続・奥様はベトナム人 -6ページ目

続・奥様はベトナム人

ベトナム人の妻と協力しながら、外国人技能実習生や特定技能などの外国人労働者受入に関して、監理団体や送出し機関、それから技人国などの情報を提供していきます。

 

 

 ぼつぼつXでつぶやいておりますが、最近忙しくてすっかりブログをおろそかにしておりました。そろそろまた書き始めようかと思います。

 

 コロナ前と同じように月1回のホーチミン訪問が定例化となりつつあります。11月は月2回のペース。12月も同じように2回渡越する予定です。そんなに面接が入っているの?と思われるかもしれませんが、送り出し機関内での人事及び教育している実習生たちの状況などの調整も行っております。もちろん面接がメインであることには間違いありませんが。

 

 頻繁にホーチミンに通っていると、ベトナムの景気が決して良くないということがひしひしと伝わってきます。私たち送り出し機関であると、面接に来る実習生の状況から容易に想像できます。今年の8月あたりから、今まで集めづらかった実習生がいきなり集まるようになってきました。特に今年卒業した高卒の子たちが、円安にもかかわらず、日本での就職を希望するようになりました。理由は簡単です。ヨーロッパやアメリカなどの物価高が、人々の購買力を失わせ、物が売れなくなりました。主に衣料や雑貨、日用品。靴などの生産をしていたベトナムの工場が、次々に閉鎖しており、仕事がなくなっているのです。

 

 そのうえ、不動産バブルもはじけ、建設会社にも不景気の波が押し寄せています。建設労働者も仕事を失い、技能実習生として応募してくるようになりました。彼らから一様に「仕事がなくなった」「収入が安定しない」という話を聞いています。

 

 またあれほど高飛車だったブローカーたちが、今は必死に送り出し機関に営業に来ています。完全に立場が変わりました。私たちにとっては良いことなのですが、良い人材を集められるようになったのも事実です。ですから、実習生の需要があれば、今は良い人材を確保できるチャンスです。今なら自信をもって人を送り出せます。

 

 ですから、コロナ前後でWEB面接をして、まともな教育ができなかったベトナム人実習生たちの後始末をしながら、今後は良い人材供給ができるようになります。

 

 そのために毎月通いながら、日本語の勉強をしている実習生たちに生活面や人としての教育をして、インドネシアなどに取られてしまった会社を再びベトナムへ戻せるように努力しているところでございます。

 

 これは技能実習制度がほかの制度に変わろうとも、人を教育することには変わりはありません。いかに良い人材を送り、お互い良好な関係になれるように、一つ一つ問題をつぶしています。

 

 日本の会社にお願いがあるとすれば、残業があまり出せない会社に関しては時給を上げてくださるようにお願いしたいと思います。実習生が問題起こすかどうかは、実は給料で変わってきます。もし今実習生を雇っている会社で、問題が多いと思っているところは今一度給料を見直してもらいたいなと思っています。円安で実習生が当初思っていたよりも、20%近く円が下落しており、彼らにとっては実質賃下げと同じ状況です。これから日本に行く実習生は、すでに円安を盛り込んで自分たちの収入を計画しているので、まだいいのですが、2年目とか3年目の実習生にとってはかなり厳しい状況です。残業の規制がある以上、給料を上げてあげることが必要かと思います。

 

 今回の面接は2社行います。両方とも2名の採用ですが、片方の会社には5名の応募。もう片方の会社は13名も応募がありました。仕事の内容は両方とも同じ職種ですが、唯一違いがあるのは、残業の有無です。求人には残業の情報はあまり書かないのですが、すでに勤めている実習生から情報をもらっているようで、どちらの会社がどの程度の手取りになるか、わかっているようです。給料が良く、待遇も良い会社の情報は実習生の中にも回っており、その求人が入ると応募が殺到するということが起きています。

 

 もしベトナムで実習生を採用するにあたって、人があまり集まらない場合は、給料が安く待遇もよくないという情報が彼らの中に回っていると思いますので、給料を含めた待遇改善をお願いします。

 

 さてそろそろ技能実習制度に代わる新制度につきまして、いろいろと考察してみたいと思っています。しかし、有識者会議ですが、はっきり言わせてもらえれば、あそこのメンバーで誰が現場に精通しているのでしょうか?誰もよくわかっていないと思います。どっちにせよ、最終報告書が上がった後、自民党部会に取り上げられ、当初の思いとは違う形になると思います。また余計な仕事が増えると思うのは私だけでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

にほんブログ村 海外生活ブログ ベトナム情報へ
にほんブログ村

 

 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

 

