余っていた卵白で焼いた、ふわふわで真っ白な切り口のエンゼルシフォンケーキ。
これまでは通常のシフォンケーキの、卵黄部分の分量と手順をそのまま卵白に置き換え変えて作っていましたが、今回はメレンゲに残りの材料を混ぜ込んでいく作り方で焼いてみました。
結果、見た目も味も食感もほぼ変わらず。
これならその時の状況に合わせて作り方を変えて作れていいなと思いました。
というのもいつもはボウルが2つ必要な方法で載せていたところ、今回の方法だとボウルはひとつで良いのですが、卵白の量が多いため一度に4個の卵白が泡立てられるサイズのボウルやハンドミキサーが必要になるためです。
でも同じ分量でも、卵白1個分は嵩が違うのに、出来上がりの食感と高さがどちらもほぼ同じというのも興味深いですね。
これは型のサイズが違ってもそうなのか、またそのうち作り比べてみたいと思います。
【材料】
17cm アルミシフォン型
卵白 160g (L4個分)
グラニュー糖 75g
米油(サラダ油) 30g
水 50g
薄力粉 65g
ベーキングパウダー 2g
バニラビーンズ 2~3cm分
【準備】
・バニラビーンズを開き種を削いで取り出しておく
・薄力粉とベーキングパウダーは合わせてふるっておく
・オーブンは180度に予熱
・薄力粉とベーキングパウダーは合わせてふるっておく
・オーブンは180度に予熱
【作り方】
①卵白をハンドミキサーの高速で泡立て、白っぽくなったらグラニュー糖を3回に分けて加え、その都度よく泡立てる。持ち上げた時に下に落ちず角がぴんと立って少しおじぎするくらいの固さのしっかりしたメレンゲを作る
★あわ立てすぎてぼそぼそにならないよう注意。
②油、水、バニラビーンズを加えて混ぜ合わせる
③ふるった粉類を加え、底からすくって返すように、粉気がなくなるまで混ぜ合わせる
④型には何も塗らずに生地を入れ、ある程度表面をならす。隙間ができないよう筒をおさえつつ、型底を台に打ち付けて大きな気泡を抜く
⑤予熱が終了し、180度に設定したオーブンで25分、割れ目にもうっすら焼き色がつき中央まで火が通るまで焼く
④型には何も塗らずに生地を入れ、ある程度表面をならす。隙間ができないよう筒をおさえつつ、型底を台に打ち付けて大きな気泡を抜く
⑤予熱が終了し、180度に設定したオーブンで25分、割れ目にもうっすら焼き色がつき中央まで火が通るまで焼く
★割れ目にも焼き色がついていればOK。
オーブンや型の材質などにより焼き時間・温度は調整を。
⑥オーブンから取り出し、すぐに逆さまにして筒の部分を瓶に立てるなどして、完全に冷ます
⑦完全に冷めたら、生地と型の間にパレットナイフを差し込んで外す