泊まったのは「湯元ニセコプリンスホテル ひらふ亭」。
夏に泊まったことがあるのですが、冬は初めて。食事が美味しかった記憶があり、再訪を決めました。
札幌からニセコへ車で行く場合、どこを通っていくか。
これまでは国道230号線を利用して中山峠~ルスツ~喜茂別町~倶知安町というルートが
一般的でした。札幌の中心部から出発すると、ニセコのスキー場までだいたい2時間+アルファ程度
かかっていました。
★今回利用したのは、昨年夏に全線開通した国道393号線。
札幌からニセコへのルートは以下の通りです。
高速道路の札樽道を小樽方面へ向かい、朝里ICで降ります。キロロスキー場方面への看板を頼りに
国道393号に合流したら毛無峠へ向かい、キロロスキー場の前を通過~赤井川村の手前で左折。
「倶知安町方面」の青い道路標識に添って粛々と国道393号線を進んでいくと、
あっという間に倶知安町の市街地に到着です。
所要時間は札幌西インターからニセコのグランヒラフスキー場まで、たったの1時間30分。
道が多少混んでいたとしても、明らかに中山峠経由よりも早そうです。
道路の舗装状態が良くない区間も一部ありますが、このルート、自信を持ってオススメします。

【こちら】 をクリックして開く地図にはきちんと載っていますので、ぜひ参考にして下さい。

外国人向けのおしゃれなコンドミニアムが立ち並ぶ、グランヒラフエリアに到着です。
その中にあって、かなり地味な外観のひらふ亭は建物が道路から引っ込んでいるため
うっかりしていると通り過ぎてしまいそうになります。
写真での見た目は小さいですが、建物は奥に向かって広がっています。

グランヒラフのスキー場は快晴。羊蹄山を望みながら気持ちよく滑走!・・・と行きたいところなのですが、
やはりシーズン終盤の雪質は良くありません。

こんな風な、ザラメ雪。雪が非常に重く、スキーの転回にかなり力が必要でした。
そして油断していると突然ガリガリのゲレンデに変化。気が抜けません。
全身グッタリ状態でホテルにチェックイン→夕食です。

夕食はバイキング方式。
同じ系列の「函館・湯の川プリンスホテル渚亭」の食事も美味しいと評判です。
私カメ吉も宿泊経験がありますが、確かに美味しかったと記憶しています。
さて、ニセコでのお味はいかがでしょうか?
・・・結論。やはり美味しかったです!


品数は極端に多いというわけではありませんが、どれを食べても美味しい。
カメ吉のお気に入りは、地元産のジャガイモを使った温かいスープ。
ジャガイモそのものの甘みがほのかに感じられ、味で癒されました。
ステーキコーナーでは目の前で焼いてくれた牛肉や鶏肉をアツアツのまま頂けます。
こってりしたステーキソースも美味。思わずおかわりしてしまいました。

こちらは「タコとセロリのマリネ」。
種なしのオリーブの香りがセロリ独特の香りと良く合います。
タコは驚きの柔らかさ。簡単にかみ切れる柔らかさに調理されたタコ。その身に染みこんだ
ドレッシングの味が他の食材と見事に調和し、今夜のメニューの個人的MVPに輝きました。
厨房の皆さん、大型ホテルなのに、良い仕事していますね♪大満足でした。
さて、夕食後のお楽しみは温泉です。
大浴場の露天風呂につかると、真正面にナイター照明に輝くグランヒラフのゲレンデが広がります。
そして、今回は露天風呂付きの客室で予約しました。
客室の露天風呂はこんな感じです↓

畳1畳ほどの広さの浴槽。窓からは、やはりナイター照明で照らされたゲレンデが見えます。
滑っているスキーヤーも結構近くに見えるので、ずっと眺めていても飽きません。
お湯加減は熱すぎず、適温。窓に余計な柵などが無く、視界も良いため、ついつい長居してしまいます。
隣には狭いながらも洗い場も設けられているので、少しでも長い間一緒に過ごしたいカップルや
大浴場に行くのが面倒な方には特にオススメです。(シャンプー・バスローブもあり)。
朝の風景も気持ちよく、混雑を気にせずに朝風呂を気軽に何度も楽しめるのは本当に贅沢な事です。

朝食は、夕食と同じ会場です。会場の窓からは、早くもスキーを楽しんでいる人たちの姿が。
気持ちよさそうですねー。
朝食バイキングも、やはりハズレなし。中でも気に入ったのはコチラです↓

「トマトとチーズのオムレツ」です。
こちらも夕食のステーキ同様、目の前で注文してから調理してくれます。
手際が良く、一個が完成するまでは30~40秒程度。
大人気で行列が出来ますが、それほど待たずに順番が来ます。
フワフワで、朝から幸せになるお味でした。ごちそうさまです。

朝食後もゆったりと部屋で過ごし、チェックアウトは嬉しい11:00。
外に出ると羊蹄山が青空に映えていました。
ニセコプリンスホテル ひらふ亭。
大型観光ホテルなのに、フロントを含め館内で会うスタッフの多くが笑顔で対応してくれ、
気持ちよく過ごすことが出来ました。
もちろん、お客さん相手の仕事なのですから当然と言えば当然なのですが、
道内の観光業界全体も、同じように良い方向に向かっていってもらえると嬉しいなあ、と思います。
今回は料金も含めて、全体的に非常に満足度が高かったです。
さて、これからどうしようか。スキー以外の体験ものといったら、やはり秋に訪ねた「あそこ」でしょうか?
体験記はまた次回、書かせて頂きます。
【ホテル】 湯元ニセコプリンスホテル ひらふ亭 (倶知安町)




住所: 倶知安町 字 山田204
電話: 0136-23-2239
地図のリンクは 【こちら】 です。