お墓の値段はいくら? 富山のお墓の営業マン・宮崎が正しいお墓の建て方を教えます。(富山・石川良いお墓研究所)

お墓の値段はいくら? 富山のお墓の営業マン・宮崎が正しいお墓の建て方を教えます。(富山・石川良いお墓研究所)

富山・石川でお墓の購入を考えてる方
関東や都市部、その他の地域で墓地を購入しようとしてる方、
お墓の営業マンならではのアドバイスをいたします。
気軽にお問い合わせしてください。


無料相談は終了しました。

石材店選びは素人はかなり難しいと思いますが

今後は力にはなってあげられません。

今までどうもありがとうございました。



ただし富山県と石川県在住の方で良いお墓を建てたいと

考えてる方々の相談にはのります。

なるべく安く、出来るだけ安く建てたいと思う方々は

既存石材店にでも行って長期在庫品のものを購入するしかないと思います。


Amebaでブログを始めよう!

墓石業界から離れて3年ほどになります。

 

その間、全く墓石にかかわっていません。

 

ブログも放置してましたし、

 

読者の方にも有益な情報はあげられませんでした。

 

 

 

このブログが参考にならなくなった4つの理由

 

消費税8%(2014年)になるときに

 

駆け込みの建墓がたくさんありました。

 

 

石材店もそれ以降は毎年売り上げダウンという状態かと思われます。

 

全国の石材店さんもあの手この手と戦略を考えたり

 

いろんな工夫をされたと思いますが

 

なかなか上手く対応出来ていないと思われます。

 

 

  • 1中国からの輸入価格がかなりあがった。
  • 2新しく建てられるお墓の数がかなり減った。
  • 3民営墓地や寺院墓地への対策法が全く無い。
  • 4修理や墓じまいが仕事の主流になりつつある。

 

このブログの内容は新しくお墓を建てる人への助言であり

 

修理や墓じまいに関する内容はほとんどありません。

 

 

お客様がお墓を建てる時に考えていると思われる価格は

 

おおよそ80万円~150万円ほどではないでしょうか。

 

上代が決まっていならがら経費ばかりかかる。

 

ラーメン代が700円でも

 

ガス代、ガラ代、電気代、そのた

 

どんどん上がってます。

 

売値は変えられない、経費はかかる、

 

その中でより良いものを提供しなくてはなりません。

 

 

石材店は「薄利」の中で戦ってるわけです。

 

 

もう私が助けてあげられる限界を超えました。

 

このように思ったのが3年前、

 

いまはもっと大変な状況になってると思われます。

 

 

 

とにかく何の助言もしてあげられなくなりましたし、

 

過去の記事もあまり参考にはならないので

 

知識を得たいという程度のものにしかならないでしょう。

 

 

ネットで検索しても有意義な情報が全く得られません。

 

たとえ探したとしてもそれは古い情報で参考にもならないでしょう。

 

 

地元の石材店との商談、

 

これしかないでしょう。

 

どうにもならないのが現状です。

「良い石材店を教えて下さい。」

 

と言われましてもわかりません。

 

なぜ判断できないかを説明します。

 

 

 

私が思う良い石材店とは・・・

 

先ず、

民営墓地や寺院墓地の指定石材店は判断できません。

決まった石材店でしか建墓できないし

場所によっては構造も決められています。

判断のしようがありません。

 

こういう相談受けても返事が出来ることなど無理というものです。

 

 

公営墓地や村墓地(一部の地域では指定石材店がある)は

 

石材店を自分で選べるので、

 

その時のためには良い石材店を選びたいという

 

消費者の気持ちはよくわかります。

 

私の思う「良い石材店」とは・・

 

  • 1価格は安くもなく高くもなく適正価格。
  • 2出来るだけ構造重視が望ましい。
  • 3雨が降った日には施工しない。
  • 4丁寧な応対。
  • 5使用する石について聞けば何でも答えてくれる。
  • 6施工した墓石について丁寧に説明してくれる。
  • etc

 

細かく考えればまだ条件はありますが

 

通常判断するには上記の要点をクリアしてれば大丈夫かと。

(しかし一般消費者は正しく判断は出来ないと思いますけど)

 

石川県や富山県の石材店であれば

 

実際に施工したお墓を見る事ができるし

 

建てた人に価格を聞いたり

 

業界内の噂などで

 

簡単に良い石材店なのか良くない石材店なのか判断できます。

 

しかしその他の地区では施工例を見たこともないので

 

良し悪しの判断はできないです。

 

相談者から設計図を送られて、

 

構造が不十分だと思っても

 

それがその地区の一般的な構造であれば

 

構造が不十分だから良い石材店ではないと言えるでしょうか?