 最近ブログの更新が滞っています。気がつけば8月に1記事しか上げておりませんでした。今はX(旧Twitter)での発信が増えてしまい、ブログにわざわざ長文の記事を書かなくなってしまったせいもありますが、少しずつブログでの発信も増やしていきたいと思います。

 

 ようやく7月あたりから月1回のペースでホーチミンへの出張が出来るようになりました。6時間LCCでのフライトはきついと感じていましたが、やっぱり航空運賃の安さを考えると、ベトジェットは本当に助かります。現在はベトジェットの現地発券でチケットを取るので、安くベトナムへ行けるようになりました。

 

 さて、ここのところ、入国した実習生の問題が立て続けに起こり、面接後の入国前教育の重要性をかみしめているところです。今年に入り、ベトナムの不景気とそれから日本企業の面接の激減により、ようやくまともな実習生候補者が集まるようになってきました。コロナ前やコロナ禍のときのような、強気な売り手市場から、買い手市場へ変わってきました。今まで偉そうに履歴書だけでも手数料を取っていたブローカーたちが手のひらを返してきました。私たち中小送出し機関にとっては、ありがたいことです。入国した実習生たちからの紹介も増えてきて、面接候補者の人材の質がやっと上がってきて、人数もそれなりに用意できるようになりました。

 

 しかし、状況が好転し始めても、その結果が反映されるのは来年以降であり、今年の実習生の問題は今までコロナ禍の影響で出来なかった教育の不備が現れてしまっているので、しばらく実習生の問題で頭を悩ませそうです。

 

 ここに来て、私と妻で交互につばきへ行き、事務員及び先生、そして合格した実習生たちに会い、状況や日本語の勉強の確認をしたり、共同生活の状況を聞き取りしたりして、常に緊張感を持っていられるようにしております。最近の入国した実習生の問題は、できれば入国前教育中に発見し、状況によっては入国を取り消す事案でもありました。合格したからもう大丈夫とは思わせず、いつでも入れ替えするぞという態度で接していかないと、入国してからでは本当に問題解決が難しくなります。実習生は入国前と入国後で手のひらを返したように態度を変える者もいます。こういう輩を入国させないのが、送出し機関の役割でもあります。

 

 私は日本でのベトナム人の犯罪報道を見る度に、どうして彼らを入国させてしまったのだろうか。少なくともベトナム側において、面接を行って選抜しているはずなのにと思いますが、大半の送出し機関は手数料をもらえれば、日本で何をしようが構わない。監理団体からいろいろと言われようが、はいはいと聞き流していれば、そのうち忘れてしまうだろう。また面接にベトナムに来たときにいい女と賄賂を渡せば大丈夫と思っていると思います。

 

 入国した実習生に「みんなの日本語」第何課まで勉強したのか、聞いてみて下さい。もし20課以下であるのなら、間違いなく途中田舎に帰っています。合格後1ヶ月日本語教育して田舎に帰し、在留資格認定証明書が下りたあたりで学校に戻し、教育をする。実質2ヶ月ちょっとの教育で入国させている可能性が大です。まともに6ヶ月教育していれば、50課までは終わります。

 

 結局日本に来てからの実習生の問題って、ベトナム側で送出し機関が把握出来る可能性はとても高いのです。移民のようにフリーで入れているわけではなく、少なくとも面接等で選んでいるのだから、変な人ははじけるはずなのです。それでも入国してしまったのは、コロナ禍により、人物の見極めができなかったことやとにかくお金が必要だったので、やむなく目をつぶってしまったか、例のベトナム人特有の「大丈夫、大丈夫」の適当な楽観論による問題無視などがあったからです。

 

 私たちのところであっても、先生方は都合の悪い報告を上げてきません。よほど切羽詰まって自分たちでどうすることもできなくなってから、実は・・・という報告を上げることが多いのです。それを防ぐには、まめに会社に通って、私や妻があぶり出すしかないと思っております。

 

 監理団体の方々で、ベトナムを含め、どれだけ送出し機関の実態を把握しているところがあるのでしょうか?なかなか本質を見極めるのは難しいです。私たちの価値観とは全く違う外国人を労働力で使うということに関して、私たちはもっといろいろと考え、厳しく見ていかないといけないと思います。

 

 もしかすると、私たちが面接し合格させた子が日本に来て、殺人を起こしてしまった場合、たとえそれが法的に私たちの罪にはならないとしても、間接的に私たちの行為によって、とある人間の人生を狂わせてしまったという後悔は残ると思っています。極端な例かもしれませんが、ないとは言い切れません。

 

