結局気づけば式当日だった…
式は土曜だったので、役所の時間外受付に
婚姻届けを元夫と2人で提出
あの紙切れ一枚で苗字が変わって、
○○さんの奥さんになるのは何とも不思議だ…
あの紙切れを誰と出すかで
人生が大きく変わってしまうのだ…
時間外受付だったからか、あっけなく出し終わり…
「はい…おめでとうございますー」
とやる気のない
おじさまからの言葉をもらった
そのあと式場へ。
昨日倒れたばかりだったのと
そもそもこの式場では何度も倒れているので
介助人の方に頓服を持ってもらっていた。
もちろん自分の手の届くところで
ゲストから見えない場所にもセッティングしてもらっていた。
当日は私の家族といとこ達、友人もくる。
私がウェディングドレスを着て準備していると
保育園児のいとこがきて
「まるちゃん、きれー」
と目を輝かせて言ってくれて
ずっとそばにいてくれた
元夫でもなく、両親でもなく…
私のウェディングドレス姿を見たのは彼女が最初だった
彼女がそばにいたこと…
そしてキラキラした目で私を見ていたことで
私の緊張もほぐれて発作も出なかった。
もちろん頓服はすでに飲んでいた。
結婚式ではプロのメイクさんがもちろんメイクをしてくれるのだが…
事前に打ち合わせをして、私はアイラインを入れるとどこに書こうが
ウォータープルーフを使おうが落ちてくるのを実証済みだった
なのに…当日もアイラインを入れられた…
え?絶対に落ちるよねこれ?
と思っていると…
メイクさん「今日はインラインにはひいてないので大丈夫ですよ♪」
いやいや…インラインにひいてなくても落ちたって言ったじゃん!!!
聞いてた!?
と思いつつ…直してもらう時間もなく…
チャペルの前へ。
そこには父が…
今から父とバージョンロードを歩く
これが私はすごく嫌だった
何故なら…
私は父のことが大嫌いだったから
バージョンロードを弟と歩いてはダメか?
と真剣に母に相談したこともあるぐらいだ…
何故私が父をここまで嫌うのか?
それは…
父と母、私、弟は…
5年以上別居していたから
いや、私と弟は
父親に捨てられたと思っている
恐らく今も…2人とも…
私が短大の2年生で弟は高校2年生
ある日朝起きると父が出て行っていた
理由は…
1人になりたいから
それだけ紙に書き残し、出て行ったのだ
忘れもしない
あの朝のことを…
私は一生あの朝の絶望を覚えている…
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