 

 

 

1価格は安くもなく高くもなく適正価格

 

ボッタくり価格は言語道断、

 

激安も何だか安心できそうにない、

(激安でも石の坊さんみたいに良い石材店はあります)

 

と考えるのは普通でしょう。

 

 

では価格が適正かどうかを判断するにはどうすればいいのでしょうか?

 

 

適正価格かどうかを判断するには

 

  • 「設計図に全て寸法が入ってる。」
  • 「設計図に才数(切数)が記入されている。」
  • 「競合となりうる石材店数社の才単価を知ってる。」

 

はい、もう無理ですね。

この条件を全てクリアしないと判断できません。

 

設計図と才数は確認できたとして、

(今まで色んな設計図を見たけど全部寸法が入ってるのは

10社に1社ほどです。)

 

他社の才単価って分かります???

 

終了・・・

 

 

 

2出来るだけ構造重視が望ましい。

 
構造を重視する目的は
 
「雨水の侵入防止」と「耐久性」です。
 
構造を重視すると才数が増えます。
 
使用する石が増えるという事です。
 
それに比例して価格があがります。
 
 
価格を下げたいがために才数を削ったなと
 
判断できる設計図を何度も見ました。
 
これは私が判断できても消費者が判断することは難しいです。
 
 
価格を下げるために構造をやや無視した石材店、
 
あくまでも耐久性などを考慮して構造重視の石材店、
 
あなたにとって良い石材店はどっちの石材店ですか?
 
神戸の第一石材さんは「構造重視」の石材店です。
 
もちろん私も「構造重視」です。
 
私が思う良い石材店は構造重視の石材店で
 
才数を削った設計図を提出してくる石材店ではありません。
 
 
 

3雨が降った日には施工しない。

 
当たり前、
 
何もいう事はありません。
 
 
消費者って自分のお墓が雨の日に建てられるとは
 
思ってもいないんですよね。
 
 
契約時に
「雨の日にはお墓を建てないでください。」
と」約束し書類を書いてもらいましょう。
 
 
 

4丁寧な応対。

 
これも当たり前。
 
実際にアホな墓石営業マンはいっぱいいるので
 
気を付けましょう。
 
 
 

使用する石について聞けば何でも答えてくれる。

 
民営霊園の指定石材店が良く使う言葉、
 
「石はどれも良い石なので
 
どの石を選んでも問題はありませんよ。」
 
 
へえ~~、そうなんだ、
 
G654って良い石なんだ~~~、
 
へえ~~~
 
 
その他にもダメな石はあるし、
 
もちろん良い石もあります。
 
 
しかし私は石は御影石でまあまあなものであればよくて
 
高い石を使う事の意味はあんまりないと思いますね。
 
↟これ、既存石材店は絶対に言わないと思いますよ。
 
 
金のなさそうな客は追っ払い、
 
金のありそうな客には国産高級石を勧める。
 
あなたも墓石営業マンになったら
 
同じことをするでしょうねえ。
 
 
 

6施工した墓石について丁寧に説明してくれる。

 
施工が失敗した墓石を見せる石材店はありません。
(もちろん修理して一般人が見てもおかしいと思わないですが
私のような知識があるものが見たら分かります。)
 
成功した墓石を見せてくれるんですが
 
その時には詳しく説明してくれると思うので
 
担当者の人間性なども判断しましょう。
 
墓石の説明も大事ですが人間性の判断の方が重要です。
 
 
 
 

良い石材店かどうか分からない理由は・・・

 
石川県と富山県は判断できますが
 
他の地域の石材店が良いのか良くないのかは判断できません。
 
もちろん見積もり価格が他社よりかなり高い石材店は
 
無条件で外します。
 
ただ構造が良くて高い場合は簡単には外せません。
 
とはいっても他社より圧倒的に構造が良いお墓の設計図は
 
ほとんど見たことがありません。
 
 
価格が他社よりあきらかに高い石材店を外しました。
 
次はお墓の「才数」です。
 
 

関連記事

 

 
↟↟↟この記事を読まれたら分かりますが、
 
みなさん計算できますか?
 
