レンタカーで極楽寺から金泉寺、大日寺へ(令和六年四月の旅) | 石川鏡介の旅ブログ

石川鏡介の旅ブログ

四国霊場会公認先達(権中先達)&秩父観音札所連合会公認先達です。四国霊場を中心に、古寺名刹、神社、城跡、名所旧跡。さまざまな旅の思い出を綴ります。

 令和六年四月一日から、四国八十八か所霊場の納経受付時間が変わり、これまで朝七時からだったのが一時間測れて八時からになりました。ただし、受付終了時間は従来通り、夕方五時までです。

 一番札所の霊山寺、二番札所の極楽寺と行きまして、夕方誤字が近づきましたが、まだまだ行けます。クルマですから、あと数か所行けそうでした。

 行ける限り行っておこう、と思いました。

 一日何か所行けるかなんて言って多くの寺院にお参りすることに違和感を覚える人もいるかもしれませんが、べつに巡拝した数をだれかと競っているわけでもなく、ただ数字だけ数えて自己満足にふけっているわけでもありません、四国八十八ヶ所、どこも魅力的な寺院であり、四国のどこもが魅力的と感じるからこそ、お遍路の旅を何度も何度も行うのです。魅力的な霊場ばかりだからこそ、たくさん回りたくなるわけです。

 へんな例えかもしれませんが、仮に、お寿司が好きな人が寿司屋に行って、トロか何か一貫か二貫だけ食べて、それで終わりとするでしょうか?

 あのネタもこのネタも美味だから、満腹になるまで色々食べたい、と思うでしょう。

 四国霊場もいろいろと魅力的な霊場ばかりであり、画一的ではありませんので、たくさん巡ったからといって飽きることがありません。

 各寺院を魅力的にかんじるからこそ、一日、たくさんまわりたいと思うものです。

 もちろん、一寺院の参詣にも心を籠めます。ただ御朱印たくさん集めるだけが目的の旅ではありません。

 また、四国への道のりが遠いからこそ、「せっかくの機会だから」とか「ここまで来ることは滅多にないのだから」という思いがあって、幾つもまわりたくなるのです。

 こうして、二番札所の極楽寺から三番札所の金泉寺へ行き、大師堂や本堂でしっかりお勤めして、心を込めた奇岩をして、納経所へ行き、また駐車場へ戻って次の四番札所・大日寺を目指し、門前の駐車場にクルマを停め、境内に入り、大師堂、本堂でお参りし、納経所へ行きました。

 ところで、納経受付時間も変わりましたが、四月一日から、納経の料金も変わりました。ただし、重ね印の場合は従来通りです。

 この、まっさらな納経帳で新たに御朱印をいただく場合と、二巡目以降の遍路とか先達などが納経帳に御朱印をいただく場合で料金が異なることを知らない、もしくは忘れてしまっている人が札所の納経所にいますと、こちらが重ね印だからと三百円出しても@「五百円です」と言ったり、五百円玉を出しておつりが出てくるのを待っていると何も出さない、などということがありました。この旅で二回ほどありました。