みなさま^^こんにちは^^kokoです^^
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先日私の愛する香水の一つ
ゲランのシャリマーのお話をしてきましたが
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ゲランの名香シャリマー/タージマハルを創らせた王の妃への情熱的な愛の庭園
やはり香水の歴史をかえたココ・シャネルのことも
お話したいと思います
ゲランのジャック・ゲランが窮極のロマンティズムから
シャリマーを創り上げたのと対照的に
ココ・シャネルは きわめて現実的に
シャネルの5番を創りました
「私のドレスは顧客に合うものばかりです。
同じように今の女性に似合う香水が欲しいのです」
シャネルはこういって、
ロシア宮廷最後の天才調香師
エルネスト・ボーをむかえました
シャネルは美は常に高値で売られなければ
ならないと考えていました
そしてドレスと同様に香水も時代にあったものを
創りたいと望みました
シャネルにとってはゲランのミツコもシャリマーも
それまでの香水は
あまりにも感傷的すぎロマンティックすぎ
ボトルのデザインも古臭すぎたのです
そしてすでに人ごみをさけられない当時、
戸外でも室内でもサロンでも寝室でも
対応できる実質的な香水を望みました
個性がなければいけない 贅沢でなければいけない
シャネルは貧乏が大嫌いでした
個性的で贅沢でしかも
シンプルで洗練されたもの
シャネルは今までにない
新しい香水を創ろうと考えます
ぜいたくな香料といえばジャスミンです
天才調香師ポーは最高級のジャスミンを
ふんだんに使うことができました
シャネルのNO.5がどうしてできたのかは
秘密のベールに包まれているところが多いです
一説にはポーはふたつの系統にわけた10種類の試作品を
シャネルにみせたといいます
試験管には1~5番の番号と20~24番の番号が
つけられてました
シャネルは
「1年の5番目の月の5月5日にオートクチュールの
発表をするので5番でいきましょう・」といって
5番目の試験管を選んだと言う説があります
もう一つの説は値段が高ければ高いだけいいと
ジャスミンをあまりにも使いすぎて
香水が濃くなりすぎたため
ポーがあらゆる慣例を破って合成香料のアルデヒドの量を
ふやしたのですが
そのアルデヒドの量をふやした試作品を
シャネルが選んだというのです
それがたまたま5番目の試験管だったと
数字で選んだのか鼻で選んだのか
いずれにせよシャネルは
大量の合成香料アルデヒド入りの試験管を選びました
質を嗅ぎ分ける天性の勘があるといわれるシャネルの
直感だったのかもしれません。
大量の合成香料アルデヒド入りの香水
これは香水の革命でした
それまでは控えめにしか使われなかったアルデヒドを
ふんだんに使うことによってオイルたちが大輪の花が
開くように拡散したのです
トップノートのベルガモットがはじけるように輝き
ミドルノートのジャスミン、ローズが中心となり
官能的なイランイランが華を添え、
ベースノートのぺチパー、シダーウッド、サンダルウッド
をアンバーとムスクの熱でひきしめ
アルデヒドでふくらませ香りに命を与えた
シャネルNO.5が完成します
シャネルNO.5は2重の成功をおさめます
ひとつは商業的成功
もうひとつはさきほど申し上げました香水の革命的成功
天然のものに人工のものをまぜても
質をそこなわないということを証明しただけでなく
香水の質を改良することまで証明したのです
これぞまさにシャネルが求めていたものでした
「女性は女性ならではの香りを漂わせなくてはなりません。
バラの香りではなく」と、シャネルは言っています
シャネルNO.5に使用されている
ジャスミンがどれほど高価なものなのかを
ご説明しますと
この香水のためだけに100年近く同じ畑で
創られているといわれています
1年のうち3ヶ月の収穫期毎日300kgつんでも
430gしか抽出できないものなのです
このジャスミンがふんだんにつかわれている
贅沢な香水
シャネル流の
シンプルな数字の名前とシンプルなフォルム
これがシャネルの美学の結晶である
CHANEL NO,5/シャネルの5番なのです
ココ・シャネルは
香りはファッションの一部と考えて香水を創りました
香りをいれてファションは完成する
私はこの考え方がとても好きです
「私のドレスは顧客に合うものばかりです。
同じように今の女性に似合う香水が欲しいのです」
ここからつくられた香水 CHANEL NO.5
これによってシャネルのスタイルは完成するのです
エレガンスは服だけでは完成しない。香りをつけてこそスタイルは完成する ココ・シャネル
今日も読んでいただきありがとうございました
みなさまにすべてのよきことがたくさんたくさんありますように
愛と感謝と笑いで今日も生きます