冬至の波動取り・天の川 | まーりんのまりんエッセンス

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魂・心・体に響き渡る、これから先の時代のエッセンス
「海のエッセンス」「月のエッセンス」の物語

 

旅の始まり

 

 

 

つづきです。

 

 

丹生川上で、宿のオーナーさんがピックアップしてくだった。

そのまま直接、天河弁財天社へ。

 

道は山間を通り、両側の山に植えられた杉は濃い緑で

形よくぎっしり立っており

尖った先の方だけ、砂糖で化粧したように白く雪が積もっていた。

 

 

 

しかしようやく着いた、久しぶりの天河に

雪はなかった・・・

地形や風、気温などによって高さだけではない何かがあるのだろう

 

 

 

 

 

 

丹生は雨だったが、

天河は本殿の階段をのぼるときには、かっと太陽光が射した。

 

 

参拝したあとは、

禊殿に。

 

 

禊殿は

天の川(アマノカワ)の川合にあり

天河本殿とはまた違うエネルギーである。

 

 

本殿はうっとりするほどやさしい。やわらかな水、舞う天女のよう。

一方、禊殿のある河原は強くはっきりしている。 覚醒する感覚。 ここに立つと役行者を想起する。

天河が天河たる本はこちらのように思える。

 

 

それは、いまにして思えばだけど丹生川上もそうだ。

やさしい水の女神なのか、輝く水銀の神か。

死んでは生まれるのか、永遠のイモータル(不死)か。

 

 

 

天河神社の禊殿が建つ川合は、紀伊半島南を襲った台風のときの山崩れによってほぼ埋まってしまった。 社務所には当時の様子を収めた写真が掛かっていた。 このとき禊殿から発見された古文書から、柿坂宮司でも知らなかったこと・・・禊殿の後ろの高倉山は国常立神を祀っていた、ということがわかったという。 (この衝撃的発見はかなり有名な話で、禊殿向かい側の駐車場には宮司さまがお書きになった由緒書がポスターのように貼ってあります)

 

 

 

自分の足で歩いて確かめる。

この場には特別なものがある。エッセンスをつくるときに感じるような馴染みのある波動。

それが何であるかはおおよそわかっているが、ここには書けない。

 

またさらに、ここでつくらせていただいたエッセンスをリーディングしてわかったこととして、禊殿近辺は高次元、あるいは崑崙ヒマラヤにつながっている。

 

地球生命体が宇宙意識と交流する

鞍馬とはまた別種のポータル。

 

 

2020年の冬至、

木星と土星のグレートコンジャンクションのときの

波動取りの場として

 

これほどふさわしいところはない・・・・!

 

 

 

 

 

 

 

さあ

「月のしずく」と丹生川上のご神水。

ブルーボトルとペットボトル。

 

どれを、どこに置くか。

 

ピンポイントで位置を決めないといけない。

 

冬至の瞬間、その場で決めてもよいが

それは先に「ここ」という直観が来ない場合。

先に降りてくるなら降りてくる。

 

それに従う。

 

 

 

 

 

ここまで下準備してから

神社方面に戻る。

 

途中で、階段をみつけて

毘沙門天の祠に引き寄せられるように、立ち寄る。

手を合わせた途端、ビョッと風が吹いて雪が降り始めた。

 

一日の内に雨、晴れ、雪。

 

 

 

 

 

 

 

 

遅いランチができる場所を探すが、ない!

 

グーグルだと営業中なんだけど。。。

雪が降ってる山の中では、少なくとも今ここでは、そんなの全くあてにならないとわかった。

 

天河神社横の「なや」さんに行くと

ランチはやってないと。。。

 

きょうは寒いしお客さんこないし

閉めようかなーと思ってたと。。。

 

「おおとり」やってなかった?

