From Beginning to End ( Do Começo ao Fim ) [ NON-USA FORMAT, PAL, Reg.2 Import - United Kingdom ]
Amazon(アマゾン)

異父兄弟の愛を描いたブラジルの恋愛ドラマ映画です。主演はハファエル・カルドーゾ、ジョアン・ガブリエル・ヴァスコンセロス、共演はジュリア・レメルツ、ファビオ・アスンソン、ジャン・ピエール・ノエル、ルイーズ・カルドーゾ他。
BLファンタジー。
主人公の兄弟が、裕福な家庭に生まれ、何不自由なく育ったという設定なので、登場する場面は全てゴージャスで美しく、そして何より主人公兄弟が美形。どこをとっても浮世離れした現実味のない美しい世界。ストーリーらしいストーリーはなく、美しい舞台を背景に美しい2人をひたすら美しく撮ってるだけ。
それでも、中途半端に「物語」になどしようとせずに、ここまで徹底して「イメージビデオ」にしているのはむしろ「清々しい」とも言えます。
主演2人のルックスが好みという方にはお勧めします (^^)
水木しげるさんの生誕100周年記念作品として2023年に公開された映画「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」に、327カットのリテイクと音の再ダビングを行なった「真生版」です。声の出演は関俊彦さん、木内秀信さん、種﨑敦美さん、小林由美子さん、古川登志夫さん、沢城みゆきさん、庄司宇芽香さん、野沢雅子さん他。
面白かった (^^)v
横溝正史風で大人向けのダークな世界観が![]()
「ゲゲゲの鬼太郎」の前日譚としては面白いアイデアだと思いました。
ただ、水木しげるさんが存命中に前日譚を描いていたとしたら、こういう話にはしなかっただろうなという違和感はずっとありました。具体的な根拠があるわけではなく、単なる個人的な「感覚」に過ぎないですし、水木しげるさんの長女や彼女が代表取締役を務めている水木プロダクションが製作に関わっているので、これが「公式」の前日譚になることは納得していますけど。
デンマークの作家エーズラ・オールスンの人気北欧ミステリー「特捜部Q」シリーズの映画化第6弾となる刑事サスペンス映画です。主演はウルリク・トムセン、共演はソフィ・トルプ、アフシン・フィルージ、ヘッダ・スティールンステット、ヨアキム・フィェルストロプ、ヘレ・ファグラリッド他。
結構好きなシリーズだったのですが、前作からスタッフとキャストが一新され、北欧サスペンスらしさが薄れただけでなく、主演のウルリク・トムセンが自分には完全なミスキャストとしか思えず、かなりガッカリしたので、本作には全く期待していませんでした。
かつての「特捜部Q」シリーズとは完全に別物になってしまったんだなぁ…。
前作もそうだったけれど、作品の雰囲気が以前とは全然違うし、何と言っても、主人公のキャラクターが、演じるウルリク・トムセンに合わせた完全な別人に変更されているだけでなく、他の登場人物もことごとく別人![]()
主人公とその相棒の噛み合ってないようで実は噛み合ってる絶妙なバディ感と、そこに有能な女性アシスタントが加わった3人の組み合わせが最大の魅力だったのに、年長の上司と部下の男女という、よくある平凡な刑事物になっちゃった感じ。その部下の男女が美男美女なのもありきたり。
もはや「特捜部Q」とは思わず、完全に別の新しい刑事シリーズだと割り切れば、楽しめなくもないんですけどね…。
本来の「特捜部Q」が好きだった自分にとっては、ただただ残念。
関連記事
