すっかりブログをさぼっておりましたが、
元気にしております。
みなさまいかがお過ごしでしょうか?
今日はまた暑くなりそうな東京です。
さてさて、先日は函館の昆布漁★ に行ったお話を書いたのですが、
今日は続き・・・ではなく、
その昆布を使った昆布だし、昆布水のお話。
わが家では、
麦茶がわりに、昆布だし=昆布水を、
かれこれ、7年くらい?飲んでいます。
もちろんお料理にも使いますが、
そのまま飲む!のも、とってもおいしいし、手軽だし、身体にもいい、と思って。
拙著、『かけこみおだし塾』(講談社)でもご紹介しているのですが、
私は、昆布だしは、
15時間くらい水に漬けておく方法をおススメしています。
そのあと、料理のよっては火にかけることもたまーにありますが、
水出しはが、いちばん昆布のふくよかなうまみがでるなーと思っています。
これを、まさに水代わりに使います。
料理に水とあったら、そこを昆布水にする・・・たとえば、カレーとかも。
毎朝の野菜ジュース(今どきのスム―ジ―)も、
ベースはこの昆布水♪
まろやかでおいしい♪
血圧を安定させる効果もあるとか。
お通じがよくなるとも。 → これは実感しています。
特に暑い夏、冷蔵庫に入れておいて、
麦茶の代わりに、水の代わりに、
ごくごく飲むのがおすすめです。
走ったあととかに、いつも飲んでいます。
で、わが家の場合、飲むための昆布水は、
料理に使うより少し濃いめにつくっています。
また、料理に使う時より、少し、小さめにカットしています。
作り方(ってほどのもんでもないけど)です。
水1リットルに
5×5センチに切っただし昆布を、水で洗って、
4枚~5枚入れます。
これを冷蔵庫で、24時間、寝かせたら、飲み頃です。
冷蔵庫で、漬けはじめから2泊3日は大丈夫です。
ちょっと贅沢な量に感じるかもですが、
もっと入れてもいいかも、ぐらい。
こちらは2リットルバージョン。
このとき、
吸いものなどの料理に使うような、いい昆布でなくてもOKです。
(3等とか、4等とか、少し傷が入っているとか・・・そういうのでも。)
根昆布でもいいと思います。
ただ、ちょっと種類は意識すると楽しいです。
個体差はありますが、
いちばん、濃いめのだしがしっかり出るのは、羅臼。
つぎに、真昆布。
利尻はすばらしいですが、
少し火を入れてしっかりだした方がいいかもしれません。
日高昆布は昆布水には、向かないと思います。
ちなみに、私は飲む昆布水は、羅臼か真昆布でつくっています。
また、細かく切っちゃうのが流行ってるようです。
私も、開催している『だしの教室』で質問されたりします。
でも、やっぱり、あまり細かく切ってしまったり、
切ってあるものを購入するのはおすすめできないかなー。
まず、切ってある だし昆布 を買うのは、
ちょっと残念な気がします。
それが昆布のどの部分なのか、どんな昆布なのか?わからないということで。
信頼できないわけではないのですが、
細かくカットされてしまうと、
ちょっと私たちの目ではわからないので、心配でもあります。
また、自分でカットするのは、
昆布は断面からだしが出るから・・・ということみたいですが、
たしかにそうだけど、
あまり細かいと、ですぎて、えぐみやあくも出ると思います。
昆布のふくよかな、
なんとも、後ろ姿についていきたくなるような(意味不明)、
後をひくようなうまみは、
小さく切ると言っても、この5×5くらいまでかな~なんて思っています。
昆布水、先日撮影だった
『STORY』さんのおもてなし料理の中でも
軽くご紹介いしました。
(8月1日発売です!)
ぜひ、夏の暑い日に、冷えた昆布水をぐーーーーびっと!!
あ、冷たい煎茶のパックとかを一緒に入れても、
まさに昆布茶で、おいしいですよん。
昆布漁、天然も解禁になって、
今まさに、最盛期です!!!
いやはや、ほんっとに、大変だから。
みんなで守ろう、日本の食資産って感じです。
さ、今日からギアあげて、
がんばりまーす!!!
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★5月28日発売の新刊です。初の英語版@アメリカの出版社から。
『Banzai Banquets』
英語の勉強にも、いかがでしょうか????→私に必要!
★発売中の『暮しの手帖6-7月号』におもてなし料理をご紹介しています。
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レシピはこちらから。
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お料理と、レシピとスタイリング、担当しました。
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