設計図に全部寸法が入ってたら分かります。
 
 
それでも設計図は
 
正面
横面
上面
は最低でも必要です。
これに背面があれば完璧です。
 
石材店によっては才数を記入した見積書を出してくれますが
 
その他に集めた石材店の設計図、才数入ってますか?
 
入ってないですよね?
 
どうやって才数計算するんでしょう?
 
そうです、自分で測るしかありません。
 
経験なければ難しいですよ。
 
 
見積もり価格を才数で割れば「才単価」がでます。
 
価格が安いかどうかは才単価を比較すれば分かります。
 
 
皆さんが才単価を出すことが出来たと仮定しましょう。
 
各社の設計図を見て石材店の意図するところが分かりますか?
 
いちばん気を付けなくてはならないのは
 
価格を落とすために才数を落とした設計図なのです。
 
この判断は難しいと思われます。
 
 
それに皆さんがお墓に対して何を求めるか?、です。
 
激安求めるならこのブログを読むのは時間の無駄です。
 
私は適正価格を求め、
場合によってはさらに良くなるには
もう少しお金がかかっても仕方ない
と考える人がこのブログを読んだら良いと思ってます。
 
客の中にはとんでもない輩も存在しますが
 
そういう人たちには速やかに去ってもらいたいですね。
 
 
自分の求める事に対してバチっとはまる石材店、
 
それがあなたにとっての良い石材店です。
 
それを調べるにはかなりの時間を要するとともに
 
「業界内の話や噂」
 
は絶対に必要です。
 
 
残念ながら他の地区の石材店は
 
交流がない限り、どんな石材店なのか分かりません。
 
それが良い石材店かどうかを判断できない理由です。
 
 
石材店が指定されてる墓地でしかお墓を建てられない人は
 
このブログを読むのは時間の無駄ですから
 
やめておいたほうがいいです。
 
 
とにかく他の地区の石材店が
 
良いか良くないのかなんて私に分かるハズもありません。

 

新型コロナウィルスの恐怖で外出もままならない状況ですが

 

それでも人は亡くなりますし葬儀もままならない現状です。

 

石川県で初めてコロナで亡くなった白山市の70代の男性、

 

やはりお悔やみ欄には載ってませんでした。

 

富山県では初めて感染した京産大の学生を

 

「1号」といって誹謗中傷しています。 せちがない世の中ですねえ。

 

 

 

墓石業界に熱意を感じなくなってしまった理由。

 

知り合いから建墓を頼まれる以外はお墓の相談をされても

 

しないことに決めました。

 

もう墓石業界に情熱を持てないんです。

 

 

無料相談の限界を感じました。

 

もうヤル気はありませんね。

 

相談者のほとんどが何の連絡もなく消えていきます。

 

これでどうやって相談にのれというのですか。

 

疲れました。

 

そう思ったのがちょうど1年前でしょうか。

 

 

大きな転機が訪れました。

もう墓石業界から去って他の事をしようと思ってた時に

 

偶然に他の仕事に出会えました。

 

墓石業界から去ろうと思ったのは

  • 1お墓を建てる人が年々少なくなってきた。
  • 2消費者は結局、有名な石材店にしかいかない。
  • 3説明しても理解できる能力がない消費者ばかり。
  • 4偶然にも他に仕事が見つかった。
  • 5消費者を助けてあげようという気持が萎えてきた。

知識のない消費者に付き合うのが疲れてきました。

 

もしまだ墓石販売を継続していたなら

 

こんなふうにいう事は無かったでしょうね。

 

もういいんです、

 

どこかの石材店でボッタくられりゃそれでいいんでない?

 

説明しても分からないんだから。

 

 

値切り倒しまくった消費者が

 

「安くなったからといって手を抜かないでくださいね。」

 

「はい。そんな事はしませんよ。」

 

 

こんな消費者と付き合うのも

 

300万円以上の上客と付き合うのも

 

やることは同じ。

 

墓地いって計測し見積もり作って交渉。

 

同じなんですよ。

 

 

「それだけ値切り倒せばまともな仕事が出来るわけありません!」

 

多くの墓石営業マンはこのように思ってると思いますがね。

 

しかし言葉に出来ない、

 

なぜなら彼らは現役墓石営業マンだから。

 

しかし俺は言えます!

