自分の事はたなにおいてですけど
散骨について教えて下さい。
まだベストアンサーが出ていないこの質問ですが、
ある回答者のこの一行にちょっと物言いです。（自分の事はたなに置いてですけど）
>北陸、関西地方では小さな骨壺を使用することが多いので大部分は仮置き場（灰塚）へ留め置かれます。
↑↑ この一行ですが、北陸→金沢(石川）です。
一般に北陸と言うと「富山」、「石川」、「福井」の事を言うと思うんですよ。
ところが「所変われば品変わる」なんですよね。
骨瓶について
回答者の言う小さな骨瓶は石川県です。
骨拾いの時には体の一部を拾い、全ての骨は拾いません。
なので小さな骨瓶です。
しかし富山は基本的にお骨を全部拾います。
なので高さ１尺、蓋の厚さ２寸ほどの大きな骨瓶を使います。
８寸の骨瓶を使う事もありますが。
小さな骨瓶は
北陸→金沢（石川）です。
お墓の場合
いい機会なのでお墓の事も。
| お墓 | 呉東 | 呉西 | 石川県 |
|---|---|---|---|
| 本碑才数 | ８０～１２０ | ４５ | １８ |
| 価格 | ２５０万円～ | １００万円～ | ５０万円～ |
| 和墓の蓮華 | ◎ | △ | ○ |
| 文字墨入れ | ◎ | △ | ○ |
| 墓誌 | ▲ | △ | ◎ |
| 貼石 | ◎ | ◎ | ▲ |
| 納骨方法 | 骨瓶 | 骨瓶 | 金沢は骨瓶 |
| お墓の構造 | 笠墓 | 笠墓 | 段墓 |
※ ◎は「ほとんど」 ○は「多い」 ▲「普通」 △「ほとんど無い」
※ 納骨方法ですが能登地方は骨瓶からあけて納骨します。
呉東のお墓は「大きくて、蓮華がついてて、墨入れがしてある派手なお墓」
呉西のお墓は蓮華も無く墨入れもしないシンプルなお墓」
石川県のお墓は形でいうと関東の地下ｶﾛｰﾄなんですが、納骨室に水が入らないような工夫がしてあります。
墓誌は加賀市周辺はほとんどついてます。
加賀は貼り石をぜす玉砂利を敷きます。
ぜんぜん違うんですよねえ。
最近は他の地域でも富山のような笠墓を見るようになりましたがまだまだ少ないです。
なので北陸では・・・
と一概に決めつけてはならないのです。