
納経受付開始時刻の八時が近づきました。
白峰宮に近いほうの通用門で待っている人が一人いました。その人と少し話しながら待っていたのですが、七時五十八分になっても、五十九分になっても、門は開く気配がありません。
納経の受付開始が朝八時というならば、八時ちょうどであるはずです。ちょうどあるならば、「納経所」が開くのも八時ちょうどであるはずです。
説明不要の、当然のことですね。
納経所が開くのが八時ちょうどならば、通用門が開くのは七時五十八分か五十九分でもいいはず。
でも、開かなかったんですね。
二人で顔を見合わせているうちに八時ちょうどになりました。門の向こうは、何の物音もしません。
いったいいつになったら、と思っているうちに一分過ぎました。そのうち、鳥居の横の駐車場の方で、クルマが入る音がしました。
「あれ?」
ふたり、ほとんど同時に声を上げました。
納経所へも通じる駐車場の入り口が開いているらしい。それで車が入ってきたのでしょう。
ということは、駐車場から納経所へ向かえばいい。二人、急いで鳥居を出て駐車場に向かいました。
やはり、駐車場に入れるようになっていて、そのまま納経所に行けました。
先達ですので、寺院の批判をするつもりはないのですが、通用門を八時ちょうどか七時五十八分か五十九分に開けていただきたかった。
さて、納経が済み、JRの八十場(やそば)駅へ戻り、時刻表を見ました。
焼か松行きの各駅停車がすぐに来ればいいのですが、 全然来ません。四国の中でも高松から多度津あたりは交通の便が良い(比較的)ほうなのですが、やはり各駅停車となると本数が少なすぎて相当に待たされます。
鉄道があるのだからタクシー利用はお金がもったいないし、意外と八十場・高松間は距離があってタクシー利用ならばお金がかかりそうです。
では、どうすれば早く高松駅に着くのか。
下りの坂出方面行きが先に来るので、それに乗ってまず坂出に行き、特急なり快速マリンライナーなりで高松に向かった方が良い。
実際そうしました。各駅停車ですと、八十場駅から坂出駅までひと駅。まず、そのぶんの切符を買ってから坂出駅で一度降り、改札から出て、改めて坂出・高松間の切符を買いました。
八十場・高松間の切符を買ってこのようなルートを通ると不正乗車になってしまいますので。
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