 

「本当にそれで良いお墓が建つと思ってるんですか?」

 

 

価格を抑え込まれたらどこかで何とか価格を抑えるように

 

営業マンは知恵を絞ります。

 

50万円のお墓を30万円に値切って

 

本当に50万円のお墓を30万円にしてくれると思ってるのかね?

 

するわけありません。

 

設計図を少し変更したり

 

石の質を落としたりして

 

30万円でも利益がでるように持ってくんです!

 

 

善意で相談に乗っても報告も何もない消費者をするのが嫌になってきたときに

 

偶然にも別の仕事が見つかった、

 

それが俺が墓石業界から去ろうと思った理由です。

 

 

 

本当に良いお墓を建てたいと考えてる人だけと仕事をしたかったです。

 

俺たちの仕入れルートと少なめの利益であれば

 

老舗の既存石材店が出した見積もり価格で

 

それ以上のものを提供できます。

 

それを消費者はなかなか理解できない。

 

 

疲れませんか?

 

もうじゅうぶんです。

 

気力が続きませんでした。

 

 

俺はいち早く墓石業界から抜け出せることができました。

 

これから石材店は淘汰されます。

 

どの石材店が残るのでしょうねえ。

 

 

交流のあった石材店さんには是非とも頑張ってもらいたい。

 

交流のあった石材店さんはみんな良い石材店さんです。

 

あといくつか記事を書いて

 

墓石業界から完全に去ります。

直接お会いできれば多くの情報を提供できるのですが・・・

 

富山県と石川県の方々においては

直接お会いすることが出来れば詳しい情報を提供できます。

 

実際に墓地でお会いして説明することになるので

メールでのやり取り以上に納得していただいております。

 

その他の地域においてはメールでのやり取りになりますが

地元の石材店から聞ける話以上の事をお伝えすることが出来ると思います。

 

 

ブログに書けない事とは何なのでしょうか?

 

それは「比較」です。

 

 

墓石においての「比較」とは何なのか

それを説明したいと思います。

 

 

 

墓石においての「比較」は競合した時点で発生します。

 

「比較」する項目は

 

  • 1墓石の構造
  • 2使用する石の品質
  • 3加工精度
  • 4基礎工事と施工工事
  • 5石材店の評判など

 

比較する項目は上記、5つです。

 

墓石購入者は良いお墓が建つものだと思っており

そこに良し悪しの判断基準があることを知りません。

 

特に宣伝や営業規模が大きい有名な石材店の事を理由もなく信頼しており

 

全く他社と比較することも無く契約してしまう消費者においては

 

「差がある」ということを微塵にも感じていないことでしょう。

 

「比較」することもなく契約してしまうことになりますね。

 

実際に建てられたお墓に少々難があったとしても

 

本人は気が付きもしないので

 

出来栄えに満足されてる人たちはけっこう多いのです。

 

 

 

 

 

1 墓石の構造

墓石の構造に関して重要なのは

 

  • 納骨室に雨水が侵入するのか、侵入しない構造なのか?
  • 重要なのは舞台・外柵の構造
  • 地下カロートなのか、地上カロートなのか?

以上3点を考えなくてはなりません。

 

富山のお墓は納骨室に雨水は絶対にはいりませんが

関西などでは雨水が侵入しない構造を説明しても

「価格が安くなるのなら雨水が侵入してもかまわない」

と言われるお客様もいるようです。

 

そういうお客様もお墓を建てて納骨し、

その後にまた家族の納骨があった時に

納骨室の中が水浸しとはいいませんが

濡れていたら気分が良いわけはないと思いますが・・・

 

 

 

構造は墓石本体よりも舞台外柵のほうが重要です。

どんな立派な家でも基礎が十分でなかったら傾く可能性が生じます。

それと同じですね。

 

 

極端なことを言いますが

A社の見積もりが100万円、

B社の見積もりが130万円、

だったとします。

 

構造を見てみたら

A社は地下カロート、

B社が地上カロート、

だったらB社は見積もりが高いと言えるでしょうか?

