チャペルの前にはヤクザのような傷を顔に作った父と私、そして母
ベールダウンを母にしてもらうようにしていたのだ
スタッフの方の指示で扉が開く
親族・友人・元夫の親族?同僚?がいる
母はニコニコしていた
だけどどこかさみしそうだった…
母にベールダウンしてもらうと…
なんだか不思議な気分になる
しんみり
楽しみ
あー…今から結婚式か…
どうなるかな?
気持ち悪くならないかな?
そんな不安な気持ちで私の記憶上では
人生で初めて父と腕を組む
大っ嫌いなはずなのに…
なぜかほっとした
父とバージンロードを歩く
友人の笑顔が見える
みんなニコニコしていたり…
すでに泣いている子もいた
涙ぐむとかいうレベルではなく…
大号泣のレベルの子がすでに3人はいた(笑)
当の私は緊張はどこかに吹き飛んで
大好きな友人たちの顔を見て
すでに泣いてる友人を見て笑っていた
大好きな友人たちが自分のウエディングドレス姿を見て
笑顔になってくれている
よかったねと泣いてくれている
それが心の底からうれしかった
だから…私は笑顔になれた
この後の結婚式中にはぁ?となるできごとはたくさんあるが…