ロシアのオリガルヒ(新興財閥)の御曹司に見初められたニューヨークのストリップダンサーの悲喜劇を描いたドラマコメディ映画です。主演はマイキー・マディソン、共演はマーク・エイデルシュテイン、ユーリー・ボリソフ、カレン・カラグリアン、ヴァチェ・トヴマシアン他。第77回カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞しています。
コメディとしてはかなり面白かったけれど、アカデミー賞をはじめとする数々の映画賞を受賞するほどのものかなぁという気も。面白いだけで、さほど深みがあるとは思えないし。
ただ、体当たりの演技を見せた主演のマイキー・マディソンがアカデミー主演女優賞を受賞したのは納得。
また、お人好しの用心棒イゴールのキャラは、いろいろと都合が良すぎるけど、印象的で魅力的だし、演じたユーリー・ボリソフがロシア人俳優として約50年ぶりにアカデミー賞にノミネート(助演男優賞)されたのは大いに納得。
ところで、最終的にはかなり面白かったのですが、中盤までは視聴自体が苦痛でした。主人公があまりに愚かで同情の余地がないし、オリガルヒの子分たちが間抜け過ぎて、いくらコメディとは言っても、現実味がないにもほどがあるレベルでしたから。ただ、終盤になって主人公がようやく現実を受け入れてからは、「痛快」とまでは言えないまでも、落ち着いて観られましたし、結末に至るまでの主人公とイゴールのやりとりには、ちょっとうるっと来ちゃいました (^^)
関連記事
跳ねっ返りのお嬢様とトボケた車泥棒の逃避行を恋とアクションを絡めて描いたロマンティックコメディです。主演はアリシア・シルヴァーストーン、ベニチオ・デル・トロ、共演はジャック・トンプソン、クリストファー・ウォーケン、ハリー・コニック・ジュニア、ニコラス・タートゥーロ他。
→ Wikipedia「エクセス・バゲッジ/シュガーな気持ち」
アリシア・シルヴァーストーン主演のアイドル映画なので、出来はこんなもんという感じではありますが、そもそもどうしてベニチオ・デル・トロとクリストファー・ウォーケンがこんな映画への出演をOKしたのかが謎。
特にベニチオ・デル・トロのミスキャストぶりは呆れるしかなく、オファーする方もそれを受ける方もどうかしてるとしか思えず。
この役はどう考えても、明るく陽気な、いかにも「アメリカン」な若い役者が演じるべきなのに、実年齢より老けていて陰鬱なイメージのベニチオ・デル・トロではどこをどうやっても無理な役。アリシア・シルヴァーストーンとの相性も最悪で、2人の間にロマンティックな空気が全く感じられないのは致命的。脇役で出演しているハリー・コニック・ジュニアの方がどう考えてもマシ。
ありとあらゆる点で「間違ってる」映画ですが、逆にここまで「間違いだらけ」なのも、面白いっちゃ面白いですけどね (^^)
米バーモント州の小さな町を舞台に、高校卒業後に「あるセラピー」を受けて久しぶりに実家のリンゴ農園に戻ってきたピアニスト志望の青年を描いたドラマ映画です。主演はマイケル・グラント、共演はトム・ウォパット、ジョシュ・グリーン、グレゴリー・ハリソン、リリー・アン・ハリソン他。
→ Wikipedia「Fair Haven (film)」
同じ題材の映画は他にも無数に作られてきており、それらの他作品と比べて特筆するほどの新しいポイントはありません。
それでも、この手の映画で「毒親」として描かれることが多い父親を、そこまで酷い人物として描いていないのは![]()
もちろん、保守的な人物であることに変わりはないですが、暴力的では全くないし、父親本人の葛藤もしっかり描かれているのは![]()
もう9年も前の映画ですが、今の米国の状況を考えると、決して過去の話ではなく、今この瞬間も同じように苦しめられている若者が無数にいるであろうことは想像に難くなく、そういった若者が1人でも多く救われることを願うばかりです。