 

消費者は素人であり何の知識もありません。

価格だけで決めて建てられたお墓の近くに地上カロートのお墓があって

「こんな建て方もあるんだ、同じようにすれば良かった」

と言っても後の祭りです。

 

もらった設計図に対しての説明は十分に聞くことですね。

 

 

 

2使用する石の品質

私の営業経験において使う石を指定されたお客様は一人もいらっしゃいません。

 

「国産の石で」という希望はありましたが

特定の石を使いたいと言われた方はゼロです。

 

 

真壁中目とG603のお墓が隣に展示してあって

お客様にどちらのお墓が高いと思いますかと聞いたところ

正解率はほぼ50%でしたと以前ブログで書いたことがありましたが

理由はどの石が高いか安いか全くお客様は分からない、ということなのです。

 

感で答えられたわけです。

 

真壁だと小目と中目は誰が見ても分かりますが

大島だと特級と1級の区別が最近は難しいです。

 

特級の下のランクのものと1級の上のものであった場合、

比較は難しいですし、1級の上のものであったら

特級に混ぜられてしまうかもしれません。

 

 

しかしインドのアーバングレー(MD5)は

明らかに見た目に優劣があって良いものは仕入れ値も高いです。

 

ですが皆さんの見積書に書いてある品名には

ただアーバングレーとしか書いてありません。

 

私のブログを読んだ人なら

「どのくらいのレベルのアーバングレーなんですか?」

「いちばん良いランクのものだといくらの価格差がありますか?」

などと聞くこともできますが正直に答えてもらえるかどうかは分かりません。

 

比較の最後に「石材店の評判」がありますが

 

競合した場合、他の石材店の評判も聞くことがあると思います。

 

私などは墓地に行って他の石材店が建てたアーバンと比較しています。

 

一度も私たちが使用してるアーバングレーよりも

 

良い品質のものを見たことがありません。

 

 

どのくらいの石を使用してるのかは石材店は説明することもありません。

 

自分で数多く墓地に見学に行って比較するしかないと思います。

 

見積もりに「庵治石」としか書いてない場合は

どのランクの庵治石なんでしょうか?

 

  1. 細目
  2. 中目
  3. 粗目

何も書いてないなら「粗目」の可能性が大でしょう。

おそらく価格も押さえめでしょうから。

 

あなたには細目も中細目も選ぶ機会が与えられないことになります。

 

 

3加工精度

早い話が、

高い中国工場から仕入れているのか?

安い中国工場から仕入れているのか?

ということです。

 

安い中国工場の場合、輸入してから自社で手直しをしなくてはならない場合も。

 

 

時々墓地で

「こんな酷い加工で施主は文句を言わなかったのか?」

と疑問に思う事もあります。

 

加工が下手なお墓でも建てればそれなりに見えて

消費者は満足してる場合も実は多いのです。

 

これも墓地で数多く見学して比較してみればなんとなく分かってくるハズです。

 

 

 

4基礎工事と施工工事

工事をしているところをリアルタイムで見ていないとわかりません。

 

基礎工事の場合は事前に内容を聞くことが出来ますので

あまり問題は起こらないでしょう。

 

施工に関しても晴れた日に工事をしてボンドを使えば問題はありません。

 

 

例えば舞台外柵の貼石は雨が降った時に水が溜まっているかを

確認しなければ下手な施工と判断できません。

(今時、こんな下手な業者はいないと思います。)

 

量販石材店の場合、上手い職人と下手な職人がいますので

出来れば上手な職人に建ててもらいたいもんですね。

 

 

雨が降った時に雨水が溜まってるかどうか

その後晴れてから貼石が完全に乾いているかどうかを確認しましょう。

 

下手な施工の場合、貼石の下に水まわって濡れています。

モルタルとの間に隙間があるのです。

 

 

 

5石材店の評判

これはライバル石材店に聞くしかありおません。

 

ただただ相手の悪口ばかり言うような石材店は切りましょう。

 

 

自社で建てたお墓とライバル店が建てたお墓を比較しながら

説明してもらうと良いでしょう。

 

石の品質も分かります。

が、説明してくれる石材店の方がよくない石を使っていた場合は

歯切れも悪くなるでしょうね。(笑)

 

 

 

石材店に聞いてみなければ分からない事はいくらでもあるんですよ。

私たちが使ってるアーバングレーより良いものを見たことが無いというのは事実です。

 

しかし○○石材のアーバングレーは酷い、

などとブログに書くことはできませんよね。

 

加工が酷い、施工が下手、なども。

 

 

某石材店で建てたお客様が修理を依頼したら

「廃業しました」とウソをつかれて断られたという石材店など

名指しで批判をしたいところですが

それも出来ません。

 

 

見積もりを擦儒か所からとって各石材店のいう事を比較するしかないですし、

 

そういうこともしないでお墓を建てるなど

自殺行為に等しいと思いませんか?