やってたらそっち行けば、やってなかったらうちにおいで

そう言われて、ふらふら「おおとり」に行った。

 

 

これまでの波動取りの旅だと、

旅の始まりから波動取りが終わるまでは

持参したアーモンドとお水だけで過ごしている。

 

でも今回は

氷点下の天川での波動取りだというので

行く前から何事も無理はしない方に傾いた。

 

まあすでに前夜から翌日昼過ぎまで

断食してるわけなんだけど。

 

 

「おおとり」・・・やっとらんわ

 

ネットでも評価の高いカフェ。

お店の入り口に置かれた看板に、

鶏のから揚げ、イノシシのカレーなどがある。

うわー残念。

 

中から出てきたご主人が

「ごめんなさい、きょうは休みなんです」

と何度も謝ってくれた。

 

「なや」に戻る。

 

おばちゃんが、

「お腹に溜まるのはぜんざいかな」

と先に言ってくれる。

 

家でついた餅だからちょっと大きめなの、といって出してくれたぜんざいは、

程よく甘味に塩が効いているうえに、お餅はふわっとやわらかくて、美味しかった。

やわらかいのにドロドロにならず、のびがいいのは、自家製のお餅だからだと思った。

 

 

おじちゃんが、

ただニコニコしながら

ストーブに薪をくべてくれる。

 

わたし一人しかいないのに、申し訳ないやら、有難いやらだった。

 

 

 

 

 

 

 

一旦宿に戻り、

日暮れ前に禊殿へ向かう。

 

こうなってくると、

コンビニでホッカイロを買ってきたのが

大正解。

 

寝袋のような日本製のダウンコート

都内ではあまりの重装備に思えるやつを着てるけど、

それでも 天川のような山で雪が降っているところでは

ホッカイロは必須。

 

 

 

17時25分 日暮れ

 

19時02分 冬至。 太陽黄経270度、山羊座0度に。

 

真っ暗な中、すべてのボトルを

所定位置に設置。

 

 

・・・・というのは、ウソ。

 

 

この日は

闇夜ではなかったのだ。

 

ちょうど上弦の、半月の夜。

 

人工の灯りは街灯も何もない場所で

月明りがあたり一面を照らしていたのだった。

 

 

 

満月の半分でも、

こんなに明るいものかと驚いた。

 

 

 

そして、星。

 

 

火星と月の延長線上に、

その夜歴史的コンジャンクションを遂げるはずの木星と土星がいるはずだった。

が、山の端に隠れてしまったか、薄雲があるのか、何度探してもとうとう見えなかった。

 

 

それにしても、たくさんの星々よ。

すべてが作り物かと思うほど、むちゃくちゃたくさんある。

スマホで国立天文台の「きょうのほしぞら」を観ながら、星を同定する。

 

さっきからベガが、こちらを睨んでいる。

あれだけたくさんの星があるのに、目の端にある「そこ」、ただ一つの白い点に、なぜだかどうしてもふっと視線がいってしまう。 そういうことがある。 睨む、惹きつけられる、charm (チャーム)=魅力・魔力の類である。 ここは古代、ベガとつながっていた場所かもしれない。

 

一万年前の星空は当然今とは違っている。

いまここでもつながってくる、それは今でも受信機を置いたら何か聞こえてくるというような感じ。

星との交信。

 

 

ここまで書いて思い出した。

 

 

地軸の歳差運動により北極星は2万6000年を一周期として移り変わる。

現在の北極星であるこぐま座α、ベガ、りゅう座のツバン。

ベガが北極星だった時代は12000年前だ。

 

 

 

 

 

国立天文台

 

 

 

 

 

 

星の写真がないのは、

現場を公開するつもりがないだけでなく、

スマホが星を撮影できるほど上等のカメラではないからです。

くーっ、悔しい。

 

心の眼でごらんいただければさいわいです。

 

日の入り、夜明け

カメラをいじってると、

ものすごい速さで光量が変化しているのがメカニカルに理解できて、

カメラが思ったように追従できないのに対して

わたしの眼ってすごいなあ、といつも感心してしまいます。

 

 

(つづく)

 

 

 

 

七色の魔術師まーりん

 

 

 

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