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事業拡大を進める多国籍企業や製造業者にとって、人口10億人を超える中国市場を狙い、世界の企業は現地に大量の駐在員を派遣してきたけど…
米引っ越し業者ユニグループ・リロケーションの最新調査によると、2014年に中国に着任した駐在員の数より、中国を離れた駐在員の方が2倍多く
この背景には駐在員の任期切れがあるとユニグループは指摘
中国への駐在期間はたいてい2、3年だけど、他生活費の上昇、本国のオフィスに復帰したいという欲求、そして絶望的な大気汚染などなどが
世界経済の潮流変化も一因に?
2009年以降、中国の経済成長は鈍化、多国籍企業の売り上げは落ち込み、中国での事業戦略の見直しを余儀なくされた企業も
中国での製造コストや人件費が上昇するのに伴い、安い生産地を求めてマレーシアやベトナムに向かう企業も
ユニグループの顧客の93%は多国籍企業だけど、オンライン通販業者や国有の製造業者をはじめとする中国企業からの問い合わせも増加
ユニグループのリポートは中国指導部の締め付けが増している政治情勢や先行きの不透明さ、習近平国家主席の反腐敗運動に起因する事業の中断といったことには触れていないけど、こうしたことも駐在員が中国を離れている原因だと指摘する声も
そんな中、外資系企業の中国離れが加速
マイクロソフトは東莞と北京の工場閉鎖により、9000人を解雇するとしているし、春節(旧正月)前夜、シチズンの中国生産拠点だった西鉄城精密(広州)は工場の清算を表明し、1000人余りの従業員と労働契約を解除
マイクロソフトもノキアの東莞工場と北京工場の閉鎖を決め、ベトナム工場へのシフトを加速
このほか、パナソニックやダイキン、シャープ、TDKなども生産拠点の本国回帰を進める計画で、ユニクロ、ナイキ、富士康、船井電機、クラリオン、サムスンなど世界的に著名な企業が相次いで東南アジアやインドに新工場を設立し、中国撤退の歩みを速めている状況
世界金融危機が勃発して以来、中国はさまざまな景気刺激策をとってきたけど、最近では減速傾向
中国の実体経済において製造業は安定した経済成長の支えになれなかったばかりか、むしろ安定成長を阻害する存在にも?
製造業のコスト優位を失ってしまえば中国の輸出主導型経済は打撃に?
中国から外資メーカーが相次いで撤退していることは中国経済で極めて深刻な空洞化が起きる可能性も?
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