関連記事

墓石の施工方法は各地域によって微妙に違うんですね。

 

 

実際に見せてもらったお墓以外のお墓をあとから見に行った方が良いと思います。

 

結論から先に言っちゃいましたね。

 

石材店が施工例として見せてくれるお墓はトラブルも無く建てたお墓です。

 

トラブルが無いお墓(加工ミスや施工ミスが無いお墓)ですので

 

きれいに建てられておりあまり参考になりません。

 

 

「えっ?上手に建てられたお墓を見せてもらったのに参考にならないんですか?」

 

と皆さんは思われることでしょう。

 

もちろん全く参考にならないわけはありませんが、

石材店の本当の実力って上手く建てられたお墓なんでしょうか?

 

消費者は契約したら

「お墓はちゃんと建つものだ。」

と思ってるようですが実はそうでない場合もたくさんあるんです。

 

そういうとこを見ることがとても大事なのです。

 

 

 

注意して見なければならない事は4つあります。

 

  • デザイン的なこと
  • 石のこと
  • 加工精度のこと
  • 施工のこと

 

この記事は前記事の関連として「施工」について書くつもりでしたが

 

施工を見るにあたって4つの事が重要と考えましたので

それについて説明したいと思います。

 

 

 

墓石のデザイン的なこと

 

センスがあるかないかを感じます。

 

サラリーマン時代には数多くの同僚がいましたが

 

建てられたお墓を見たら「〇〇さんが建てたんだろう。」

と見てスグわかりました。

 

見てスグわかるのは「花立香炊き」です。

ローソクを立てない地域は「水鉢」と「香炉」です。

 

花立香炊きにおいては、

やたらと大きいものであったり、デザイン性を重視したものであったり、

私の場合は動かしやすくてシンプルなデザインで

隙間が汚れないようなデザインにしていました。

 

石川県のお墓を見学に行った時には

「おいおい、これじゃ一人で花立香炊きを動かせないよ。」

と感じたことが多くありました。

 

掃除のときのことです。

 

 

また「水切り」においては

通常の「水切り」を好む営業マンや「亀腹」を好む営業マンと別れます。

 

北陸においては水切りがない場合は話になりません。

 

 

国内加工では今でも水切り(水垂)を付けない事もあるんですが

 

(つけると加工料金が高くなる)

 

私としては考えられません。

 

雨がやんでからでも二日ほどは水がたまったまま、

 

もちろん石は水を吸い込んだ状態であることは

 

誰が見ても分かるんです。

 

北陸では水切りが無いとはあり得ないんです。

 

 

 

私は「亀腹」を推奨(好きでした)しておりましたが、

 

良い石は「水切り」のほうが適してると思えてきて、使い分けをしています。

 

最近は亀腹は滅多につかいません、水切りの方が多いですね。

 

良い石はシンプルなデザインが良いと思います。

 

 

 

墓石のデザインは墓石本体と舞台・外柵なんですが、

 

大きくセンスが違ってくるのは「外柵」です。

 

 

 

全国から送られてくる設計図の中には

 

とんでもないものもありまして

 

毎回修正しなくてはなりません。

 

 

ここで皆さんも考えてみてください。

 

私に相談しなかった場合、その設計図通りにお墓が建ってしまうのです。

 

消費者は担当営業マンが出す設計図に関して

どこがおかしいとは分からないんですよ。

 

墓石営業マンはいままでやってきたことをそのままお客さんに提案します。

 

バカな営業マンにあたったら悲惨ですが

それも消費者はわからないのです。

 

 

特にオッサンと呼ばれる世代の墓石営業マンの中には

時代錯誤が甚だしいセンスのないのがいますから皆さんも気を付けて下さい。

 

お墓を見学に行くときはデザインも注意して見ることが重要です。

 

 

 

墓石に使用される石の事

 

私が言いたいのは石の種類の事ではありません。

 

