イヤー・オブ・ザ・ワード2009 | プロ野球の視聴率を語るblog

イヤー・オブ・ザ・ワード2009

明けましておめでとうございます、今年も月1更新になりそうな気配ですがよろしくお願いしますw

 

 

さて、2009年の「イヤー・オブ・ザ・ワード」の投票結果 が出たようなのでご紹介します。

 

 

1.(173票) 中韓韓 キュー韓キュー韓 アメリ韓

 

2.(94票) Jリーグやbjリーグは、何とかなっているのに…

 

3.(78票) うるう人

 

4.(57票) 欧州の陰謀

 

5.(54票) プロ野球こそ正義と誠意の集団

 

6.(46票) おはD

 

7.(45票) 「強いな巨人・・・」「観にいきたい」

 

8.(27票) 用意ドン!で、野球は両足を“骨折”したのである

 

9.(26票) JFL(ジャパン・フューチャーリーグ)

 

10.(21票) U-26&オーバーエイジ

 

次点.(17票) ・・・その、野球を見るのってつまらないの!

 
 

 

というわけで、 2009年のイヤー・オブ・ザ・ワードに輝いたのは

 

 

『中韓韓 キュー韓キュー韓 アメリ韓』

 

 

でした!09年のスポーツ中継で最高視聴率を出したWBC だもん、当然だよね!

 

 

以下は各用語の説明

 

 

 

○中韓韓 キュー韓キュー韓 アメリ韓

 

第二回ワールドベースボールクラシックにおける、日本の対戦順を五七五で表現したもの。

一応世界大会を装っているWBCだが、決勝までの9試合で4カ国としか対戦せず、しかも5試合が韓国。

決勝が好勝負だったので「日本中に感動を与えた」と言われているが、大会としての底の浅さも日本中にバレてしまった。

 

 

 

○Jリーグやbjリーグは、何とかなっているのに…

 

関西独立リーグの最高顧問であった石毛宏典オフィシャルブログ の最後の言葉。

全文は「Jリーグや bjリーグは、何とかなっているのに・・なぜ、出来ないんだ・・・・。」

野球脳によくみられる

『野球はスポーツの中で特別な存在であり、いかなる困難をも跳ね返す、あるいは困難の方が間違っている』

といった思考パターンをよく表現している。

関西独立リーグはあまり追いませんでしたが、このスレ (こちらがpart2 )が09年の迷走ぶりをうまくまとめているので一度見てみてください。(誰もやらなかったらいずれまとめます)

 

 

 

○うるう人

 

「さよなら絶望先生」のネタ。

うるう年からネタがつながり、いつの間にか水増し発表のことを「うるう人の大量発生」と表現していた。

具体例としては「野球の観客発表」「オリコンチャート」「発毛を実感した人」など…

 

※プロ野球の観客発表は05年より「実数に近い数字」になっていますが、今でもうるう人は観測されています

 

 

 

○欧州の陰謀

 

ロンドン五輪で実施競技から除外された野球だったが、2016・20年の五輪からも除外されることとなった。

これについて報道ステーションで「IOC委員の半数以上はヨーロッパ出身ですから野球への理解が得られませんでしたね。」と、05年の五輪除外祭りで伊藤将校が提唱した「欧州サッカー勢力の陰謀 」を彷彿とさせるコメントがされ話題になった。

なお、投票経過の分析や五輪除外の理由についてはこちら で詳しく分析されています。

 

 

 

○プロ野球こそ正義と誠意の集団

 

渋沢良一(前セ・リーグ事務局長)が書いたコラム の言葉。

コラムの趣旨としては、「プロ野球こそ正義と誠意の集団、うそや不正があってはプロ野球の面目が立たない」と書いた上で、「最近の巨人戦視聴率は10%を超えるようになってきている」としている。

しかし「10%を超えるようになった」の根拠となった6月6日の放送は、この前後の試合でたまたま1試合だけ高かった日であった(グラフを参照)

こういう恣意的な数字の使い方は、うそや不正にきわめて近く、「プロ野球の面目が立たない行為」に該当すると思われるが…、どうなんですかね、前セ・リーグ事務局長?

