少し前から吐き気が止まらない。

とうとうこの時が来たようだ。


俺もいよいよ……そうだよな、もう結婚して1年経ったんだもんな。

旦那の収入も安定してきたし、そろそろいいよな。


でも、まだ心の準備が……。

やっぱ痛いのかな? お腹張るってどんな感じだろう?

吐き気はいつまで続くんだろう?


今までは他人事のように思っていたけど、いざ自分がなってみると不安だらけだ。 まぁ、人生なんてこんなモンか。




昨晩、牡蠣食っちゃってさ。

どうやら大当たりっぽいんだわ。

不安と吐き気で眠れないのさ。

悔しすぎる。 悔しすぎる。 悔しすぎる。


俺の愛しのBさんは、やはりガリシアで美味い魚介類を食べているそうだ。

久々にFacebookに現れたと思ったら、yabai...kokoha...sumitai...」だってさ。 俺がカオスな回転寿司を食べている間にも、彼は新鮮な旬の魚介類に舌鼓を打っていた……というわけだ。




Nice boat.
Nice boat.


カオスな回転寿司





喰い道楽にとって、食の格差ってのは本気で堪えるぜ……。


まぁ、彼が幸せに暮らしているようで良かった。

悔しいがな。 非常に。


さて、年が明ければ打ち合わせやら納品やらで毎日慌しくなるので、とりあえずBさんからのお土産を楽しみに待とう。 ギョッとするような物を買ってきてくれるらしいからな。

二枚舌の巣窟「All About」で、またしてもおかしな記事を発見。


もう海外で迂闊にタバコは吸えません!

http://focus.allabout.co.jp/contents/focus_closeup_c/worldnews/CU20070207A/index/?from=dailynews.yahoo.co.jp


この記事では、あたかも海外でのタバコは厳しく規制され、公共の場から徹底排除されているように書かれているが、規制対象国として挙がっているスペインで暮らす俺から見れば、日本と大して変わらんように思う。 むしろ喫煙に対しては日本より寛容にさえ思えるほどだ。

その根拠(あくまでバルセロナの話)を以下に挙げる。


・中心街でも路上喫煙&ポイ捨ては当たり前(流石にこれはどうかと思うが)

・一般的に「女性の喫煙=悪」という概念が無い

・喫煙は18歳からOK

・喫煙席の用意されているレストランが多い

・BAR(喫茶店やバー)のテラス席は喫煙OK

・タバコ屋での身分証提示などが無い


もちろん、健康への害を懸念して「タバコ吸うとガンになるぞ!」と訴える運動もあるが、基本的には「それでも良ければ吸っていいけど、まぁ知識として頭に入れておいてくれよ」という感じの自己責任的スタンス。

日本の「タバコを吸うのは意志薄弱で臭くてだらしない人間」みたいな、気の触れた洗脳は一切無い。


そんな現地の事情も隠しながら、都合の良い情報だけを掻い摘んで、それがまるで世界の常識かのように広めようとする日本のメディア。 近年の顕著な特ア諸国化にはただただ閉口するばかりだ。



こんな個人レベルの迫害を推奨する前に、血税で私腹を肥やしている政治家の給与・支出明細の提示および公開を義務化したらどうなんだ? 上から物言うつもりなら、まずは貴様らの腹を明かしてくれなきゃな。


俺は別に、喫煙者の肩を持って一方的な理論を展開するつもりは無い。 喘息持ちだから嫌煙者の気持ちは分かる。 喫煙マナーを徹底するというよりも、闇雲なこじつけで喫煙者を非難しているこの風潮が解せないだけだ。

普段、日本の友達に「スペイン人がいかに適当か」を説明しても、なかなか信じてもらえない。 「人種は違えど同じ人間なのだから、いくらなんでもそんな事はないだろう」なんて言われてしまう。 単に俺が大袈裟に話しているように思うらしい。


しかし、今日はちゃんと証拠を持ってきた。




今、俺の請けている仕事のひとつ、イベリコ豚を日本へ輸出している企業からの案件。 日本で年明けに開催される「FOODEX」という食品展示会用の大判ポスターデザインだ。


この企業は今年5月、6月末日を納期とした契約で、スペインの売れっ子広告デザイナーにポスターデザインを依頼した。 しかし、6月末日になっても連絡が来ず、問い合わせてみると「もう少し納期を遅らせてくれ」との事。 それから一週間置きに進捗を伺うも、納期は延び延びになるばかり。 8月になり、いい加減に痺れを切らせて「どうなっているんだ!」と苦情を申し立てると、「バケーション(家族旅行)の準備でこっちも忙しいんだ!」と逆ギレをされたらしい。

その後はバケーションに入ったデザイナーと2ヶ月連絡が付かず、再びコンタクトが取れたのは10月末。 いい加減に納品するよう急かすと、「うちはクオリティ重視だから時間が掛かる。あと1ヶ月待て」と言われ、既に代金も支払い済みなので渋々待つ事に。


そして待つこと1ヶ月、11月末に納品されたデザインは、とんでもない手抜きだった。



Nice boat.