同じ石でも良いものと良くないと判断されるものがあるのです。

 

当然仕入れ値は違います。

 

 

中国石に関しては品質もありますが値段を左右するのは「加工精度」です。

 

国産石は中国で加工されるものと国内で加工するものがありますが

 

富山県においては国産といえば「真壁」でありまして

それ以上に高級な石が使われることはほとんどありません。

 

石川県にいくと「大島」はたまに使われています。

 

 

国産石は等級があるんですよね。

 

かつては良い石だと思われてた石が今ではぜんぜんダメとかありますので

本当に良い石を手に入れるのは大変なんです。

 

 

輸入石でいちばん分かりやすいのはアーバングレーです。

 

本当に違うんですよ、笑えるくらいに。

 

もう何回も書いてるので今回は省略させていただきます。

 

 

中国から輸入する場合であっても、

国内で手に入れる場合であっても

仕入れ価格が違うのはなぜでしょうか?

 

答えは言いませんので皆さんも考えてみてください。

 

 

 

墓石の加工精度のこと

 

これの判断はかなり難しいです。

 

 

分かりやすいのは「蓮華」です。

 

切れがある加工というか、なかなか素人には判断できません。

 

 

加工精度というものは「直線美」です。

 

複雑な加工は中国工場の方が上かもしれません。

(国内でやらないのは人件費がかかるから敢えてやらないのです)

 

しかし「直線美」では日本は絶対に中国には負けません。

 

断言できます。

 

シンプルなデザインを好まれる方は国内加工も考えると良いでしょう。

 

 

 

墓石の施工のこと

 

これを書くのに前置きがとんでもなく長くなってしまいました。

 

石材店は施工例としてお客様に見せてくれるのは

 

上手く建てられたお墓、だけです。

 

当たり前ですよね。

 

 

なので、見せてもらったお墓以外の石材店が建てた

お墓を見に行くのが重要なんです。

 

まあ、本当にいつもちゃんと建ててるかを確認しにいくわけです。

 

  • エフロ現象がおきていないか?
  • 雨が晴れたあとに貼石が乾いてる箇所と濡れてる箇所があるかないか
  • デザイン的なこと
  • 雨水は溜まっているのかどうか

 

分かりますか?

 

石材店からいくつかの施工例として見せてもらったお墓の特徴を覚え、

後日自分たちだけでお墓を見に行けばいいのです。

 

一番簡単なのは、

その石材店の所有してたり入ってる「民営墓地」でしょう。

 

ちょっと注意してみたら少しずつ違っています。

 

都市部の民営墓地ならすすりよって来た常駐営業マンに聞けばいいんですよ。

 

「このお墓はどの石材店が建てたんですか?」

 

自社でなければボロクソの意見が聞けることでしょう。(笑)

 

 

地方都市ならその石材店が開発した「墓地」があるので

そこを見せてもらえばなんとなく判断できると思います。

 

 

重要なのは「エフロ現象」があるかないかです。

 

 

あなたのお墓がモルタルやセメント、生コンなどで

エフロ現象が出てきたらどうします?

 

文句の一つや二つも言いたくなることかと思いますが

現実としては石材店に無視されてしまうことになります。

 

 

 

雨が上がったあとに墓地に行って貼石の上に雨水が溜まっていました。

 

はい、終了です。

 

 

雨があがった直後に見にいけばよいでしょう。

 

 

貼石に勾配がついてなかったり貼り方が悪かった場合には

雨水が流れないで溜まっています。

 

まあ、今時ここまで下手な施工する石材店は無いと思いますが。

 

 

 

修理は有料です。

 

保証書に

「貼石に雨水が溜まった場合は無償で修理をします。」

という念書でももらっていれば別ですが

契約者がそこまで求めることは絶対にないと思います。

 

契約者は良いお墓が建つと思ってるし

設計図を見たって良いか悪いか全く分からないからです。

 

恐ろしいですね。

 

 

施工ミスで怖いのは

エフロ現象と貼石に水が溜まることです。

 

 

墓石の傾きは地盤によるものが多いので

石材店の施工ミスというより

基礎工事の段階で十分な処置をとったかどうかが問題になります。

 

建ててすぐは傾きませんから。

 

とにかく良いお墓が建つもんだと思ってるあなた、

いくらでもトラブルは発生するんですよ。