 

 

 

○おはD

 

中日ドラゴンズがWBCに選手を派遣しなかったことについて、野球ファンの間で中日ファンを非難するニュアンスを含んだ、2ちゃんねる内での朝の挨拶。

草なぎメンバー逮捕の時に「おはなぎ」などの言葉もあったようで、派生語が多いみたいです。

 

 

 

○「強いな巨人・・・」「観にいきたい」

 

読売新聞の広告に使われた言葉 。全文は、

 

ずっと、父親と口をきいていなかった。

私が悪いのはわかってる。

あやまろうと思って、新聞を広げている父の前に座ったけど、

素直になれなかった。

「強いな、巨人…」父が独り言のように言った。

「…観に行きたい」私も独り言のように言った。

新聞は会話のきっかけになるんだね。

 

 

・新聞の広告のはずなのに、いつの間にかプロ野球(巨人)の宣伝目的になっているかのような内容

・若い女性にも野球人気があるかのように印象操作を行っている

 

あたりが、最近少なくなったコテコテの防衛軍らしさが感じられて懐かしい。

 

 

 

○用意ドン!で、野球は両足を“骨折”したのである

 

2016年五輪開催地の決選投票において、最初にシカゴ、次に東京が脱落したことについて、サンスポが表現した言葉

アメリカか日本の都市での五輪開催ならば「公開競技という形で野球が復活するかもしれない」という期待があったものと思われます。

実際には開催都市には公開競技の種目を決定する権限はなかったはずなんですが、この「せめて公開競技で」という主張は時々見られますね…。

まあWBCみたいなインチキ大会じゃなくて、ガチの国際大会は欲しいところですよね。

 

 

 

○JFL(ジャパン・フューチャーリーグ)

 

関西・東海地域の野球独立リーグの前・正式名称。

サッカーのJFLと名称が重なっていたことを指摘され、現在は「JFBL」と変更されている。

「指摘される前に気付けよ」「またパクリか」「そもそも2チームでリーグってどういうつもりだ」などの突っ込みが多数…

 

 

 

○U-26&オーバーエイジ

 

11月22日にセ・パ誕生60周年記念とのことで、NPB選抜対大学野球代表の試合が開催された。

プロ・アマの壁を崩す画期的な試合ではあったのだが、「U-26NPB選抜 対 大学日本代表」とNPB側は年齢制限があり、そのネーミングがまるでサッカーの国際大会のような…

さらにNPB選抜は「オーバーエイジ枠(27歳以上)の選手を数名選抜可能とする」 と、オリンピックのサッカーっぽいレギュレーションになっていた。

 

つーか「数名」って、人数を限定してないのに、オーバーエイジ「枠」ってこたぁねえだろ…

 

 

 

○・・・その、野球を見るのってつまらないの!

 

視スレでたまたま発見された英会話のやり取り だと思います、多分…。全文は、

 

ミキ:あのね、気を悪くしないでね・・・その、野球を見るのってつまらないの!だって、9人もいるのに、ほとんどの時間まるで休んでいるように見えるし、その間ピッチャーだけが死に物狂いで働いているのだもの。すごく変よ。しかも試合が終わるまで4時間もかかるなんて。それだけでも十分ひどいのに、どっちかが大差で負けているときに相手チームが追加点を入れ続けるなんてもっと退屈。バレーボールですらもう少し面白いわよ。


 

 

2008年の結果

 

1位:ほんのひとつまみの競技人口しかいない馬術やヨットなどが五輪正式競技なのに…(以下略

2位:サッカーは”サポーター”野球は”ファン”。ファンていう響きけっこういいよね

3位:世界中に散らばっている日本野球人から最強の選手を集める

 

 

2007年の結果  

 

1位:薬球

2位:私たち日本国民全員が野球に感謝しなくてはいけませんね武内さん

3位:テレビ界は0.01%で勝負をしている世界、0.2%は大変な数字

 

 

2006年の結果  

 

1位:数字は変わっていないが上がっている印象がある

2位:プロ野球は死なず

3位:実質野球

 

 

2005年の結果

 

1位:VIB(ベリー・インポータント・ベースボール)

2位:野球脳

3位:イヤー・オブ・ザ・コーチ