ショーン・ベイカー監督の長編5作目で、クリスマス・イヴのロサンゼルスの下町を舞台に、トランスジェンダーの2人の売春婦が周囲と織り成す人間模様を、全編スマートフォンによる撮影で描いたドラマ映画です。主演はキタナ・キキ・ロドリゲス、マイア・テイラー、共演はカレン・カラグリアン、ジェームズ・ランソン、ミッキー・オヘイガン他。
主人公(の1人)の極端すぎるキャラクターでコメディとして笑わせつつも、同時に、ロサンゼルスの下町に暮らす人々の姿をシリアスに描くのは、ショーン・ベイカー監督らしいドキュメンタリータッチの映像に合っていて![]()
ただ、主人公(の1人)の極端すぎるキャラターが、自分の許容範囲を超えていて耐えられず…。他が比較的好みの話だっただけに、もうちょっと現実的で受け入れやすいキャラクターにしてほしかったというのが正直な感想。
関連記事
ガブリエーレ・ダヌンツィオの長編小説「罪なき者」を原作とし、19世紀初頭のイタリアの貴族社会で妻と愛人の間で揺れる男の情念を描いた、巨匠ルキノ・ヴィスコンティ監督の遺作となったドラマ映画です。主演はジャンカルロ・ジャンニーニ、共演はラウラ・アントネッリ、ジェニファー・オニール、マッシモ・ジロッティ、ディディエ・オードパン、マルク・ポレル、リーナ・モレッリ他。
ヴィスコンティの映画は大好きで若い頃からいろいろ観ているのですが、何故か遺作であるこの作品だけは観ていなかったことに気づいて、ようやく観てみました。
素晴らしい!!
題材としては下世話で陳腐な不倫メロドラマでしかないにもかかわらず、これだけ格調高い文芸作品に仕上がっているのですから。
身勝手な不倫夫の内面に深く踏み込み、その身勝手さを赤裸々に描きつつも、映像としてはどのシーン、どのカットも絵画のように美しい…。中でも印象的なのは妻の妊娠を知った主人公が涙を流すシーン。あまりの美しさに衝撃を受けました…。
とにかく、美しい映像の中で人間の醜さや愚かさ、そして弱さを重厚に描いており、映画好きなら一度は観ておくべき作品であることは間違いなく、何故これまでこの作品を観ていなかったのか、激しく後悔しました。
ショーン・ベイカー監督の長編4作目で、米国西海岸の街サン・フェルナンド・バレーを舞台に、俳優志望の21歳の女性と85歳の老婦人という年の離れた2人が織りなす交流を描いたドラマ映画です。主演はドリー・ヘミングウェイ、ベセドカ・ジョンソン、共演はステラ・メイヴ、ジェームズ・ランソン、カレン・カラグリアン他。
→ Wikipedia「チワワは見ていた ポルノ女優と未亡人の秘密」
ショーン・ベイカー監督らしい映像は美しく印象的で![]()
いわゆる「いい話」で好きな人が多いのは納得。
でも、自分には最初から最後までしっくり来ず…。
主人公の言動自体は理解できるし、あり得ないとまでは全く思わないのですが、常に微妙な違和感があってイチイチ引っかかってしまい、その違和感の1つ1つは些細なことではあるものの、積もり積もって最後まで全く楽しめず…。
要は主人公に好感を全く持てなかったのです。
主人公の友人やその恋人といった周囲の人物がバカ過ぎて、それに比べれば主人公の方がはるかにまともで好感が持てそうに思えるのですが、それでもどうしても「あぁ、こんな人が身近にいたら嫌だな」という生理的嫌悪感が拭えなかったのです。
関連記事
ショーン・ベイカー監督の長編3作目で、元恋人からいきなり赤ん坊を押し付けられたアフリカ系青年と彼を取り巻く人間模様をドキュメンタリー風に描いたドラマ映画です。主演はプリンス・アドゥ、共演はカレン・カラグリアン、ケイト・サンチェス、ヴィクトリア・テイト他。
ショーン・ベイカー監督らしいドキュメンタリー風の撮り方自体はいいんだけれど、赤ん坊を育てることの大変さが充分に描かれていないので、「何だか都合のいい話だなぁ」としか思えず。そこは致命的な失敗。残念。
関連記事