富山県の呉東のお墓 | お墓の値段はいくら? 富山のお墓の営業マン・宮崎が正しいお墓の建て方を教えます。(富山・石川良いお墓研究所)

お墓の値段はいくら? 富山のお墓の営業マン・宮崎が正しいお墓の建て方を教えます。(富山・石川良いお墓研究所)

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富山県の呉東のお墓の特徴



呉西とはうって変わり黒に金色や、立派な外柵を廻し、見かけも大きさも立派なお墓を建てる地域です。黒部市営墓地や魚津の宮津霊園、入善町営墓地など、他の地域の人がみたらおそらく驚かれることでしょう。

和墓の場合ほとんどのお墓に蓮華がついています。



和墓どころか洋墓にさえも蓮華がついてる地域です。

写真は上市永代霊園で撮影しました。


写真の石は特定できないので分かりません。
文字は金の墨入れ、呉西とは違って建て上げ年月日、施主名は向かって左側に彫刻してあります。
派手と言うかデザインを重視される方が多いです。舞台は外柵を廻し、門柱を設置してその上に置灯籠を置くのをよく見ます。
灯籠は置灯籠ばかりでなく、丸灯籠、角灯籠、棒灯籠なども見受けられます。



側面は隣にお墓が建ったら隠れるからいいのですが、お墓の基礎の前面に石を貼るか巻石を設置して見栄えをよくしたほうがよかったのでは?


納骨室の後ろを見てください。くり抜き型ではなく、貼り合わせ型(ドン付けと呼びます)のお墓です。
ドン付け工法は、くり抜き工法に比べたらかなり石の量を節約できます。このような笠石5尺、竿石1.3尺のお墓の場合は、なんと20~30才くらいの石を節約できます。

言葉を変えるなら、このような大きなお墓を建てる地域はくり抜き型のお墓をたてると目の玉が飛び出るくらいの価格になってしまうので、ドン付け工法または柱型工法が主流となります。

それとハスの花の浮き彫りの彫刻が施してあります。呉西のお墓にはこのような彫刻はほとんどありません。さらに扉を開けたら観音様が彫刻してあったりします。


呉西の構造を重視したお墓と違って、呉東はデザイン&大きさ重視です。
関東のお墓などを呉東のお墓の横に建てたらそれこそ、「ガリバー旅行記」と言ってもいいくらい大きさが違います。よってこの地域では国産石を使用する場合が極端に少なくなります。
最近の主流はインド材で銀河とアーバングレーが多く使われており、お墓を銀河、舞台が中国材という流れから、オールアーバングレーという形が好まれるようです。
私もお客様にどちらが良いかと聞かれたらオールアーバングレーを薦めますね。

この地域で大きなお墓を建てたくない、もしくは建てられない場合は洋墓を建てるといいでしょう。