やっと土曜日にスタートした、長男のHigh Schoolの陸上(Track & Field)のレース。

 

アメリカ、シーズンがはじまるとだいたい毎週末試合、プラス平日にも普通に試合が入り込んできます。

 

今日なんて、3時からのレースだったので、6時間目、7時間目は早退で、近隣の高校へ。

 

なんだろう、スポコンがすごい。

↑↑↑寄付を募ってくる頻度もすごい…。

 

長男は中学時代、陸上で800mを走っていたので、「アメリカでも陸上シーズンになったら800走りたいなー」って、ずっと楽しみにしていました。

 

ところが蓋を開けてみると、コーチがエントリーしてくるレース数がえげつないのです…。

 

土曜日のレースは1600、400、4×800(リレー)の3つ。

本日のレースは1600、800、4×400(リレー)の3つ。

 

なんで常に3つエントリー!?と驚いていたら、

「いやいや、今日のレースは可能なら、4×800もエントリーしようとしてたからね!」

って、どういうことや、スポコンがすごいわ

 

まぁ、私が走るわけではなし…たくさん出てくれた方が、応援のしがいがあるので…今日もいそいそと応援に出かけてきました。

降ったりやんだりの天気で虹が見えてた
 

迎えたラストの競技、4×400リレー。

とっぷりと日も暮れて、すっかり寒くなったトラック。
 

なのに選手たち、暑苦しいくらいに上がりきるテンション。

 

1600、800と自己ベストを更新した勢いを買われて、最終Aチームのアンカーに抜擢された長男は、これまたテンションが爆上がり。

 

大歓声の中、1走目、2走目と1位でつなぐバトン。

 

3走目の走者が2位になって、アンカーの長男にバトンが!

グングン間を詰めていって、1位の走者の後ろピッタリとつけている。

そして、残り80mの地点で抜いて、1位に躍り出たー!

 

うっわー1位でゴールしてくるやん、って母焦りまして。

スマホのカメラ機能をオンにしようと、手元に目を落として、さぁゴールの瞬間を記録するぞ!とばかりに顔を挙げたら。

 

なぜか長男が、ゴール直前でヘッドスライディング、かましてた。

 

はるか前方に、飛んでいく、バトン。

そのわきを、2位だった選手がゴールしていく。

動揺のあまり金網の写真撮ってた
 

一瞬、どういうこと?ってなりました。

ゴール前で転んだんだ、ということに理解が追いつかないという…。

 

ゴールラインでのチームメイトの悲鳴のような歓声は、本物の悲鳴に変わり。

長男の周りは人だかり。

 

ご存じの通り、長男すぐ泣く人なので、また泣いちゃいないかと気をもみつつ。

その輪の中には入っていけないので、寒空の下、じっと待機。

 

アメリカのチームメイト、ポジティブパワーがすごいから。

「○○(長男)には、もうこれからいいことしかない」

「こんな楽しい試合はじめてだ」

「〇〇のこと、本当に誇りに思う」

「○○がアンカーで良かった」

 

めっちゃくちゃ励まされて、慰められて、「次もがんばろ」ってハグされて、照れくさそうに帰ってきました。

 

本当に、長男は盛り上げ上手!

 

母もアメリカ式に乗っかって、前向きに言いたい。

ちょっと棒読みになっちゃうけど、それは許してほしい。