 それから、実習生の途中帰国に関して、送出し機関は3年間の実習ができなかったので、残った日数に合わせて手数料を返還しなければなりません。これはベトナム海外労働局(DOLAB)から通達が出ております。私どもつばきにおいても、途中帰国した実習生に対しては手数料の返金を行っており、これが失踪防止に一役買っております。借金があるから帰れないということはありませんので、監理団体や実習実施者の皆様は知識として知っておいて下さい。送出し機関に実習生に対して手数料の返還をしてくださいと言って下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

にほんブログ村 海外生活ブログ ベトナム情報へ
にほんブログ村

 

 

 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

 

 技能実習制度が廃止になりそうだから、様子を見ている受入予定会社様。意味ないので、予定通り技能実習生を受け入れて大丈夫ですよ。名前は変わって、一応廃止したと見せかけますが、仕組み自体はなくならないです。「産業人材育成制度」といった名前を変えて存続するだけです。もし本当に技能実習制度自体及びその仕組みがなくなるとしたら、移民法などといった単純労働者の受入れ及び非熟練労働者の制限なき受入れを行うと決めた段階で本当の廃止だと思います。

 

 そんなフリーで外国人を受け入れるなど、今の政府ができるわけがありません。となれば、名前を変えてうまく誤魔化すことしかないでしょう。それが今の段階での結論であって、転職にある程度の制限を加えることができる技能実習制度は、地方にとってなくてはならない人材確保の手段です。

 

 技能実習制度に転職自由にさせるならば、地方に実習生はいなくなる。それを防ぐ手段はたった一つ。全国一律最低賃金にするしかありません。東京でも青森でも沖縄でも一律1,100円にしたら、逆に物価の安い地方に技能実習生は定着するでしょうね。その方がお金が貯まります。

 

 でもそれをすれば、地方の賃金を上げることになります。それは技能実習生のみならずそこに住む日本人の賃金をあげることになります。さて、経営者からすれば固定費の上昇はすなわち経営に直結する重大なお話。簡単に「はいそうですか?」と行かないところが、この問題の難しさです。

 

 そうすると、自ずから落とし所が見えてきます。転職ができない技能実習制度は、人権の観点からやはりこのままにしておくわけにはいきません。しかし、転職自由にすれば地方の最賃を上げざるを得なくなります。そうなれば、バタバタと人件費高騰で潰れる中小零細企業が増えてきます。確実に定着する技能実習生を使い続けなければ、地方の経済がもちません。結果、1年目の非熟練労働者期間は転職ができないことにして、技能試験合格の条件で転職(転籍)ができるようにします。但し、簡単に転職ができても困るから、書類上の手続きは難しくしておきます。一応対外的にそして人権派には、転職ができるから人権侵害じゃないよという形にしておきます。まあこんなところでしょう。

 

 ですから、引き続き安心して技能実習生の受入れを行ってください。廃止といっても廃止できませんから。たとえ廃止が決まったとしても、必ず同じような仕組みを残します。そうしなければ地方の人手不足に対応できません。

 

 国がもし本気で技能実習制度を廃止するのなら、まず最初に最少人数で最大の生産力を上げられるよう、単純労働のところにロボットやAIの導入を行い、技術革新のために最大限の投資を行います。それをやらないのは、緊縮財政でお金がないと国が言っているからで、民間に金を使わせて1番安く手っ取り早く外国人を入れてしまえば、地方の人手不足はある程度対応できるからです。

 

 ホント、アホらし。そんな建前の技能実習制度を見かけ上守るため、技能実習法があり、不正行為や不法行為とのたまっておるわけで、意味の無い書類をグダグダ作らされる身にもなってくださいな。何が監査だ。そもそも日本は単純労働者の受入れができないので、そのためにあたかも技能を修得させ、途上国の発展に寄与するという建前を持ち出して始まった制度じゃない。いつまでこんな矛盾だらけの制度で外国人を受け入れるのですかね。法律自体がザルだから、ずる賢い外国人につけ込まれて言いようにやられるのですよ。ずつと変わらないですね。日本。有識者会議もやっているように見せかけるだけです。だって、現場を本当にわかっている方々がメンバーに入っていないですから。大した提言ができるわけがないですよ。

 

 ということで、最後はぼやきになってしまいましたが、結論は技能実習制度はなくなりません。なくなるとしたら、移民法ができるときでしょうね。でも日本の場合、移民の受入れは結構難しいと思いますね。この島国日本は結構いろいろと住むのに難しい国ですよ。ルールの守れない外国人にとってはね。

 

 

 

 

 

 

 

 

にほんブログ村 海外生活ブログ ベトナム情報へ
にほんブログ村