こんな酷い写り込みが全部で14箇所

お客様は当然、これに苦情を付けた。


「この映り込みはどう見ても不自然だろ?

大きな展示会に出展するんだから、ちゃんと作ってくれ。

その為に高い金を払ったんだ。」


するとデザイナーは息を荒げ、「写ってもいない箇所の写り込みが作れるわけ無い!そんなに言うなら後は自分でやれ」と言い放ち、作りかけのデータをまとめてお客様に突き返した。


展示会までにわずか1ヶ月あまりしか時間の無い状態で、デザイナーがまさかのボイコット。 お客様もテンパってしまい、手当たり次第に辺りへ声を掛け、1ヶ月でコレを作れる人はいないかと探し回った。

その時、俺の友達(いつかの写真に写っていた女性・Yさん)が「いい仕事する子いるよ」と紹介してくれ、俺に仕事が回ってきた。


「写っていない箇所の写り込みは作れないものですか?」

「可能です」



Nice boat.



写っていない部分は想像して描けばいい。 ただそれだけの事だ。

この仕事を愛していれば、そのくらいの手間はなんて事ない。

写っていない部分がどうなっているか分からなければ、肉屋へ出向いて写真を撮ればいい。 それでも分からなければお客様に聞けばいい。 絵が描けなければ写真を撮って、それを加工して貼り付ければいい。 方法はいくらでもある。 そのいずれも試みず「不可能だ」と投げ出すなど言語道断。



仕事への愛って、こういう事だと思う。

プロである以上、自分の仕事を愛するのは至極当然の事だし、プライドに懸けても最善を尽くしてから弱音を吐くべきだと思っている。 腕に自信が無ければ仕事を選べ。 売れっ子だか何だか知らないが、大した知恵も技術も持ち合わせていない素人が、「デザイナー」なんて肩書きを誇らしげに掲げるな。


きっと、Bさんだって同じ事を言うさ。

彼もまた、こういった糞デザイナーにうんざりしている一人だから。 そもそも我々は、「デザイナー」だの「アーティスト」だのという肩書きを鬱陶しく(または恥ずかしく)感じている。 その響きの優雅さとは裏腹に、名が売れなければ地味で金にならない仕事だから。

今年のクソシマスはフリチンと一緒に過ごすんだ///

クソシマスの挨拶も、誰よりも早くフリチンとしたし///


最近特にラブラブな俺ら。

昨今の気温上昇は、俺らの燃えるような愛のせいなんだ。 ごめんよ。

まぁ、寒いだろうからこの愛の熱で暖を取ってもいいんだぜ。


さて、今日はそろそろ寝るかな。 その前にメニークソシマス。

昨日はとても興奮した。 夢の中で。

いや、夢から醒めてもしばらくは興奮が冷めなかったのだが。



その夢に出てきたのはフリチン。

俺はなぜか独身で、フリチンの部屋にいた。

白い壁に囲まれた8畳ほどのスペースだったか、窓から差し込む白い光が白樺色のフローリングで跳ね、幻想的な空間を作っていた。

そこで俺はバスタブの修理をしていた。 おそらく、フリチンの部屋のバスタブが破損し、それを直しに行っていたのだろう。 傍らには使い慣れた工具箱があり、バスタブに向かう俺はシリコンのチューブを絞っていた。


一息つこうという事になり、フリチンは俺に紅茶を淹れてくれた。

俺が紅茶を飲んでいる間、フリチンはカーテンレールを取り付けていた。 俺だけ休むのも気が引けて、フリチンが作業している脚立の横まで行き、何か手伝う事は無いかと聞いた。


フリチン「大丈夫だよ、エミチンは休んでて」

エミチン「一人じゃ大変だよ」


そんな言葉を交わした直後、フリチンが突然俺の頭へ手を回し、何かをつぶやいた。 俺はそれが聞き取れず、量るようにフリチンの目を見据えた。 間近で見詰め合っている状況に気付いたその時、フリチンが俺に唇を重ねてきた。 俺は拒まなかった。

