1月末にアレルギー性結膜炎となり、はや1か月。
〇日本から持ってきた目薬
〇アメリカで買った目薬
〇日本のお友達がくれた日本のよく効く目薬
〇アメリカの抗アレルギー剤(飲むやつ)
と、自力で調べてやれること、全部やったけれどもぜんぜんよくならないという哀しみ…。
観念して処方薬を出してもらおうと眼科を予約しました。
予約したのは半月前、2月15日のこと。
ホームページの予約から、都合のいい時間帯を書き送った。
すぐに自動返信と思われる、『お問い合わせありがとうございます。こちらの予定をチェックしてご連絡します』的なメールが届いたっきり…。
待てど暮らせど、お返事はなく、ただすぎる日々。
そうです、アメリカあるある、お返事が来ない案件。
ここまでの流れに慣れ切っている自分にまず、アメリカに来て11か月の貫録を感じる。
しかし、ある朝、もうこれは我慢ならん(目の症状が)と思い立ち、次女をMiddle Schoolに送ったその足で、直接クリニックに予約に行くことにしました。
それが火曜日のこと。
あいさつしながらクリニックの扉を開けると、陽気な笑顔で丸顔のメキシコ系の女性が受付に座っていました。
予約したい旨、伝えて、必要事項や健康保険証についてやりとりしていてふと、
「実は私、2月15日にメッセージをホームページから送ってんよねー」
と言ってみた。
そうしたら、片方の眉がきゅっと上がり、「そうなの!?」と。
そして検索したのかなんなのか、PCをパチパチやって、「ホンマやーSEIKOのデータあったわ」とシレーっと言う。
そうです、こういうとき、アメリカの接客、形だけでもぜったい謝らない。
私ももはやいらだちの“い”の字も出てこない。
アメリカに来て11か月の貫録を感じる(その2)。
しばらくやり取りをしていたら、急に彼女が言いました。
「ねぇ、今日、今からさ、何がしたい?」
普通に住所や電話番号を伝えている最中に、急に挟まれる意味のわからん雑談。
アメリカの接客にあるあるのこちら。
「私はこれが終わったらピックルボールしに行くよー」
なんでそんなこと聞いてくる!と動揺が走りながらも、答えるところにアメリカに来て11か月の(以下略)
「そうなんー、私は今すぐかえってベッドに潜りこみたいわ」
どないしたんや、一体、どないしたって言うんや!?しんどいんか。
動揺したままたずねます、「え?疲れてるの??」。
「いやー、寝たいわけじゃなくて、ただベッドに入って、スマホを見ながら、ゆっくりしたいねん。
だって、ここのクリニック月曜日がお休みやからさ、今日は火曜日やけど、私にとっては月曜日みたいなわけ。
だから、ほら、わかるやん?月曜日ってそういう気持ちになるやん」
うんうん、わかるーあるよねーって同意しながら、心中は。
知らんがな!
お前さん、私のネット経由の予約もそういう感じで見逃したのではあるまいな。
と1人でツッコんで、1人でウケておりました、おもしろすぎるやろ。
私はあなたの同僚でもないし、友達でもないし、むしろお客さんやと思うのよ。
そんな人に全力で“今日はやる気が出ないわー”って言っちゃうところ。
そう、これがアメリカの接客スタイル。
わけわからん対応されても、予約さえ取れればぜんぜんオッケー!
そう感じる自分にアメリカに来て(以下略)。
予約のとれた眼科の診察も結構おもしろかったです(昨日行ってきた)。
毎日、ネタ宝庫アメリカ生活。