん。この方も少々ご無沙汰気味(汗)
当日記での前回はこのあたり…。1年弱開いてしまっておりました。

(2018年9月22日@横浜)
https://ameblo.jp/maruyui-otonikki/entry-12408516602.html


1回し目は、CMにもそのシーンが登場して話題になった、“後ろ向きでピアノを弾く”姿でご登場。千葉育ちという亜里沙さん。普段の活動エリアから少々離れたこのあたりでも(ちはら台は、千葉市ではなく市原市…)、人懐っこいパフォーマンスを全開。この日は歌そのものだけでなく、エンターテイメントにも振った感じのセットで臨まれますチョキ
普段なら締めに登場することが多い「ありがとうは奇跡の言葉」が早めに演じられ、告知も曲にしてしまい(10月にバースデーワンマンだそうで…)、2回し目の「マカロン」は振り付けつきでのパフォーマンス。子供も大人もたのしめるステージ。アップチューン時々しっとり目というセットになっていたみたいです。



暑い時期とはいえ、立秋を過ぎると、18時台はさすがに夕暮れ。
千葉市内へ戻っていく電車に乗っていると、うっそうとした緑から、徐々に建物の密度が高まり、さしずめピクニックの帰りといった感がありました。
きれいなおとがいっぱいのピクニックカバン。ありがとうございましたぁニコニコ