佐々木雅士公式ブログ -9ページ目

企業の新卒一斉採用に思うこと...

2013年4月


日本では4月から新年度に入った会社も多かったと思う。

4月1日には、新入社員の入社式もあちこちで行われていた。


佐々木雅士公式ブログ


最近では、仕事の関係で留学生と付き合うことが多くなったために、

人事と採用の面で、日本の独特な新卒採用形式を、

グローバル的な視点かつ客観的に見ることが多くなった。


世界からみると、日本ってほんとに独特 !! 変わってる !!
でも、世界のグローバル化のうねりの中で、

新卒採用は、通年採用形式に少しずつ変わっていくだろうと思う。


日本ってところは、人材の数と経済規模のバランスが崩れているせいか、
大学生の新卒採用で、企業は学生に対して非常に甘々だと感じる。


下手すると、大学生になんとか入社してもらうって感じが漂う。
そりゃ特別優秀な人材なら話は別だけど、

社会経験の無い、即戦力にならない人材に”うちに入って下さい” 

と頭を下げている感じすらする。


これが海外に視野を広げてみれば、

新卒なんて使いものになるかどうかわからないし、即戦力にならないんだから

価値なんて無いよ、って考えるのが自然なことになってる。

(まぁ、最初はインターンや契約社員として使ってあげるよ、みたいな。)

アジアを見渡してみれば、いくらアジアの人件費が上がったって言ったって、

日本人の新卒給与よりもかなり安い。
そうだなぁ、日本人新卒のおおよそ1/3~1/10くらいのコストで優秀人材が採用できる。

もちろん、日本人の基礎レベルは世界的にみて低くはないけど、
大切なのは値段と性能とのバランスで見るものだから、

コスパから言えば日本人新卒採用の意欲は自分的にどうしても削がれる。

グローバル化の流れで、すべてのものが平均化していくわけだから、
大きな流れでは、日本人新人給与のコスパが合うために、
人材確保が海外に流れていくか、日本人新卒給与コストが下がるか、だろうね。
日本人新卒の能力が上がっていくという選択肢もあるけど、それは難しいかな...


あと数年で新卒採用における各シチュエーションが変わってくると思うけど、

そのとき、どうなっているかは見もの。

JALの破たんからギリシャの問題から、すべての問題は何でも、

変化するのはゆっくりと、かつ沸点に達すると突然に景色が変わる。

日本の新卒採用の景色も、数年後は、”昔は一斉採用なんてしてたんだなぁ...”
なんて、思い返す時が来るかもしれないね。


インフォランス 佐々木雅士

経営判断に説明は必要ない

重要な会社の経営判断は常に苦渋の中での判断となる。
なぜならすべての選択には必ずメリット面とデメリット面があるからだ。
よって、社内や部下にその判断に対するロジカルな答えを要求されても
提供する必要はない。

経営判断には常にプラス面とマイナスの面がある中で、
その時点で確実に正解はこれだと答えられる訳がないからだ。

毎回、明確な答えを求める人間ほど、
責任ある立場になった経験が無いと言える。
万年野党と同じで、不平不満だけ言っていればいい気楽な立場
にいるから、責任を取る覚悟の経営判断の難しさを
理解することができない。

一時だけ政権を取れた民主党のように、
いざ責任ある立場になって初めて、
経営判断の難しさを知ることになる。

最初から先が見えてから進むことができる道など経営には無い。
誰にでもわかることだろうが、検証を十分にやりながら
進んでいてはスピードが遅すぎてライバルに勝てない。

常に走りながら考えろと言われる所以である。

結局、企業はその時々のトップの総合的な経営判断によって
道無き道が選択されていくものだ。

みんなの意見を十分に聞いて進む合議制は
会社が大企業になってからで十分だ。

$佐々木雅士公式ブログ

2012年を振り返る...

1年を振り返って...

2012年12月28日 東京は快晴



毎年言っている口癖みたいなことだが、

あっという間に今年ももう終わりになる。


いまこの地点で今年を振り返ると、本当にたくさんの良いこと悪いことがあった。

世界に目を向ければ、本当にたくさんの出来事があったが、

自分にとっても大小の印象ある出来事がたくさん起きた。



佐々木雅士公式ブログ

本当に人生は予測不可能だと感じる。

こうしていま、ブログを書いているが、翌日には突然死んでしまうかも知れない。

未来の何もかもが予測できない。そして確実な現実の現在だけがある。


それでも人は未来を考えて生きるように創られているから、

どうなるかわからないのに将来に備えていろいろ考えて生きようとしてしまう。



今日は年内の業務最終日だったので、社員と一緒に社内で納会をしたが、

会社の未来も、自分を含めた社員の未来も、この先どうなるか一切わからない。


けど、会社という船に一緒に乗って頑張ってきた仲間に感謝して、

このまま一緒に明るい未来に向かって進んで行けたらいいなと、

想定することなんかできない、明るい未来を思い描いてしまう。


経営者としては失格だと思って気付いているが、

こんなだから人情に流されて、社員に対してその時々の最善の経営判断や

適切な厳しい指導ができなくなるんだろうなと思う。



感情を持ち込まないようなコンピューターが最良の経営者になれるとは思わない。

だが一面では、感情ではなくデータ分析をして適切な判断をしていかなくてはならないものだ。


しかし、一緒に頑張ってくれている仲間をみると、
感謝の気持ちとともに、見返りを求めない親のような気持ちになる。

人に対する、親と経営者の感情はまったく異質なもの....

大枠で言えば、無償愛とギブアンドテイク愛のようなものなのだろうか...




佐々木雅士公式ブログ

本当に会社経営上での人事判断は難しいと思う。

この自分の複雑な感情をマヒさせるためにも、大きな組織にしてしまって

社員に触れずにオーナー色を強めていくのがいいのだろうが.... それは好きな経営形態ではない。


自分を選任した株主のために頑張る経営者に徹しきれない自分にしてしまう、

どうしてもかわいいと思えてしまう社員に、複雑な気持ちながら感謝を感じている....

社員もアルバイトも、みんなと一緒に明るい未来に向かって笑いながら頑張っていきたい。。。
実に甘ちゃんな思考回路...


しかしこのブログ投稿の中では、感情に流されている、親のような気持ちで

社員に対して今年1年の感謝の気持ちを伝えたい。

みんな、今年1年ありがとでした。