目を開けると、フリチンが俺を抱き寄せたまま言った。


「今日は・・・泊まって行かないの?」



夢はここで終わった。

旦那パパと旦那ママは、年に一度だけ年末年始にしか会えない。

旦那パパは日本、旦那ママはこちら(スペイン)に住んでいるからだ。

それが今年は、会えなくなってしまった。 旦那パパが給料・ボーナス20パーセントカットという、不況の煽りをモロに受けてしまったためだ。

旦那パパは大企業のお偉いさんだが、毎月スペインへ30万ほど仕送りしているのだから、そんなに余裕も無い。 諸々の疾患を患っている旦那ママの緊急時に備えて、貯蓄もしなくてはならない。 なので、今年は会いに来れなくなってしまった。


旦那ママはとても悲しんでいたが、「死に別れたわけでもないし、縁が切れたわけでもないのだから、そんなに悲観せずとも大丈夫だ」と慰めた。 「我々息子夫婦が傍にいるから、一緒にもう一年待ちましょう」とも。 そして、なんとか旦那ママの元気を取り戻し、落ち着かせる事ができた。



しかし、旦那ママは「じゃあ、年末年始は旅行しましょう」と言い出した。

「そんなお金は無い。 パパだって切り詰めて生活しているんだから、こっちも貯蓄しないと」と口を挟んだら、「安い貧乏旅行なら大丈夫だから!!」とゴネ始めた。


「そもそも今回だって、ママが毎月少しずつでも貯蓄をしていれば、パパだって緊急時の備えをせず済んだのだから、年末に来れたんだよ」と、これで何度目になるのか分からんが貯蓄の大切さを説くと、旦那ママはしょげてしもうた。


旦那も旦那ママも貯金ゼロ。 二人とも貯金する余裕が無いと言っているが、余裕が無いのではなく切り詰める努力をしていないだけだ。 少し多くお金が入ればたちまち散財し、どうしてもお金が必要な緊急時、俺や旦那パパにすがる。 「助けてくれる人がいるから、貯金しなくても大丈夫」と、はなっから人の財産をあてにしているのだ。



今回の旦那ママの旅行計画は、俺がバッサリ斬り捨てた。

旦那が横から「でも俺、今月ボーナス入るし・・・」と余計な事を言ったが、「店(旦那の職場)が潰れたらどうするんだ?失業保険だけでは生活出来ないし、このご時勢ですぐに職が見付かるとも限らない。今月のボーナスを貯蓄に回すだけで2ヶ月は生き延びられるんだぞ」と説得。

旦那ママはそれに対して、「その時は、あなた達が私と一緒に暮らせば家賃分の負担が無くなるから大丈夫」なんて言ったのだが、「今の家の解約金や修繕費はどうする?犬は1家屋あたり3頭までしか飼えない(法律上)のに、一緒に暮らせば4頭になる。どうするつもりだ?」と畳み掛けると沈黙。

「口でエミチンにかなうわけがない」と旦那も苦笑し、何とか旅行計画は中止の方向へ。



我々が少し考えれば分かる事でも、事細かな説明をしなければ伝わらない相手もいる。 それがお金や生活に直結する事象なら、こちらが主導権を握り続けなくては破綻する。 こういった面では完全に2対1の構図になってしまっているが、生活を守る為には負けられないのだ。


まぁ、金銭面で俺が間違った判断をゴリ押しした試しは無いので、彼らも割と素直に聞き入れてくれるようにはなったんだけどね……。 このラテン親子、今までどうやって生きてきたんだ?と疑問が湧いてくる。

Facebookのコメントや俺の日記で度々登場する「BAR Faisan」


Nice Boat


これがその「BAR Faisan」の店内。

BARと喫茶店が融合したような感じ。 食事も出来るし、お酒もお茶も飲める。 ただ、甘いものは業者から仕入れた出来合いの物しか無いみたい。


ここで仕事をしたり、待ち合わせたり、食べた後にお茶したりしてる。 うちから徒歩30秒の所にあるから、割と頻繁に行ってる。 いつも俺の頼むミルクティーもウェイターに覚えられている程だ。


今日は少しお昼寝をして、それ以外はずっと家で仕事していた。 明日納品しなきゃならないものを作っていたのだが、中国語やロシア語が入力できないという「Illustrator10」の問題(ただ対応していないだけなのだが)で、否応が無しに納期を延ばす事になりそうだ。 まぁ、15日までに納品すれば良いから、まだ猶予はあるんだけどね。