松本真理子@Mariフラメンコ教室です。
今年は教室創立20周年記念のため
生徒たちに教える振付けに時間をかけて創作しています。
私の仕事のひとつは振付を考えることですが
とても特殊なので
振付の仕方について書きたいと思います。
私は振付を考える時
音楽にあわせて振付を考えるか
群舞全体の動きから振付を考えその動きに合わせて音楽をつくってもらうかの
どちらかになります。
音楽にあわせてつくる場合
ギタリストから音源をもらったり
気に入る音源がなければYoutubeなどから探して
こんな感じの音楽が欲しいとつくってもらったり
心が沸き立つような音楽を用意します。
音楽が出来れば、その音楽を何度も何度も聞いて
体を動かしたり
時には過去にスペインで習った振付動画を沢山みて
音楽にあう動きを探してはめてみたり
そういうことをしているとパッと良いアイデアが浮かぶこともあります。
早く出来ることもあれば
すごーーーーく時間がかかる時もあります。
イメージにあう音楽がみつからない時や
群舞の動きが優先の場合
先に動きから決めて振付をして
その振付にあわせて音楽をつくってもらうこともあります。
フラメンコは、伝統的なよく使われるメロディーや
よく使われる歌はありますが
踊り手が自由に曲の構成を変えることができます。
つまり各パーツごとに順番を変えることも出来るんです。
例えば以下のような曲構成があるとします。
ファルセータA
プリメラ・レトラ
ファルセータB
セグンダ・レトラ
エスコビージャ
この順番を以下のように変えられます。
ファルセータB
プリメラ・レトラ
セグンダ・レトラ
ファルセータA
エスコビージャ
こういうことが出来るのは、フラメンコの面白いところだと思います。
年齢を重ねると、振付のアイデアは豊富になってくるので
年をとるのことは悪いことではない
と感じる今日この頃です。
健康志向で楽しみたい人から、趣味でも志高く探求する人、
プロを目指す人まで、質の高いレッスンを望む人達が
全国から集まるフラメンコ教室(大阪)です♪