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何か悪いことを言ってしまったのではないか??
と思っていると
女性「あのね…バナナボートに乗ったんだけどね…
3人ずつで…
すごく勢いがあったの」
私は頷きながら聞いていた
女性「私は夫と他の男性と3人だったんだけどね…
ボートで引っ張られるからすごく勢いがあって…」
うんうん、見てたから分かるよ
女性「止まったらね…
私の水着がなくなってたの」
え!?え!?
はぁ
そんなことある!?
女性「しかもね…
上じゃなくて下」
えー!?
上ならまだなんか分かるだよ…
下!?
下だけ脱げちゃったの!?
女性「インストラクターの人が
探して取ってきてくれたけど…
もう恥ずかしくて…」
いや、恥ずかしいに決まってるよ
つまりこういうことでしょ…
女性「もう私恥ずかしくてここにいたくない
帰りたい…
夫に合わせる顔がない
こんな嫁恥ずかしいに決まってる」
旦那さんの方を見ると
心配そうにこっちを見ていた
出会って2時間ほどだったが…
さすがに同じ女としてなんと声をかけていいかも分からず…
私「ショックだよね…
まさかそんなことあると思わないもんね…」
と言って彼女の頭を撫でていることしかできなかった
彼女はひとしきり泣いた
そして少し気が晴れたのか
女性「ごめんね…
ここで初めましてなのにこんなこと話して…」
私「大丈夫?
じゃないよね💦
でもね?旦那さんさっきから心配そうに見てるよ?
旦那さんと話す?」
女性はコクンと頷いた
私は旦那さんとバトンタッチして元夫の元へ
元夫「なんか大変やったみたいやな?」
私は今あったことを話す
普通の人なら
「大変だったね」
「大丈夫かな?」
という言葉が出てくると思うが
元夫だ…
全く違う言葉を発した。
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