A24製作・配給の映画

『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』

 

なんと

第95回アカデミー賞(3/13発表)で

10部門11ノミネートという

アカデミー賞の本命と

言われている超話題作

※後日の追記※

「エブエブ」

アカデミー賞最多7部門受賞

おめでとうございます〜!

 

「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」

 

めっちゃ長いタイトルですが

日本での略称は「エブエブ」

 

全米で予想外のヒットを得たということで

めちゃくちゃ気になってました。


早速エブエブを観てきましたので

その感想レビューを書きたいと思います。

果たしてその評価は!!

  エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス

 

 2022年米

監督/脚本:ダニエルズ

 
出演:

エヴリン: ミシェール・ヨー

ジョイ : ステファニー・スー

ウェイモンド: キー・ホイ・クァン

 
ストーリー:★☆☆☆☆
演出:★★★☆☆
意外性:★★★★★
演技度:★★★★☆
新奇性:★★★★★★★
 

  雑なあらすじ

 

経営するコインランドリーは不振

父親の介護

反抗期の娘

優しいだけで頼りにならない夫

 

盛り沢山のトラブルを抱えた

中国系アメリカ人のエヴリンお母さん

 

そんな中、ひょんなことから

いきなりエヴリンお母さんは

世界の運命を託されます(笑)

 

「?」のエヴリンだが、

いきなり悪の手先に襲われ

マルチバース(※)にジャンプ!

 

超人的になったエヴリン!

 

世界の、家族の絆を掛けた

彼女の闘いが、いま幕を開ける!

 

 

※マルチバーストとは、

“並行世界”のこと

 

 

 

 

  ネタバレありの感想


「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」
何でも

どこでも

一度にすべて

 

キャッチコピーは

「ようこそ、最先端のカオスへ」

 

兎にも角にも

カオス(混沌)が強調されているエブエブ

 

最初に感想を申し上げると

 

 

 

 

 

 

ホントにカオス(笑)

 

 

 

カオスが来るだろうと

身構えていたにも関わらず

呆然としてしまった程のカオス!!w

 

 

なので、

そのカオスに

ついて来れるか来れないか。

 

それによって、この

「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」

 

かなり好みが分かれる作品かと

思いました。

 

そして

日本人があまり好まない(?)下品な

演出も結構あって

ココも好みが分かれそうだなと。

 

 

そういった注意事項はありますが

 

誰も見たことない

斬新性という意味では


このエブエブ、

 

確かに凄かった

 

 

これは頭のネジが

ブッ飛んでるわw

 

 

とにかく

斬新な演出(展開)とカメラワーク

 

ストーリーは

緩急の”急”の角度が凄すぎて

ある意味では

ずっと目が離せなかった作品でした。

 

「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」

物語自体は、一言で言うと

平凡な主婦が、突如凄い力を使って

世界というか、

バラバラだった家族の絆を取り戻すという

 

ただそれだけのお話

 

、、なんですけど

 

 

 

その過程が

マジでカオス過ぎる

(混沌とトンデモ展開の連続)

 

予定調和とは

全く無縁な展開で

終始観客は

置いてけぼりを喰らうんですけど

 

その突き抜け具合が容赦なくて

ある意味でここまでやり切ったのは凄い

 

そして劇中10回ぐらい

「何じゃこりゃ、、w」と思っていたら

 

最後は

柔らかく綺麗な着地をするという

凄すぎストーリーww

 
取り敢えず
このエブエブが
アカデミー賞取ったら
ホント凄いよ、、
色々な意味でw

取り敢えずカオスを連呼して
感想を言いたくなる映画ですね
 

 

  評価・推しポイントはココ!

 

・MVPは間違いなくミシェール・ヨー

 様々な彼女の姿を堪能できます
 やつれたお姿かと思えば、ドレス姿本当に美しい
 この役は絶対
 彼女しかできないですね…!
 それにしてもヨーさん60歳???!
 
・娘役のステファニー・スーも凄かった
 妖艶で不気味な姿は
 狂気が凄すぎて
 途中恐怖を感じた程でしたが、
 かと思えば
 年相応のティーンエイジャーになったり。
 そのフリ幅は感嘆でした
 それにしてもステファニーさん32歳???!
 
・カオスと聞いていたので
 いつカオスが始まるのかと思っていたら
 意外にカオスが始まるの遅い(笑)

 いつ来るか、いつ来るか?!と
 謎にソワソワしてしまったw 
 傘開いたときに「わッ始まるのか!」
 …と思ったら始まらなくて(笑)
 逆にこのジラせ方ある意味上手いな〜。

 と思っていたら、突然始まるカオスwww
 そこからの加速度は凄くて
 まるでジェットコースター
 この緩急の落差はスゴい!

・正直、ストーリーや展開は
 突っ切りすぎて
 置いてけぼりになりましたが
 演出の切れ味は本当に凄かった
 
 キャッチコピーの
 「最先端のカオス」というのは
 まったく嘘ではなく、
 これこそ
 斬新さと新奇性の最先端だなぁと
 凄く勉強になりました
 やっぱり頭のネジを飛ばした
 エンタメは強いのよ、、!
 
・途中、無音に近い状態の
 演出ターンがあったんですけど
 そのとき隣に座っていた方が
 ボソッと
 「なんじゃ…これ…」って
 小さく呟いててホント笑ったw
 まったくその通りだよww
 
 
いやぁ、
 
ほんとこれが
アカデミー賞取ったら
凄いことですよ、、!
大真面目に制作されたお堅いアバターと
同じラインナップで
ノミネートされているのが
なんかジワる…w

いや、エブエブも
大真面目に作られてましたけどね?
真面目のベクトルが全然違うのよw
 
取り敢えず
今のエンタメに求められている
斬新性・新奇性を学ぶことが出来る
最先端の斬新エンタメ映画と思います
 
まさにカオスの最先端であり
最高峰の
「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」
 
エブエブをぜひ劇場でドゾ~

Bye!!

ヨー氏お綺麗だな〜!

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