アダルトスクールのESL、私が参加しているスピーキング&リスニングのクラスでは毎週テーマがあります。
今週は“質のよい睡眠”について、でした。

月曜日は睡眠に部屋の照明(明るさ)がどのような影響をもたらすかについての記事を読み。
それについての単語や言い回し、記事についてどう思うかディスカッションして。
学んだ単語や知識に基づいて、自分の睡眠の傾向について、グループで話し合ったり、インタビューしたり。
最終日は眠りを扱ったイディオム(2・3語連なった言い回し『早起きは三文の徳』みたいな)で学び終了。
確信に満ちて思うのは、うん、絶対に、私のレベル合ってない。
だって出てくる単語めちゃくちゃ難しい!!
いっつも読みながら顔が埴輪になってます。
意見があるのに言えません
今週は睡眠がテーマだったのですが、週によっては時事問題のことがあるんです。
何週間か前はFIFAの女子サッカーのワールドカップで、優勝したスペインの女子チームの選手にスペインサッカー連盟の会長が頭をつかんで口にキスをした(動画を見ると本当に逃げられない感じでガッチリ頭をつかんでる)ニュース。
同意のない、しかも立場が上の人からのキスは許されないセクシャルハラスメントだという、そういう話なんですが、まぁ色んなとらえ方があって、話せば話すほど(英語だし)、よくわからなくなってくる。
そして、言いたいことの半分どころか5分の1くらいしか言えないもどかしさよ。
日本語だったらめっちゃ言えるのに(この考えをそもそも捨てたほうがいい)、さ。
さんざん色々話した後で、スペインからの移民の女性が
「ま、今はニュースになって大騒ぎしてるけど、こんなの全然大したことじゃない。
スペインはもっと他に大変なことが次から次に起きてる国なんだから」
と言いはなっていて、私たちのグループは苦笑いで終わりました。
日本の時事問題が取り上げられた
そして、私がコロナでまんまと寝込んでいた週には。
日本の時事問題が取り上げれらていました(お休みするとその週の資料がGoogleClassroomで送られてきます)。
なんと“福島の処理水海洋放出についての近隣諸国の反応”についてという記事。
どんな議論になったんだろう…とベッドで頭を抱えました(頭痛がしました)。
自分が出ていたら、どんな意見を言えただろうって。
アメリカに来てからというもの、アメリカのエネルギー資源の豊富さ、ゆえに鷹揚に(あるいは無頓着に)どんどんバンバン使ってる感じ。
「ねぇ、日本でやってたあの節電とかさ、SDGSの取り組みとかさ、なんやったん!?」
って肩をつかんで揺さぶりたくなる(誰をかはわからない…アメリカ人?日本人??)
日本はエネルギー資源が乏しいゆえに、安全だよー!って原子力に頼ってきて。
2011年の地震で福島の事故が起きて、一瞬にして住む家や愛着のある土地を追われた人たちが出た。
事故後、汚染水はどんどん溜まって、処理水にして、薄めて薄めて、海洋放出しないことにはどうにもならない。
そもそもどこの原子力発電所だって処理水は海洋放出している(福島に比べたら量が少ない)ということさえも知らずにいて。
今回の放出される処理水は、水道水よりもトリチウム残留量は少ないと、日本政府は発表している。
みたいなこと、英語で言えるか!!!(相当準備しないと言えない)
ある意味勝手に日本代表
アメリカにいて日本のことを想うとき、自分の思考は完全に日本サイドの人。
全力で日本を庇いたい、という、勝手に日本代表みたいな気持ちになる不思議よ。
めちゃくちゃ日本びいき。
きっと日本にいたならば、日本政府のやり方を、エネルギー政策のことを、批判しただろうと思う。
批判して、さらに嘆いただろうと思う。

でも、アメリカにいて、日本を見ると、
「日本はあれはあれで一生懸命やってるの、ごちゃごちゃ言わないで!」
みたいな気持ちになるという…。
思春期の子が、親の悪口さんざん友達に言っといて、友達から、
「あぁあんたのダメ親ね」
みたいなこと言われたら、ムッとする感じに似ているかもしれません…(違うかもしれません…)。
ESLでセンシティブな時事問題を取り上げるの、ちょっとやめてほしいなー。
これでジャニーズの性加害問題を取り上げられた日には、本当に言いたいことと言語レベルが追い付かなくて気が狂いそうになると思います。
うん、今のクラス絶対、レベル合ってない。