ダウンタウンの松本人志の女癖の悪さは昔から有名だった。それを私が知ったのは30年以上前で、その30年前に彼は笑いのネタにしていたし、世間もソレをギャグとして捉え、ゲラゲラと笑って済ましていた。
例えば、アンジャッシュの渡部が多目的トイレでSEXをした事も、30年前だったら笑っていただろう。冗談が通じない世の中になった事を意識している芸能人がどの位いるのか?ビートたけしは、その点を早めに察知した。毎年恒例の、ある深夜番組で、アイススケートの羽生結弦のパネルを指差し「こいつホモだろ」と発言したら、その後、大変な騒ぎに発展した。これが切っ掛けだったのか不明だが、この番組は以降、継続する事は無かった。
松本の女癖の悪さは特種で、彼の場合、女と言う生き物が全てSEXの対象でしかなかった。一人の女と気長に恋愛をすると言うタイプではなく、複数の女を作って目の前の饅頭を食う様に、殿様と大奥の様な関係だった。「今日はお前、明日はお前な」と言う様な、釣った魚にエサはやらないと言うスタイル。
不思議なのは、傍から見れば酷い男でも、何故かホイホイと付いていく女が居ると言う現実だった。そういう男を責めもしなければナジリもしない。そう言う女達からすれば、自分達が遊ばれているのではなく、自分達こそが馬鹿な男を利用して楽しませてやってんだ位の意識がハッキリとあった。
松本の風俗好きは芸人仲間の間でも有名だった。その話題は結婚前ではあったが、そんな情報が出てきてしまうのは、守秘義務を守らない一部の風俗嬢の話からだった。風俗嬢が言うには、松本のチンコは並外れて小さいと言うモノだった。粗チンで性豪と言うのが松本人志であり、粗チンだから精力が弱いと言う理屈など存在しない。
「結婚は芸人を駄目にする」と言っておきながら、松本人志は結婚した。結婚の理由は子供が出来たからだった。
松本はデキ婚について「元々、結婚するつもりだった」と格好つけたが、今となっては、その発言は嘘にしか聞こえず、その実態というのは、複数の女とSEXをし、最初に孕んだ女と結婚すると言う腹積もりだった。嘘を真顔で言える人間と言うのが世の中には居る。芸人ともなれば、その程度の技量は持ち合わせて当たり前なのだろう。
その点だと、相方の浜田は純愛家であった。彼の嫁さんの小川菜摘は女優で、当時の結婚前からすれば、格としては浜田より断然上だった。それなりのメジャーな映像作品の出演歴があり、世間からの認知度も当時の浜田よりは上だった。小川菜摘自身も、自分の付き合っていた男が、こんなに大出世していくとは思っていなかっただろう。それこそ私が食わせていく位の意気込みと覚悟と決意を持っていたかもしれない。
浜田は過去、黒い交際の噂は流れたが、不思議と女遊びで叩かれた事はなかった。それに比べると松本は不純過ぎた。その不純を吉本興業も浜田も知らない筈はない。それこそ「お前って奴は・・・」くらいの認識で、鼻で笑う程度にしか気にもしなかった。
それにしても松本人志は今後どうなっていくんだろう。
被害者とは内々に決着させ、明かに本人の文面ではない文書をマスコミに公開し、相変わらず雲隠れの姿勢は崩さず、それでいて復帰するので応援して下さいと言う。吉本も松本も勘違いしているのは、世間様が自分達を待ってくれていると思い込んでいる事で、世間の反応はどうかと言えば、もう戻って来なくって結構と言う冷たさだった。
平たく言えば、松本は裁判から逃げた。裁判をやっても、どうやら負けが確定したと言う段階で降りた。一軍の将が目の前の戦いを放棄すると、その後、どう言う事が起きるのかを考えなかった点は、吉本からしても浅はかだったとしか言い様が無い。この場合、どうすれば良かったのか?と言うと、負けてもイイから最後まで完走する事だった。戦って負けたなら、世間は、ある程度は納得し、復帰への面倒臭さも、ある程度は軽減した筈。
ゲームに例えると判りやすい。例えばポーカーと言うカードゲームは、最初の参加費を掛けた後、手札が悪ければ降りてもイイと言うルールがある。麻雀ならどうか?麻雀は降りる事が許されない。南二局の時点で、どうやっても最下位確定だからと言って投げる事が出来ない。松本がやった事は、負けると判った時点でゲームを降りた事だった。喧嘩で例えれば、売られた喧嘩を威勢よく買って、勝てそうにないから逃げるのと同じ事だった。
この一件、国内で治まれば御の字で、下手すると再びBBCが出て来て、ジャニーズの時の様な大騒動に発展するケースも考えられる。性被害のスキャンダルを外国は許さない。日本は懲りてないのか?と騒ぎ出しかねない。
泣いて馬謖を斬るかどうか。日本のメディアの尊厳が掛かっている。


